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2009年12月

有馬記念の回顧  ~記憶に残るレース~

非常に見応えのある有馬記念でした。
「放牧」前という事もあり、ブログ開設以来一番予想に力を入れたレースでしたが、その価値の十分あるレースでした。力と力、才能と才能のぶつかり合い!!これぞG1レース!こんなレースがあるから競馬ファンをやめられません。

(注)一番力を入れたレースだっただけに、いつもレース回顧よりさらに長め。無駄に長いレース回顧なっています。

勝ったのはドリームジャーニー

明らかにこのレースが目標レース。この馬が古馬中長距離G1で勝負になるのは勝負所がコーナー区間になる宝塚記念と有馬記念。あの小刻みなフットワークゆえにその勝負所での機動力はズバ抜けています。
相変わらず抜群の加速力!宝塚記念の再現を見るようでした。

池添騎手は流れが速いと見て、慌てず騒がず後方待機。この人は大舞台でも腹を括って、微塵の迷いもない騎乗ができる騎手、勝負師なので安心して1着付けの馬券を買うことができます。

リーチザクラウンの逃げ方によっては勝ちを逃すこともあるとは思いましたが、この舞台では馬券を外すことは考えられませんでした。
実況をしていたアナウンサーが、リーチの1000m通過が「58.6秒!ちょっと速い!」と叫ぶように言います。これはちょっとどころではありません。
更にはこの流れの中をマツリダゴッホが3コーナーに入る前から先頭めがけて捲り上げます。
ちょっと極端な展開を想定しましたが、想定通りのかなりの厳しい流れになり、この時点でほぼドリームジャーニーの勝利を確信。

この馬に関しては、4角での動き方だけを確認して、直線からゴールまでは安心して見ていられました。ドリームジャーニーにとってまるで誂えたようなレースになりましたが、腹を決めての後方待機から見事この馬の強みを発揮させた池添騎手の騎乗ぶりは見事。
さすが一流の勝負師!!・・・・・・・ただ、レース後はちょっと泣き過ぎ??感動屋さんなのかな??

この人のインタビューの受け答えにはいつも正直さ、誠実さを感じます。特にレース前の騎乗馬の状態については、何も付け加える事なく、自分が感じたままを語ってくれます。この辺りは騎手によって違うところですが、彼の場合は馬券を買う側してみれば大いに参考になります。
調教師もレース前のインタビューで、宝塚記念の状態までとは言わないが、かなり近いところまで仕上げる事ができたと語っていました。何の衒いもなく、これはおそらく正直なコメント。状態面に関しては何の心配もないなと安心して◎が打てました。

ファンに対して十分な誠実さを持っているドリームジャーニーの関係者に心からおめでとうと言いたい気分です!!


2着、ブエナビスタ

長々と書いた展望の各馬の見解についてはある程度的を射ていたように思っていますが、この馬は見当違い!今回の有馬記念で一番強かったのは間違いなくこの馬!

初めての対一流牡馬戦、初めての中山コース、冬場の中山の芝、初めて経験する非常に厳しい流れ、しかもその流れを前目に付けて積極策!!今まで出走したレース、そのレースでのパフォーマンスを思えば、すべてマイナスになり得る要素!
同じ位置にいた一流牡馬、しかもスタミナ、底力自慢の馬でさえべらぼうに上がりが掛かっている中、この馬の上がりは35.8秒!
化け物!!!しかもこの馬は牝馬ですよ!!

展望の2で「ダイワスカーレットウォッカのような化け物牝馬は別として」と前置きをしてから牝馬と牡馬についての大雑把な個人的見解を述べましたが、今となっては虚しい記事になってしまいました・・・・・。
まったくこうポンポンと牝馬離れした馬が出てきてしまうと考え方を改める必要があるのかもしれません。人間社会同様、馬もどんどん女性が強くなっている??(笑)

これだけ末脚の斬れのある馬に何で類稀な底力まで具わってしまうのでしょうか?
天は二物を与えず」なんて言いますが、これは嘘ですね。

来年この馬は間違いなく人気になってしまいますが、どう嫌えと・・・・・。
年明けの1戦目を早めに使うなら、今回のタフなレースの影響があると見て嫌うことも出来ますが、ここを難なく勝ってしまうと・・・。

そもそも今回のレースも、前走エリザベス女王杯の影響があると考えていました。
あまりの凡レースで前で普通に走っていた力量の疑わしい馬が残ってしまうレース。勝たなくてはいけないこの馬は届かないと思っても前の馬を目指して極限の末脚を繰り出す必要がありました。早めに位置取りを上げてのラスト3ハロン32.9秒!この馬自身初となる極限の脚。最後までビッシリと追われてのものです。
「次のレースで全く影響がなかったら化け物です。」とまで書きました。
今回の走りを見れば、多分影響は無し・・・・。

超スローからの究極の上がり勝負をした後に、真逆の適性を問われる有馬記念で例年にまして流れを締まってかなり上がりタイムを要す底力勝負!それもこの流れを前目に付ける競馬。そしてほぼ勝ち負け・・・・・。

この馬はおそらくスペシャルな馬。来年は競走馬として最も充実する4歳。
鬼門は内回りの宝塚記念と有馬記念だと思いますが、この2レースでさえ勝ってしまう可能性があります。来年は是非海外挑戦を!

中山2500mはスタートしてすぐコーナーになるので、内枠で発馬さえよければ、インアウトの差で前目に付けやすいレースですが、横山騎手はよくそれを実行したと思います。多分乗り替わりの際に、できるだけ前にという注文はあったと思います。
まさか5番手辺りに付けられるとは!驚きました!!

今回は流れを考えればこの位置は明らかに不利。仮にリーチザクラウンの逃げが速くなければ完勝まであったと思います。横山騎手は「追い込み馬」ブエナビスタで有馬記念における最もオーソドックスな勝ち方を目指した訳です!

予想外の試み!ここまで違うスタイルの競馬を、しかも一番支持を受けている馬でやってしまうと、仮に能力を発揮できなければ(そのリスクは十分にあります)非難の矢面に立たされるには横山騎手。それを顧みず決断!
相当な勝負師!!その胆力、騎乗技術共にさすが!!
せっかくのこの英断も流れが向かなかったのが残念、ハードラックでした。

ブエナビスタが後方待機だったらどうだったか?については競馬ファンの間で興味が尽きないところだと思いますが、個人的にはやはり中山2500mでは4角での機動力の差でドリームジャニーに負けていたと思います。仮に来年同じ力を持ったドリームジャーニーと対戦するなら先に抜け出た方が得策かと。


3着、エアシェイディ

スタートして後藤騎手が位置取りを最後方まで下げたのを見て、期待が膨らみました。ズバリこの馬の着拾いに期待していた訳ですから!!
去年はスクリーンヒーローなど中団の同じ位置にいた馬がダイワスカーレットの作る流れの中、果敢に勝ちに行きました。でもこの馬(後藤騎手)は全く勝つ気はなく、流れを考え、仕掛けをワンテンポ遅らせて、勝ちに行った馬が止まる中を差しての3着。完璧な「着拾い」の競馬。

7歳の去年でさえ、勝ちを諦めている訳ですから、一つ年を重ねたこの馬が今年勝ちを目指すとは到底思えません。しかも今年はダイワスカーレットとは違って、コントロールの難しいリーチザクラウンが逃げるレース。そしてリーチを目標に競り落としに行く馬も多いレース。多分後藤騎手は私と同じ展開を予想していたと思います。

選択したのが、1頭だけ別の競馬をして掲示板(3,4,5着での賞金ゲット)を狙うレース。(まさか露骨にスタート直後から一番後ろに下げるとは思いませんでした。ある程度行って仕掛けのタイミングをズラすと思っていました。)
流れがかなり厳しかった分3着を手にいれました。他の15頭が勝利を目指す中、スタート直後から勝ちを諦め、直線で勝ちに行った馬の脚が止まるのを尻目に、できるだけ上の順位をせしめようという魂胆。

ファンが楽しみにしている祭典有馬記念で何とも無粋な策で、ロクなものではありません!!しかし3着賞金は4500万という大金!来週の中山金杯の1着賞金より上です。ある意味ビジネス。彼らはプロで賞金が(生活が)かかっている以上キレイ事も言っていられないでしょう。
私も身銭を切っている以上、割がいいと踏めば着拾いの馬にも重い印を打ちます。

この競馬を実践するためには馬が騎手に指示に対して従順である必要がありますが、このコンビは長く、後藤騎手は完全に手の内に入れている馬。そして去年同じレースで実践済みという事も期待できる要素でした。

ただ、この馬の「着拾い」に関してはかなりあると思われていたようで、エアシェイディの単勝オッズは32倍(11番人気)ですが、複勝ベースでは人気サイドのリーチザクラウン、マツリダゴッホとほぼ同じ、アンライバルドやイコピコより人気になっていました。

何にせよ、2年連続3着に入った訳でして、老獪というか、したたかさを持っているというか、さすがベテラン同士のコンビと言うべきでしょうか。


エアシェイディが浮上する流れを作ったのは逃げ馬リーチザクラウンと果敢な捲り上げを見せたマツリダゴッホ。リーチザクラウンについては特に言う事はないので、

マツリダゴッホ

この馬の「型」は一つだけ。先行押し切り。
斬れる脚が無いため、自分で早めに動いてレースを早めに動かし、後続の末脚を封じる競馬。これは競走馬としての最強の型の一つだと思っています。特に小回り、内回りコースではレース自体を支配できます。
並みたいていの馬ができる型ではなく、ズバ抜けた底力が必要。このタイプの馬は個人的にはかなり好みです。
特に中山では、この型を持っているという事は競走馬としての絶対的な強みですが、4角先頭を目指さなくてはならないという点で今回のレースの逃げ馬、リーチザクラウンは厄介でした。どちらかと言うと、あまり速く流れからの早めに仕掛けてのロングスパートの方が合うと思っています。

蛯名騎手もレースの流れが例年になく厳しいという事は十分分かっていたと思いますが、果敢な早めの動き出し!マツリダゴッホはあそこで行かなければいけない馬。勝ちに行かなければいけない馬。
ちょっと動き出しが速いような気もしますが、この引退レースですし、好騎乗だったと思います。

厳しい流れの中、早めに動いて4角先頭!間違いなくこのレースのハイライトシーン!!

蛯名騎手のこの選択は敢為であり、言ってみれば「武士道」!!

