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スプリンターズSの回顧

スプリンターズSビービーガルダンローレルゲレイロのマッチレース。きわどい勝負になり、長い写真判定を経て、ハナ差でローレルゲレイロのスプリントG1連覇という結果になりました。

11.9 - 10.2 - 10.8 - 11.2 - 11.5 - 11.9

今のスプリント路線はレベルが低いなどと失礼な事を書きましたが、G1らしい中々締まった流れの見応えのあるレースでした。
ローレルゲレイロが逃げ、レースをコントロールする事により中山の1200G1としては落ち着いた流れになり、緩急のついたレースになると想定しましたがG1レースを軽く見過ぎていました。

ローレルゲレイロはスッと楽に先頭を取れるようなタイプの馬ではないので、藤田騎手が押して押して先頭に立ちます。そして単騎逃げに。アルティマトゥーレはローレルより良いスタートを決めましたが強引にハナを主張するローレルに対して控え、インで脚を溜めるレースを選択。おそらくは馬自身初めて経験する前半の速い流れ、これは好判断だと思いました。

誤算はあれだけ押して先頭に立ったローレルゲレイロがワンペースで押し切ってしまうレースをした事。そしてここ2走あれだけ失速していた馬がG1馬らしい底力に溢れる能力を発揮した事。
道中少し緩めて、もう少し上がりが速くなるレースなら勝ち目もあったでしょうが、経験豊富な実力馬に中山でワンペースの競馬をやられてしまうと経験不足が露呈してしまったような気もします。

勝ったローレルゲレイロ

高松宮を制してもなお、1400mベストの馬、本質的に1200mは短いと以前にも書いたと思いますが、馬場も味方になったとは言え、中山1200でこれほど強い競馬をされてはぐうの音も出ません!見方が間違っていました!この馬は強い「スプリンター」です!

それにしてもレース中見ていたのは前に付けたアルティマトゥーレとビービーガルダン。この馬は逃げていますが、近走の走りからも早めに失速すると思っていました。レース中も4角まで縦長の形が保たれていたので強引な逃げ方とあわせて失速は間違いないと確信していたのですが・・・・。さすがG1馬。G1での見事な変貌ぶり!!驚きました。

それにしても、あれだけ押して先頭を取りに行ったのに、3着以降の馬と比べても最後にもうひと伸びしているようにも見えます。(数値的には失速しているでしょうが。)この底力有無がG1を取れる馬と取れない馬との差。
さすが超良血馬キングヘイローの仔。見事な底力でした。

2着、ビービーガルダン

安藤騎手にとって勝ち負けにかかわるG1の長い写真判定は去年のあの天皇賞秋以来の事。ここまで微妙な判定になると、もうほとんど運、不運の域の事だと思いますが、またしても・・・・。

ビービーガルダンは充実しています。去年は今年ほど締まったレースではなかったので前で巧く立ち回ったものの、決め手に上回る馬にやられての3着だったような気がします。流れがどうあろうと前で競馬が出来るこの馬は安定感抜群なのですが、ワンペースの競馬でより強みが活かせる馬だと思っています。
緩急がつくとの想定だったため印を一つ下げましたが、仮に逆の想定で予想したとしてもやはり勝つイメージには乏しく○にしたと思います。
今日の走りは勝ちに等しいもの。いつかは1着付けの◎に指名する事もありそうです。

3着、カノヤザクラ

好走が続かない馬として消した馬が3着に滑り込み!この馬の3着はかなり意外でした。出走表で馬名を見るなりすぐに切った1頭・・・・。
1,2着馬以外は全く勝ち負けに加われていないので、3着馬以降はほとんど着差もありませんし、どの馬もそれほど大差無いと思うのですが・・・。
馬場が高速だった事が追い風になったような気がします。

4着、アイルラヴァゲイン

この馬が4着。先行出来る、底力キャラの馬として活躍してきた馬ですが、近走は見る影もなく、先行出来るかどうかも怪しくなっていました。とても買えない馬でしたが、元々中山1200mの適性はかなりのモノ。
それでもこの馬が4着。やはり馬場も含めて「前に前に」のレースだったという事でしょうか?

