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エリザベス女王杯の展望  アパパネ

今週から7週続けてG1レースがあります。
第一弾はエリザベス女王杯

現役牝馬最強馬のブエナビスタは現役最強馬でもあるのでこのレースはパス。レッドディザイアも先週BCフィリー&メアターフに挑戦したためこのレースには出走しません。
マイルCSに向かうと思われていた3冠牝馬、アパパネがこのレースに出走することになり、一番注目されるのはこの馬でしょう。

そのアパパネ

現地観戦で生で赤松賞のアパパネの素晴らしい走りを見てからちょうど1年。まさか3冠牝馬になって堂々の主役としてこのレースを迎えるようになるとは思いもしませんでした。

母親のソルティビットが好走できたのが3歳の年明けまで、以降パッタリと走らなくなった馬だったので、成長力という点で疑っていました。ある程度の早熟性が求められる阪神JFを勝利。クラシック1冠目の桜花賞も勝利。
オークスの頃には他の馬に追いつかれているのでは?と思っていると、オークスは同着での勝利。秋の始動戦ローズSでは馬券に絡めず、いよいよこの馬の成長力が疑える!と思って迎えた秋華賞・・・・・・、結果はぐうの音の出ないほどの圧勝劇!!

格の差を感じるほど強い競馬で、この世代では明らかに抜けた存在です。
古馬との対戦は初めてになりますが、ブエナビスタ、レッドディザイアの2頭がいないレースならば、勝ち負けになるだけの器は持っていると思います。

ただ、秋の目標レースだった秋華賞から1ヶ月経たないうちにエリザベス女王杯。今日の競馬新聞の見出しに、えっ!?アパパネ「半信半疑」、とありました。この記事を丸ごと信じるわけではありませんが、十分にあり得ることだと思っています。
管理する国枝調教師はかなり優秀なトレーナー。3冠がかかる秋華賞にピンポイントでピークをもっていった事は間違いありません。実際もの凄いパフォーマンスを発揮しました。おそらく状態はある程度下降線。

強すぎてどうしようもない馬(ダイワスカーレットやブエナビスタ級)なら、チューリップ賞で勝ちを逃したり、ローズSで馬券を外したりしなかったかもしれません。アパパネはあくまで目標は3冠レースの3戦、そしてそこに確実にピークをもって行ける敏腕調教師が管理してこその3冠牝馬だったと思います。

今回の秋華賞から1ヶ月足らずでのエリザベス女王杯出走はおそらく他に狙えるレースが無かったから。多分マイラーではありませんし、現役トップクラスが集うJCや有馬記念で勝ち負けになる馬でもないでしょう。
多少ローテが厳しくなっても、今回のレースが一番選びやすかったからだと思います。

ジャパンカップを最大目標にした馬が、(年が明けてしまうと使うレースが無いので)オマケで有馬記念に出走するように、アパパネにとって今回のレースはオマケだと考えています。
本当にどうしようもないほど強い馬なら、それでも勝ってしまいますが、私はそのような馬だとは思っていません。
クラシック3冠は馬にとっても、トレーナー他関係者にとっても最大の勲章。何ものにも代えがたいものです。特に3冠目は後先考えずに渾身に仕上げを施すはずです。

私の知っている限りで、最もどうしようもなく強い馬だったディープインパクトでさえ、3冠達成の次のレースである有馬記念は落としています。
究極の仕上げで臨む3冠目のレースでのダメージの大きさを物語っています。

3冠牝馬を達成した馬で言うと、メジロラモーヌは不利はあったにせよ有馬記念で惨敗。スティルインラブはエリザベス女王杯を落としています。

今回3冠牝馬になったアパパネはスティルインラブと戦績が酷似しています。

共に、前哨戦のチューリップ賞が2着、ローズSが馬券を外す敗戦。そして3冠達成。
スティルインラブ3冠達成の頃、私はまだ競馬初心者だったので詳しい事情は分かりませんが、スティルインラブは3冠達成してなお、本気でエリザベス女王杯も取りに行ったのかな?と想像します。