厳しい流れが分かっていながら、あの流れをあそこで捲くり上げる事がどれだけ厳しい事が分かっていながらのマツリダゴッホのスタイルを貫きました!!
負け戦と分かっていながら敢えて死地に赴くサムライ!
武運がなく同じ負けるにしても、己に恥ず事のない負け方を!」まさにサムライの心意気であり、美学!

騎乗馬を確保するために厩舎間を奔走することもジョッキーの大切な仕事の一つですが、ローカル競馬で勝ち星を荒稼ぎする某騎手に対して、営業スマイル全開であんなにペコペコしている奴には絶対に負けないと言ってのける蛯名騎手。
以前から勝負師としての気概を持った人だと思っていましたが、今回の騎乗ぶりはまさにサムライ!

このブログによくコメントをくださる馬方歳三さん。
見ての通り幕末のサムライ土方歳三に魅力を感じている方です。(私も同じです。)

土方歳三も新しい時代の流れに逆らって己の武士道を貫き通した人。元々実家の石田散薬を行商していたなど、経済の中にいた人なので、他の武士とは違い時代がよく見えていたと思います。時代に逆行している事も重々承知、最後は負け戦と分かっていながら敢えてその死地に赴き、己の武士道を貫いて生涯を終えました。

己のスタイルを貫くという点で今回のマツリダゴッホ、蛯名騎手にダブります。
そして馬方歳三さんは、男のマツリダゴッホ単勝勝負!!
最強の型を持ち、間違いなくその型を貫くであろうマツリダゴッホの単勝勝負!!歳三さんは最もサムライらしい馬をチョイスしました。
展望の冒頭で今回の有馬記念はその人その人で予想のcolorが出ると書きましたが、歳三さんはやはりこの馬を選んできました!

レース後の歳三さんのブログの記事には「予想に悔いなし」「にしても、ゴッホは見事な最後じゃった!」と書かれています。
その潔い馬券といい、己のスタイルを貫くタイプのマツリダゴッホの選択といい、レース後のコメントといい、歳三さんは「馬方歳三」を名乗るだけあって根っこの所は間違いなくサムライ。

今回の有馬記念はどの馬からでも入れるレースで、更には一年の締めくくり、集大成として思い思いの納得のいく馬を軸にするレース。こんな人によって予想のcolorが出るレースもなかなかありません。人の予想を覗いてみるのが興味深いレースでもありました。

マツリダゴッホについてですが、非常に苦しいレースの中、騎手の思惑に応えたこの馬は立派。間違いなく名馬であり、チャンピオンホース!!自身の引退レースで、この馬の強い個性をファンの瞼に焼き付けさせてくれました。
レースの流れに一番逆らった競馬で最も苦しい競馬をした馬。それで7着は立派!!

上に書いたエアシェイディとはあまりに対照的な競馬!
一方はビジネスライクの競馬、一方はあくまで勝ちにこだわる、己のスタイルを貫く競馬。
どちらが善い悪いの問題ではありませんが、明らかに後者に魅力を感じます。これは競走馬のスケールの問題だと思います。これについては結構人間にも当てはまる事だと思っています。


この馬に関してはもう以前の力は残っていないと考えていましたが、十分力のあるところを見せました。勝ち負けについては何とも言えませんが、リーチの1000m58.6秒という逃げがなければかなりいい勝負になっていたと思います。
この馬はこのあと種牡馬での生活が待っているようで。マツリダと同じようなタフネスぶりを武器にする仔が出てくる事を期待します。もし出てくれば贔屓馬にします。


○を打ったセイウンワンダー

ちょっと力不足でした。
今回は藤田騎手に乗り替わり。レース前、彼がシルクジャスティスに乗って制した有馬記念のレースに目を通しました。こんなレースを期待していました。
奇しくも同じ馬番の14番。

レースではシルクジャスティスのように外枠の馬を内に入れコースロスなく道中を進めました。厳しい流れでしたが、積極的にロス無く位置取りを上げ、4角ではブエナビスタの後ろ。抜け出すブエナを目標に剛腕藤田騎手の迫力ある追い。勝ちに行ったレース!さすが男藤田!

一瞬オッと思いましたが、最後は脚が止まり6着。それでも立派!よく走りました。軸にして悔いなし!藤田騎手の騎乗ぶりにも大満足です。
まだ古馬相手の有馬記念で好走するだけの力はありませんでした。

新馬から気にかけ、最初の重賞レースで大いに馬券でお世話になり(その後は相性悪過ぎですが・・・・。)年末の有馬記念まで楽しませてもらった馬。この後はゆっくり休んで激戦の疲労を癒し、来年一段と力をつけてターフに戻ってくることを期待します。


フォゲッタブル

タフな馬です。万全に仕上げて臨んだ菊花賞。ダンス産駒である事もあわせて、この秋の目標レースであることは明らか!その後にこれまた長距離のステイヤーズSを挟んでの有馬記念。
このローテは無理がありあます。それでもいい走りを見せてくれました。デビューは今年の入ってから。良血馬でもありますし、相当な成長曲線を描いています。ちょっとこの後の伸びシロは測れません。

来年は間違いなく今以上に力を付け、この馬の真価が発揮されるでしょう。良血馬だけに過剰に人気になるタイプでしょうが、来年目の離せない馬です。


3歳馬で上位に来たのは4着フォゲッタブルと6着のセイウンワンダー。しかし、ブエナビスタとの力の差は歴然!どれだけパワーアップしようが、ちょっとその差が埋まるとは思えません。それほどおそらく適性の合っていない有馬記念でのブエナビスタの走りは衝撃的でした。

東京の天皇賞秋やジャパンカップではおそらく勝負になりません。ブエナの鬼門である宝塚記念、有馬記念。相当力を付けてこの2レースでは同世代の牡馬の意地を見せてもらいたいものです。


シャドウゲイト

意外に(失礼。)強かったのがこの馬。2000mレースの道悪なら買い目に入れる事も検討できた馬ですが、2500mで先行馬受難の流れを想定をしてしまっては買えません。厳しい流れの中、4角までは立派に喰らいついています。
この馬は2000mベストだと思っていますし、流れも向きませんででした。最後はパタッと止まってしまっても已む無し。
この後の中山重賞でどうでしょうか。


スリーロールス

一番測れない馬で、途中まで本命候補の1頭でした。この馬の走りは楽しみだったのですが、3角前で競争中止。左前浅屈腱不全断裂を発症していたようで残念です。
このまま引退になるようですが、それでも一命を取り留めたことは不幸中の幸いでした。


今年のプラス分をほとんど突っ込んだレースでしたが、馬券は外しました。

エアシェイディも軸とする◎▲流しもオッズを考えれば魅力的だと思っていたのですが、回収率がプラスになっているのは常に◎○2頭軸の3連馬券を買っているためだと思っているので、◎○と心中馬券で悔いなしです!!

この選択が結局馬券の成否の分かれ目になってしまいましたが、レースが終わった今も外して悔いなしです。
「放牧」前の最後のG1レース。一年の締めくくり有馬記念。やはりこのレースは特別なレース。中途半端に着拾い期待の▲馬を軸にした馬券を追加する事なく、あくまでヒモとして期待した馬券。

3連馬券は◎○と心中が私の馬券のcolorだと思っていますから、放牧前の集大成のレースで自分のcolorが出せたと満足しています。

○馬についても、ずっと贔屓馬でしたし、もちろん十分好走できるだけの力があると踏んだ訳ですから悔いなし!藤田騎手の勝ちに行く競馬も胸のすく好騎乗でした。

今回の有馬記念は記憶に残るレースになりました。この後は年明けの金杯だけ参戦して「放牧」に入ります。復帰後も納得のいく馬券を買って、自分のcolorが出せればと思っています。

これが「放牧」前の最後のレース回顧かと思うとついつい長くなってしまいました。最後まで無駄に長い記事を読んでくださった方、ありがとうございます。

有馬記念の予想

いよいよ有馬記念の当日!

この予想に至った理由はほとんど書いてしまったの簡単に。

理由はコチラ↓
http://tamarufight.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-8ff2.html

◎⑨ドリームジャーニー
○⑭セイウンワンダー
▲⑥エアシェイディ

有馬記念は先行馬、(できれば内枠の先行馬)に◎を打つことが多いのですが、今年は差し馬に重い印!有馬記念は前に行ける能力のある馬に利があるレースだと思っていますが、この予想に至ったポイントは、

逃げるのは菊花賞、JCでかなり負担のかかる逃げ方をした、折り合いという点で完成度の低い実力馬。しかも人気馬で、この馬を競り落とさなければならない直後に続く馬にも実力馬が揃っていて、この馬達も人気サイド

かなり先行馬にタフなレースになる事を想定しての予想です。
ちょっと去年よりは時計の速い馬場という点が気掛かりですが、ゴール前で先行馬の脚が止まり差しが届くという想定です。

明らかにこのレースを目標にしていたと思える、4角での機動力がズバ抜けている底力兼備のドリームジャーニーが◎。
飛びが大きく、◎馬のような瞬間的な加速力はないが、最後踏ん張り合いになれば差して来れるのは○セイウンワンダー。菊花賞からの直行は好感。乗り替わりもこのタイプは剛腕藤田騎手には合う馬だと思っています。
そして、後藤騎手が完全に手の内に入れている「着拾い」にいったら怖い馬、仕掛け所を工夫できる、コース適性証明済みのエアシェイディが▲。


他に買い目に入れる馬は、

△アンライバルド
△ネバブション
△フォゲッタブル
△ミヤビランべリ
△マイネルキッツ
△スリーロールス
△イコピコ
嫌々△ブエナビスタ


ヒモ多すぎ。(笑)


馬券は馬単。

◎→○が勝負馬券!
○→◎も。


3連複2頭軸流し。

◎○2頭軸から▲△への9点。

3連単。

◎→▲△→○の9点。

エアシェイディも軸とする◎▲流しもオッズを考えれば魅力的だと思っていたのですが、回収率がプラスになっているのは常に◎○2頭軸の3連馬券を買っているためだと思っているので、◎○と心中馬券で悔いなしです!!


