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宝塚記念の回顧

宝塚記念はいいレースでした。
馬場もやや重まで持ち直し、ファン投票で選ばれたスターホース達の激突。

逃げをにおわせていたナムラクレセントがやはり行きました。首を高く持ち上げながら単騎の形を作り1コーナーへ。先行馬アーネストリーは2番手。ブエナビスタもやはり前目に付けました。横山騎手は明らかにインを意識しており、内にセイウンワンダー、ネヴァブションがいましたが、1コーナーの頃には最内に馬を入れます。すぐ前にはアーネストリー。この馬が目標か。
ブエナの外にはロジユニヴァース。ブエナの後ろのインのネヴァブション。それぞれがほぼ狙い通りの位置に付けました。

ナカヤマフェスタはまずまずのスタートを切り中団の外に。ジャガーメイルは中団の中ほど。ドリームジャニーはスタートで大きく外側にヨレて(大外枠で幸い)一番後ろ。馬場状態から一番後ろではノーチャンスなので1コーナーまでに中団の後ろくらいまで位置取りを上げます。フォゲッタブルはドリームジャニーの後ろ・・・・・・。

この隊列のまま勝負所である3~4コーナーへ。
2番手にいたアーネストリーは持ったまま直線に入ったところで先頭へ。すかさずブエナビスタはこの馬の内にもぐり込みます。そしてロジユニヴァースは実況曰く「絶好の手応え!」(笑)
外を回した馬達も迫力がありました。アクシオン、ナカヤマフェスタ、フォゲッタブルが捲り上げます。ここで目を引くのはやはりドリームジャーニー。毎回思いますが、勝負所で全馬が必死に追い出す中、420キロの馬が58キロを背負って後方から一気に位置取りを上げます。とんでもないパフォーマンス!

残り200mの看板の地点ででグイっとブエナビスタが前に出て、外から来る馬で一番脚色がいいのはナカヤマフェスタ!
ここで「これは馬単が当たったかな?」と思いました。

残り200mも見応えのあるレース。
現役№1ホースに目標にされ、一旦交わされてしまったら勝負はついたはずですが、アーネストリーはかなり勝負根性がありそう。必死に食い下がりブエナと半馬身差でゴール。この2頭の追い比べは記憶に残りそう。

個人的にもっと記憶に残るのはナカヤマフェスタの末脚

《馬券は、◎○▲の馬単フォーメイション。▲の1着は買わずに4点。》

ナカヤマフェスタは4歳馬ならでは上積みも含めて勝負になる馬だと思い、期待していましたが、外枠に不慣れな関西での柴田騎手では勝利まではどうかな?と3頭ボックスにせず2点ケチってしまったのが・・・・・・・。
ナムラクレセントの逃げ作戦を知って、最後に○→▲に落としてしまった事が明暗を分けてしまいました。
今年は高松宮記念からでしたが、ブログの予想はまさかの前半戦全敗!!!

ナカヤマフェスタと柴田騎手の雄姿は長らく記憶に残りそうです。(泣)


各馬について。

1着、▲ナカヤマフェスタ

この勝利はフロックではないと思います。
もともと東京スポーツ杯でブレイクランアウトを完封したり素質の高そうな馬でした。京成杯はメチャクチャな競馬でしたが、2着。皐月賞は先行馬丸潰れのレースでしたが、前目いた馬では最先着。ダービーは後ろ過ぎて勝負になりませんでしたが、1頭だけ違う脚色で4着まで押し上げました。

展望でも書きましたが、セントライト記念のこの馬の走りは並みの馬にマネのできるモノではありません。相当強い競馬で、よって菊花賞では本命を打ちました。
その後の菊花賞、中日新聞杯は全くの惨敗。敗因はセントライト記念の反動か輸送でしょう。4か月休んで、こっそり東京のOPレースで完勝。(この辺りが人気が付かなかった原因かと。)
さすがに休み明けで宝塚だったり、OPレースを落としているようでは重い印は打てませんが、完勝していれば狙いが立つ馬でした。しかもセントライト記念時よりかなり力を付けている可能性もありました。
東京や京都でどうかはハッキリしませんが、セントライト記念を締まったラップを捲り切って完勝できる馬なら!阪神2200mの捲り勝負なら!しかも不安要素だった輸送は早めに行う事で払拭。

