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2011年12月

ブエナビスタ

有馬記念を最後に1頭の牝馬がターフを去りました。ブエナビスタ。今年の最後の記事はこの馬について書きます。

惜しまれつつ引退する馬、競争能力が落ちもう賞金が稼げないと判断され引退する馬、故障によって引退する馬、成績が残せず引退・・・・・処分されてしまう馬、などなど競走馬の引退の仕方も様々。
JRAの登録抹消馬一覧にその名を残しただけで、人知れず引退する馬が圧倒的に多いのですが、その中で競馬ファンの記憶に残るような馬はほんの一握りでしかありません。

ブエナビスタ
そのほんの一握りの馬の中でもこの馬は特別な存在。これほど競馬ファンを楽しませてくれた競走馬がいたでしょうか?

2歳から5歳の終わりまでトップホース。出るレース出るレース常に勝ち負けの名馬。デビュー当時からとんでもない推進力を披露し、競馬ファンの注目を集めましたが、引退する今となってはこの馬の最も傑出した才能は衰えることのない闘争心、勝負根性だと感じている競馬ファンも多いのでは??

NBAでその昔、「ヒューマンハイライトフィルム」という愛称を付けられた選手がいました。とんでもない身体能力で得点を量産、ダンクシュートはこの人の代名詞。スポーツニュースなどでゲームのハイライトシーンをまとめたりしますが、この人の得点シーンはそのままハイライトシーン、そんな感じでしょうか。いいネーミングだと思います。

その競走馬版がブエナビスタ!

you tubeにブエナビスタと入力すれば、彼女の出走したレースが見られますが、手に汗握るようなスリリングなゴールシーンが多いはずです。いつも主役はブエナビスタ。ターフを舞台にし、この主演女優はどの馬よりも速くこの舞台を駆け抜け多くの競馬ファンを魅了しました。

ブエナビスタの凄さは主演女優でありながら演出家でもあること!
彼女はそう思ってレースをしているはずはありませんが、なぜかこの馬が勝ち負けするレースは名勝負が多くなってしまいます。「名勝負メーカー!」(センスのないネーミングです。)

そのレースを思いつく限り並べてみたいと思います。(ブエナビスタのレースは特に印象深いものが多いので、映像を見なくてもだいたい思い出せます。)


阪神JF

1頭ふざけた勝ち方をしてここに臨む馬がいます。とブログに書きましたが、本当にふざけた才能を持った馬でした。


優駿牝馬(オークス)

これはありえない!と感じたレース。
3歳クラシック唯一のライバルであるレッドディザイア+四位騎手がブエナビスタを負かすための最高の競馬をしました。対するブエナビスタ+安藤騎手はおそらく想定したレースプランの中で最悪のモノを選ばざるをえない展開に・・・・、結局大外回し。

このレースは内と外で馬場差があったレースだと思っていますので、もうこれは勝てない、と言うか馬券圏内させ覚束ないと思いましたが、馬場差を距離ロスを覆してしまう豪脚で差し切り勝ち!しかもよりスリリングなハナ差!!
何と言うか、これはもう凄いものを見てしまったという感じ。

http://tamarufight.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-ee83.html#more


秋華賞

レッドディザイアと四位騎手がやることは一つ。京都内回り2000mを味方に付け、コースロス無く回ってきて早めに抜け出し、憎きブエナビスタより先にゴール板を駆け抜けること!

ブエナビスタにとってレッドディザイアは無視できない存在。彼女の存在と京都内回りという条件が傲慢とも思えるほどのブエナビスタのレーススタイルに変更を強いることに。

これも名勝負だと思います。

四位騎手は完璧な騎乗を称賛され、レッドディザイアはとても強いオークス馬として語り継がれていたはずなのにブエナビスタのふざけた末脚(笑)によってぶち壊されたこのコンビ、陣営にとって秋華賞は絶対に負けられないレース。条件はこちらに味方。

ブエナビスタも3冠がかかったレース。当然負けられないレース。後方から大外ブン回しでは勝てないのは明らか・・・・・・。いつもとは違う中団からの競馬を試みました。

レッドディザイアは完璧にミッションを遂行。ブエナビスタも中団から脚を伸ばしてレッドディザイアに迫る・・・・、ゴール!

またしてもハナ差の決着。しかし今度はレッドディザイアに軍配!
紛れもない名勝負だと思いますが、(あの程度で)審議にかかり降着というケチがついたのが少々残念。

http://tamarufight.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-b2df.html


エリザベス女王杯

これは名勝負ではありませんが、史上最大のアップセットがあったレース。
ブエナビスタにとってベストに近いと思われる京都外回り2200mで、クイーンスプマンテばかりかテイエムプリキュアまでがブエナビスタに先着!!

