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2010年10月

天皇賞秋の予想

季節外れの台風の通過によって土曜の東京開催は月曜に順延。日曜の天皇賞秋もたっぷり水分を含んだ芝でのレースになるかもしれません。

土曜のレースが行われていないだけに馬場状態がつかめない上に、時々刻々と変化していきますから、予想する側すれば迷惑この上ないレース。直前のレースまで見て馬場状態を判断できればいいのですが、今回はそれもできず、今判断しなくてはいけないので困っています。

良馬場なら順番を付けた3連単のお堅い馬券を買い目を絞って買おうと思っていましたが、判断の付きにくい馬場でお堅い馬券を買うつもりはありません。こんなシチュエーションは穴狙いで。

穴狙いと言っても本命はブエナビスタ
次のジャパンカップでも嫌うつもりはありません。嫌うなら目標レースを終えた後、秋3戦目の有馬記念。それに5歳になってから。

牝馬ながら間違いなく現役最強馬。類い稀な末脚の推進力を持つ「斬れ者」でありながら、これまた類い稀な底力をも兼備。またどんな質のレースなろうが、毎回コンスタントに力を出し切って走る頑張り屋さん、根性馬でもあります。

有馬記念を見る限り、同じ世代の牡馬のトップホースと比べても埋めようのない力の差がありますし、競争馬とピークを迎える今年は強力な3歳馬が出てこない限り全部勝ってしまってもおかしくない馬だと思っていました。

ただ、勝ち運の無さが付いてまわる馬でもあります。史上最大のアップセットかもしれないエリザベス女王杯、とても強い競馬をしながらあと一歩届かなかったドバイシーマC、内回りコースゆえに強力な先行馬アーネストリーを早めにとらえに行かなければならなかった宝塚記念

今回も良馬場なら確勝クラスだと思っていましたが、道悪はマイナス要素。この馬が走るレースの前日にこの時期に来ることのない台風が来てしまうこと自体何かを感じさせます。

また落馬負傷により主戦の横山騎手を失って秋のビッグレースを迎えなければならない事にも同様のことが言えます。
今回はフランスのトップジョッキー、スミヨン騎手
同じフランスのルメール騎手やペリエ騎手は日本の競馬をよく理解しており、乗る馬の本質(ライバルとなる馬の本質も)、レースの本質を見切って有利な位置取りをし、手綱を握った馬の強みを最大限発揮することのできるクレバーな騎手でした。

スミヨン騎手は上に書いた史上最大のアップセットかもしれないエリザベス女王杯でリトルアマポーラに騎乗していた騎手。
この史上最大のアップセットを現実のものとした一番の要因は彼でもあります。前年、斬れる脚が武器にならないリトルアマポーラはクラシック3冠すべて差す競馬(溜め殺し)で結果が残せず、ところがエリザベス女王杯初騎乗となるルメール騎手があっさりと先に抜け出し勝利しました。
スミヨン騎手はこのレースビデオを見たと思いたいのですが、実際には3番手の好位置に付けながらひたすら脚を溜める競馬。(これがレースに蓋をする事になりました。)斬れ者ブエナビスタの存在、遥か前にいる逃げ馬2頭、そしてリトルアマポーラの本質・・・・・これらについてどう考えていたのか?ちょっと理解に苦しみます。

ちょっと余計な事を書いて行数を増やしてしまいましたが、勝ち切る事を考えるとスミヨン騎手は非常に不安ですが、3着以内なら誰が乗っても持って来られるだろうと考えています。
今回はブエナビスタに穴馬を絡めて3連複の馬券を買うので、マイナス要素である馬場状態、騎手変更は気にしないことにします。


相手の穴馬は、ネヴァブションエイシンアポロン

4歳の秋・・・・一番競走馬が充実する時期だと思いますが、出走馬で4歳馬はブエナビスタのみ。5歳馬もアーネストリー以外はどうかな?と言ったメンバー構成。こういった場合は高齢馬か成長途上の3歳馬が天皇賞と言えども好走可能なレース。

この2頭は良馬場ならあまり買いたくない馬でしたが、季節外れの台風通過によって事情が変わった馬。

ネヴァブションは今年の宝塚記念でブエナビスタやナカヤマフェスタより上にはできませんが、4番手に評価した馬。内回りの上がりのかかるレースならトップホースと比べても遜色のない馬。
天皇賞秋、ジャパンカップは斬れ負けして無理ですが、有馬記念なら狙える馬です。
今回は道悪になって、シルポートが引っ張り、アーネストリーが早めの先頭を狙うレース。おそらく上がりが掛かるタフなレース。斬れ味勝負にならなければ、パワー型のこの馬にも出番が回ってくるかもしれません。

宝塚記念にしても、負けたのはナカヤマフェスタ、ブエナビスタ、アーネストリー、そしてこのレースに適性抜群のドリームジャニーのみ。次のエリザベス女王杯で本命予定の馬や、天皇賞春を制した馬には先着しています。
今年の宝塚記念は馬の実力、底力を測る上では都合のいいレースで、上位に来た馬はそれなりのモノを持っています。今回ネヴァブションだけが人気がありません。

内枠からブエナの後ろからついて行った事が好走の要因かもしれませんが、この馬についてはちょっと違った期待も持っています。
冬の中山専用馬のイメージがあった馬ですが、ちょっと今年は違います。宝塚記念もそうですが、ほとんど注目されなかった海外のビッグレースを逃げて好走。開幕週の毎日王冠は本来この馬には合わない条件。内外の馬場差があったにせよ、3着。
宝塚記念なんてブエナの後ろではなくて、積極的に前で競馬していればどうだったかな?なんて思えてしまいます。

宝塚記念を前にした陣営のコメントがコレ。

「道悪はある程度こなせますが、道悪だから勝ったんだと言われたくはないので良馬場でやりたいです。」

人気薄の馬とは思えないコメント。今年のネヴァブションに対しての自信がうかがえます。7歳にして馬が変わるなどにわかには信じられませんが、カンパニーの前例もありますし、全く無いとは思っていません。

良馬場なら魅力のない馬でしたが、道悪なら期待してしまいます。時計、上がりが掛かれば差はないかと。
後藤騎手はG1ではちょっと足りないエアシェイディの乗り方を工夫して馬券圏内に持ってくるような騎手。(勝ちの目を捨てることによって3着を拾う競馬、これができるのはある意味真のプロフェッショナル。)
ダービーでローズキングダムを2着に導きながら、お決まりの武騎手に乗り替わり。菊花賞の裏の東京でのブラジルカップをしぶとく勝利してあたりは「らしさ」を感じます。

