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2009年6月

宝塚記念の回顧

宝塚記念ドリームジャーニーが完勝!回転の速い脚運びがひと際目立った最後の直線でした。400キロそこそこの馬が58キロを背負っての完勝。つくづく凄い馬だと感じました。

今回の宝塚記念の予想のテーマはディープスカイを負かす事の出来る馬をさがす事でした。

展望でも書いたように、回転の速いフットワークを武器にコーナー区間の加速がスムーズ、それを直線に巧く繋げられる馬、内回りコースで狙える馬という事でしたが、この事を考慮に入れても、大阪杯(ディープは年明け初戦+59キロ)を見る限り、目標レースを万全の状態に迎える今回のディープスカイに勝てるとは思いませんでした。

先に3着、ディープスカイ

直線の短い阪神の内回りで東京などと比べるとパフォーマンスを落とすとは思っていましたが、それでもなお、埋まる事のない力量差があると思っていました。

「道中はいい感じでしたが、3コーナーではもう手を動かしている状態でした。(福永)祐一の馬は交わせないし、(池添)謙一の馬には交わされるし、どうしたんでしょう。いつもなら持ったままで上がっていけるのに、行けませんでした。」
これは四位騎手のコメント。四位騎手もコースに対する適性云々などを超越する「格上」の馬という自負を持ってこのレースに臨んだと思われます。

やはり大阪杯は年明け初戦なので特に問題ありませんが、安田記念、宝塚記念はこれだけの馬、それも最も充実する4歳なら、両レースともに万全を期して臨んで然るべき馬!安田記念が+14キロと調教師の言うように万全に仕上げられなかったあたり、何か問題を抱えていたと思われます。
そして実際、安田記念を中途半端にしてまで目標にすると言っていた宝塚記念で不可解な4角の手応え。

本当のところは分かりませんが、大阪杯、年明け初戦で59キロを背負って先に抜け出しながら最後までドリームジャーニーに抵抗した事が影響しているのか。
あるいは、デビューからジャパンカップまで1年ちょっとの間に14戦を要した馬。その中にはNHKマイル→ダービーという過酷なローテもありましたし、古馬との初対戦があの非常にタフだった天皇賞、しかも激走。そして次走のジャパンカップでも2着。非常にタフな1年と少々。持っている力は間違いのないものですが、類稀なタフさも併せ持っているなのか?そうでない場合、これほどの馬でも今回のような結果になってしまうのでは?

今年はディープスカイを中心に日本の競馬界が回って行く、そんな風に考えていたほどの馬だっただけに今回の走りは少々残念。

とは言え、秋は東京コースで天皇賞、ジャパンカップというビッグレースが控えています。適性面では申し分のないレース。夏にしっかり立て直してもらいたいものです。

勝ったドリームジャーニー

池添騎手は去年のオークス以来のG1勝利。トールポピー、スイープトウショウと牝馬で複数回G1を制していますが、牡馬のG1制覇となると2004年のマイルCS、デュランダルまで遡ります。

池添騎手はレース前のコメントが毎回非常に正直で好感を持っています。馬の状態に自信がある時は自信満々に。そうでない時は「それなり」に。
そして今回のレースは自信満々。天気は気にしているようでした。
腹を括って一意専心、「勝つ」ためのレースをします。勝負師としての資質は日本のジョッキーの中でも屈指だと思っています。

宝塚記念における馬の適性、腹を括れる池添騎手、また馬の状態に関して自信ありげなコメント、枠もディープスカイをマークするのにお誂え向きの枠、そして良馬場でのレース。魅力的な要素の多い馬でしたが1着は期待出来ませんでした。

レースはやはりディープスカイの後ろに付ける競馬。
コーナー区間の加速力は特筆もの。万全だったか怪しいとは言え、ディープスカイの外から上がって行き、直線に入る辺りではほとんど並ぶまでにいたっています。
一番外を回って上がり34.3秒!断然の上がりタイム。コスモバルクは逃げ馬不在のレースを引っ張ってくれたのが吉と見る事も出来るかもしれませんが、ディープがイマイチの宝塚なら(一応贔屓目からスクリーンヒーローも)流れがどうであれこの馬が勝っていたような気がします。

この後は夏を休んで秋のG1連戦でしょう。
去年の天皇賞秋の時に書きました、「小倉で天皇賞が行われるならこの馬が本命」。
それほどコーナー区間の加速にアドヴァンテージを持っていると思っている馬。あの回転の速いフットワークが東京の長い直線に適うとは思えません。間違いなくパフォーマンスを落とす馬でしょう。