100回やって1度起きるか起きないか(起きないのでは?)が起きてしまったレース。前の2頭が普通に準OPクラスのレースをして、残りの全馬が今年の有馬記念のようなレース(誰も勝ちに行かず、前の馬がレースに蓋をしてしまった)をした。その結果こんなことが起きてしまいました。

言ってみれば凡レースですが、ブエナビスタの末脚だけは記憶に残っています。完全に届かないはずの位置から猛然と追い上げ、安藤騎手も渾身の追い。
この時東京競馬場のオーロラビジョンの前にいましたが、先行する2頭が直線に入った時に後続はもう絶望的な位置取り。東京競馬場でこの時起こった異様なざわめきを聞くことはもう無いと思います。

この絶望的であるはずの差を首差の3着まで詰めたブエナビスタには唖然。

http://tamarufight.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-db13.html


有馬記念

一番印象的に残っているのはこのレースかもしれません。

菊花賞、ジャパンカップ経由の気性難の逃げ馬リーチザクラウンが出走。かなり上がりのかかる展開を予想しました。札幌記念、秋華賞、エリザベス女王杯経由のブエナビスタ。3冠がかかったレースではかなり仕上げたはず。エリザベス女王杯は無理と分かっても最後までしっかり追う必要がありました。究極の上がり脚を繰り出した次のレースが真逆の適性が問われる有馬記念。

これは無理だろうと思っていました。レースは予想通りタフな流れ。このレースから横山騎手が鞍上。巧く先行させることに成功しましたが、激流の真ん中でレースを進めなくてはならないというハードラック。
見ていて流れが速いことは分かりましたから、もうブエナビスタの好走はないと思いました。

結果はドリームジャーニーの半馬身差の2着。
あの流れの中、4角先頭付近にいた馬が、競走馬としてピークにあり、抜群の機動力を持つ内回り巧者、しかも完全に流れが向いたドリームジャーニーと半馬身差????しかも牝馬ですよ。

あれだけ最後斬れる馬がこういった流れ、しかも逆流に背いてドリームジャニーとほぼ五分だったことには驚かされました。間違いなく一番強かったのはブエナビスタ。
4歳になる来年は逆らわないことにしようと思いました。

http://tamarufight.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-2a8b.html


ドバイシーマC

去年あれだけタフなレースをしながら始動は2月の京都記念。これを勝ち、ドバイへ。
ちょっと差し損ねた感じ。一番強いレースをしたと思います。タフな馬です。


宝塚記念

ブエナビスタにとって勝ちにくい条件。アーネストリーという強い先行馬が出走。馬場はやや重。後方から悠長な競馬をしていてはアーネストリーに押し切られてしまう可能性があるレース。
ある程度の位置を取って勝ちに行かなくてはならないブエナビスタ。横山騎手は巧く先行してインを確保。アーネストリーを目標にレースをする構え。間違いなく正解!

1頭抜け出すアーネストリーに馬体を併せに行き見応えのあるマッチレースに。上がりが掛かりながらもアーネストリーを追い落とすも、外から差したナカヤマフェスタに勝ちをさらわれました。この条件では勝ちに行かなくてはいけませんし、その立場にありました。負けたのは展開のアヤかと。

負けて強し。ただ、異常に勝ち運がないなとも。

http://tamarufight.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-1523.html


天皇賞秋

秋初戦がどうかと思いましたが、別次元の競馬で圧勝。
こういう条件こういう勝ち方が一番合っているとも思いました。JCはいくら人気でも本命。どうやったら負けるのかとさえ。


ジャパンカップ

4歳秋、国内最高賞金のジャパンカップ。秋2戦目、最大の目標レース。
負けるはずのないレースでしたが、結果的には2着。あれだけぶっちぎりに強い競馬をしたのに・・・・。ブエナビスタ自身は負けたと思っていないでしょうが。(笑)
なんという勝ち運の無さ。


有馬記念

発馬は決めましたが、あまり前に行く気はなく、インに馬を入れるスミヨン騎手。スローが予想できるレースでしたが。
早めに動いて先頭に出たヴィクトワールピサやコーナーで先頭に取り付ける位置にいたトゥザグローリーに利がレース。ブエナビスタは回りを囲まれ動けず。進路を確保して直線に入りましたが、時すでに遅く・・・・・のはずのがこのとんでもない根性娘は短い直線でその差をどんどん詰め・・・・・ゴール!