この後はどうでしょうか?人気になるなら東京などでは嫌う事もできるかもしれません。
陣営もこの馬は距離やコース、調教がどうの、馬体がどうのより、馬が気分良く走るかどうかポイントと言っていますし、気分屋さんかもしれません。
父ステイゴールドのように人気が下がった時に激走する、穴党を喜ばせてくれる馬かも?

とにかく持っている能力は非凡、ステイゴールド産駒にしては馬格がある馬ですし、ちょっと楽しみな馬です。今回のレースは6歳のドリームジャーニーから4歳のナカヤマフェスタに何かがバトンタッチされたレースなのかもしれません。

2着、◎ブエナビスタ

前目に付けるとは思いましたが、インにこだわるとは思いませんでした。そしてアーネストリーに狙いを定めていたようにも思えます。馬場状態を考えればよい決断ですし、一番人気の馬ですから勇気ある決断でもあります。さすが勝負師。

今回の決め手が削がれる馬場ではペースによってはアーネストリーが残ってしまって、ブエナが差し損ねてしまう事が十分に考えられるレース。リスクを負ってでも、マッチレースに持ち込んだのは間違いなく正解。

今回のレースはブエナビスタに向かないレースでした。
元々末脚の抜けた推進力を一番の武器にする馬にとって内回り阪神2200mは合いません。合うのは東京2000や2400、京都2200。
加えて湿った馬場、内枠に入った強力な先行馬。中団辺りから末を活かすレースがべストだと思いますが、今回は先行する馬を追い落とす必要がありました。本来のスタイルを崩してのレース。

負けたのは馬体を併せることなく、外からスパーンと伸びた馬。
乾き始めの微妙な馬場で判断は難しいのですが、最後の直線では、ほんの少し馬場差もあるかもしれません。
負けて強しのレースだったと思います。仮にナカヤマフェスタと同じ位置にいて、同じような競馬をしていれば、コチラが先着していたかもしれません。(しかし常勝を求められるこの馬にはこの選択はできない状況でした。)

今回は2着に敗れましたが、あいかわらずこの馬のピークと思われる今年は、この馬に逆らう気はありません。

3着、アーネストリー

上にも少し書きましたが、初めての一流馬との対戦、初のG1レース。良い枠は得られましたが、必要以上に人気になり、現役№1ホースの恰好の目標にされながら、最後の凌ぎ合いは見事。

この馬はまともに使えるようになったのは3歳の秋。成長曲線が後ろにズレ込んでいる馬。おそらくやっとピークを迎えた馬。心肺機能がかなり発達している馬らしいのですが、ブエナビスタとの叩きあいを見れば納得。

佐々木調教師は「タップの域に並ぶ馬」など、レース前にこの馬の強さについて公言していますが、人気の付き具合にも影響が出たと思います。もちろん先頭付近でレースを引っ張る馬だけにこういう事を言うと、余計に目標にされますし、実際現役最強馬の目標になりました。
自信があってもはぐらかす事を言ってレースを迎えた方が逃げ馬にとって、僅かながら有利にレースが運べるはずです。

しかし、こういう調教師は大好きです!!
なんと言うかスケールを感じます。こんな人がスケールのある馬を育てて行くのかな?とも。本当にタップに域に達して欲しいと思ってしまいます。

中日新聞杯を見て十分に強いと思いましたが、更に成長しています。できれば「逃げ」のスタイルを持つ馬になってもらい、強靭な心肺機能を武器に、そのまま押し切りを狙うような馬になってもらいたいです。

