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エリザベス女王杯の回顧 + 東京競馬場観戦記

日曜は東京競馬場で現地観戦。ねむい目を擦りながら朝早く電車に飛び乗り開門45分前に現地に到着。ここ何日かとは一転して風もなく暖かい一日、空は晴れ渡り、1コーナーの向うに見える富士山は一日中ハッキリと見えました。絶好の観戦日和!!昼頃は暑いくらいで上着を脱いでTシャツ一枚で作戦本部(?)とコース脇を行ったり来たりしていました。

こんな日に観戦できるだけでもラッキーなのに、日頃の行いがいいのか()馬券が絶好調!買い目を絞って買っているのにメインレースを前にしてここまで半分のレースで的中!
もう外れる気がしない気分()で迎えたメインレース。
先に東京のメイン、オーロカップ
オッズがかなり割れていたのでスケベ心を出して配当の期待できる3連複での勝負。フリーズRでお世話になったアイアムカミノマゴティアップゴールドからの2頭軸流し。
アイアムカミノマゴは胸のすくような圧勝でしたが、ティアップの勝浦クンは出遅れて届かずの5着。
馬券は外れるもいいレースが見れたとまま満足。

ターフから東洋一と謳われる巨大オーロラビジョンに目を移します。
「最強馬牝馬決定戦」エリザベス女王杯の発走。
G1のファンファーレが鳴り、所は違ってもやはり現地観戦だけにいつもより余計に胸が高鳴ります。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(割愛)



書くのもバカバカしいレース。G1でこんな凡戦はいまだかつて見たことがありません。

最高の一日の最後に用意されていた最悪のシナリオ!!!

ハッピーな気分は一転して、何とも言えない嫌な気分に。

全く理解が出来ないレースではありますが、「これもレース」。実際に起きてしまった事ですから冷静に受け入れなくては。(昨日はとても受け入れられる気分ではありませんでしたが。)

こういう結果に至ってしまった背景にはいくつかのアヤがあります。
その最大のものが、スタートでカワカミプリンセスが前に行けなかった事、そしてリトルアマポーラにルメール騎手ではなく、スミヨン騎手が乗っていて、3番手のインのポジションを確保しながらひたすらに脚を溜めていた事だと思います。

ズバ抜けた末脚の推進力を持つブエナビスタがいる以上、この馬の後ろで競馬をしていては勝つことはもはや論外。カワカミプリンセスとリトルアマポーラは2頭とも斬れるタイプの馬ではなく、このレースを本気で勝つ気があるなら、ブエナより先に動いて、直線に入る頃にはある程度の差をつけていないと勝ち目はありません。

ところがカワカミは行き脚がつかず後方。リトルアマポーラは最高のポジションを取りながら動かず!この2頭が動けばレースも動くはずでしたが、3番手のリトルアマポーラとそれと並走していたブラボーデイジーが後続に対して蓋をしてしまった格好に!
スミヨン騎手はブエナのレース映像を見なかったのでしょうか?リトルアマポーラがどんなレースで去年のこのレースを制したか知らなかったのでしょうか?
そんな事はないと思います。
リトルアマポーラの強みはどこにあると?この人の体内時計が狂っていた?まさかボンクラジョッキー???


このレースで手綱をとる騎手はボンクラジョッキーではありません。大半は正確な体内時計を持っている一流のジョッキー。
そしておそらく最も強い馬は後ろから来るブエナビスタだと全て騎手が思っていたかと。リトルアマポーラとブラボーデイジーに蓋をされた後続の内側にいた騎手はまさかのハードラックだと思いますが、動けるポジションにいた騎手がブエナに対して差を広げて直線を迎えようとしなかった事、対ブエナで勝ちに行かなかった事。これが世紀の凡戦になった一番の要因だと思います。

日経賞で引退するはずだったテイエムプリキュアの存在も多少影響があったと思います。
ここ2戦、この馬が逃げたレースでは暴走気味の逃げで大差の殿負け。
それだけではなく、重馬場の阪神大賞典ではこのレースをかなりタフなレースに仕立て上げました。勝ったアサクサキングスや前で競馬したスクリーンヒーローはこの無駄にタフな前哨戦のおかげで目標の天皇賞春を凡走することに。
前走京都大賞典でもこの馬が暴走気味に逃げたために後方にいた馬にとって有利なレースになりました。
この辺りの意識も少しはあったでしょう。
このレースこっそり海千山千の熊沢騎手に替わっていた事も一つのアヤと言っていいでしょう。
テイエムプリキュアが日経賞を勝ってしまった事で微妙に今年のビッグレースに影響が!


総じてみれば、ブエナビスタに対して明確に勝ちに行ったのが逃げた2頭だけだったという事でしょうか?ブエナと比べてしまえば全馬斬れ不足の馬。そのブエナに対しての斬れ不足を補う為には直線に入る辺りで前にいる事。少なくとも自力でこのようなレースを組み立てないと勝ち目はありません。自力でレースを組み立てたのが逃げた2頭だけ・・・・・。何とも言いようのないレースです。間違いなく今年のG1でワーストのレース。


勝ったクイーンスプマンテ
鞍上は若手の田中博康騎手。調教師は小島茂之師
この調教師さんは個人的に一番注目している人です。去年一年の回顧はこの人の事について書きました。↓

http://tamarufight.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-192a.html