今週は今までになく展望に力を入れ、また力を入れ過ぎたために随分迷いましたが、何とか結論に至りました。
もう完全燃焼した気分で、レースの結果がどうの、馬券の成否がどうのはどうでもいい感じです。(笑)

ここまでこのレースに力を入れたのは、この後、しばらく競馬予想を休もうと思っていたからです。いくら好きなことでも、さすがに2年以上同じことを毎週やっていると飽いてくるもので、それに加えて冬場のレースは前日のオッズが出ないのも興味を削がれます。

大概レース予想をするのは前日の夜で、自分の考える馬の好走確率とオッズ(世間の評価)を天秤にかけるところが面白いと思っていますので、以前から冬場のレースは面白みに欠けると思っていました。
魅力を感じるレースがあれば参戦しますが、復帰は高松宮記念の週になると思います。

このブログも始めた頃の数か月はほとんど見に来る人がいませんでしたが、今では定期的に訪れてくれる人がいます。その方々には申し訳ありませんが、この後も細く、長く続けて行きたいと思っていますので、興味をつなぐための「放牧」ということで、何卒、ご容赦のほどを。(年明けの金杯は前日オッズが出ますので、そのレースまではやります。)

「放牧中」はどうでもいい記事を書くつもりですが、もし興味があれば是非!!

有馬記念の展望 6  展開予想+セイウンワンダー他 (ほぼ予想の結論)

有馬記念は明日に迫りました。1頭ずつコメントしてきましたが、まだ7頭残っています。

しかしもう土曜の夜!今までなく熱心に毎日展望の記事を書きましたが、ちょっと悠長にやりすぎました。一週間が7日しかないという事を忘れていました。(笑)

今回の有馬記念は流れ一つで着順が簡単に変わると思っているので、展開を重視して予想を導き出すつもりです。今回はその独善的な展開予想。

(注)あくまで独善的な展開予想です。


今回の有馬記念は先行馬が揃ったレースで、その先行馬が人気になっています。

リーチザクラウンマツリダゴッホスリーロールス。そして注目馬ミヤビランべリまでかなりの人気。これはちょっと問題!
ミヤビランべリまで一目置かれるようになってしまうと、先行馬にはつらい展開になるかもしれません。有馬で紛れが起きる時は前目のインで脚を溜めた馬、と書きましたが、この場合はあまり有力視されていない事が条件になります。

おそらくリーチザクラウンが逃げ。無理におさえると皐月賞のような事になりかねないので行かせるでしょう。テイエムプリキュアは逃げ馬の後にくっついて行って逃げ馬と共に残ってしまう事を狙うしかないはず。ミヤビランべリは行く馬がいれば行かせてしまう構え。

激しい先手争いをしないで済む事はリーチにはありがたい事ですが、適性距離を超える菊花賞で非常に厳しい逃げをし、ジャパンカップでも楽ではない逃げ方をしました。間違いなくかなりの負担があり、ストレスがかかりました。単騎逃げに持ちこめても馬が行きたがるんじゃないかと。
菊花賞を見る限りでは、中山内回りになる有馬記念で面白い馬だと思いましたが、気性に問題のある馬だという事を考えれば、菊花賞から直行ではなく、間にJCを使ったことが有馬記念で悪い方に出るような気がしてなりません

テイエムプリキュアはともかく、一発を狙ってくる体力自慢のスリーロールス、マツリダゴッホ、ミヤビランべリらが直後にいます。直線の短い中山では間違いなく彼らが早めに動きだします。菊花賞やJCとは違います。
この3頭はおそらく4角先頭を目指します。彼らが勝つにはこの型しかありません!逃げ馬を含めた、この人気4頭が4角先頭、押し切りを狙うわけですから、3角からの流れは例年より厳しくなりそうです。もちろんこの4頭は後続の馬にとっても軽視できる馬ではありませんから、レース全体が動き出します。
もともと有馬記念はコース形態から早めにレースが動き出して最後踏ん張り合い、底力勝負になりやすいレース、相当力が無いと逃げきる事が困難!逃げ馬が人気になっているなら尚更の事です。

ただでさえ、そんなレースなのに、逃げ馬は折り合いと言う点で完成度の低い人気馬!!

上に書いたようにリーチザクラウンはかなり疲労とストレスが溜まっていると考えていますので、馬が以前にまして行きたがる可能性があります。もしそうなると、道中の流れが締まった上に、4角先頭を目指す馬が複数いるので3角過ぎからのロングスパート合戦。

展開予想の結論は、先行馬受難のレース!!

最後は例年より上がりが掛かって底力の勝負。最後の直線で前と後ろがそっくり入れ替わってもおかしくないレース。


有利なのは後方にいて4角で持ち前の機動力を活かせる底力兼備の馬。つまりはドリームジャーニー。先行押し切りが出来るタイプが1着付けの◎、この馬は2,3着付けの○の予定でしたが、その先行馬受難の展開を予想しましたので◎に昇格。


中山の底力勝負ならロベルトの血が入っているセイウンワンダーにも重い印。副軸○の評価!!
やっと新馬から気にかけていた贔屓馬に重い印が打てます。この馬についてはまだ書いていなかったので長めに。

新潟2歳Sをこの馬が勝ち切ってくれたおかげでこのブログの予想での最高配当をゲットしましたが、それ以来相性は最悪。鞍上が藤田騎手に替わって相性にも変化が出ることを期待。それほど乗り難しい馬とは思っていないので、乗り替わりはあまり気にしません。

この馬は朝日杯FSが勝てる状態にないと思っていたのに、インをすくう好騎乗があったにしても勝ってしまったことで以後、贔屓馬にする事が決定。
しかしながら、爪を悪くして十分な調教を積めず、「おデブちゃん」で大事な皐月賞の前哨戦の弥生賞を使わねばならなかった事がそもそものケチの付け始め!!
皐月賞は展開が向いたとは言え、十分とは言えない状態で3着。
元々、広いコース向きの馬と考えていたのでダービーは渾身の◎!!
東京の直線でどれだけ斬れるか、どれだけトップスピードを維持できるかという点を重視しましたが、帰宅後にレース映像を見て唖然。極悪馬場で斬れる脚なんてどうでもよかったレースに。

前走、菊花賞は上位2頭とはコース取りの差があると思います。内枠を引いてインを回っていたら上の着順もあったかもしれません。
それに上位2頭は長距離レース(特に京都)で無類の強さを見せるダンス産駒2頭。有馬では着順が逆転する可能性が高いと思っています。
中山コースと冬場の中山の芝に適性がある事が証明されている馬で、更にはロベルトの血も入っている事!
流れの締まった中山G1の皐月賞で好走、長距離適性が如実に問われた菊花賞でも好走、中団からしぶとく脚を伸ばした訳でして、底力もG1級の馬であると証明済み。後ろで脚を溜めて最後だけ突っ込んできたイコピコよりずっと評価は上です!

結局クラシックを終えてみれば3冠レースで複数回馬券に絡めたのはこの馬だけ!!2歳の朝日杯FSも入れれば4回のG1で3回好走した馬!!

皐月賞は万全でなく、菊花賞は少し長いと思います。ダービーはまともに走れなかった馬場。適性面も問題ないと思っていただけに、まともな馬場でのレースだったら・・・・・。
3歳馬で一番安定感のあるのは間違いなくこの馬。

随分と評価が低いですが、中山のマイル戦の朝日杯と京都外回り3000mの締まった流れの菊花賞で両レース好走できる馬なんてちょっといません!!基本能力が相当高くないとまず無理です!どちらかは間違いなく距離の適性を外れている訳ですから!!贔屓馬ですし、納得の○が打てます。
この馬は中山マイルG1を勝ちましたが、個人的には広いコース向きの馬だと思っています。その点、いい意味で裏切ってくれる事を期待します。

ダービーは馬券的に残念でしたが、ダービーで好走していたらこんな人気におさまってはいない馬!!ダービーで散財した分を有馬で取り返します!


他に重視したいのは、

エアシェイディ

もうこの馬については書きましたが、中団辺りに付けて、ワンテンポ遅らせて仕掛けることのできる馬!!
後藤騎手とのコンビは非常に長く、コンビとしての完成度はかなり高い。おそらく後藤騎手も有馬記念は8歳になった馬で勝てるレースとは思っていないはず。

この馬は基本能力が高く、相手なりに走る馬で、着拾いに行ったら相当怖い馬。流れが厳しいレースを予想しているだけに、去年のように流れを把握して仕掛け所を工夫すれば馬券に絡む可能性は十分!!

天皇賞秋上位馬、JC上位馬が挙って不参戦。ダービー馬不在、皐月賞馬とダービー2着馬は折り合い面での完成度の低い馬。他の3歳馬もブラックボックスが多く、8歳馬でも撃破可能。それなのにかなり軽く見られています。

この馬は8歳で多少衰えがあるかもしれませんが、十分な底力を持ち、冬場の中山の芝への適性も証明済み。冬場の中山コースでの経験の多さはプラス材料。

勝ちに行っては最後止まりますから、流れが締まれば仕掛けるポイントを工夫して、ズバリ着拾いを期待!!


アンライバルド

皐月賞の勝ち方は尋常ではありません!!瞬間的な加速力は世代でNo.1
前に馬を置いてインで息をひそめていられれば、抜け出す脚は超一流、底力もいいものを持っているだけに1着まで期待できます。

締まった流れを中団のインで脚を溜め、直線に入るとこでピュッと加速、バテてきた先行馬の狭間を抜けるレースがベスト。またそれができる枠と中山G1ウィナーのデムーロ騎手を手にいれています!!

ただ、気性面で改善が見られず、とても軸にできない馬。こんな完成度の低い馬が有馬で勝てるとは思えません。それでも間違いなく勝てるだけの潜在能力と適性があるために買います!!


他にヒモで買う馬は、

フォゲッタブル

(たぶん)差し馬。菊花賞好走馬。スタミナ豊富。良血馬ならでは伸びシロ。ステイヤーズSを経由したのにかなり状態が良さそう。そして天才ジョッキー。

ネバブション

休んでいただけに余力は十分。底力、中山2500mへの適性はかなりのモノ!外枠が残念ですが、仮に極端に厳しい流れになれば、全馬最後はいっぱいいっぱい。他の馬は止まっても、この馬はタフな馬なので最後まで脚が動いているタイプの馬。流れによっては枠は関係なし。大穴!