この後は札幌記念→天皇賞秋らしいのですが、天皇賞秋でこの馬がどのくらいの器なのか判断できるかと。
馬券的には、札幌記念(勝利)→天皇賞秋(掲示板にも載らず)の後、人気が落ちた有馬記念が一番狙いやすそう。

4着、ドリームジャニー

大阪杯の3~4角の動きを見て、もうピークは過ぎたと思いました。
今でもこの馬の本当の意味でのピークは過ぎていると思いますが、今回の走りは見事!
スタートでヨレて出遅れ、1コーナーまでの長い直線で挽回して中団の後ろに。3角から動き始めて誰よりも距離ロスをしながら捲り上げて、しかもそのスピードをゴールまで持続しなければいけないこの馬にとって、スタート直後に脚を使わなければならない事はかなりのマイナス。

それでいてあまり差のない4着。
本当に凄い馬です。
420キロの馬体に58キロは、他の馬に比べて負担は大きいはず。こういう馬はかなり気力というか闘争本能で走っている部分が大きいと思います。
それだけに、一度気持ちが切れてしまうと、ガクッとなりやすいと思っていました。大阪杯の時がその時かな?と感じていました。
スタート後、脚を使っていながら、あのパフォーマンス。まだ、根性馬健在です!!

凄い馬ですが、この後のG1は天皇賞とJC。どちらも東京コースで、この馬のフットワークは明らかに合いません。G1となると有馬記念しかありませんが、今すでに峠を越えていると思っている馬だけに半年後どうでしょうか。去年のように◎にはできません。


フォゲッタブル

ナムラクレセントの逃げ作戦を知って、アーネストリーが単騎逃げに持ち込む所を強引にナムラクレセントが・・・・、なんて妄想をしつつ、消耗戦での浮上を狙って、最後になって対抗に抜擢しましたが、裏目に。

3~4角で捲り上げますが、ここでの動きはドリームジャニーは仕方がないにしても、ナカヤマフェスタと比べてもかなり劣ります。
この時点で3連馬券は諦めました。
この反応の悪さは長距離に適性が振れているためか、状態が戻っていないためか・・・。

結局、直線に入った所で、外から来たドリームジャニーと内にいたジャガーメイルに挟まれて落馬しそうになっています。ここで挟まれなくても馬券に絡むのは無理でした。

5着、ネヴァブション

高いレベルでの決め手、底力などをそなえているブエナビスタの後ろで息をひそめている競馬。これでは勝ちはありません。
今回の少々時計のかかる阪神2200は、関西圏のレースという事を除けば、この馬にとってベストに近い条件。
力の要る馬場で、意外に流れが締まらず、4角先頭の積極的な競馬をした時にチャンスがある馬だと思っていました。ブエナより後に動き出すというのはちょっと残念な競馬。

それでも5着で賞金を手にしました。
この馬から馬券を買っていた人は、決め手がない馬だけに、もう少し積極的に、もう少し前で、と歯がゆい気分でこの5着を見ていたのではないでしょうか。

ロジユニヴァース

馬場の渋った阪神内回り2200m。ベストに近い条件。4歳世代トップの底力を誇るこの馬が万全で、早めにレースを動かして消耗戦を演出できればかなり可能性のある馬でしたが、やはり長期休養を1つ叩いたくらいでは勝負になる状態までは無理でした。

それにしてもちょっと負けすぎ、と言うか早く勝負を諦め過ぎています。どこか故障したのかと思えるほど。
ちょっとこの馬は心配。ダービーがタフすぎるレースだっただけに精神的に燃え尽きてしまった可能性も。立て直しに期待します。

イコピコジャガーメイル

どちらもこのレースは条件的に向かないレース。
それにイコピコは休み明け。ジャガーメイルは天皇賞春が渾身の目標レース。
この2頭は広いコースでの上がりの速いレース向きかと。

今後選択するレースよっては十分見直せる馬。

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