またスリリングな写真判定。
ハナ差負け。

どうなっているんだこの馬は。また負けて強し。もう少し前に行く意識があったら勝っていたと思います。



常に実力馬が揃ったレースに出走。まったく凡走のない類い稀な闘争心を持つ馬だけに競馬ファンの信頼も厚く、常に1番人気。当然一番に意識される存在であり、ブエナを負かせばと思われているはず。
故障もなく予定していたレースに出走。常に好走。位置取りが悪く、闘争心でその差を詰めたレース多々・・・・。

忘れがちになってしまいますが、この馬は牝馬。負担は他の馬より大きいはず。5歳になったら必ずかげりが出ると思っていましたが、とんでもない闘争心を持つこの名馬は枯れず、勝利はつかめないものの好走を続けました。


ジャパンカップ

去年納得のいかない降着で逃したビッグタイトル。
これを取るためにかなり仕上げてきました。条件はベスト、内枠に岩田騎手。
岩田騎手は道中外に出す気なし!前走が前走だけに今回内で詰まって出せませんでしたでは許されないだけに、なかなかの勝負師。

進路を得るまでに少しとまどり、先に抜け出したトーセンジョーダンとの差が開きましたが、進路ができてからは猛然とスパート。トーセンジョーダンをクビ差差し切りビッグタイトルを獲得!

ただ、渾身の仕上げ、得意の東京2400mでインで脚を溜め、進路も開いた割にはそれほど弾けなかった印象も。勝ったレースですが、衰えを感じました。(相変わらず闘争心は衰えていませんが。)


引退レースとなる有馬記念は残念ながらひどい凡レース。
ブエナビスタは国内初となる掲示板外し。これだけの名馬の最後のレースですからそれなりにいいレースになって欲しかったのですが・・・・。


競馬ファンにとって3冠馬オルフェーブルとの勝ち負け争いが最高の引退レースのシナリオだったでしょうが、競馬ファンはもう十分にこの馬に楽しませてもらっています。レースの方は3冠馬にバトンタッチして自身は繁殖生活に。これでいいと思います。
この敗戦でブエナビスタが評価を落とすことは何もありませんし、惜しまれつつ引退する必要もなし。引退のタイミングも最高。見事な引き際で、無事にレース生涯を終えました。ブエナビスタに関しては、来年も走って欲しいと駄々を言う競馬ファンはあまりいないのでは?



競馬ファンとの酒飲み話で、最強馬とか最強牝馬という話が出ます。今と昔の馬は一概に比べられませんし、そもそも「強い」という定義をどこに置くかで「最強」というものは変わります。
完全にナンセンスな話ですが、競馬ファンとの酒飲み話には無くてはならない最高の酒肴!

去年までなら、最強牝馬と聞かれたら私はダイワスカーレットと答えますし、しばらくはこの考え方を変えるつもりはありませんでした。

何より逃げてレースをコントロールするというレーススタイルが気に入っています。スローに落とせるだけの賢さ、従順さがあり、スローに落としても差されないだけの瞬発力がありますし、息のつけない苦しい展開になってもスピードを持続させるにも相当に長けています。

安藤騎手とのパッケージも申し分のないものですし、騎手もずっと同じ、レーススタイルもずっと同じ、そして戦績は常に勝ち負け。ウォッカという名牝を物差しにすることもできますし、最強牝馬と言っていいだけの論拠もあるつもりでいました。


ところがダイワスカーレットの2年の後に生まれたブエナビスタ。

好みで言えば確実に前でレースができるダイワスカーレットですが、ブエナビスタのレース生涯を見ると、牝馬でこれだけ長く、常にトップで活躍できる馬が他にいるだろうか?と思ってしまいます

故障も無く、すべて陣営の予定通りにレースに出走。流れ、展開、馬場、枠、コース、相手関係などなど関係なく好走。しかもこの馬はもともと大外回しの不安定な差し馬。前との差がどれだけあろうが前に馬がいたら抜こうとする、負けまいとする闘争心は2歳~5歳の終わりまで、4年間衰えず。

競走馬に対して使い減りという言葉を聞きますが、これは確実にあると思っています。肉体面もあるでしょうが、精神的な面に強く影響していると思っています。

常に勝たなくてはいけない立場。騎手からも勝つように促される。届かないような位置から差して勝ち負けに持ち込んだレースも多く、負担はどの馬よりも大きいはず。それだけ苦しい思いもしているはずなのに、もう苦しい思いはしたくない、とはならない馬。使い減りが最も大きいはずの馬なのに、どの馬より使い減りしていないように見える馬。


来年からは最強牝馬はどの馬だと思う?と聞かれたらブエナビスタと答えることにします。


ブエナビスタお疲れ様。数々の記憶に残る名勝負をありがとう!