宝塚のように内枠が引ければ、更に期待しましたが、外枠は少し残念。積極的なレースが必要かもしれません。


エイシンアポロンは内枠ゲット。
この馬は前付けできます。アーネストリーの後ろに付ける事も可能。レースはしやすいと思います。アーネストリーより強いとは思えませんが、母父にサドラーズウェルズを持つこの馬はおそらく道悪巧者。弥生賞を見てもそう感じます。アーネストリーが道悪に適性を持っていなかった場合、また3歳馬ならではこの時期の成長分があれば逆転の可能性もあると見ます。

前日が雨で、翌日天候が回復しつつある東京コースでは先に乾き始めるのが内なので、穴馬は先行して内を通りそうな馬から。

印は、

◎ブエナビスタ
○ネヴァブション
▲エイシンアポロン
△アーネストリー
△シンゲン
△アクシオン
△コスモファントム
△ジャガーメイル
△キャプテントゥーレ
△トウショウシロッコ
△ショウワモダン


今回は多分内を通った馬が有利と思いつつも、馬場状態が微妙。東京がとても合うとは思えないながらネヴァブションもオッズを考えれば魅力的で、ちょっと潔くない3連複で勝負します。

◎○から▲△への3連複
◎▲から○△への3連複 合わせて17点。

アクシオンまでの7点が勝負馬券。


ゲート練習のペルーサと大外枠を引いたアリゼオは消し。
ペルーサが好走すればその分今後が面白くなるということで。
アリゼオは最初から消すつもりでしたが、福永騎手はこのような刻々と変わる馬場状態の中でどこが伸びるか見極めるのが非常に巧い騎手。怖いのは福永騎手ですが、大外枠だとそこに乗せて来るのが難しいと思います。

道悪を見越して出走にこぎ着けたショウワモダンなんてまるで買う気が無かったのですが、最内枠に柴田騎手。そしてG1馬にこの評価。乾き始めの馬場を先行できたら怖いので買い目に入れました。

天皇賞秋の展望

今週は天皇賞秋。毎年このレースが終わると、残りの2ヶ月が駆け足で過ぎていくような気がします。

今週はこのレースを予想しますが、結論としてはあまり面白くないものになりそうです。

どの馬が逃げようが実質レースをコントロールするのはアーネストリー
かなり完成度の高い馬。
去年の今頃から本格化して、ここ1年の成績は申し分のないもの。
この馬をタップダンスシチーと重ね合わせたい人も多いでしょう、私はこの名馬と肩を並べるような存在になる可能性も十分ある馬だと思っています。

宝塚記念を勝ったのはナカヤマフェスタですが、内容としてはアーネストリーとブエナビスタの壮絶なマッチレース。
ブエナビスタは内枠を引いた都合も含めて、アーネストリーを追い落とす必要のあるレースでした。悠長に外を回していたら、阪神内回り2200mでは先に抜け出すアーネストリーを取り逃すおそれがあります。
ブエナビスタは彼女本来の型を崩して先行策。
完全にアーネストリーを目標に定め、直線に入った所で内にもぐり込み、馬体を併せての追い比べ。この2頭の上がりが36秒以上掛かっていた事はいかに壮絶なマッチレースだったかを物語っています。

ブエナビスタについては去年の有馬記念でとんでもない底力を備えている事がハッキリしていますが、その馬に目標にされ、馬体を併せられながら必死に食い下がりほぼ五分の勝負をしたアーネストリーは相当強い馬です。

宝塚記念は午前中に雨が降り、乾き始めの馬場で行われたので、内外の馬場状態の差を判断するのは難しいのですが、個人的にはやや内の馬場が悪かったような気がします。


ブエナビスタに関しては去年の有馬記念の走りで完全に降参しています。おそらくブエナビスタにとってピークである今年は特に嫌うつもりはありません。(JCまでは) 以前にブエナにとって鬼門は阪神2200mの宝塚と中山2500mの有馬と書きましたが、天皇賞秋は何の問題もない条件。無理なレースをする必要はなく、本来のスタイルで持ち前の推進力を如何なく発揮できる条件。

この馬の末脚の推進力は異常。ディープインパクトほどではありませんが、それに準ずるものがあります。爆発的な末脚は、しっかりとした底力に支えられており、ましてや位置取りにおいて自在性を増した今では、よほど状態に問題がない限りこの馬の破綻は考えられません。
負けた鬼門であるはずの宝塚記念でも、仮にアーネストリーという強力な先行馬がいなければあれほど無理に勝ちに行く必要はなく、中団からナカヤマフェスタより速い上がりを繰り出して勝利していた可能性がかなりあったと思っています。

宝塚記念から直行になりますが、おそらく王道の秋3戦を考えてのこと。最大目標はJCでしょうが、このメンバーなら休み明けでも問題なさそうです。

今回私は嫌いませんが、嫌うならこの馬のローテ。
3冠レースを終えてすぐのエリザベス女王杯で届かない位置から究極の上がりを繰り出し、続く有馬記念では激流を先行して一番強い競馬をしました。年明けは何と2月の京都記念から。これは早すぎます。その後のドバイのレース、1戦挟んでの宝塚記念共にかなりタフなレースをしました。これだけレベルの高いレースを間隔を密にして戦うと、肉体的にも、精神的にも疲労その他の蓄積があるはすです。

この馬がこの秋、王道3連戦に挑むなら、目標レースを終えた後、3戦目の鬼門でもある有馬記念でバッサリいくつもりです。


今回は完成度の高いレースをするアーネストリーを基準に何頭の馬がこの馬を差せるか、というレースになると思います。

中京2000m、京都2000m、阪神2200、札幌2000mと強い競馬を続けていますが、これらの条件に比べて、東京2000mは乗り方、ペース配分が難しくなると思います。
哲三騎手ですから、ペースを落とし過ぎた分で差し馬に食われると言ったレースにはしないでしょうが、やはり目標になる分、決め手に勝る馬にやられる可能性はあると思います。

取りあえず、ブエナビスタにはやられると思っています。

アーネストリーはJCをスキップしてもらって、有馬記念で1着付けの馬券を買いたい馬と思っているので、ここでは負けてもらわないと。


他の馬ですが、3歳馬は人気になるのでしょうか?