宝塚を勝利し、引退後はステイゴールドの血を引く代表的な種牡馬になるでしょう。400キロちょっとの小さな馬が大きな馬を蹴散らすのは見ていて爽快なものです。この馬も勝負根性のぎっしり詰まった小柄な馬を送り出してくれるのかと思うと今から楽しみです。
ちょっと話が早過ぎますね。

2着、サクラメガワンダー

おそらく終いの脚いう点でディープスカイやドリームジャーニーに劣っていると福永騎手も認識していたのでしょう。内回り阪神2200mも考えてこの2頭に前に付ける競馬。
結果、ドリームジャーニーの圧倒的な末脚には呑み込まれましたが、ディープスカイはギリギリ凌いで2着。好騎乗だったと思います。

能力の高い馬ですが、擢んでたところがない為に相手が弱くならない限り勝ち切れない馬。毎回持っている力は発揮してくれるありがたい馬なので、印は○、3連単2,3着付けにして買います。ローカルシーズンはお休みなのでしょうか?

4着、カンパニー

またG1で4着・・・・。
天皇賞秋、マイルCS、安田記念、そして今回の宝塚記念!G1で4戦連続4着!!記録なのでは?
3連馬券で軸にし続けている人にとっては悪魔のような馬?

8歳馬・・・・・凄い馬です。

5着、スクリーンヒーロー

◎を打った馬。万全に仕上げたディープスカイに勝てるとしたら、(奇跡的に)状態が去年に近い所まで戻った場合のこの馬!という事で期待しましたが、どちらの馬も万全とまではいかなかったようで。

スタートは押して先頭へ。逃げ馬不在のレースで主導権を握る!正直かなり期待しました!!
その後、最近おとなしい競馬をしていたコスモバルクが猛然と先頭を奪っていきました。
その後は自分ペースを守り、楽な手応えで4角を先頭で抜け出します。一瞬オッと思いましたがサクラメガワンダーや差し馬の脚色が優勢。結果5着。よく走ったと思います。

天皇賞春では最後ひどく失速。おそらく前哨戦の道悪で無駄にタフだった競馬の影響。いきなり状態がよくなる馬とは思えませんでしたが、この馬しか託せる馬が思いつきませんでした。

この馬は叩きながら良化していく馬かな?なんて期待も持っています。春は初戦がひどい馬場状態で、引退するはずだった牝馬が暴走気味にレースを引っ張るタフな競馬。リズムを狂わされましたが、秋はまた叩きながら状態を上げていけば去年のように大きなレースで穴をあける事も?

宝塚記念の予想

阪神は晴れ、良馬場での宝塚記念になりそうです。
古馬になってから勝ち星のないディープスカイ。このレースは今年初めてキッチリ仕上げて臨むレース、そしてあの化け物牝馬の2頭もいないレース。ここは順当勝ちという事になるでしょうか?

そのディープスカイを負かす可能性のある馬をさがしましたが、結局、去年の状態に戻っている場合のスクリーンヒーローしか思いつきませんでした。

去年の年末の3戦はどれも強い競馬。今年は初戦の阪神大賞典が道悪で無駄にタフなレース、ダメージを受け、続く天皇賞春は先行した馬にペースも向かず、アサクサキングスと共に馬群に沈んだレース。
そして人気が落ちて宝塚記念。立て直しが出来ているなら一応は見直せる馬。

このレースは人気になっているのは差し馬。そしてラップ締めにかかる先行馬もいない内回りコースでのレース。狙うなら先行馬。その先行馬で一番(万全なら)勝負になると思ったのがスクリーンヒーロー。
ジャパンカップでは先行してディープスカイとあまり変わらない上がりを繰り出して完勝した馬。阪神内回りでも今回は先行馬にとってそれほど厳しい流れにはならないと思っていますし、ディープスカイも多少はマークされるグレイトジャーニーを意識するレース。
ディープより前で競馬をして押し切るレースを期待します。

天皇賞春であれだけ最後失速した馬で、状態一変に過度の期待をかけるのもどうか思いますが、本来ならG1で勝負になるだけの力を持った馬が差し馬が人気になっている宝塚記念で評価を落として先行します。この馬に単の魅力があると考えます。

馬券は馬単。

スクリーンヒーロー → ディープスカイの1点が勝負馬券。

3連単も、

⑩→⑪→⑨⑧⑦⑭②④
⑩→⑨⑧⑦⑭→⑪     の10点。

スクリーンヒーローの状態が戻っていない場合はディープスカイが勝つとみて、相手は枠も近くマークに徹すると思われるドリームジャーニー。

⑪→⑨→⑧⑦⑭⑩②④ の3連単の6点。

宝塚記念の展望 (3) ディープスカイ以外の勝ち馬候補は?