おっと1年の最後の記事なので。

このブログを見てくださった方、一年間お付き合いありがとうございます。



有馬記念の予想

有馬記念

今年もいいメンバーが揃いました。天皇賞春、秋、宝塚記念、JC、古馬のビッグレースを制した馬がすべて出走。加えて海外に目標をさだめ見事にドバイWCを制したV.ピサ、それに3歳クラシックの3冠を取ったオルフェーヴル。

去年の有馬記念は道中に動きがあったりしてそれなりに見応えのあるレースでしたが、個人的には33秒台の上がりを使えてしまうような有馬記念はあまり好みではありません。

今年はアーネストリーが出走するので昨年のようなレースにはならないと思っています。


アーネストリー

幻の去年の本命馬。
1年の勝ち分をこの馬にそっくり乗せて勝負する予定だったので、出走回避を知った時はかなりガッカリしました。先行して自ら早めに動き抜け出し、そして押し切る。好きなタイプの馬。中山内回り2500mなら、鞍上も含めて、この競馬をして差されたらしょうがないと思える馬なので大勝負するのに何の躊躇いもありませんでした。

今年は宝塚記念を勝ち、オールカマーも別次元の競馬で圧勝。その後の天皇賞秋は惨敗。この馬が東京2000mの最高峰のレースで勝ち負けできるとは思いませんが、それにしてもの惨敗。
不利な大外枠、ハイペースに巻き込まれての敗戦だけに仕方ない部分もありますが、馬券圏内を外さない好走をずっと続けたきた馬だけに、この凡走には他に理由があったり、精神的に悪い影響がある可能性もあり、今回は本命にしません。あれだけ負けて人気据え置きでは。本命を打ちたくてしょうがない馬ですが・・・・。

条件好転は間違いなく、展開のカギを握れる馬なので、あとはこの馬が宝塚記念の状態にあるかどうかだと思います。

今年の展開予想ですが、玉砕覚悟で体力勝負に持ち込む可能性のあったマイネルキッツやシャドウゲイトが出走しないことで、おそらくはスロー~平均ペースの流れ。そしてアーネストリーが早めに動いて残り1000mくらいから速いラップが並ぶロングスパートの競馬。


この流れになった時に意外に分からないところがあるのが、1番人気のオルフェーヴル
菊花賞はとんでもなく強い競馬。もうこの馬の実力は疑いようのないものになりました。勝負所の加速能力も申し分なく、スピードの持続能力もあります。
ただ、ジワッと早めにペースが上がって数ハロン速いラップが並ぶレースは初めての経験。ウインバリアシオンしかライバルがいなかった3歳クラシックとは違い、初めての対一流古馬戦。

加速前に脚を溜めていた地点ではすでにレースが動いており、今までトップスピードまで一気にもっていく能力が他馬とはかけ離れていたので軽く捲り上げることができましたが、今回はそれほど楽ではないでしょう。

ただ、経験が無いだけで、走ってみたらこういうレースでも全く問題がなかったということも。今までで一番タフなレースになるでしょうが、菊花賞の時点で一流古馬と比べても遜色ないかそれ以上の力量があるように思えます。そんな馬が2キロ軽い斤量というのはちょっと反則。(笑)

強力な壁となるはずのブエナビスタは5歳秋でこれが引退レース。前走のジャパンカップは渾身の仕上げでした。(去年審議によって取り損ねているだけに。) 4歳牡馬は能力がある馬が揃っていると今でも思っていますが、どの馬も順風に乗って有馬記念を迎えた訳ではありません。

それにこの馬の最も驚くべきはその成長力!3冠馬になるような馬は3歳になった頃にはもう抜けた能力を持っています。シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト・・・・。
この馬は3歳になった時点は上の3頭と比べられるような馬ではありません。その後一気にパフォーマンスがアップした馬。クラシックの3冠レースを見ても、皐月賞→ダービー→菊花賞とレース毎に強くなっている気がします。その伸びシロもかなりのもの。完全に末一手の馬ではなくなっていると思いますし、更なる伸びシロまで期待できる馬はこの馬だけ。

でもこの馬は本命にしません。
馬券で儲からないから・・・・・(笑)。想定した流れでは分からない部分もありますし、前走の菊花賞は3冠がかかったレースだけに渾身の仕上げで臨んだレース。菊花賞と比べれば少々のデキ落ちはあるはず。この馬は対抗にします。


本命はオルフェーブルよりコースロス無くレースを進められる馬。中山2500mを味方に付けられる馬。

アーネストリーを目標にして、それを追い落とす競馬をしそうなトーセンジョーダンはロングスパートになるタフな競馬は合うと思いますし、魅力的な馬です。この馬はスパッと斬れる脚がない所が最大の泣きどころ。上がりのかかるレースならば最強の1頭。JCは足りない部分を騎手のファインプレー、位置取りでカバーしましたが、それでも「ブエナの土俵」東京2400mで差の無い2着には驚かされました。有馬記念で無印なんてとてもできません。

ただ、天皇賞秋、JCで目一杯の競馬をしました。秋は札幌記念からの始動で有馬記念で4戦目。状態維持のために調教は軽め。今がピークだけに4戦目も好走して何の不思議もありませんが、前2走があまりに目一杯の競馬。余力に疑問を感じる馬には有馬記念では重い印を打ちません。


引っ張りましたが、本命は天皇賞秋に引き続いてエイシンフラッシュ

完全に見限られたオッズ。こんなオッズはダービー以来。そして内枠を引きました!隣のペルーサがいなくなったので内から4番目!