ペルーサはとんでもない才能を秘めていると感じていますが、アーネストリーやブエナビスタがこれだけレベルの高く、完成度の高いレースを重ねているのに、こちらはゲート練習。(笑)
競走馬としての完成度の違い、経験値の違いを思い知らされるのでは?人気がなければ買いたいですが、(私も含め)多くの人から期待されている馬なので、そんなに早く人気の落ちる馬ではないでしょう。

エイシンアポロンは良馬場なら買いませんが、馬場が悪化した時には買いたい馬。週末に台風直撃の可能性もあると聞きましたが、もしそうなれば。

アリゼオは差しに転じて毎日王冠を勝利しましたが、すべてがうまくいった印象で、3歳馬への期待感からある程度人気になる馬ですが、ちょっと買いづらい馬です。


7歳馬のシンゲンは去年の本命馬。去年はレース中に骨折、長期休養を余儀なくされました。約11ヶ月ぶりのオールカマーでまさかの勝利!陣営の天皇賞秋を取るという執念でしょうか、走れる状態に仕上げてきました。
東京2000mはベストの条件。間違いなく天皇賞秋は目標レース。おそらく逆算して天皇賞秋で走れるように馬を作ってきたと思います。凄い執念、次のJCはどうでもいいはず、本気度はおそらくナンバーワン!
去年の分も含め、とても買いたい馬。


ジャガーメイルは宝塚以来。2000mの天皇賞より2400mのJCが目標でしょう。


贔屓馬セイウンワンダーは・・・・・・賞金不足で出れないのですか!(泣)

菊花賞の回顧

菊花賞ビッグウィークが完勝。

「去年の忘れものを取りに行く」とコメントしていた吉田隼人騎手の勝ちに行く競馬に競馬に期待したレースでしたが、忘れ物を取りに行けたのは川田騎手でした。(スプリンターズSの)

(今回の回顧は少々客観性を欠いていて、主観の強い回顧になっています。)

コスモラピュタ、意外にも逃げ宣言をしたサンディエゴシチーのどちらかが逃げ、その後ろにビッグウィークいて、トウカイメロディーシルクオールディーが持ち前の捲れる脚で4角先頭付近、アロマカフェ辺りもこれに続く・・・・と見応えのあるスタミナ寄りのレースを想定していました。

実際にはサンディエゴシチーとシルクオールディーは出遅れて一番後ろ(!)。見た目にはコスモラピュタの単騎大逃げになりますが、道中はペースを落としてスロー。斬れ味勝負では分が悪く、スタミナ勝負に持ち込みたい馬がいたはずですが、早めに動かず(動けず)。

レースの上がりは逃げたコスモラピュタとおかしな名前の1頭を除いては34秒台、33秒台を記録した馬も。これは残り600mの地点を各馬かなり余裕のある状態で迎えている事を意味します。

スタミナ勝負になっていない菊花賞。長距離G1ファンの私にとってこれほどつまらない菊花賞はありません。ダービーがあんなレースだっただけに、余計に見応えのある菊花賞を期待していましたが、残念です。

また輪をかけて◎トウカイメロディーのレースぶりが残念。斬れる脚がないかわりに豊富なスタミナ、捲れて長く続く脚があります。少しロスをしてでも3角前には自由に動ける位置にいなくてはこの馬の長所は活かせません。馬群の内にいて、自分の動くべき時に動けず、更には4角前に外に出ようと目をやりますが、直後に武騎手に見事に蓋をされてます。あとはそのままの位置でゴールに雪崩れ込むしか道はありません。

【この馬にとっては「勝ちに行く」競馬が最善の策】と書きましたが、全く勝ちに行けない競馬。同じ負けるにしても、自分でレースを動かして、スタミナを恃みに果敢に勝ちに行ってどうだったか、が見たいレースでした。


この馬を管理する後藤調教師はコメントを聞いていても思慮深さが窺えますし、優秀なトレーナーだと思っていますが、一番の目標として慎重に、かつ万全に仕上げてきた菊花賞でこのレースぶり。どんな気持ちで見守っていたのでしょうか?
吉田隼人騎手はまだ若手のジョッキーですし、G1の舞台も、関西のレースも経験が不足していますから、仕方がない部分もあります。今回は残念なレースでしたが、この失敗を今後の糧にしてもらえれば。(忘れ物を取りに行けるのはまだしばらく先になりそうです。)


レースは生き物!様々な思惑、駆け引きがあってその形を成します。もちろん理屈じゃないことは分かっていますが、何で決め手勝負に関しては抜けているローズキングダムがいるのにこのようなレースになるのか?
これが競馬の深遠さと言うなら、一生かかっても僅かな理解すらできそうもありません

集団の一番前にいたビッグウィークはともかく、その後ろも動かないのでラップが上がらず、容易にローズキングダムは前との差を詰められました。
京都の下り坂を利用してスムーズに加速できたのは、集団の一番前にいて自分のタイミングで仕掛けることのできたビッグウィークと、その後ろにいて同じく前に壁がないビートブラック。そして外を回したローズキングダムら
ヒルノダムールやレーヴドリアンは内で行き場が無く、トウカイメロディーは外側を蓋をされスムーズな加速ができませんでした。

この辺りが明暗を分けたポイントだと思っています。

ペースを考えれば、勝ったビッグウィークですら少し仕掛けが遅いようにも見えます。しかし、レースに蓋をして内の馬のスムーズさを奪うという点では正解なのかもしれません。(こういった菊花賞は見たくないのですが!)


勝ったビッグウィークは完勝ですからもちろん力があります。神戸新聞杯では3番手のインで前が開くまで仕掛けられなかったので、早めに抜け出せていれば上位2頭との差はもっと詰まっていたでしょう。
今回は実質レースをコントロールできる立場。
早めにトウカイメロディーに捲られてスタミナ勝負に付き合わされる想定だったため、後傾ラップで結果を残してきたこの馬は軸にできませんでした。


ローズキングダムはあまり迷わずに消しにしました。トウカイメロディーらが果敢に勝ちに行く流れの中、どれだけの脚を発揮できるかに興味がありましたが、それは見れずじまい。
相変わらず武騎手の京都外回りの乗り方は至ってスムーズ。
思っていたより強い馬でした。流れがどうであれ、3000mであれだけの脚を見せられる馬はなかなかいないでしょう。今後の古馬との対戦では軽視します。次走の有馬記念では1銭も買いません。


コスモラピュタの津村騎手は惜しかったと思います。果敢な逃げ・・・と思わせていてこっそりペースを落として、後続も一緒にペースダウン。差を詰めてきません。まんまの逃げ。この馬にもう少し力を具わっていれば大波乱の主役になれたかも?