それだけ強い競馬でした!!勝ったアドマイヤグルーヴとハナ差。
この後スティルインラブは輝きを失い、翌年は凡走続き、ついにはその輝きを取り戻すことなく引退しました。3冠レースすべてでアドマイヤグルーヴに勝利した馬という事を考えれば、エリザベス女王杯以降の走りは腑に落ちません。
理由を求めれば、やはり3冠目のレースでダメージを受けたのにもかかわらず、直後にもう1レース勝つつもりで仕上げてレースに送り出したという事になると思います。

今回のアパパネはどうでしょうか?スティルインラブの戦績をトレースしたような馬ですが、ここは八分仕上げくらいで無事にレースを終え、来年まで休養して欲しいと思っています。3冠以降の戦績までトレースして欲しくはありません。

秋華賞は間違いなく渾身の仕上げ、そしてそれに応えるような圧倒的なパフォーマンス!!ダメージが無い訳がありません。今回のレース、スティルインラブのように勝ち負けまで行ってしまうとその後が心配です。

国枝調教師は優秀なトレーナーですから、この名馬を3冠目の秋華賞の後に再び100%の状態にしてエリザベス女王杯に送り出すことはないと思っています。
今回はオマケのレースらしく、ココを目標とする馬に負けて、それでも3冠の後としては良く走った・・・・そんな結末を期待しています。


3冠を終えてもケロッとしていて、エリザベス女王杯も勝ってしまう・・・・・。
最大のライバルになるはずの4歳牝馬のトップ2頭が出走せず(スティルインラブの時も4歳には1頭だけファインモーションという強い馬がいましたが、マイルCSの方に行ってしまいました。これも似ているような。)、強敵となるのは5歳馬。
競走馬として一番充実しているはずの4歳馬に有力な馬がおらず、メンバー的に恵まれていているのであり得ないことではありませんが、上に書いた理由からこの3冠牝馬には重い印は打ちません。人気にもなりますし、買うとしたら下の方の△で。


「3冠馬」が生まれる条件としては、一つは抜けた力を持った馬がいる事、もう一つはライバルとなる同世代の馬があまり強くないという事になると思います。
ブエナビスタはあれだけの力を持ちながらもう1頭近い力量を持つ馬がいたために3冠馬にはなれませんでした。(京都の内回り行われる秋華賞については多分脚質が一番の問題でしたが。)

ブエナビスタはともかくとして、レッドディザイアが一年遅く生まれていたらどうだったでしょうか?私はこの馬が3冠を取れていた可能性が高いと思っています。
世代間の力量比較は難しく、実際に戦ってみなければ分からない事が多いのですが、3冠馬が生まれた時は同世代のライバルの力量を疑った方がいいと思っています。

3冠を取るような馬は間違いなく強い馬ですが、古馬と初対戦となるレースでは3冠馬だけに過剰な人気が付くので、まずは嫌った方がいいような気がします。

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コメント

ども!庶務2です。

アパパネはローズSの時点でエリ女含むローテが発表されていました。
叩き→全力→お釣り。。。のローテだと思います。

>今回はオマケのレースらしく、ココを目標とする馬に負けて、それでも3冠の後としては良く走った・・・・そんな結末を期待しています。

激しく賛同(笑)

こんばんは。

最初から秋3戦のローテが決まっていたようで。さすが情報通の庶務2さん。

3冠のかかった秋華賞ほどの状態は望めないでしょうから、1番人気のこの馬の1着馬券を買うのは割が悪いと思っています。

4歳牝馬No.1,2が不在とは言え、もし勝ってしまったら「非常にタフな馬」決定!!

エアグルーヴじゃなくてアドマイヤグルーヴですよ笑
記事の内容はだいたい同意です。

ユキさんありがとうございます。

間違いなくアドマイヤグルーヴです。時代が違いすぎます(恥)。

訂正しました。読んだほとんどの人がそう思ったでしょうね。わざわざコメントして頂きありがとうございました!!!

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