イコピコ

菊花賞同様死んだふりで終いにかけて欲しい馬。この馬は明らかに広いコース向きの馬で中山は不向き。ただ、展開予想が展開予想なだけに、腹を括って後ろで息をひそめていれば可能性はあると思っています。

マイネルキッツ

同条件の日経賞2着、天皇賞春を勝った馬。
アルナスラインが出てくれば、おそらく高評価していたので、この馬も評価。
ただ、松岡騎手が乗れないことはかなりのマイナス。


ブエナビスタは嫌いたいのですが、これまでに馬券を外していない馬&後ろにいる馬という事で少額買います。

これまで経験したレースは4角辺りでは多少余力があって、上がり33、34秒の脚を繰り出していますが、この展開予想からすると、かなり脚を使った状態で4角を迎えることになると思います。それでどのくらいの脚を繰り出せるか・・・・。
おそらく札幌記念の脚以下になると思っています。
1番人気を背負っていますし、まさか一番後ろにはいないでしょう。

横山騎手に替わって前に行くつもりらしいですが、まず無理。仮にある程度行けたとしても、2年前の宝塚記念のウォッカのような結果に終わると思います。

一流牡馬相手の底力勝負、冬の中山の芝ともに未経験。広いコース、直線の長いコース、速い上がりを繰り出せるレースではじめて能力全開になる馬。
このレースでは仮に出走していればヤマニンキングリーより下の評価。
前走あまりの凡レースで極限の脚を使わざるを得なかった馬!!影響が全くないとは思えません。

有馬記念の展望 5  スリーロールス、フォゲッタブル

今回は菊花賞の1,2着馬、スリーロールスフォゲッタブル

この2頭は菊花賞で共に内枠発走、道中もインに馬を入れ、コースロスなくレースを進めました。そして共にダンスインザダーク産駒。菊花賞がダンス産駒2頭で決まったのはリーチザクラウンの作った速い流れが大きく影響していると思います。

競走馬をレースカーに見立てて、スタミナをガソリンとすれば、この2頭は長距離レース御用達のダンス産駒だけあって最初から他の馬よりガソリンを多く積んでいます。
京都外回り3000mはガソリン垂れ流しのレース。今年の菊花賞はリーチが引っ張っただけに例年よりさらにガソリン消費の激しいレースになりました。長距離の適性が問われたレース!!他の馬、特に先行した馬はガス欠。距離ロスなく走れたことも合わせてこの2頭に向いたレースだと思います。

今回は中山の内回り2500m。距離が長いのはいいことですが、コーナー毎に減速できるコース。有馬記念はマイル+αくらいの適性のダイワメジャーなどの本質マイラーでもペースによっては対応可能なレース。ガソリンをセーブできるレース!
菊花賞は如実に長距離適性を問われたレースだっただけに、そこでベストパフォーマンスを見せたダンス産駒はちょっと疑う事ができます。

実際、ダンス産駒の中山中距離(2000m~2500m)レースの成績は目を覆うほどのモノ!産駒別に見ると、一番出走回数が多いと言っていいくらいなのですが、紙のように薄い勝率、連対率、入着率、更に薄い単、複の回収率!
以前からダンス産駒を中山で買うことには抵抗を感じていました。

デルタブルースツルマルボーイダイタクバートラムザッツザプレンティなどそこそこ人気になって有馬記念を走りましたが、いずれも馬券に絡めていません!!
それぞれ京都、東京の長めの距離のレースで結果を残した馬ですが、中山では凡走。単純な結果論でしかありませんが、ダンス産駒にとって中山は鬼門なのでは??と思っています。
中山は東京、京都に比べるとちょっとトリッキーなコースなので、求められる適性がかなり異なるんじゃないかと!
ただ、リーチザクラウンがレースを引っ張ってタフなレースになれば、可能性はあると思っています。

ダンス産駒ということで2頭まとめてしまいましたが、2頭同じタイプという訳ではありません。

スリーロールスは今でも本命候補の1頭です。

この馬はヒシミラクルと同じく、1000万の野分特別を勝利し、その後菊花賞を勝ちました。ヒシミラクルは間に挟んだ神戸新聞杯がいかにもズブい馬のレースで1000m距離が延びる菊花賞で期待できる馬でしたが、スリーロースの野分特別(阪神1800m)はちょっと斬れ過ぎています。
緩い流れのレースでしたが、2番手に付けてそこから33.6秒の上がりで圧勝。2着のジャミール(この馬が2番目の上がりで34.3秒)は未勝利戦から準OPまで9戦連続馬券に絡んでいる馬で弱い馬ではありません。

もちろんスタミナ勝負の菊花賞で勝っていますから、スタミナはG1級で長い距離に適性のある馬ですが、1800mの上がり勝負でも十分な強さを持っています。(この1800mで速い上がりを使って勝っている事が菊花賞で重い印を打たなかった事の一番の理由でした。)

これは今までの菊花賞を好走したダンス産駒とちょっと違います。大体、スタミナをしっかり問われた菊花賞を勝つような馬は短い距離のレースではちょっとどんくさい感じがするものですが、この馬はちょっと違います。
菊花賞でリーチザクラウンが引っ張る速い流れの3番手に付けて、押し切って勝った馬ですから菊花賞馬らしいスタミナ、底力満点の馬なのですが、1800mレースにおける素軽さも持っています。

このような全く別趣のレースで強さを発揮する馬は、どうしても「この馬、物凄く強いんじゃないかな?」と非常に魅力的に感じてしまいます。
上に書いた中山でのダンス産駒のダメっぷりについても目を瞑れる馬かな?と。

菊花賞のレースぶりは強いもので、一頭抜け出てからは集中力を欠いてヨレたように見えました。後ろからフォゲッタブルが来るともうひと伸び。
まだ完成された馬ではなく、伸びシロをまだ残しているんじゃないかな?なんて都合のいい事も考えています。

展望1で書いたように、ドリームジャーニーを副軸(3連単なら2,3着付け)の対抗にすることは決めていますので、本命はリーチザクラウンが引っ張る流れでも前目押し切りができるような馬に打ちたいのですが、この馬は一応そのタイプの馬。

リーチザクラウンに対して有利な3000mのレースだったとは言え、リーチザクラウンを競り落として勝った事には意義があります。菊花賞から有馬に直行したことも好感。この点では間に1戦入れた3歳馬に対して、余力という点で大きなアドヴァンテージがあります!

心配は、浜中騎手はいい騎手だと思っていますが、いったい何回中山で乗ったことがあるの???


フォゲッタブル

ここにきて良血が開花した感じの馬。上昇度はかなりあります。
デビューは今年に入ってから、スタート地点に立った時にクラシック路線の馬にかなり溝をあけられていますが、菊花賞でやっと追いついた馬。

ダンス産駒らしい馬。1800mくらいのレースでは相手が弱くても負けてしまうと思っています。菊花賞で差しこめたのは3000mの距離とリーチが流れを締めたこと。

一番嫌いたいのは、間にステイヤーズSを挟んだこと。
3歳の終わりでやっと本格化してきたので、勢いでもう1戦という可能性もありますが、5月から1か月間隔で使い続けてきた馬にその最後に長距離レースを2連戦+有馬記念
菊花賞は間違いなく目標レースで、その後有馬を本気で勝ちたいなら、なぜステイヤーズS?と思います。菊花賞の後もよほど状態が良かったのでしょうか?

有馬記念はまだ勝てる段階ではないと思っています。デビューが遅かった馬で本当に強くなるとしたら、この後一度休んでの来年では??

内枠の京都3000mで結果を出したダンス産駒の馬がメンバー強化の中山2500m外枠で更に人気に!!
消して旨みかもしれませんが、ルメール騎手はシャレになりません。

4年前の有馬記念はハーツクライの渾身の◎でした。
当時あまりに割りの悪い競馬をするディープインパクトにはいくら強くても◎を打ちませんでした。当然全て馬券は外れ。懲りずに有馬記念でも。JCがギリギリ差して届かず、ルメール騎手なら中団辺りに付けてディープより先に抜け出す競馬で勝ちに行くだろうと◎。

まさかの3番手での競馬!!完璧に折り合っています!!
この時点で勝利を確信。これだけ前からの末脚比べなら絶対に負けない。
単勝、馬単、3連単・・・・・・数少ない完全的中のレース。

ルメール騎手は想像していた以上の事を簡単にやってのけました。今や世界のトップジョッキー。競走馬はその日の気分、体調でパフォーマンスが変わりますが、騎手はそれほど変わりません。
フォゲッタブルは良血馬だけに伸びシロについて測りかねる部分もあり、外枠でもこの人が乗ると無下に切る事はできそうもありません・・・・・・。

JCダートのゴールデンチケット・・・・・。
エスポワールシチーが作る流れで「先行馬」ゴールデンチケットは全く可能性がない、ビタ一文賭ける価値はないと思っていました、この天才ジョッキーが乗っても。
まさかの後方からの追い込みで3着!!!
この人の操馬技術の高さはほとんど理解不能です

スリーロールスに乗ってくれれば・・・・・・。フォゲッタブルが菊花賞で差し切っていれば、この人がスリーロールスに乗っていたのでしょうか?
もしそうだったらスリーロールスが◎でフォゲッタブルはバッサリなんて決断ができたのですが・・・・。

有馬記念の展望 4  ミヤビランべリ、ネヴァブション、エアシェイディ

今年の目標もいつもと同じ、競馬に興味を持ち続ける事と+100円でもいいから年間回収率をプラスにする事。
前者は何とも言えないところですが、後者の方はこの後は有馬記念しか買うつもりがないので現時点で目標は達成。チョビっとだけプラス分を残して、有馬記念で勝負!!