この馬は内枠歓迎の馬。折り合えるかどうかが好凡走の分水嶺となるこの馬にとって前に馬を置きやすい内枠は必須。鞍上はルメール騎手。エイシンフラッシュにとってベストパートナーだと思っていた騎手だけに個人的には大歓迎。

見限るには早い馬だと思っての本命。

天皇賞春は2着。ヒルノダムールとの差は折り合いに気を使わなくてはならない分、位置取りが後ろになった分。

宝塚記念は内田騎手は内ラチ沿いに馬を入れることを考えてスタート。スタート直後に一つ内の枠にいたルーラーシップにぶつけられますが終始インで折り合いに専念。これが叶えば勝負になります。レースをコントロールしてレコード決着を制したアーネストリーとの差は僅か。年末の中山の馬場ならこの馬の方に味方してくれる可能性も。2着ブエナビスタとの差はハナ差!彼女はJCを目一杯走った後の引退レース。逆転は可能。

天皇賞秋。本命にしたレース。内枠から先行。折り合いは問題ないように見えました。最後の直線に入って馬なりで先頭に出るエイシンフラッシュを見て「勝った!」と思ってしまいましたが、実際はひどい前傾ラップ。
最後の失速は当然の結果。先行した馬がズルズルと後退する中、この馬の動きはかなりのモノ。仮にペースが落ちついていたなら・・・・、と思ってしまう1戦。

今回は前傾ラップになる可能性はまず無いと思っていますし、有馬記念で同じ競馬ができればかなり可能性があるはず。馬を折り合わせることに関してはルメール騎手は相当長けていますし、内枠を引いた以上ある程度の位置取り、ラチ沿いは取りに行くでしょう。中山2500mの勝ち方もその味も知っている騎手ですから。

JCはあまり気にしないことにします。池添騎手は外枠から巧く乗ったと思いますが、やはり馬は行きたがっており、操るには難しいレースだったと思います。

内枠からラチ沿い確保。前に馬を置き、しっかり折り合っていれさえすれば必ずいいレースができると思ってレースを見守ることにします。アーネストリーが作るロングスパートのレースも問題なし、馬群が密集しない分コースロス無く回ったインの馬にも進路がありますし、同じくインにいるブエナよりは先に抜け出して!

この時期のビッグレース(天皇賞秋、JC、有馬記念)だけ見事に馬券を外している戦績ですが、特にこの時期だけ走らない馬だとは思っていません。今年の天皇賞、去年有馬記念などは単に運がなかったレースかと。陣営はさぞもどかしい気分でしょうが、ココを勝てれば。


印は、

◎エイシンフラッシュ
○オルフェーヴル
▲アーネストリー
△トーセンジョーダン
△ブエナビスタ
×ルーラーシップ
×ヒルノダムール
×ヴィクトワールピサ
×トゥザグローリー
×ローズキングダム


馬券は、

馬単。

◎から○▲△ 表裏4点ずつ。

3連複。

◎○から▲△× 8点。

3連単。

◎→○→▲△
◎→▲△→○ 6点。

内枠歓迎のエイシンフラッシュと外枠歓迎のルーラーシップのワイド 1点。
(まさか4歳のこの2頭のワイドが70倍も付くとは・・・。)


有馬記念はとても好きなレースで毎年考えをまとめながら展望を書くのを楽しみにしていますが、今年は出遅れて当日予想になってしまいました。◎馬は出遅れませんように。

ブエナビスタはこれが最後のレース。鞍上岩田騎手、最内枠、共にこの馬にとってはプラスだと思います。重い印は打ちませんでしたが、彼女の最後の走りにも注目。とんでもない根性娘。これだけ走ってどのレースも主役。最後くらいはちょっとだけ弱さも見せてくれるのでしょうか?それとも最後まで強いブエナビスタであり続けるのでしょうか?