ヒルノダムールは評価を落としたくない1頭です。
藤田騎手が狙っていたのはおそらく去年のフォゲッタブルのような競馬。後半の流れが締まった場合、スタミナ切れで下がってくる馬さえ捌ければ、インでコースロス無く進めた分の優位が大きくなります。
この馬は自分でレースを動かすタイプではありませんし、最内枠。勝つためにはこの戦法しかなかったと思います。
しかしスローでレースの動きだしも遅いレース。前は詰まりますし、差し馬が外から捲ってきますしでどうしようもない状況。
瞬時の加速が得意な馬ではないので、下り坂を利用してスムーズに加速できなかった時点で万事休す。
京都の3000mのスタミナ比べ、上がりの掛かるレースで面白そうな馬と思っていただけに残念。今後に期待します。春先の重賞に出てくるなら。

菊花賞の予想

明日はいよいよクラシック最後の1冠、菊花賞

月曜に展望の記事を書きましたが、週中は記事を書く時間もなく、展望に関してはちょっと消化不良。展望に書くつもりだった事も含めますので少し長くなります。

人気馬(クラシック路線に乗った、2000mや2400mで強さを発揮した馬)を嫌って、そこで負けた馬を見直したり、別路線の可能性のありそうな馬に期待するレース。

このレースの1番人気はローズキングダム
単勝で1倍台の圧倒的な人気。ダービー馬、エイシンフラッシュが回避してしまったので1本被りに。この馬が菊花賞で好走するために必要な強さを兼ね備えているかと言われれば、相当怪しいと思っています。ソングオブウィンドが勝った菊花賞のような質のレースになれば強みを活かせるかもしれませんが、そうはならないと思っています。

圧倒的な人気、嫌でも意識される存在。この馬がどんな強みを持っているか他もよくわかっていること。早めにレースを動かしてスタミナ勝負に持ち込もうと画策している馬が複数頭いること。
ローズキングダムにとってダービーや神戸新聞杯と違った強みを見せなければいけないレースになるでしょう。レースの流れ、質は変わり、距離も延長されます。
この人気なら、見せられるような強みは持っていない方にベットします。単勝1倍台なら消します。
この馬はマイル戦を勝って2歳チャンプになりましたが、マイルと3000m・・・・そのどちらかは適性外の距離になります。この馬の適性はマイル寄りかと。世代で抜けた力を持っていれば3000mで好走するも可能かもしれませんが、そこまで強い馬ではないと思っています。



菊花賞を予想するには世代の有力馬が集まり、万全の仕上げで臨むダービー、それに直前の東西で行われる2つのトライアル戦をよく見ておく必要があります。

今年のダービーは特殊。超スローからの究極の上がり勝負。菊花賞を予想するにあたって参考にする材料に乏しいレース。このレースを見て、この馬は距離が延びて良さそうだとか、京都の長丁場で狙えるとか判断するのは非常に難しく、またトライアル戦の神戸新聞杯も似たようなレース。
もう少し流れてくれないと・・・・・。

セントライト記念の方はヤマニンエルブの大逃げ。速い馬場で明らかに先行有利。芝のレースはほとんど行ったもの勝ちになっていたので果敢にレースを引っ張ることは悪くありませんが、これは菊花賞のトライアルレース。あそこまで馬に負担をかけては菊花賞での好走の目は無くなります。(ヤマニンエルブは結局回避しましたが、チャンスがある馬だったと思っています。)

このレースを勝ったのはクォークスター。この馬は注目していた馬でこのレースは1着付けの本命。最後の差し切ってくれたので3連単が的中しました。思い入れのある馬で、この後も注目していく馬ですが、セントライト記念はヤマニンエルブがレースを引っ張ったおかげで速い時計での決着。
2200mでの締まった流れ、高速決着。一番後ろで楽をして、最後上がりが掛かった所を差し込んで来たレースでしたが、強い競馬でした。決め手になる脚はビビッド。
高速決着になればなるほど、その馬の距離の適性が出ると思っていますので、最後の決め手を見ても、この馬は中距離ドンピシャの馬かな?と。
クォークスターはアグネスタキオンの仔ですし、それならば、マンハッタンカフェの仔の方を重く見る事にします。
最後それなりに脚を伸ばしてくるとは思いますが、距離が延びることでその威力は少し削がれると思います。
それに私の本命はスタミナを武器に早めに先頭を目指すトウカイメロディーですから、最後方付近で「プリウス乗り」をしているだろう藤岡祐騎手が操るクォークスターは強い馬だと評価しつつも、ヒモの1頭までです。

距離が3000mに延びることで、3着のアロマカフェの方を重く見るつもりもありましたが、外枠を引いた上に、土曜の競馬で柴田騎手が落馬負傷。前に付けられる馬なのでクォークスターよりは重く見ますが、ちょっと買いづらくなってしまいました。

結局、クラシック好走馬(皐月賞2着)のヒルノダムールを対抗にします。
菊花賞は穴狙いと言っておきながら、2,3番人気馬を本命対抗に。

ヒルノダムールは京都の外回りへのコース替わり、距離延長、内枠、上がり勝負になりそうもない事。すべてプラスだと思っています。
皐月賞はコース取りの差、十分に強かった2着。ダービーのような急加速のあるレースは不向き。札幌記念はスタートで躓きかけて一流古馬と差の無い4着。アーネストリーとロジユニヴァースはかなり強い競馬でしたから胸を張れる4着。実質この2頭がレースをコントロールしていたので、差し込めるレースではありませんでした。札幌2000mは差せないコースですし。
それにここでの古馬との対戦経験は今回のレースにおいて大きな糧になるでしょう。

先行馬がそれぞれ勝ちに行って、「菊花賞らしい菊花賞」になればかなりの確率で上位争いできる馬と判断しました。内を割って行くことのできる馬ですし、あとは藤田騎手が下がって来る馬を巧く捌けるかどうか。


他の馬ではシルクオールディー
1000万のレースですが、阿寒湖特別は強い競馬。
シゲルエボシダケが向う正面で後方から一気に先頭立つという無謀な競馬を試みたせいでレースが動き出し、流れが早まった区間で、この馬は一気に外を捲り上げました。一気に脚を開放した割に終いの脚もしっかりしており完勝。

本命のトウカイメロディーと同じような競馬が可能で、スタミナもありそうに見えます。
今回のメンバーで3000mという距離が問題なさそうなのは札幌2600mのレースを捲り上げて完勝したトウカイメロディーとシルクオールディーの2頭だと思います。あとは力関係だけ。