去年はビッグヒット2発のおかげで過去最高の年間回収率、左うちわで有馬記念を迎えましたが、今年は・・・・・。
春先の馬券が好調、そしてなぜかよく当たるローカルが今年も好調。傲慢にも、去年の回収率超えも夢ではないなどと思っていたのですが、その後は惨憺たるありさま!!目も当てられません!!的中は秋華賞のお堅い3連単のみ。他はひたすら空振りの連続!!見事に春先の分とローカルの分を吐き出しました。

当てにいっての空振りの連続。どうせ当たらないのなら最後くらいは思いっきりの一振り!をしたい衝動に駆られています。穴馬を軸にしてフルスイングも悪くないような。


今回は穴馬、あまり人気になりそうもない馬について。

おそらく人気薄になる馬で気がある馬は、ミヤビランべリネヴァブションエアシェイディの3頭。

有馬記念で穴を開けるのは、年始めの中山重賞で好走歴のある馬である事が多いのですが、これは中山のコースへの適性はもちろん、冬場の重めの中山の芝への適性が証明されているという点で強気になれます。
この3頭はいずれも今年の中山重賞好走馬。

ミヤビランべリ

この馬にはかなり魅力を感じています。

斬れる脚を持っていない先行馬」「地味な血統」「地味な騎手、厩舎」この3点セットは見逃せません。実際は結構力があっても人気になりにくいから!(逆に「良血馬」「斬れる脚」「人気ジョッキー」「有力厩舎」は過剰に人気になります。)

このテの馬を贔屓馬にできると馬券的に旨みがあります。今の馬ではヤマニンメルベイユも同じタイプ。ヤマニンメルベイユは馬券に貢献してくれましたが、この馬はまだ貢献してくれていません。
今年の最初のレース、中山金杯ではアドマイヤフジに◎、人気薄だったミヤビランべリを相手として重く見ていました。結果は無印ヤマニンキングリーに馬券を割られ悶絶の不的中!(ヤマニンキングリーは札幌記念で馬券に貢献してくれたので、もう恨み(?)はありません。)

その後は目黒記念アルゼンチン共和国杯を人気薄で勝利。目黒記念は同日のダービーに全精力をかたむけていたので目もくれず、アルゼンチン共和国杯は競馬にできない週でした。
旨みのあった馬券はこの2レース&中山金杯の3連馬券。今年重賞2勝している馬がトップハンデでアーストリー辺りに勝ってしまうと、さすがにもう人気薄というわけにはいかないでしょう。

華やかなクラシックロードを歩んできたスターホースが集う有馬記念は別!ミヤビランべリには敷居が高いように思われるでしょう。しかし、そうでもないかもしれません!!

おそらく逃げるのはリーチザクラウン。これに続くのがテイエムプリキュア、その後辺りにミヤビランべリでしょうか。
リーチザクラウンは前回の展望で述べたように、気性もそうですが、余力という点でかなり疑問を持っています。
テイエムプリキュアは前走エリザベス女王杯2着。これは熊沢騎手になって無理をせず逃げ馬の後をついていった事が結果としてよかったと思います。もちろん額面通りの2着ではなく、最後は完全に失速。実際には、普通の重賞の掲示板にも載れない程度の走り。一応G1で結果を残したので、今回も無理な競馬はせずに逃げ馬の後ろに付けると思われます。

有馬記念は中山内回りゆえに「紛れ」の出るレース、前目のインでコースロスなくレースを進め、4角で先に抜け出す事のできる馬が一番可能性があるとはず。
枠順が発表になりましたが、ミヤビランべリは2枠3番!!スタートしてすぐコーナーに入る中山2500mでは先行馬にとってベストと言っていい内枠をゲット!まず間違いなく前目のインを確保できます

テイエムプリキュアは敵ではありませんから、リーチザクラウンが意外に余力が無かった場合、この馬が一番有利にレースを進められる可能性があります

「紛れ」という言葉を使いましたが、そんな表現が失礼なほどこの馬は力を付けています。
前走アルゼンチン共和国杯は今までにないレースをしました。後続を引きつけてからなかなかいい脚を繰り出しました。こんな決め手のある馬だったかな?と思ってしまう程の脚!競り勝ったのが、次走中日新聞杯を勝つアーネストリーですからこの馬との斤量2.5キロ差もあわせて価値があります。

楽に前目に付け、インべったりにレースを進められそうな枠をゲットし、地味な路線を歩みながら力を付けてきた今なら、オールスター戦の有馬記念と言えども、4角からシュッと先頭に立って押し切りを図る競馬ができるのでは?

リーチザクラウンがどんな逃げ方をするかがキーになりますが、自分のペースでインべったりに進めればかなり楽しみがあると思っています。
地味な路線を歩み、今年重賞3勝を積み重ねた今がピークのこの馬に、有馬記念でどのくらいのオッズが付くのか興味津々です!
上に書いた3点セット+クラシックに縁が無かった馬+常に地味な重賞+話題になった札幌記念で全く力を発揮しないで惨敗ですから・・・・・。

吉田隼人騎手がなぜ菊花賞2着の良血馬フォゲッタブルでなく、この馬に乗るかは知りませんが、降ろされたのだとしたら、ミヤビランべリで渾身の騎乗をする事でしょう。



ネヴァブション

今年のAJCCを圧勝。本命にしましたが、まさかの馬券不的中。
今年の春先の中山は明らかにインが有利な馬場。前目のインに付けられて、4角で先頭付近にいそうな力のある馬を狙えば!といった感じのレースが続きました。
その意味では少しはレースを有利に運べた馬。
上のミヤビランべリが今年一年順調にレースを使い、力を付けて今回の有馬記念に臨むに対して、この馬は順調さを欠き、以前の力を発揮できるかどうか心配。

中山2500mに関してはかなりの適性を持っていると思っています。去年はこの馬が出走してくる事を大いに期待していましたが、出走は無し。6歳の今年、初めての有馬記念出走になります。

前走のジャパンカップは完全に有馬記念への叩き台!着順は気にする必要なありません。故障明け、+16キロにしてはよく走っていたと思います。

今年順調にレースが使えなかった事が残念ですが、休んでいただけに余力はたっぷり残っている馬。体力勝負の馬だけに踏ん張りあいになれば、この馬にも可能性があります。相手に余力の不安があるだけに。

ただ、枠が外!!せめて真ん中辺りならよかったのですが、外外を回されるようだとチャンスはほぼ無し!多分買いますが、この後の中山重賞で買った方が賢いかもしれません。


エアシェイディ

天皇賞秋は内の馬場が有利、そしてスローからの上がり勝負。この馬は大外枠という枷をはめられどうしようもありませんでした。この馬自身はよく走っています。衰えもあまりないのでは?
次走のJCは5着。レース後、後藤騎手は今はこの位の距離の方が走りやすいと言っていたような。有馬記念ではJCの1~3着馬が出走しないので有馬出走馬の中ではこの馬が最先着馬!

冬の中山の芝は走り慣れていますし、適性のある馬。実際に去年の有馬記念でも3着。後藤騎手が完全に乗りこなしているので、掲示板に載る可能性は十分。1着になるイメージは全く湧きませんが、3,4,5着辺りだとかなりありそうな馬。

去年は同じ様な位置にいたスクリーンヒローらが勝ちを目指した競馬をしたのに対して、ワンテンポ仕掛けを遅らせたことで3着を拾いました。
相手なりに走りますし、基本能力の高い馬なので着拾いなら相当怖い馬。
天皇賞秋、JCでも掲示板が狙える馬ですが、馬券で狙うならやはり今の時期の中山の芝に適性がある分有馬記念でしょう。

強気になれないのは、去年は天皇賞秋の後、有馬に目標を絞っての3着。今年はこの間にジャパンカップを挟みました。年齢と余力の面が心配。今年は5戦しか使っていないので問題ないのかもしれませんが。


去年はダイワスカーレット1着付け、エアシェイディ3着付けの夢馬券を買いました。「夢馬券」なのに、ビリ人気のアドマイヤモナークは切り。
ダイワが勝つと思っての馬券ですが、まさかダイワが強すぎて、先行馬が総崩れになるとは夢にも思いませんでした。

さて、更に一つ年をとった今年はどうでしょう。ジャパンカップの1~3着&ダービー馬が参戦していませんから、また最後の一席にすべり込めるかも??

有馬記念の展望 3  マツリダゴッホ、リーチザクラウン

今回は、マツリダゴッホとリーチザクラウンの2頭について。

マツリダゴッホ

2年前のグランプリホース。無類の中山巧者。
去年の有馬記念は外枠発走で前にも行けず、内にも入る事ができず、この馬の型が作れずに残敗!国枝調教師がレース後のコメントの最後に付け加えた言葉が印象的。
また、一年かけてやり直します

この馬の秋の目標と言うか、一年の目標とするレースは間違いなく有馬記念!有馬記念を勝つためにレースを選んで大事に使っています。そんな馬もこのレースが引退レース。

この馬の弱点は斬れる脚を持っていないこと
この馬の強みは早めに動いてもその脚がゴール地点まで続くこと

他の競馬場ではこの弱点のために思うように結果が残せませんが、中山では別。元々コース形態から上級条件では決め手比べになりにくいのですが、この馬は自身が前目に付けて早めに動くことでレースを動かし、後続の馬にも早めに脚を使わせる事で結果として後続の馬の差し脚を封じてしまいます。
馬自身も中山ではどこでどう脚を使えば良いか分かっているような感じで、中山コースにおいては完全に「型」を持っています。これはかなりの強みで、勝つ時はいつも同じ競馬です。
これが中山マイスターたる所以です。

一昨年はオールカマー勝利→天皇賞秋、競馬にならずに惨敗。その後は有馬記念一本に目標を絞り、かなりのデキで有馬を迎え、そして波乱の主役になりました。
この年の1月のAJCCのあまりに強い勝ち方を見て、その時は「今年の有馬記念はこの馬」と思いましたが、年末になると忘れてしまいます。予想の段階で▲評価でしたが、最終的にはヒモの最後の1頭に・・・・・。

去年はジャパンカップの時がうなるようなデキで、この時にピークが来ていたように思えます。今年は一昨年のローテに戻して万全を期して引退レースを迎えます。

確かに怖い馬ですが、今年の走りには疑問を持っています。
去年のジャパンカップまでがこの馬の競走馬としてのピークで、今年はピークが過ぎてしまっているのでは?と思っています。
ドリームジャーニーのいるオールカマーで勝利していますが、このレースはちょっと特殊。逃げ馬がおらず、自身が逃げてレースをコントロール。一番前でペースを緩め、脚を溜めて、この馬ではありえない34.1秒の脚を使って勝利しました。「勝ってください」のレースを勝っただけの事。

大阪杯は前に行って失速、札幌記念は競馬にならずに惨敗。(この時は鼻出血の影響があるかもしれません。)、天皇賞秋は緩い流れを前に付けたのに大負け。
それでも中山マイスターだけに人気になります。ちょっと去年の力はないんじゃないかと。

それに、ロングスパートタイプ、底力タイプの馬に自分でペースを緩めて上がり3ハロンで速い脚を使わせる競馬をさせるとその後いい事がないと思っています

2005年、タップダンスシチーは金鯱賞を上がり33.8秒使って勝利しました。この馬には無かった勝ち方で多くの人はこれを進化ととらえました。続く宝塚記念、単勝1.9倍の支持を受け、2連覇を目指しましたが、持ち前の踏ん張りが利かずに惨敗。