朝日杯FSの予想

先週の阪神JFは印を打った6頭のことごとくが馬券に絡まず、しかも◎を打った馬は最下位と、なんともため息しか出ない結果に。

今年の馬券の外れっぷりは自分でも目を覆うばかりのもので、もう的中した時の感触さえ忘れていますが、昨日久しぶりにWINSに馬券を買いに行ったところ中山のメインが的中し久しぶりに的中した時の感触を味わえました。

WINSの一番大きなモニターの前で見ていたのですが、1.5倍の大本命が馬群に沈んだレースでシーンとしている中、「差せー、差せー・・・・・やったー!」と叫んでいたのでは私と友人だけ。大荒れのレースだけにまわりの人はどれだけデカイ馬券が取れたんだと思ったでしょうが、3通りある内の一番安いワイド馬券なんですが・・・・。

でも2点に絞って買っていただけに飲み代には十分な馬券。おいしいお酒が飲めました。

これで少し流れが変わってくれたらいいのですが。


朝日杯FS

若駒のレースだけに難しいレース。抜けた評価の馬がおらず、大混戦を思わせるオッズ。

本命対抗に選んだ馬は、極端な枠に入ってしまった2頭、サドンストームダローネガ

サドンストームは思ったより評価が高い印象。ダローネガは大外枠を引いたのである程度人気が下がると思っていたので、これくらいかなと。

サドンストーム

京王杯2歳Sはなかなかいいレースをしました。
1200m戦しか経験がなく、16キロ馬体を増やして臨んだレースでしたが、強い競馬でした。オリービンを追い落として先頭に立ちましたが、大外一閃のレオアクティブに交わされ2着。

レオアクティブのこのレースぶりは朝日杯では再現性が低いと思っていますので、良馬場でメンバーが揃った前哨戦として評価できる京王杯で一番ピックアップしたいのはこの馬。
馬体を増やしてのレースだっただけに今回の朝日杯では更なる上積みにも期待しています。

マイルに延びても、馬群の中でも問題ない馬だと思いますので、あとは勝浦騎手の捌き方しだい。最近重賞でいい馬に乗ると言うか、騎乗回数自体がかなり減っている勝浦騎手ですが、このブログでの初的中は4年前、このレースのゴスホークケンによってでした。4年前の再現を!!


ダローネガ

中山マイルでの大外枠の不利は承知の上での対抗。
デイリー杯は出遅れて最後方。徐々に位置取りを上げていって差のない2着。かなり強い馬だと思います。このレース勝ったのは、2番人気のクレラントですが、この馬はスタートを決めてインぴったり、コースロス無く理想的なレースをした馬。

半馬身差は道中どれだけ脚を使ったかを考えれば少なすぎる差。ダローネガの方が上と見ています。今回もクレラントより余計に道中脚を使わなくてはいけないでしょうが、先着できると思っています。

新潟2歳Sが唯一馬券圏外になる4着ですが、斬れる脚をもっていない分の4着。中山マイルでは新潟2歳Sで必要になるような斬れる脚は関係ありません。大外枠とは言え、中山マイルでベストパフォーマンスを出せる可能性はかなりあると思っています。

▲はローレルブレッド

千両賞でオリービンに先着。2馬身差はオリービンが前半掛かっていた分かもしれませんが、好走を続けるこの馬も評価。3冠ジョッキーが手綱を握り、内枠。腕の見せ所か。

印は、

◎サドンストーム
○ダローネガ
▲ローレルブレッド
△トウケイヒーロー
△レオアクティブ
△マイネルロブスト
△クレラント
△ショウナンラムジ
△アルフレード
△マコトリヴァーサル


馬券は、

3連複。
◎○2頭軸から▲△へ 8点。

馬連。
◎○▲のボックス 3点。

阪神JFの予想

今週、来週と2週続けて2歳馬のG1レースが続きます。
今週は2歳牝馬のチャンピオンを決める阪神ジュベナイルフィリーズ

最近の勝ち馬は、最強牝馬ブエナビスタ、3冠馬アパパネ、幻の3冠馬(?)レーヴディソール・・・・、ブエナビスタ、レーヴディソールに関しては、予想する以前にいくら人気になっていても能力的にしょうがないでしょうという感じ。

今年は「おかしな馬」がいない阪神JF。
予想する楽しみがありますし、馬券的にも期待ができるレース。

オッズが示すように混戦模様。
将来的には短距離専門になる馬や、中距離中心に活躍する馬も間違いなくいますが、まだ距離の適性は分かりません。舞台は2歳牝馬には少々タフな阪神マイル、しかもフルゲートの18頭立て。

マイル経験のある馬はちょうど半数の9頭。残り9頭は距離延長でこのレースに臨みます。当然マイル経験はあった方がいいのいですが・・・・。

本命はエーシンキンチェム

前走の敗戦で評価を落とすだろうなと思っていましたが、11番人気。本命決定。

この馬に本命を打つ理由は下がった人気の他にもいくつかあります。

この時期の牝馬にしてはなかなか迫力ある馬体。完成前の幼さの残る他の馬に比べてアドヴァンテージがあるような気がします。能力的に抜けた馬がいない年なら余計にそう感じます。

