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桜花賞の回顧

桜花賞を制したのは関東馬のアパパネ。去年の暮れの阪神JFに続いてのG1連覇となりました。

今回は検討する時間がなく、レース直前での予想になってしまいましたが、あんなに速い芝で、しかもあれほど内が良いとは思っていませんでした。一流と呼ばれるジョッキー達は明らかに前目のポジションを意識していたように思えます。


勝ったアパパネ
これで正真正銘の牝馬クラシックの主役。東京コースでいいパフォーマンスを見せていますし、次から更に人気になるでしょう。
ただ、この馬の母親は活躍できたのが3歳春まで、それ以降はパタッと走らなくなり、距離も1000~1200mまで。

今回は人気でも軸にしましたが、それは桜花賞こそ最大の目標レースだと思っていたからです。状態も生涯最高と言えるものだったと思います。この後の成長力については疑問を持っています。蛯名騎手もレース前に「2歳の放牧明けに馬が一番成長しました。その後は大きな変化はありません。」とコメントしています。このコメントの受け取り方は人それぞれだと思いますが。
2歳暮れでNo.1ホースでしたが、今回のレースでもその座を守りました。しかし、その差は僅か。早い段階での完成度の高さという貯金はそろそろ無くなるのでは??
距離延長+アパパネを上回るライバル達の成長力。オークスではこの馬に先着する馬が複数頭出ると思っています。
(力量差の大きくない世代で、クラシックの主役に祭り上げられている馬は嫌わないと!)


2着、オウケンサクラ
土曜にカーラジオで競馬中継を聴いていると、聞き間違いでないのなら阪神競馬場にはサクラの木が760本もあるそうで、競馬と花見の両方が楽しめるとは贅沢な競馬場と思ってしまいました。
土曜は阪神牝馬Sでカノヤザクラが穴をあけ、日曜の桜花賞ではオウケンサクラが惜しい2着。サクラの季節に、サクラの名所で、サクラを冠する馬が連日の好走。

珍しく美浦の馬が注目されている桜花賞で、オウケンサクラは栗東の馬の総大将と言っていい存在。軸にしようかと考えていた馬でしたが、ローテが詰まりすぎて上に、3月にトライアルを2戦消化・・・・・。これが引っかかって思い切れませんでした。
未勝利。500万と連勝。初重賞のチューリップ賞は4着。これは位置取りが後ろ過ぎた事が大きく影響しています。次のフラワーCは圧勝。2着コスモセンサーは十分な力を持つ馬ですから、オウケンサクラの成長力も感じられました。

もう一つ。土曜のレースからそれほど時計の掛からない馬場だと感じ取れました。時計が速くなった時にどうかと一番疑問に思う馬でした。これまでのレースはどれも時計の掛かるレースばかり。
ところが、いきなり桜花賞レコードとなるレースで勝ち負け。この馬は強い馬だと思います。ただ、今回は馬場に恵まれた事も確かな馬。このまま順調に成長するなら秋華賞で買いたい馬。

3着、エイシンリターンズ
新馬戦を464キロで迎えた馬が、馬体を減らし続け前走チューリップ賞で更に馬体を減らして440キロ。この辺りがどうなのかな?と思って評価を下げましたが、それでも相手で2番手の評価。

エルフィンSを勝って、チューリップ賞も惜しい競馬をした割には人気がありませんでした。多分馬体を減らし続けている事が悪い印象を与えたのだと思います。
太り過ぎでデビューしてしまった馬かもしれませんが、馬体を減らしての激戦で次辺りは・・・。

4着、ショウリュウムーン
この馬は本物!
予想の所でトールポピーと重ね合わせましたが、やはりこの馬はギアが重いと言うか、勝負所での加速能力に問題があります。ただ、それを補ってあまりあるスピードに乗った後のスピードの持続能力を備えています。
今回はこれではインから馬群が割れないと無印にしましたが、ちょっとこの馬のスピードに乗ってからの爆発力は抜けています。4角を抜けた辺りではモタモタしているように見えますが、スピードの持続能力が凄い。迫力あるストライド。

せっかくスピードに乗った後、前の1着、3着馬が壁になり、一旦減速し、その外に進路変更しなければならなかったのは、瞬時に加速できる馬ではないだけに致命的でした。最内枠が最後までひびきました。

この馬は早々とオークスの本命馬に決定。
オークスでは多少距離ロスをしてもスムーズな競馬が必要だと思います。ギアをトップに入れた後、この馬ならではのスピード持続能力を存分に活かす競馬。
オークスがある程度流れるレースならかなりチャンスがありますし、たとえスローでも3歳牝馬にはキツイ2400mの距離、長い直線がありますので、十分に勝負になると思っています。

マイル戦でのあの勝負所のモタモタ感は、この馬の距離の適性がもう少し長い方に振れている可能性も。

5着、アプリコットフィズ
当然オークスでは見直しが必要な馬。東京コースでのこの馬パフォーマンスの高さは侮れません。今回が4戦目で初の輸送、初の世代トップレベルの馬との対戦。それにしては上々の内容。

6着、シンメイフジ
一番割を食った馬!!
これだけ速いタイムの決着で、内の馬場が良いと「大外枠、後方脚質」は致命的。逃げ馬が上がり34.5秒では差せません。
自身は外を回りながら唯一の上がり33秒台。かなりよく走っていると思います。今回は運が無かったとしか・・・・。

7着、ギンザボザンナ
この馬に誂えたような馬場だったのに出遅れ・・・。
後ろから差して良さが出る馬とも思えず、本当にもったいない競馬。
今回安藤騎手がやった騎乗を、内枠、人気薄のこの馬に乗る北村騎手がやりそうだと思っていたのですが。
いい脚が長く続くようなタイプではないと思っているのでオークスでは要らないと考えます。中山が向いているのでは?

8着、アニメイトバイオ
「馬は落ち着いていて、流れにも乗れましたが、伸びませんでした。もっと切れると思ったのですが……。敗因がわかりません」
内田騎手はこのようなコメントを残していますが、私もちょっとこの敗因は分かりません。速い時計に対応できなかったのか?上がりが速すぎたのか?馬群のど真ん中にいたのが悪かったのか?

内田騎手は馬場を意識して前目に付けて、馬の後ろに巧く入れたと思ったのですが残念。前走の+14キロ、今回-20キロ。増減が大きい事は良い事ではありませんが。

17着、ラナンキュラス
胡蝶蘭の記事を書いた時に触れた馬。
桜花賞馬の母親ファレノプシスもあって多少評価に上乗せがあると思っていましたが、やはり思ったより人気になっていました。
毎回実力分は走っていた馬が今回は全くやる気無し!後ろでは勝負になる馬場ではないので四位騎手も前に行くように促しますが全然ダメ。
もちろんこれがこの馬の力ではありませんが、今回のダメっぷりが精神的な所から来ているとこの後が心配。



今回の桜花賞は馬場(特に内!)が非常に良い状態であった事が影響していると思います。去年は桜花賞とオークスの1~3着が全く同じ顔ぶれという珍しい世代でしたが、これは力量の差が大きい世代ならでは。
今年はその逆だと感じています。今年の桜花賞は先行できる能力を持った馬が有利にレースを運びました。時計が速い決着だっただけに、ある程度のマイル適性も求められたような気がします。

個人的にはこの後の2冠は馬券に絡む馬の顔ぶれが大きく変わっても不思議ではないと思っています。

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