様々な見方ができると思いますが、私は金鯱賞のレースぶりがまずかったと思っています。タップはこの金鯱賞以降輝きを取り戻すことはありませんでした。

今回リーチザクラウンという折り合いに難を持つ強い逃げ馬が出走します。マツリダゴッホはどちらかというと、前半は速くない流れからロングスパートを決めるという競馬が一番向いていると思っていますので、この逃げ馬の存在は厄介
リーチが作る流れを早めに位置取りを上げて押し切るしか活路はありませんが、今のマツリダゴッホにその力があるかどうかは、いささか疑問です。
オールカマーでヌルいレースを経験してしまった事もマイナスだと思っています。

間違いなく、内枠の方がレースをしやすい馬で、勝つためにはレーススタイルは一つ!前半内に付けコースロスなく脚を溜め、そこから早め進出がこの馬の持ち味。枠が外になり、外外を回されると難しいレースになります。

鞍上によくある、出遅れなんてことになれば、そこで終了です。
私は評価していないオールカマーの勝利である程度人気になるならヒモからも消します。



リーチザクラウン

この馬がどのような逃げを打つかで、レースの結果が変わってきそうです。菊花賞のダンス産駒決着もこの馬の逃げが影響したと思っています。今年の有馬記念でキーになる馬。

武騎手が有馬記念で逃げたのは、大荒れになった2001年のトゥザヴィクトリーのみ。2走前のエリザベス女王杯を差しの競馬でこの馬を勝利に導きながら、有馬では一転して逃げの戦法に。
巧みにペースを落としてレースをコントロール、この馬を3着に残しました。テイエムオペラオー、メイショウドトウが馬券に絡めず、前目のインで脚を溜めたアメリカンボスが2着に入り大波乱になりましたが、武騎手の巧みな逃げが大きく影響していると思います。

今回も出来ればペースを落としたいのかも知れませんが、そこは馬に訊いてくれ(笑)という感じでしょうか??

リーチザクラウンは間違いなく能力の高い馬です。スピードがあり、底力も兼備した馬。未勝利戦を見た時は、しばらく負ける事はないんじゃないかと思いました。
これだけスピードのある馬が上がりのかかるタフなラジオNIKKEI杯2歳Sや泥んこダービーでも好走。類稀れな能力を十分発揮できていないのは気性によるところが少なくありません。

今回舞台は中山の内回り2500mになりますが、かかり癖のあるこの馬には都合のいい舞台だと思っています。コーナー6回、そのコーナー毎にスピードの落とせる内回りコース。うまく折り合いがつけば能力的にはかなりやれそうです。

ただ、本気で有馬記念で結果を出したいのなら、ジャパンカップが余計だったと思っています
菊花賞は1000m1分を切るかなり速い逃げ。それでいて最後まで抵抗しましたから強い競馬ですし、それゆえ負担は大きかったと思います。ジャパンカップの負け方はこの馬の能力を思えば少し負け過ぎのような気がしています。
そして一か月も経たないうちに有馬記念に。多分ある程度人気にもなります。

能力的には足りても、余力が足りているかはかなり疑問です。逃げ馬だけに、特に有馬記念では最後の踏ん張りが利かないと勝負になりません。

これはアンライバルドにも言える事ですが、皐月賞以降、ノビノビ走れるコースでレースをしてきた掛かり癖のある馬にとって6回コーナーを回る内回りの有馬記念は魅力的です。
能力で負けた訳でなく、折り合い面で負けた可能性もあるわけですから。

リーチザクラウンは適性を外れる3000mの菊花賞での果敢な逃げ、ジャパンカップ経由の有馬という事から余力という点でひっかかります。

有馬記念の展望 2  ブエナビスタ  

今回はブエナビスタについて。
おそらく1番人気なのでは??

ブエナビスタ。
異常なほどの末脚の推進力を持つ馬。普通に考えればこの馬の後ろから差す事は物理的に不可能。ただ、ディープインパクトほどではありません。

オークスまでは順調に勝利、秋は凱旋門賞を目標に掲げ、ステップレースに札幌記念を選びました。結局、敗れて凱旋門賞を断念。その後のブエナビスタの勝ち運の無さは異常なくらい。
秋華賞は唯一対抗し得る存在だったレッドデザイアが先に抜け出しのに対して、ブエナを進路をめぐって4角でゴタゴタがありました。ハナ差届かず。
エリザベス女王杯は事故のようなもの。古馬の牝馬は低調ですし、レッドデザイアの出走は無し、予想の段階で、負けるとしたら僅かに可能性があるのは逃げ残り・・・・・、と一応は考えました。クイーンスプマンテの力量を考えれば99.9%無い・・・・・はずでしたが、0.1%が現実になってしまいました。

秋華賞は同じ時代にレッドデザイアがいたこと、舞台が京都の内回りであったことが影響していますが、エリザベス女王杯の方は・・・・。間違いなく勝てる力ありながら、ここまで勝利の女神に嫌われる馬も珍しいような。

さて、今回の有馬記念ですが、前走のエリザベス女王杯がネックになると思っています。

秋華賞を落とした以上、エリザベス女王杯は最大の目標レースであり、勝たなくてはいけないレース。万全を期して臨んだことは間違いありません。
普通のレースなら楽勝で最後は追う事さえやめていたのでは?などと思っていますが、現実は遥か前方に2頭馬がいてそれをめがけて究極の脚を繰り出しました。上がり32.9秒!絶望的な差でしたが、最後までビッシリ追い続けました。

まともにレースをしたのは逃げた2頭だけで、後の馬はリトルアマポーラとブラボーデイジーに蓋をされて超スロー。早めに位置取りを上げながら、ラスト3ハロン32.9秒で駆け抜けました。いくら「斬れ者」ブエナビスタでもこれは自身初となる極限の差し脚

これはかなり無理があります!
次のレースで全く影響がなかったら化け物です。

更には有馬記念はまず上がりの脚の速さ比べにはなりません。こんなレースを経由してタフネス比べの有馬記念に向かう事にも少し無理があります。


ダイワスカーレットウォッカのような化け物牝馬は別として、大雑把な比較をすると、単純に牡馬対牝馬なら牡馬の方が強いと思っています。もし牝馬が勝つなら斬れを問われるレース。逆に、底力が必要なレースになった場合は牝馬はかなり分が悪いと思っています。

たとえば、内回りコースで行われるがゆえに両グランプリ、宝塚記念有馬記念は底力が必要なレースになりがちです。
歴史を繙くと宝塚記念を勝った牝馬はエイトクラウンスイープトウショウの2頭だけ。エイトクラウンは半世紀近く前の馬で、しかもこの年は京都の2200mで行われたレース。
有馬記念は昔ならトウメイなどが勝っていますが、その後は去年ダイワスカーレットが勝つまでずっと牡馬が勝ち馬。

逆に斬れが活かせる天皇賞秋マイルCSなら結構牝馬でも勝てています。
一番分かりやすい例が4年前のヘブンリーロマンスが勝った天皇賞秋。良馬場で行われたのにもかかわらず2分を超える勝ちタイム。超スローからの斬れ味勝負になりました。単に上がりの勝負になれば牝馬に分がある事も!このレースの掲示板に載った馬の3頭は牝馬でした。


何が言いたいかというと、ブエナビスタが強い馬であるという事は衆目一致のことだと思いますが、牝馬でしかも末の斬れ味を一番の武器とするこの馬は有馬記念はいかにも向かない条件だろうという事です!
個人的には、負けた札幌記や挑戦するはずだった凱旋門賞と同じくらい向かないと思っています。
今回しっかりした逃げ馬もいますし、早めに動きだして後続の馬の末脚を鈍らせようと考える騎手も間違いなくいます。
エリザベス女王杯はスローだったからこそ早めに動きだして最後も斬れましたが、一流牡馬が揃った、内回りコーナーを6回も曲がる、必ず上がりがかかる有馬記念でいかにも「直線番長」タイプの牝馬が強みを見せられるでしょうか??

東京や京都の2400mで有馬記念が行われるなら、それほど嫌わないと思いますが、中山2500mなら嫌います。しかも冬場の重めの中山も芝もこの馬にとって味方にはならないでしょう。


これに加えて、今回はまさかの乗り代わり!

勝利の女神に完全にソッポを向かれている現状を打破したい気持ちは分からないでもないのですが、新馬から一貫して手綱を握り、熟成が進んだこのコンビを解消するのは早計だと思います。
秋華賞で内回りを味方に先に抜け出すことでブエナ封じを図るレッドザイアに対して、ブエナビスタが勝つ方法はやった事のない馬ゴミにブエナを入れてできるだけロスの無い競馬をするより他に手段はありませんでした。
それをこのコンビを見事にこなしました!ハナ差負けてしまいましたが、新馬からずっと同じコンビだったからこその走りだったと思います。

今年絶好調の横山騎手への「典」代わりですが、有馬記念でどうブエナを操るかについては随分難しい事が多いと思います。

有馬記念の展望 1  ドリームジャーニー

今週末はオーラス有馬記念
先週の競馬の回顧は無しです!今週は書けるだけ有馬記念の展望を!

ダービー馬ロジユニヴァース、JCハナ差2着の菊花賞馬オーケンブルースリの参戦がない事は残念ですが、なかなかの粒揃いのメンバー。今年の有馬記念はかなり面白そうです。予想のし甲斐のあるレースです!!

一番人気はブエナビスタでしょうか?オッズもかなり割れると思います。予想方法、馬の見方、好み、思い入れ(?)などなどによって、十人十色の予想になるレースなのでは??今回のレースは他人の予想を覗いて見るのも面白いかもしれません。その人の予想のcolorが出ているかも!!