夏のローカル、みなみ北海道Sで49キロで圧勝するも、京都大賞典ではテイエムプリキュアの暴走のおかげで惨敗。今回は熊沢騎手が控えてくれたおかげで自分の走りができました。
小島師はレース前に早々と「逃げ宣言」。この宣言で熊沢騎手もおとなしく控えたのかもしれません。若手の騎手に出した指示は「行ってどこまで」。確率は非常に低いも、万一ブエナに勝てるとしたらこれしかありません。
去年は秋華賞では管理馬プロヴィナージュの出走で有力と目されていたポルトフィーノが出走できない事態に。心無いファンから揶揄されるも、見返すように果敢な逃げで3着に逃げ残り。(そしてもう1頭の管理馬のブラックエンブレムが勝利。)

何かを持っている人かもしれません。
プロヴィナージュは3着に入りましたが、おそらくは力不足だったはず。内の良い京都の馬場が味方に付きました。それでもこの馬なりに仕上げは完璧。鞍上の哲三騎手も迷いのない果敢な4角先頭!

今回もおそらくクイーンスプマンテは更に輪をかけて力不足。万一と言えるような確率ながら、唯一可能性のある「逃げ」。
今の京都の良馬場で1000mを1分0秒5で逃げながら上がりが37秒弱・・・・。普通なら馬券にというか掲示板にも載れないでしょう。
しかしながら、対ブエナで直線に入る地点である程度前にいる可能性のある競馬。全く思いもよらない様々なアヤが絡み合い、勝利してしまいました。

恐るべきは、小島師の「手繰り寄せる力」なのかもしれません。

もちろん、田中博康騎手の一定のラップを淡々と刻んだ騎乗ぶりも称賛ものです。

小島茂之師のG1制覇は個人的に喜ばしいのですが、能力比較に重きを置いているので、この人の馬でもとても買い目にも入れられない馬。
たとえ展開で見たとしても、この馬よりずっと強いリトルアマポーラやカワカミプリンセスがある程度先行すると考えられる以上買えない馬。
更には、末脚自慢のブエナビスタが出走するレース。他の騎手がブエナに対してリードを広げて直線を迎えようとするだろうというのが予想の根本にあったので、逃げるであろうこの馬には向かないレースになると思っていました。

競馬ってやっぱりミステリアス・・・・・・。(笑)

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コメント

(=゚ω゚)ノドモ

せっかくのほろ酔い気分がクソレーで
ぶち壊しですな( ̄Д ̄;;

一昔前、ソフトバンクの王監督が生卵を。。。
ブッシュ前大統領が靴を投げつけられた事件が
ありましたが。。。

競馬ファンはおとなしいですなぁ( ̄▽ ̄)

わしが京都におったらスミヨンに
競馬新聞を投げつけたかも( ゚皿゚)キーッ!!

こんばんは。

本当によくモノが投げ込まれなかったなと。お行儀がいい事も結構な事??

いまだによく分からないレースです。差し馬に人気馬が集中する時はまず前残りを考えますが、ブエナのいるこのレースは絶対にないと思っていました。ブエナと同じ位置にいて勝ち目があると思っていたのでしょうか?

気概をもってブエナより先に抜け出してどこまで!をやらないと。G1レースは自力で勝ちに行かないと!!

あのペースで後ろのブエナに先に動かれるって・・・・。
相撲で座布団を投げ込む事が黙認されているように、ここまで勝つ気のないレースを見せられたら何か危なくないモノを投げ込んでもイイんじゃない????

今週はいいレースを見せてもらわないと!!

展開予想をしていて、あの2頭が逃げるのは誰もが予想していたと思います。
ただ、その後ろの先行グループがあそこまで無意味に押さえていくとは予想できなかったのではないかと思うんです・・・

こういうレースを待ち望んでいた大穴党もいると思うので、あってもいいレースだとは思いますが、やっぱり強い馬が強い勝ち方をするレースを見たいと言うのがのが第一です・・・そしてその結果として万馬券ゲットできれば最高ですよね~

マイルCSは荒れると思うんです・・・一発当てたいです。

こんばんは。

metalmoonさん!それです!それですよ!!

先行グループが「無意味に」脚を溜めた事!予想の時点でいろんなケースを考えてみますが、これだけは全く想定できませんでした。
斬れ味の抜けているブエナがいるレースだけになおさら!!

大穴馬券を取れる人は、人と違う考え方ができる、人とは違う角度からモノが見れる人だと思っているので、たいていは凄い予想ができるものだな!!となるところですが、今回は素直に凄いなーと思えない所が・・・・・。

G1はやはり能力ののぶつかり合いでないと!!

選ばれた才能が一堂に会してのガチンコ勝負!それがG1!!サラブレッドの能力のピークはほんの僅か、一年経ったら輝きは失われているかも??

馬を勝ちに行かせてその才能を発揮させてあげないと!!
今回の歴史的大凡戦は「人災」かと。

「やっぱり強い馬が強い勝ち方をするレースを見たいと言うのがのが第一です・・・そしてその結果として万馬券ゲットできれば最高ですよね~」

全くの同意見です!!

全馬それぞれのスタイルで勝ちに行って、その中であの馬の力が勝ったとか騎手が完璧な騎乗で存分に馬の力を引き出したとかで勝負が決まって欲しいものです。

そしてその結果としての外れたとか、万馬券ゲットとか・・・ですね!!


今回は「いやー、参った参った完敗完敗、今回は予想がてんでダメだったよ!あの馬は強いよ!!これを取った人は凄いな~」というような気分にならないところに変な後味の悪さがあります。

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