その力関係を測る神戸新聞杯で惨敗していますが、こういったレースが向かないという事もあるでしょうが、四位騎手が早めに押してもどうにもならなかった事からも状態面で問題があったように思えます。北海道からの輸送で問題があったらしいのですが、状態が戻っていれば面白い馬だと思っています。


印は、

◎トウカイメロディー
○ヒルノダムール
▲シルクオールディー
△アロマカフェ
△コスモラピュタ
△ビッグウィーク
△クォークスター
△レーヴドリアン
△ゲシュタルト
△トレイルブレイザー


馬券は
3連複。

◎○から▲△への8点。

馬単。

◎→○▲△(クォークスターまで) の5点。

3連単。

◎→○→○▲△(クォークスターまで)
◎→○▲△(クォークスターまで)→○ の10点。


エイシンフラッシュが回避してしまったこともありますが、トウカイメロディーがかなりの人気になっています。ホクトスルタンが得意の条件で巧みにレースを運んだにもかかわらず、捲り上げて楽勝してしまったので仕方ないかもしれません。一度ならず二度ですから。

しかし、この馬は馬格がないので斤量が57キロになることには不安があります。それにこの馬の高評価は函館、札幌でのレース。広いコースでどうかや、ただの洋芝巧者の可能性を考えれば、春のクラシックに乗り切れていない事も合わせてもっと評価が下がると思っていました。

今回の予想はこの馬が勝ち切ることに期待しました。この馬はレースの「型」ができているので自信を持って勝ちに行って欲しいと思っています。

菊花賞の展望

秋華賞アパパネの3冠達成で幕を閉じました。
まったくの横綱相撲(←牝馬にこの表現はどうかと思いますが。)での勝利。アパパネを軸から外して高配当を期待したレースでしたが、彼女にあの走りを見せられてはぐうの音も出ません。参りました!!

昨年の11月に東京競馬場に観戦に行った時に赤松賞でこの馬の走りを見ました。4角を少し膨れて回ってきましたが、直線に入ってからの脚は1頭だけ抜けていて、そのまま伸び切って楽勝。年末の阪神JFはこの馬でいいんじゃないかと思いました。(残念ながら阪神JFの週は競馬ができず。)
しかし、まさか3冠(阪神JFを入れれば4冠)すべてを勝ってしまうような馬だとは夢にも思いませんでした。

最近の牝馬クラシックではダイワスカーレットやブエナビスタなどちょっと普通でない馬を見てしまっているせいか、アパパネを見ても絶対的な強さを感じずに秋華賞を迎えました。
ある程度早めの完成度が求められる阪神JFを勝っているあたりも含めて、秋になったら他の馬に追いつかれる馬かな?と思っていましたが、秋華賞で一番強い競馬をしました。またひと回り強くなっています。これから古馬との対戦になり、厳しいレースになるでしょうが、頑張って欲しい馬です。

さて今週は菊花賞
個人的には数あるG1レースの中でも最も興味あるG1の一つ。毎年見るにしろ、予想するにしろ楽しみなレース。そしてこのブログの予想での3連複的中の最高配当は2年前のこのレース!!
菊花賞は積極的に人気馬を嫌うレースだと考えています。
理由は去年の菊花賞の前に書いたコチラのムダ話に↓。

http://tamarufight.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-2d53.html


今年はヴィクトワールピサが凱旋門賞挑戦のために菊花賞は回避。ペルーサはゲート難のためにゲート練習(泣)。この2頭はかなり強い馬(もしかすると距離の壁を越えて強い馬)だと思っていたので厄介な相手が減り助かります。

エイシンフラッシュローズキングダムのダービー1,2着馬が順調に夏を越して、トライアルの神戸新聞杯でも好走。この2頭は間違いなく人気になるでしょう。
今年のダービーはご存じのように史上稀にみるスローペース。せっかくの東京2400mで総合力の高さが問われることはなく、単にしっかり脚を溜めたらどれだけ斬れる脚を繰り出せるかが問われたレース。

続く神戸新聞杯もスローで終いの斬れる脚がモノをいったレース。
この分野ではエイシンフラッシュ、ローズキングダムはかなり強い馬ですが、流れが締まって、レースの質が軽くない場合、この2頭が最後どれだけの脚色を保てるかはかなり怪しい部分がありあます。距離が延びたレースなら尚更。

ダービーにしろ、神戸新聞杯しろ、あれだけスローだと仮に距離の適性が1800から2000mくらいだとしても十分対応は可能。中距離レースにおけるあれだけの瞬時の加速能力は長距離適性の無さの裏返しのような気もします。

京都3000mは坂越えも含め楽ではないコース。他の騎手にしてもスローの上がり勝負というレースにしてしまってはこの2頭に対して分が悪いと思っているはず!!レースを積極的に引っ張ってくれそうなヤマニンエルブが回避してしまったことは残念ですが、ダービー、菊花賞の両方を超スローにしていまうほどトップジョッキーはお人好しじゃないでしょう


今回の菊花賞の本命馬はもう決まっています。

トウカイメロディ

みなみ北海道S札幌日経OPを完勝。
それぞれ函館、札幌の2600mのレースですが、この特殊な条件でこの馬は圧倒的な強さを見せています。
力の要る洋芝、緩まない流れ、2600mという距離。このレースの中で早めに一気に押し上げて4角先頭付近。その後も脚色が衰えることはなく、伸び切って完勝。しかも相手はオープン馬です。かなりのスタミナ、底力を備えているように思えます。

この2レースとも2着はホクトスルタン、3着はメイショウクオリア。2頭も弱い馬ではなく、洋芝適性の高い馬。3歳で斤量差があったとしてもこの連勝には価値があります。

今回も鞍上は吉田隼人騎手。道中折り合っていかにスタミナのロスを少なくするかが重要なレースなのでデビューから共に歩んできたこのコンビには期待できます。レース後のコメントで話していましたが、3コーナーから自分で動いて行くと馬がよく分かっているようで、またその動きもかなりのモノ。コース形態は変わりますが、馬が早めに動くというレースの型を理解しているので、菊花賞でも同じような積極的なレース運びを期待できます!