今年はクラシックを沸かせた3歳馬が有力馬として数多く出走するのも興味深いところです。秋の古馬中距離G1は天皇賞が8歳馬のカンパニーの勝利、ジャパンカップはウォッカとオーケンブルースリのマッチレース。この辺りの有力古馬の出走が無いので、3歳馬の取捨選択が非常に重要になってきます。

牝馬の方はブエナビスタが強い事は明らかですが、牡馬の方はと言うと・・・・・。
皐月賞は後方待機の馬で決着した少し特殊なレース。そしてダービーはご存じのように泥んこの馬場で行われた更に輪をかけて特殊なレース。菊花賞は距離が3000mという事で特殊なレース。リーチザクラウンが引っ張り、長距離レース御用達のダンス産駒の2頭で決まったレース。

今回のレース予想で避けては通れない3歳牡馬ですが、世代間の力関係、中山2500mへの適性などがハッキリしないだけにどの馬を選ぶかは、まさにその人の予想のcolor!3歳牡馬のいずれかに◎を打って馬券を的中させれば、その人は相当センスがありそうです。


今回は馬券圏内に入る確率が最も高いと思っている馬について。

各馬とも秋のG1連戦の中で必ず最大の目標とするレースがあります。3歳馬はやはり生涯で一度しか挑戦できないクラシック最後の1冠でしょうか?古馬牝馬ならエリザベス女王杯、出走しないことになってしまいましたが、オーケンブルースリは間違いなくジャパンカップ。

有馬記念を目標にする馬はあまりいないのですが、有力馬の中で明らかに有馬記念を目標にしている馬います。ドリームジャーニーとマツリダゴッホ。

マツリダゴッホについてはまた後の展望で触れます。

馬券圏内に入る確率が最も高いと思っている馬はドリームジャーニーです。

今年の宝塚記念を制覇した馬。今年に入り競走馬としてピークを迎えている事が明らかな馬。
回転の速いキビキビとしたフットワークの馬。コーナー区間の加速が抜群に巧く、この能力は他馬を遥かに凌駕します。この馬の武器はコーナー区間での加速性能、4角での抜群の機動力。そして中山ならコーナー区間で乗せたスピードをそのままゴール地点まで維持することが可能です。

阪神内回りの宝塚記念でも同様の事が言えますが、有馬記念は例年早めにレースが動き出し、少々上がりがかかります。勝負所はコーナー区間でここでの攻防が明暗を分けます。ここでスッと動ける一枚上の機動力を持つドリームジャーニーはかなり有利になります。
中山には内回り、外回りコースがありますが、ドリームジャーニーを重く見るなら間違いなく内回りコースでのレース。有馬記念はコーナーを6回もまわる内回りでのレース、コーナーを抜ける毎に加速と減速を繰り返すレース。「直線番長」(笑)タイプの馬には不向きなレース。

コーナー区間の加速がスムーズで軽く捲り上げる事が可能な馬。そして底力を兼備している馬。更にはグランプリレースですから、ある程度の決め手も持っていないといけません。
ドリームジャーニーは全てを備えていて、しかもJCをスキップして有馬に目標を定めた馬。重い印決定!

天皇賞秋の前、前哨戦として毎日王冠ではなく、オールカマーを選んでいます。本気で天皇賞秋を取るつもりなら東京の予行演習として毎日王冠を選ぶんじゃないのかな?と訝しく思っていました。
コーナー区間での強みの活かせない、長い直線勝負の東京でのG1では分が悪いと考えて、最初から秋は有馬記念を勝つ為にローテを組んでいたのでは!!!!

そのオールカマーではマツリダゴッホに敗れていますが、このオールカマーはちょっと特殊なレース。逃げた斤量58キロのマツリダゴッホが上がり34.1秒で勝ち、2着には59キロのドリームジャーニーが上がり33.6秒って・・・・。
ちょっとこんなオールカマーはお目にかかれません。逃げ馬がおらず、横山騎手が巧くレースをコントロールしてしまったために起きた現象だと思います。これはマツリダゴッホが間違いなく勝ってしまうレース。有馬記念は間違ってもこんなレースにはなりませんし、マツリダと敗れたと悲観するレースでもないと思います。

去年の有馬記念はダイワスカーレットが強すぎたために、先行馬は総崩れ、後方にいたアドマイヤモナークが2着、ワンテンポ仕掛けを遅らせたファインプレーで中団後方にいたエアシェイディが3着。そしておこぼれを拾うかたちで後方からドリームジャーニーが4着でしたが、去年と今年では馬の充実度が違うと考えています。


ドリームジャーニーに対してベタ褒めの記事ですが、いくらこの馬が魅力的でも、有馬記念で後方の馬に◎を打ったことはありません。
コーナー6回のレースをいかに巧く前目で立ち回り、いかに4角先頭を目指すか。そんな事の出来そうな馬を重視しています。


どんな馬券を買うかは決めていませんが、もし3連単を買うなら、ドリームジャーニーは副軸2,3着付けの○評価あたりになりそうです。

もちろんドリームジャーニーには「グランプリダブル制覇」の可能性も十分にあると思っていますが、やはりグランプリレース、前で巧く立ち回った強い馬いればベストパフォーマンスを繰り出しても差し損ねは十分あり得ると思っています。

心配な点は・・・・・・。
競走馬としてピークに入った強い馬がしばらく馬券を外さないという事はよくありますが、前走ドリームジャーニーは馬券を外しました。条件不適のレースで、しかも上がりの速いレースで位置取りが後方過ぎた事が理由で、十分見直せるものですが、春の連続好走の時期にはまさかの天皇賞春でも馬券に絡みました。
4歳馬ではありませんし、微妙に好調期間が過ぎている可能性も。ピークに入って連続好走していた馬が前走で馬券を外したのに人気だけは下がらずにまた馬券を外すという事はよくある事です。
これについてはあまり気にしないつもりです。

ドリームジャーニーと近い位置にいるかもしれない抜群の末脚の推進力を持つブエナビスタ。どうせ1番人気ですし、有馬記念でこの馬を重く見る気はサラサラありませんが、この馬についても後の展望で。

阪神カップの予想

随分間隔があいてしまいました。その間に見に来てくださった方、すいません。

せっかくのG1シーズンなのに先週は競馬も出来ず。阪神JFアパパネが勝利したようで。
先月競馬観戦に行きました。東京競馬場での観戦ですが、勝負レースは京都のエリザベス女王杯。あまりの凡レースぶりに呆然とさせられ、何か損をしたような気分で競馬場をあとにしました。記憶に残したくないレース!(笑)

その日記憶に残ったレースが東京9Rの赤松賞と東京メインのオーロカップ
赤松賞のアパパネの鮮やかな勝利には目を奪われました。観戦に行った収穫として先週この馬の馬券が買えなかったことはちょっと残念。

オーロカップは今年一年で一番記憶に残ったレース。
レースとは別のところで記憶に残るレースだったので、そのことについては年末にでも書きます。
レースはアイアムカミノマゴが圧勝。
ローズS、秋華賞ともに8着でしたが、やはりこの馬は短い距離でこそ馬かと。特に1400mはベストなのでは。

前置きが長くなりましたが、阪神カップの予想を。
本命はワンカラット

根拠はやはり強かったフィリーズR
このレースの1~3着馬は短距離では強そうです。
2着アイアムカミノマゴは上記のように1400mOPのオーロカップを圧勝。3着レディルージュは桜花賞は7着も、その後は1200~1400m戦を6戦連続連対中。その中には北九州記念、京阪杯の重賞2レースも含まれます。

この3頭は桜花賞で4,6,7着。順番もフィリーズRと同じです。少なくとも春の時点では、その後短い距離で古馬位手に活躍しているアイアムカミノマゴ、レディルージュよりワンカラットの方が上。
桜花賞の上位3頭はオークスでも同じ3頭決着なので力量は抜けています。1400mがベストかと感じている馬だけにマイルの桜花賞での4着には価値があります!しかも今年の3歳牝馬の上位馬のレベルは高い。

その後はローズS、秋華賞と秋のクラシック路線へ。アイアムカミノマゴと同様、この辺りの結果は敗因を距離に求められます。秋華賞は馬群の後ろにいて4角でも直線に入ってからでも前に馬いてまともに追うことのできないレース。距離もあわせて度外視することができます。

今回フィリーズRと同じ阪神1400mですが、ワンカラットは古馬との対戦が初めてになります、そして間違いなくフィリーズRよりずっと締まった流れになります。それでもフィリーズRで負かしたアイアムカミノマゴやレディルージュでさえ、その後のレースで十分対応してますからこの馬が対応できないわけがない!と強気に勝負します。

この馬が阪神1400mのレースに出てきて、斤量は一番軽い54キロ、そして単勝オッズは8倍。
馬券はこの馬の単勝!

以前に「馬券について」で、単勝馬券はその馬券1点で買ってこその馬券と書いた記憶がありますが、スケベ心を出して馬単も。

その相手ですが、スワンS上位馬が人気になっているようです。年明けの京成杯で◎を打ち勝ってくれたアーリーロブスト。この馬は強いだと思っていません。スワンSではこの馬が2着!一番重い斤量を背負って後ろから上がり最速で3着に突っ込んだマルカフェニックスは買いますが他の馬は全部消します。

相手は
去年の1,2着馬、マルカフェニックスザレマ。それに1400mベストのドラゴンファング。1400mで52キロのレディルージュに勝っているタマモナイスプレイ。同じ3歳のエイシンタイガーストロングガルーダ


◎単勝と

◎→④⑧⑫⑭⑯⑥ の馬単で。


冒頭に書いたエリザベス女王杯の日の東京競馬場での観戦の事ですが、9Rの勝ち馬アパパネは先週阪神JFを勝利、そして10Rの勝ち馬チョウカイファイトはやはり馬券の買えない先週、中日新聞杯で人気薄で馬券に絡みました。
11Rの勝ち馬アイアムカミノマゴの出走はありませんが、この馬との比較で、より強いと感じているワンカラットが本命。
さて、どうなりますか。

ジャパンカップダートの回顧

ジャパンカップダートエスポワールシチーが圧勝!長らく続いたヴァーミリアン、カネヒキリの2強時代の終焉、新時代の到来を強く印象付けました。

12.5 - 11.1 - 12.7 - 12.5 - 11.9 - 12.1 - 12.4 - 11.8 - 12.9

レースは◎エスポワールシチーではなく、○マコトスパルビエロに注目。
大事なのはスタート!!
ゲートが開き、スタート!
「あれっ」
発馬が悪い上に行き脚もつかず、中団からの競馬・・・・・終了です。
この位置で勝負になる馬ではないので、外を回してエスポワールシチーの所まで位置取りを上げますが・・・・・。

後はエスポワールシチーを見ていました。
スタートで外のティズウェイやワンダースピードが先手を取りに行きましたが、1コーナーのイン、アウトの差を活かして単騎逃げに持ち込みます。
陣営が熱心に訓練を積ませ、逃げに拘らなくていいスタイルを身に付けているだけに、先手争いの中でも哲三騎手には余裕があったように思われます。
ティズウェイがあっさり先手を譲ったのが意外でしたが、スピードの差を感じて譲ったようです。これで完全にレースを支配。あとは直線に出る前に少し溜めを作り、直線に入った所で一気に突き放せばというレースをするだけでした。

後ろから2つ目のラップで11.8という脚を繰り出し、これで勝負あり。
後続を大きく引き離しての圧勝!