そしてダリア賞で次の京王杯2歳Sをちぎって勝つレオアクティブに勝っていること。1400mに関してはということになりますが、力量的には足りている可能性が高いはずです。

2戦2勝で迎えた前走サフラン賞。連勝した時点で目標は阪神JFですからこのレースを勝つ必要も意味もはそれほどありません。馬体を10キロ増やしたまま控える競馬を試みました。
いいスタートを切るも無理に抑えて後方待機。
多分この馬はそれほど決め手のある馬ではありません。先行力を活かす競馬するタイプの馬。サフラン賞は負けるべくして負けたレース。
先行できるというセールスポイントを放棄して、レースの勝ち負け争いから外れた割には最後はいい脚を見せました。
今回しっかり仕上げて、無理に抑えることなく先行できれば面白い馬だと思います。

あとこの馬には枠もいいと思います。
経験の少ない2歳牝馬にフルゲート戦の阪神JFですから、まわりを囲まれてごちゃつき、ヤル気をなくしかねない内枠よりは、揉まれることなくスムーズにレースができる外枠がいいことはこれまでの結果がそう物語っていますが、エーシンキンチェムにとっては外枠より内枠だと思っていました。
距離ロスをしながらの決め手比べでは好走のシーンはちょっと想像できません。ある程度先行して先に抜け出す競馬の方がいいはず。

騎手は和田騎手。
ここ2戦手綱を握った福永騎手はディープ×ビワハイジという超が付くほどの良血馬に乗るので和田騎手にお鉢が回ってきました。どうでもいいことですが、和田騎手は個人的に相性No.1のジョッキー。この人の馬に本命を打つことは割と多いのですが、まず期待通り、時にはそれ以上の騎乗をしてくれます。
今回はエーシンキンチェムに内枠ですから、まず脚を余す競馬はしないと思います。個人的は鞍上強化です!!


本命はすぐに決まりましたが、他の馬の取捨はとても難しいです。

阪神外回りのマイル戦ですから距離適性があって決め手に優れる馬が有利です。良血馬ジョワドヴィーヴルなんてそのタイプかもしれませんが、いくらなんでも人気し過ぎ。良血馬ならではの2戦目のパフォーマンスアップは当然あるでしょうが、あのドスローの新馬戦を制しただけでこの人気。この馬の後ろをついて行ってこのレースで3着になった単勝万馬券の馬と比べてとんでもなく能力差があるとも思えません。

同じ測りにくい1戦1勝馬なら、人気の面から外枠に入ったガーネットチャーム方が気になります。
ガーネットチャームの新馬戦は雨。東スポ杯2歳Sの日のレースでこの時点では良馬場発表ながら時計がかかる馬場。時計の遅さは気にすることはありません。
大庭クンが先頭でレースをコントロールし人気薄を勝利に導くはずでしたが、ガーネットチャームの一閃がそれを阻みました。
前に行った3頭で決まるレースをひっくり返したのがガーネットチャームの決め手。上がりタイムは1頭だけ抜けています。

ファルブラブ産駒で420キロの小柄な馬体、輸送のある関東馬とちょっと魅力に欠ける部分はありますが、外枠なら揉まれる心配なく能力は発揮できるでしょうし、このオッズなら。

他ではイチオクノホシとトーセンベニザクラ。

2歳牝馬だけに関東馬は割引きのレースだと思っていますが、今回は関東馬に目が行ってしまいます。ただ、この2頭は栗東滞在。

イチオクノホシ
マイル経験なし。1400m戦ですが、なかなかの決め手。バネのある走りが印象的。マイルでどうかはやってみないと、ですがマイルの方がいい可能性もありそう。デムーロなら勝てるレースを組み立てるでしょうし、才能のありそうなこの馬の走りには注目。

トーセンベニザクラ
東京マイルの赤松賞の勝負所での加速能力はかなりのもの。トランドネージュを物差しにすればイチオクノホシと力量的には同じくらい?マイル戦で結果を出している分コチラの方が上??