吉田隼人騎手と言えば、去年の菊花賞でフォゲッタブルを駆って僅差の惜しいハナ差の2着。十分にいい仕事をしたと思うですが、次走以後この馬を任されませんでした。初G1勝利とフォゲッタブルの双方を失うことになる悔しい「ハナ差」。
去年の菊花賞の悔しさを今年の菊花賞で晴らす!!こういった意味でも期待できる騎手です。
去年はスリーロールスに対して受けの競馬だったので、最後差を詰めた所でもうひと伸びされ、それがハナ差負けになりましたが、今年は早めに動けるスタミナ豊富な馬を手に入れています。早めに動いて4角先頭を目指して欲しいと思っています。仮にレースのペースが上がらなかったとしても、この馬が早めに動くことで、人気馬の決め手を削ぐことにもなります。
この馬にとっては「勝ちに行く」競馬が最善の策かと。

馬格がないので、斤量増は少し不安、ちょっと間が空いて短期放牧明けになる事も少し不安ですが、北海道の2つのOPレースで見せたパフォーマンスは菊花賞に向けて非常に魅力的。クラシックに乗っていない馬なのでこの世代の他の馬との比較は難しいですが、十分な力量をもっていると感じています。

また、主流から外れる2600mの距離を完勝していることは、同じく主流から外れる京都3000mに適性がある可能性が十分にあります。
上のリンク先でのムダ話でも書きましたが、2000mや2400mにピッタリの適性を持つ馬を嫌うが菊花賞のテーマなので、その意味でもこの馬には魅力を感じます。
東京2400mの青葉賞や函館2000mのHTB杯より、2600mのレースでパフォーマンスアップ(メンバーの質が上がったのにもかかわらず。)・・・・・・これは菊花賞向きと判断。


締まった流れのセントライト記念でお世話になった、クォークスターアロマカフェ。勝負所での反応の鈍さが長距離適性の裏返しの可能性のあるヒルノダムール辺りにも魅力を感じますが、(特にクォークスターとヒルノダムールは展開待ちといった面があるので。)やはり自分から動けてバテずに伸びるトウカイメロディが一番菊花賞で買いたい馬です。
(春のクラシックにも乗れていませんし、菊花賞トライアルも使っていない馬なのであまり人気にならないのでは?とも期待しています。)


週中時間があれば菊花賞の展望の続きを書きます。

秋華賞の予想

今週、来週は牝馬、牡馬のそれぞれクラシック最後の1冠。今週は秋華賞
春の2冠とは違い、秋になってようやく本領発揮という馬がいるかもしれませんし、春の有力馬にしても夏を順調に越せたかどうか、など予想をする側にしても様々な妄想が拡がります。(?)


アパパネが2冠を制していますが、去年のブエナビスタ、レッドディザイアのようにどうしようもない強さとは思っていません。去年はこの2頭でどうしようもないと思ったので、2頭に順番を付けて買い目を絞った3連単で勝負しましたが、今年はあまり堅い馬券は買う気になれません。

桜花賞の上位10頭+フローラSの1,2着馬が今年の世代の上位馬となっていますが、去年ほどの実力差はないでしょう。
この春の勢力図に最後の1冠に間にあった上がり馬が加わります。

その上がり馬の中でスマートシルエットが非常に魅力的でしたが、除外!!
春のクラシックに乗り損ねた上がり馬は何らかの問題があるものですが、この馬がダートを使っていたことが出世を阻んでいました。芝転向後の2戦を見る限り、バネがある走り方をしていますし、かなりの資質を持っているように思えました。
しかも松岡騎手が手綱を握る予定で、先に抜け出せれば、かなり可能性がありそうで楽しみにしていましたが・・・・・。

本命選びからやり直し・・・・。
秋華賞ではオウケンサクラやアグネスワルツが脚質、適性的に合うかな?と思っていましたが、2頭ともローズSでまさかの凡走。
ローズSは判断の難しいレースです。序盤が速く、中盤はしっかり緩んで、結局決め手のある差し馬で決着したレース。レースの入りが速くても、中盤これだけ緩んでいれば前にいる馬がもう少し残れても・・・・。

アグネスワルツはオークスで本命にした馬ですが、オークスは強い競馬でした。しかも渋った馬場で内外に馬場差があるように思えたのでこの馬の評価は高いです。それだけにローズSが不可解。渋った馬場により負担の大きかったオークスの反動かもしれません。
今回、ローズSで迷惑だったトニーポートや、個人的に強いと思っているスマートシルエット、この2頭の逃げ馬が除外になったことは単騎逃げが見込め、これはかなりの追い風ですが、調教師曰く、オークスを10とすれば今回は8.5とか言うコメントが出ていますが、これでは重く見れません。オークスでダメージがあったとしか思えません。

ローズSで上位に来た差し馬にしても、秋華賞では中盤がこれほど緩むことはありません。ローズSは序盤が速くて、中盤が大きく緩んだことは差し馬にとって差しやすいレースでした。
今回はローズで序盤の速い流れを作ったトニーポートは除外。おそらく序盤が速くなることはなく、レースの動きだしは早く、レース後半にスピードの持続力が問われる流れになると思います。ローズSとは逆に差し馬が前との差を詰めにくいレースを想定しています。

オークスは渋った馬場、主要ステップであるローズSは先行馬壊滅のレース。この2つのレースはレースレベル、各馬の力量差が測りづらいレースでしたので、春先のレースになりますが、桜花賞好走馬の中から本命を選びます。


本命はショウリュウムーン

チューリップ賞ではアパパネに完勝。それがフロックでないことは差し損ねた観のある桜花賞を見れば分かります。オークスは全く走っていないので度外視。(笑)
前走クイーンSは秋初戦、大凡走のオークスの後のレースだということを考えれば悪くないレースでした。最内枠から中団の付けましたが前が思うように開かず、最後も前が詰まっての5着。このレースでは3歳馬で古馬混合重賞を制したアプリコットフィズがクローズアップされましたが、前で巧みにレースを運んだこの馬との差はレース運び、位置取りの差。

この馬に秋華賞向きの器用さがあるかどうかは疑問、外枠を引いたら多分本命にはしませんでした。今回は内枠を引き、鞍上は四位騎手。彼の去年の秋華賞の手綱捌きは秀逸。ブエナビスタを意識しながらレースを進め、先に抜け出してブエナを封じました。

ブエナを封じたレッドディザイアのような器用さや力量がショウリュウムーンにあるとは思っていませんが、去年に比べればメンバー的に落ちるレースです。
チューリップ賞、桜花賞を見ればアパパネとは差がありませんし、秋華賞は鞍上の乗り方一つ!秋華賞の勝ち方が分かっている四位騎手ですし、京都の2000mはスタートしてすぐに1コーナー、イン、アウトの差で内枠なら前目に付けることも可能。中団あたりに付けられれば勝ち目はあります。
先行抜け出しを図る隣の枠のアプリコットを目標にこの馬を差せるレースができれば!