【見事エスポワールシチーを勝ちに導いて、彼ならではの控えめなガッツポーズを見たいものです!!】

そして待望のG1でのガッツポーズ!!
哲三騎手にしてはちょっと派手だったような。(笑)
タップダンスシチーの宝塚制覇以来のG1制覇。

サクセスブロッケンは明らかにエスポワールシチーを目標にレースをしましたが、盛岡のマイルC同様、追い出してからは差を付けられる一方。この秋なかなか状態面が上がってこないという印象。
盛岡のマイルCでは4馬身差をつけられた2着でしたが、今回は5馬身弱。そして今回はこの間に割り込んだ馬が2頭いました。

2,3着に入ったのは共に3歳の差し馬。

今回は先行する馬に強い馬が揃ったと考えていましたので、去年より緩む流れでこの結果は意外でした。
春の状態にない上に堂々エスポワールシチーに真っ向勝負を挑んだサクセスブロッケンやスタート今一歩で無茶な競馬をしなくてはならなかったマコトスパルビエロは分かりますが、ヴァーミリアンやワンダーアキュートはシルクメビウスよりかなり上の力を持つ馬と思っていただけに・・・・・。

2着、シルクメビウス
観戦に行ったユニコーンSで◎グロリアスノアが2番人気になってしまっていたので相手で最有力と思いつつも1番人気だったこの馬は消し。そして圧勝されてしまいました。脚色が違っていたので直線半ばで意気消沈してしまったことを思い出します。

3歳ダート馬ではトップクラスの力量、とは思っていましたが、JCダートで好走するとは思いませんでした。3歳馬の上昇度?私の見る目の無さ?
結果的にエスポワールシチー以外の古馬を撃破してしまった訳ですが、強いはずの先行馬が意外に走らなかったという気もします。

3着、ゴールデンチケット
大物サマーバードがまさかの骨折、それによってJCダートへの「ゴールデンチケット」を手に入れた馬。
先行馬の揃ったこのレースで「先行馬の」この馬は買うつもりはありませんでした。誰が鞍上であろうと。
まさかの後方からの追い込み?こんな競馬が出来るの?JCダートで3着?ルメールマジック??さっぱり分かりません!!

5着、アドマイヤスバル
4番手評価にしましたが、13番人気とは舐められ過ぎ。もともと力のある馬でしたが(芝のマイルG1、ダートのマイルG1共に7着)、6歳の今年になって更に充実。今後も期待。

6着、ワンダーアキュート
大外枠に入った事で狙いを下げました。
まずまずのスタートを切りますが、内にティズウェイとワンダースピードがおり、やはり終始外外。それでも3角から4角にかけて抜群の手応えに見えましたが、直線で弾けず。
武蔵野Sが仕上がり過ぎ、走り過ぎだったような・・・。



エスポワールシチーは能力非凡な馬でしたが、騎手とのコンビも熟成され一流馬として完成の域に達したような気がします。ライバルが先手を譲ってしまうほどのスピード、道中騎手の思うように折り合い、脚を使い、そして最後の決め手。競走馬として完成度が高い!

今回は阪神ダート1800mでの勝利、最内枠を活かし、楽に単騎逃げに持ち込んでレースをコントロールしての勝利。しかも有力馬があまり本来の力が出せなかったという印象もあります。
以前の東京2100mでこのような圧勝劇になれば、どうしようもない馬だと思いますが、まだそこまでとは思っていません。

ただ、今回の2,3着馬を見て、相手メンバーを考えれば相対的に1強時代になってしまうのでは?と感じました。

ちょうどダート界は過渡期にあり、新しい勢力と古い勢力の能力曲線が交差したのが春のフェブラリーS!!非常に質の高いレースでした。そして新しい勢力がさらに上昇し、このレースを迎えたと思います
本来なら、サクセスブロッケン、カジノドライヴ、エスポワールシチーのデッドヒートが見られたのでは??とも思いますが、実際はサクセスブロッケンは調子が戻らず(去年の冬場走り過ぎ?フェブラリーSはそのダメ押しとなった?)、カジノドライヴは故障で戦線離脱。

3強となり得た現4歳世代ですが、フェブラリーS以後順調にキャリアを積めたのはエスポワールシチーだけ。他の2頭は一番成長できる時期に順調さを欠いています。現3歳世代から大物が出て来ない限り、1強時代になってしまうのでは??

テンのスピード、道中の操作性の良さ、終いの決め手を持つエスポワールシチーがレースをコントロールしてしまうと、仮に後方脚質のシルクメビウスが力を付けてもエスポを負かすのは容易でないと思います。

でもこのコンビは応援したいコンビなので1強でも別にいいんですけど。

ジャパンカップダートの予想

明日はJCダート。今年最後のプレミアムレースだそうです。

去年からJCダートが阪神1800mで行われるようになりましたが、その年のダートチャンピオンを決めるには東京2100mのコースこそ相応しいと思っていたのですが・・・。
決まってしまった事は仕方ありません。

最近のダート路線はカネヒキリ、ヴァーミリアンの2頭が牛耳っていた観があります。この2頭が強すぎたからなのですが、そろそろ次世代のスターホースが出てこないと!
今回ヴァーミリアンが出走しますが、帝王賞、JBCクラシックのG1を連勝してこのレースを迎えますが、現在2番人気。

今年の春のダートG1、フェブラリーSはとても質の高いレースでした。
時計の速い馬場で行われたマイルG1!!限られた使える脚をどう使い、どう勝ちに結びつけるかと言ったような非常にシビアなレース。
このレースの上位6頭は間違いなくトップクラスの実力を持つ馬、6着のヴァーミリアンはこの時計の速い、前の止まらない馬場を考えた場合、少し悠長な競馬をしてしまったと言わざるをえません。その意味では見直せる馬でした。

前哨戦、JBCクラシック
ヴァーミリアンが勝ったレースですが、着差は僅か。
いいスタートを切り、逃げるマコトスパルビエロの後ろに付け、コースロスなく道中を進め、4角前で他の馬が追い出すのとは対照的に持ったまま。手応え抜群で満を持して直線に。インから突き抜けていいはずのレースでしたが、意外に最後までマコトスパルビエロの抵抗にあい、タイム差無しの頭差。
砂の深い名古屋のダートなのでビビッドな脚は使えないにしても、巧くレースを運んだ割には弾けなかったという印象。ピークは過ぎてしまったのでは?

フェブラリーSの後馬体を減らして帝王賞に。そしてまたマイナス体重でJBCクラシックに。今回の目標レースJCダートはさらに絞ってくるのでしょうか?これほどの馬なら余裕残しで地方のG1を勝って、目標のレースでグッと絞り込んでくるのがベストだと思いますが・・・。
馬体重の面からだけの事ですが、去年はJBCより12キロプラスでこのレースを迎え、そして負けてしまった馬であることも確かなことです。

今回ヴァーミリアンは軸にはしません。

本命は質の高かった春のフェブラリーSの上位馬でさらに力を付けていそうな4歳馬に!!
勝ったサクセスブロッケンは東京マイルにかなり適性がありそうな馬だと思っていますが、前走の武蔵野Sでまさかの惨敗。直前のレースで、それも得意の条件でこれではちょっと本命にはできません。阪神の1800mが合う馬だとも思っていません。
カジノドライヴは順調に来れていれば◎を打ちたい馬でしたが、戦線離脱。

本命はエスポワールシチー
文句なく本命。間違いなくスターホース候補。
本格化してから負けたのは、京都1800では抜群に強いワンダースピードに差された平安Sと逃げて目標になった分負けたフェブラリーSだけ。
フェブラリーSの後、マーチSかしわ記念は逃げにこだわらないレースを試し、危なげなく勝利。前走の盛岡でのマイルCでは逃げて圧勝。
間違いなく秋の目標はJCダートの馬。前走はプラス14キロ、今回は完全に仕上げてくるでしょう。

同じ4歳馬のカジノドライヴは戦線離脱、サクセスブロッケンは盛岡のマイルCでこの馬に大きく差をつけられた上に、次走の武蔵野Sで惨敗。強力なライバルになるはずだった両馬が順調でないだけによりチャンスがありそうです。
JCダートが東京2100mから阪神1800mに変わった事もあわせて、この馬に風が吹いているような気がします。

佐藤哲三騎手は非常に好きな騎手。腕も確かで、勝負師としての資質も十分なモノを持っています。その割にいい馬が回って来ない印象がありますが、今回は堂々G1で1番人気の馬に騎乗。見事エスポワールシチーを勝ちに導いて、彼ならではの控えめなガッツポーズを見たいものです!!

対抗はマコトスパルビエロ
この馬がヴァーミリアンより強いかと言われれば確かに大いに疑問なのですが、前走JBCクラシックは外枠発走でやや出遅れ!大外枠のワンダースピードにも先に行かれてしまいました。この馬は1コーナーで外から先手を奪い返す事に。
出遅れた分、先頭を取る為にかなり脚を使っています。それでいてヴァーミリアンには最後まで抵抗。すんなり先手が取れていたなら勝負はどうだったかな?と思っています。

つけ加えるならば、3走前はスマートファルコンに圧勝、2走前はフェラーリピサを追い落として勝利。この2頭はある程度強い馬だと思っていますし、勝ち切れないキャラだと思っていた馬に変化が。
安藤騎手が4戦続けて乗っていますが、この人がいよいよ手の内に入れきた感じがします。この人が先行出来る馬を手の内に入れると本当に怖い!
東京2100mと比べれば騎手の乗り方一つでどうにでもなる阪神1800m。
ベストパートナーが乗りこなしてくれて、自身も力をつけてきた5歳の秋。JCダートとは言っても十分上位争いは可能だと判断しました。

出遅れたら終了ですが、何とかスタート決め手もらって、エスポワールシチーを目標に斬れないが長くしぶとく伸びる脚を使って上位に粘り込んで欲しいと思っています。

印は、

◎エスポワールシチー
○マコトスパルビエロ
▲ヴァーミリアン
△アドマイヤスバル
△ワンダーアキュート
△ワンダースピード
△サクセスブロッケン
◇メイショウトウコン (3着のみ)

馬券は3連単。

◎→○→▲△◇ の6点。

◎→▲△→○ の5点。

外国馬のティズウェイはよく分からない馬ですが消しました。レースぶりを見ると体力にモノを言わせて逃げるタイプの馬?先行馬につらく、差し馬有利の流れを作らないかが心配な馬。

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