印は、

◎エーシンキンチェム
○イチオクノホシ
▲トーセンべニザクラ
★ガーネットチャーム
△ラシンティランテ
△エピセアローム


ラシンティランテは中1週での競馬だけに少し割り引いての△。

エピセアロームは1200戦の勝ち方、新馬マイル戦のダローネガと僅差の2着を評価。1200m連勝の馬ですが、マイルの方がいいのでは?ただ、1200mを続けて使ってここに臨む分割り引き。


馬券は、

馬連。
◎から○▲★△への5点。

ワイド
◎から○▲★△への5点。
★から○▲への2点。





JCダート、ターコイズSの予想

JCダート

スマートファルコン、トランセンド、エスポワールシチー、この3強の真っ向勝負が見れなくなったのは残念ですが、穴馬が馬券圏内に滑り込む可能性は少し高まったような気がします。

今回の本命はバーディバーディ

南部杯よりさらに評価を落として現在12番人気。
南部杯では2強に次ぐ3番手に評価しましたが、スタートはいまいち、最内枠だったのでインを上がって3番手を確保。エスポワールが果敢に引っ張る厳しい流れの中、最後は失速、上位馬とは力の差を感じる内容。それだけにさらに人気を落とすことに。

しかしながら、この馬は春のフェブラリーSの3着馬。去年のこのレースでも4着。さらにはスマートファルコンが圧勝した東京大賞典、帝王賞でも3着。メンバーの揃うG1レースで結果を残しています。

帝王賞の後はデキ落ちだと思いますが、前走の霜月Sは見どころがありました。
ちょっとズブい感じのこの馬には1400m戦は不向き。しかも出遅れ。
1400mの速い流れの中、坂井騎手はずっと追い通しで位置取りを上げ、しかも最後までよく走っています。この1400m戦を経験させたことで馬にピリッとしたところが出てきたならJCダートに向けて大きな収穫。

もともとこんなオッズ相応の力量の馬ではありませんし、秋4戦目で状態をアップさせてこのレースに臨むなら2強はともかく、他の馬に先着する可能性は十分にあると思っています。まだ4歳馬であることも期待できる要素。

トランセンドが先頭でレースをコントロールし、その後ろから一緒に粘り込む形がベストだと思いますが、2強が揃っているだけに南部杯のようにタフなレースになりそう。最近スタートがいまいちですし、4歳秋でさらにレベルアップしていることに期待しなくてはならないかもしれませんが、旨みは十分ある馬だと思います。


対抗はトランセンド

スマートファルコンが出走しないことで、最高峰のこのレースを勝ってもダートNo.1ホースと見られないかもしれません。相手の庭(大井)で負けましたが、自分のホームで対戦は叶わず。ちょっと運の無さを感じます。エスポワール内枠に対して、この馬は大外枠。さらに前に行くには邪魔な馬が隣の枠に入りました。

それでも行くしかないと思います。
この馬の強みは飛び抜けたスピードの持続能力。エスポワールにレースをコントロールされると厄介なことになります。南部杯で見せたように、エウポワールにプレッシャーをかけられる位置に早めに取り付く必要があります。(難なく先頭が取れれば一番良いのですが、それは枠、相手を考えればかなり難しいでしょう。)

阪神ダート1800mにこれだけのメンバーが揃えば、必ずスピードの持続力勝負になりますが、より自身の強みを発揮できる流れに仕立てられるかどうかですが、枠順の不利を跳ね返してあまりある力量がこの馬にはあると思っているのでこの馬を軸にします。

南部杯を見て思ったよりスピードもあるなという印象を持ちました。
東京マイルならスピードのあるエスポワール有利と思い、この馬を対抗にしましたが、あの速い流れの中、難なく2番手に付け、最後まで止まりませんでした。

エスポワールが対トランセンドでどんなレースをするかは分かりませんが、3角を迎える辺りでエスポワールの近くにいればこの馬に先着できる可能性は高いと思います。


印は、

◎バーディーバーディー
○トランセンド
▲エスポワールシチー
△ダノンカモン 
△ワンダーアキュート
△テスタマッタ
△フリソ
△ミラクルレジェンド
△ソリタリーキング


馬券は

3連複。
◎○から▲△へ 7点。

馬連
◎○の 1点。

3連単。
○→▲△→◎の 7点。



ターコイズS

意外に前に行く脚質の馬が少ないので、先行脚質の馬狙いで。


クーデグレイス

2年前のローズS、秋華賞で先行して見せ場を作ったこの馬が本命。
前走、東京での斬れ負けは度外視可能。位置取りが悪かったことも着順に大きく影響。
今回は斤量3キロ減、内枠。控えて良さが出る馬でもないので前に行ければ馬券圏内の可能性は十分。
前々走、同条件先行して2着。準OPのレース、斤量差があったとは言え、ダイワファルコンとリルダヴァルとの間に割り込む走りは立派。

フォーエバーマーク

54キロは少し見こまれた気もしますが、コチラは今年の桜花賞で逃げて見せ場を作ったこの馬。桜花賞後、1戦叩いてこのレースに。力もありますし、展開利も期待できます。


印は、

◎クーデグレイス
○フォーエヴァーマーク
▲アカンサス
△ギンザボザンナ
△カルマート
△ダンスファンタジア
△エーシンハーバー
△デルマドゥルガー

馬券は3連複。

◎○から▲△へ 6点。

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