印は、

◎ショウリュウムーン
○アプリコットフィズ
▲エイシンリターンズ
△アグネスワルツ
△ワイルドラズベリー
△アパパネ
△オウケンサクラ

▽コスモネモシン
▽レインボーダリア
▽アニメイトバイオ
▽ディアアレトゥーサ
▽サンテミリオン

馬単。

◎⇔○ の2点が勝負馬券。

◎1着付け ▲△へ5点。

3連複。

◎○から▲△▽ への10点。


アパパネがかなりの1本被り。実力差が大きくない世代だと思っているので軸から外します。アパパネが馬券を外せば3連複はどの馬券でも万馬券になります。3連複のヒモは無理に削りませんでした。

2歳女王にして、桜花賞馬、オークス馬であるアパパネが弱いわけがありません、ローズSにしても叩き台としては悪くないレース。でも大雑把な見方をすればオークスは負けに近い同着。ローズSでは馬券を外しました。ちょっと追いつかれ気味。春の終わりで1頭に追いつかれ、秋に3頭に追いつかれていれば・・・・。
外枠を引き、内回りコースで外外を回されれば?蛯名騎手の出遅れ希望。(笑)


アプリコットフィズは随分アパパネとオッズに差ができたなと印象。この馬は強いと思っているので素直に○。

エイシンリターンズは自在性があるので好位差しを期待します。ワイルドラズベリーは差し馬ですが、回転の速いフットワーク。鞍上とも併せてドリームジャニーのようなタイプ。このフットワークは内回りコースで武器になると思っています。このローズS2,3着馬は1着馬と違って余裕残した状態での好走。上積み、成長力ともにあると思いますし、乗り方一つで。

アグネスワルツオウケンサクラは確固たる逃げ馬不在で展開利が見込める馬。状態の一変があれば。

京都大賞典の予想

今週の重賞レースは毎日王冠京都大賞典
それぞれダービー後の休み明けで、古馬と初対戦となるペルーサ、去年のJC以来のレースとなるオウケンブルースリが1番人気。この後の中長距離G1に向けて非常に期待されている馬だという事が分かります。

毎日王冠も京都大賞典も割り合い得意というか、相性のいいレースなのですが、昨日かなりの降水があり馬場が悪くなっています。開幕週のパンパンの良馬場ということであれば予想しやすいレースでしたが、道悪の分少し難しいレースになってしまいました。馬場の回復状況によって結果は変わるかもしれません。


京都大賞典


途中に坂越えがある京都2400m外回りのレース。
たいてい長めの距離を考え、坂越えまでゆっくり流れて、坂を越えて下り坂になった所で加速開始。かなり「型」のあるレース。開幕週の高速馬場なので、あとは露骨に斬れる脚比べに。よほど後方の位置取りでない限り一番速い上がりを繰り出した馬が勝つレース。

今年は少頭数で道悪の馬場。道悪の京都大賞典は初めて見るような気がします。

レースのカギを握るのはプロヴィナージュ
ドリームフライトあたりも先行するでしょうが、先行しそうな馬はこのメンバーでは力量的に少し落ちると思っているので、実質レースの流れを左右するのはこの馬。強力な先行馬がいないことはかなり有利。

哲三騎手が鞍上という事を考えても完全な上がり勝負にはしないと思いますが、距離、コース形態から後傾のラップにはなるでしょう。活路は秋華賞のように先に抜け出して残り込みを図ること。決め手勝負では分の悪いこの馬にとっておそらく道悪は歓迎。フレンチデピュティの仔なら尚更!

ただ、1400m重賞で勝ち負けしている馬だけに、2400mがいいかどうかはかなり微妙。最後に脚が鈍った所を距離に適性を持つ馬にやられそうな気がします。馬場で決め手を削がれる馬がいる分も含め、馬券圏内に残れる事を期待して対抗の評価。


本命はメイショウベルーガ

ここ3戦馬券を外していますが、天皇賞春については牝馬で京都の3200mは無理があります。宝塚記念、新潟記念についてはいい走りをしています。新潟記念は展開、負担斤量、通った場所を考えれば一番強かったのはこの馬。

強烈な末脚は安定していて、スピードの持続能力にも優れています。下り坂を利用してスムーズに加速ができて直線平坦のこの条件はおそらくベスト。さらにこの馬も道悪をあまり苦にしないと思っているので、他の馬が苦しむ分、更に有利かと。

印は、

◎メイショウベルーガ
○プロヴィナージュ
▲スマートギア
△オーケンブルースリ
△ベストメンバー
△ベンチャーナイン
△フォゲッタブル


結局人気馬を拾う予想になってしまったので馬券は順番を付けた3連単のみ。

◎→○→▲△
◎→▲△→○ の10点。


スマートギアは良馬場なら軸にしましたが、道悪で狙いを下げました。新潟記念では人気薄トウショウシロッコが来ただけに馬券圏内なら何とかならなかったかな?と今でも思っています。(笑)
このレースで借りを返してもらうつもりでしたが・・・・。

オウケンブルースリは相当強い馬。去年のJCにしてもウォッカというより、完璧な騎乗をしたルメール騎手に負けたレース。実質ジャパンカップ馬。しかも勝負所の加速能力に関してはそれほど優れていない馬だけに、下り坂を利用して加速して行ける京都は、それも直線の長い外回りは条件としてベスト。おそらく京都の2400m、3000m。3200mは鬼適性。
しかし、去年のJC以来のレースはかなり割引きが必要。1番人気なら尚更。軸から外しました。

ベンチャーナインはビリ人気なら迷わず拾います。道悪だったプリンシパルSの走りはよく覚えています。この馬も京都は合うと思っています。菊花賞以来となりますが、6着とそれほど負けた訳ではありません。


毎日王冠はかなり楽しみなレースでしたが、このレースは見るレースにします。
見解については一つ前の記事のコメント欄に長々と書いてあります。

スプリンターズSの予想

いよいよ秋の秋のG1シーズン突入!明日はその第一弾スプリンターズS
散々悩んで予想してもレース自体は1分少々で終わってしまいます。まばたきする間も惜しい一流スプリンターによる中山1200mの電撃戦、中身の詰まったレースになる事を期待します。

舞台になる中山1200mはちょっと特殊なコース。
スタート地点から下り坂が続き、スピードがあまり緩まず最後の急坂を迎えることになり、現役最強のスプリンターが集まるレースとなれば間違いなく前半が速いレースになります。個人的には特殊なコースながら、スプリンターのNo.1を決めるのに相応しいコースだと思っています。