5着、アルティマトゥーレ

松岡騎手は馬場を考慮に入れた、この馬が勝てる可能性の高い騎乗をしたと思います。上に書いたように緩急のある流れなら面白かったと思います。
この流れで止まらないG1級の底力を持つ馬を最後の直線で底力をもってとらえるというのはこの馬には少し酷だったでしょう。
それでも真っ向勝負で見せ場を作りました。ローレルゲレイロの外に並びに行こうとした時に横山騎手のアーバニティーに蓋をされた事が響きました。1番人気を背負ってしまった事が影響していると思います。
ただ、ここでスムーズに進出したとしても最後はタレていたように思えます。
5歳馬ですが、まだ使ったレースの少ない馬。もう少し軽い質のレースなら期待できる馬でしょう。スタートも抜群にいいですし、スピードがあり、スプリンターとしていい資質を持っている馬だと思います。今回は初めて経験するかなりの底力勝負。今後の糧になれば。

松岡騎手はこの馬の良さを活かすためにベストの騎乗をしました、結果論になりますが、彼もレース後のコメントで言っているように「先に行ってしまえば」・・・どうだったでしょうか?

7着、アーバニーティー

外枠を引いてしましたが、横山騎手は馬場を考慮に入れて「前に、内に」を意識する競馬。さすが一流のジョッキー、このレースどこに「理」があるか見抜いています。
しかも4角で進出しながら1番人気の馬を内に封じ込めるしたたかさ!そして脚色の良い2番人気の馬との併せ馬に持ち込みました。
ほとんど完璧な騎乗!!残念だったのは外枠だったので前半の速い流れの中で脚を使わざると得なかった事と馬の底力がG1級ではなかった事。


今回のレースは雨が降ってなお、中山の馬場が非常に良く、速い時計の決着になると予想出来た事がキーポイントだと思います。
距離ロスのない競馬をしなくては勝ち負けにはならない。(たとえポジションを取る為に脚を使う羽目になっても。)

それを意識出来るジョッキー、それを可能に出来る馬の脚質、(内目の枠、)そしてG1の流れで必要になる馬の底力。これらが勝つ為に必要な要素だったと思います。

底力に溢れる2頭が演出する見応えのあるマッチレースでしたが、私の予想は道中緩む想定で、1番人気の馬が◎で、2番人気の馬が○。せっかくのG1レースで何とも消極的で冴えない予想!んー。

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コメント

競馬友達から、「今までずーっとローレルゲレイロ買い続けてきたのに何で今回だけ買わなかったの??」って笑われました・・・
終わってみるとなんでだー!なんで今回だけ買わなかったー!ってなるんですが、予想段階では意外と簡単に外しちゃうんですよねぇ~
かなり落ち込みましたが、ここがまた競馬の面白いところでもあったりするんですよね

来週はウォッカを見に府中まで行ってきます!
シンゲンとかドリジャニとかがオールカマーにいっちゃって、毎日王冠が手薄になると思っていたら、いやいや結構いいメンバーが登録してますよねー
すごくいいレースが見れそうな予感です!楽しみー

こんばんは。

生観戦ですか!イイですねー。
毎日王冠の日ですから日曜ですね。

毎日王冠にお互い札幌記念でお世話になったヤマニンキングリーも出ますね。ここで好走するようなら天皇賞でも。そしてウォッカを負かすような事になれば「いい女殺し」の異名が付いたりして!
ただこの馬小回り2000mのスペシャリストでは?なんて考えています。

同じ日に京都大賞典がありますが、白百合Sで(metalmoonさんとコメントを交わした)イコピコとほぼ同じ走りをしたヤマニンウイスカーが登録してますね。

metalmoonさんがリーチザクラウンをアサクサキングスになぞらえましたが、3歳の上がり馬で京都大賞典を好走して菊花賞に向かえば、このヤマニンウイスカーはアルナスライン???
菊花賞はこの2頭で??・・・・なんて考えながら京都大賞典を見るのも面白いかもしれません。

当日晴れるのを祈ってますよ!

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