ハイペースの消耗戦になりやすいレースなので、それなりにこの手のレースに適性のある馬を軸に選びたいレースです。
たとえば、3歳でセントウルスSを快勝したダッシャーゴーゴーは今後のスプリント路線を引っ張ってくれることを期待したい馬ですが、前傾ラップのファルコンS北九州記念を凡走して(北九州記念は見直せるレースですが)、前後半ほぼイーブンのCBC賞セントウルスSを好走したとなると、今回のレースは個人的に非常に買いづらい馬になります。

明日はちょっと天候があやしいようです。馬場がかなり渋るようなら、このコースでは前半の下りでスピードに乗り前に行った馬が圧倒的に有利になります。
最後の直線では馬場とスタミナ切れでまともなストライドで走れなくなるので、行った者勝ち、前半の下りで乗ったスピードの惰性でそのままゴールに雪崩れ込めるレースになりやすいと言うことはカルストンライトオアストンマーチャンが証明しています。
明日レースが行われる時間にどのような馬場状態かは分かりませんが、ここではなんとか良馬場でレースができると想定して予想します。


本命は香港馬グリーンバーディー

秋のG1初戦でいきなり1番人気の、それも香港馬を本命にしてしまいますが、ちょっと今の日本のスプリント路線は層が薄いと思っていますし、トップにいる馬もそれほど強いとは思っていません。
最近ではサンアディユスリープレスナイトはスプリンターとして強いと感じましたが、スプリントG1を制したキンシャサノキセキやローレルゲレイロは純然たるスプリンターか?と言われればそうではないような気もします。

香港馬なのでよく分からない所もありますが、グリーンバーディーはおそらくは混じりっけなしのスプリンター。春の高松宮記念は場合によってはマイル寄りの適性を問われることもありますが、中山1200mで行われる秋のスプリンターズSは上に書いた特殊なコース形態も手伝って、名前の通りスプリンターの資質を問われるレース。

言うまでもありませんが、近年香港のスプリント馬の質は非常に高く、実際このスプリンターズSでもアウェイをもろともせずサイレントウィットネスが勝利しています。

できれば日本のG1は国内馬に勝って欲しいので、国内馬から本命馬を選びたいのですが、今回のグリーンバーディーの前走、セントウルスSについては前哨戦の走りとしては申し分のないものだったと思います。

不慣れな日本の馬場、それも開幕週の高速馬場で2着。ペース、馬場を考えてもこの馬の位置取りからは差せるはずのないレースでしたが、首差まで迫りました。
ちょっとこれは本物かな?と思いました。
今回は59キロ→57キロ、目標のレース、阪神の開幕週から開催の進んだ中山1200mへの条件替わりとすべてパフォーマンスアップの要素。

このグリーンバーディーについてはサイレントウィットネステイクオーバーターゲットようにG1を数多く勝利してからの来日ではなく、G1勝利は僅かにシンガポールでの1勝のみ。セントウルスSの時点ではかなり懐疑的な見方をしていましたが、セントウルスS1戦だけで見方が変わりました。
レベルが高いとは思えないレースで、今回のレースには参考にならない流れのレースでしたが、ちょっとスケールの大きさを感じました。サイレントウィットネスと同じとまではとても思えませんが、それに近い力量があるような気がします。

付け加えるなら、唯一のG1勝利である2走前のシンガポールのレース、ロケットマンとのマッチレースでこの馬を凌いだ事。ロケットマンは相当強い馬です。このべらぼうに強い馬を、それも相手のホームで破った事には意義があります。インからスムーズに抜け出て外にいるロケットマンと馬体を併せてねじ伏せたレースぶりにも光るものがありました。
それ以前の香港のレースでもセイクリッドキングダムと僅差の勝負ができていればおそらくフロックではないでしょう。

嫌うとしたら極端に前傾になるラップへの適性ですが、これは分かりません。サイレントウィットネスは全く問題にしませんでした。今や香港のスプリント路線のレベルは世界でもトップクラス。そこでトップになれるような馬にとっては少々のコース形態、ペースの違いなどは些細なことなのかもしれません。
前に行く馬ではないので、少々心配ではありますが斤量も2キロ軽くなりますし、目標のレース、取りあえずある程度の位置には付けてくると思います。



対抗馬ですが、グリーンバーディーは単勝2倍前後の評価になると思っていたので対抗馬は穴馬にしようと思っていましたが、現在単勝3.4倍。キンシャサやローレルゲレイロもよく売れていて全体的にオッズは割れ気味。
3連単ならそこそこ配当が見込めるので無理に穴馬を選ぶ必要も無くなりました。

対抗はビービーガルダン
去年のキーンランドカップに比べると今年の行きっぷりの悪さがかなり心配ですが、中山1200mの前傾ラップに一番適性があると思っているのはこの馬。中山1200mに替わることで一番上昇度の高い馬と踏んでいます。

この馬はテンのスピードが特別速いわけではない先行馬。強みは早めに位置取りを上げて4角先頭を目指せて、その後の脚も続くこと。
去年のスプリンターズSはハナ差で逃しましたが、一番強い競馬をしたのはこの馬。
もう少しテンのスピードがあれば言う事のない馬ですが、前走のように内に包まれることなく、3角辺りから自由に動けて4角先頭を目指せる競馬ができれば馬券に絡む可能性は高いと思っています。
残念ながら内目の枠を引いてしまいましたが、安藤騎手なら前走と同じ轍は踏まないでしょう。

前走の敗戦でもっと評価が下がると思っていたのですが、意外に評価が高いのが残念。

印は、

◎グリーンバーディー
○ビービーガルダン
▲ワンカラット
▼ジェイケイセラヴィ
△ローレルゲレイロ
△サンカルロ
△キンシャサノキセキ

キーンランドC1,2着馬を順調さを欠いているG1馬2頭より上に取りました。
キーンランドCはたいして手綱を動かすことなく楽に先手が取れた2頭による決着。この2頭はスピードがあるだけに有利にレースを運べそうです。順調にここに駒を進めたことも、今が充実期でありそうなこともプラス要素。
問題は夏場に3戦使って余力がどのくらいあるか。

馬券は3連単。

◎→○→▲△
◎→▲△→○ の10点。

◎→▲→▼ の1点も。

せこく配当が高めの3連複もケア。(笑)

◎○から⑮⑨③ の3点。


本命対抗の2頭軸の馬券を買う事が多いのですが、レース中しばしばどちらかを見失います。今回は2頭そろって緑の勝負服赤い帽子。今回は見失う心配はなさそうです。(笑)

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