前半戦のラストを飾るグランプリレース、宝塚記念が明日にせまりました。関西の天気は晴れマークがついており、どうやら良馬場でレースが出来そうです。

人気はディープスカイが単勝1.6倍と断然の1番人気!2番人気が7.6倍でサクラメガワンダー。3番人気が8.2倍、ドリームジャーニー。その後ろは12.3倍のアルナスライン、14.9倍のマイネルキッツと続きます。

ディープスカイが随分被ったものだと感じましたが、ある意味当然の人気。天皇賞秋は力負けとは言え、あの化けモノ牝馬2頭とタイム差無しの3着。このレースどんな馬が出走していようと、あの2頭にここまで迫れる馬はディープスカイしかいなかったでしょう。
その2頭が出走しない宝塚記念。ここは順番が回ってきての勝利と考えるのが当然。大阪杯は59キロで年明け初戦。安田記念は目標はまだ先と+14キロ。今回はその目標のレース、万全の状態で単勝1.6倍・・・・・・・・当然の人気。

ただこの馬を素直に1着付けで買いたくない気分があります。配当面でも旨みがないですし、展望(1)で書いた理由もあります。そしてもう一つあります。

安田記念のレース前に、
「2週に渡り好時計で追い切ったので今週はラスト2F中心の追い切り。思った通りのラップを踏めたし、状態は言うことナシ。ここにきて馬が一段と逞しくなったし、今度こそキッチリ決めたいね。」
と言っていた昆調教師が、その舌の根も乾ききらないレース後、
「今日は前走から+14キロでしたが、昨年のJCからの比較では+6キロですからね。それにピークはまだ先とも思い、宝塚記念に繋がるように考えて調整しましたからね。この後上積みはあるだろうと思っています。」

レース後のコメントを見たタマルファイ(私)、
「・・・・・・・・・・ ???」

この発言の翻し様はちょっと酷い。この人の管理する馬が勝つところを期待した人の気持ちは?

そんな訳で、やはりディープスカイ1着を否定したい気分なのですが、この馬に勝てる馬を見つけるのはなかなか難しい事です。

2番人気のサクラメガワンダー
この馬は能力の高い馬で、しかもどんな条件でも毎回自分の力量分は走ってくれる非常に優秀な馬。
相手が強ければ掲示板の真ん中から下の方になりますが、相手が弱ければ勝ち負け。最近は差す競馬が板に付いてきているので負ける時は前に強い馬がいた時になります。
近3走、重賞を2勝2着1回でこのレース2番人気に支持されていますが、相手が弱かったのでは??相手が強くなっている宝塚記念で勝つシーンは想像出来ません。3~5着くらい?

3番人気、ドリームジャーニー
この馬が一番可能性があると思っていましたが、レースの流れを締めてくれるような強力な先行馬のいないレースになってしまいました。おそらく前半は速くはならずに途中から動き出すレース。
締まった流れをディープが勝ちに行った時に、うまくマーク出来ていれば。そんな時が勝てる時だと思っていました。
大阪杯は勝ったと言っても相手は年明け初戦で59キロという酷量、こちらは冬場を使ってのレースで得意の小回り。着差は首差。勝つには展開の助けか、ディープスカイが100%のデキではない事が必要なように思えます。
状態面は充実、小回りの阪神2200m、腹を括れる池添騎手と魅力的な要素の多い馬ですが、400キロそこそこの馬が58キロを背負うレース。可能性はあまり高くない気がします。しかも人気馬。
充実していて、条件もかなり向いている宝塚記念。ディープが勝ってしまえば、マークしているこの馬が2,3着に入る可能性はかなり高いと思います

4,5番人気、アルナスラインマイネルキッツ
ここ2戦、この2頭は勝ったり負けたりですが、展望(2)で書いたように力量はアルナスラインが上だと思っています。
アルナスラインは前で競馬出来て、底力もある馬。天皇賞春でも外を回しながら首差まで迫り魅力のある馬ですが、ディープスカイに勝つとなると難しいような気がします。

天皇賞春はアサクサキングス、スクリーンヒーローの2頭は前半速めのレースを前に付け、早めに勝ちに行った為に失速。しかもこの2頭は阪神大賞典経由。そのレースが道悪でテイエムプリキュアが暴走気味に引っ張る、天皇賞の前哨戦としては無駄にタフなレース。この反動があったように感じています。
そしてジャガーメイルは半年ぶりのレース。
天皇賞とは言え、他の実力馬に問題があったレース?

日経賞はホクトスルタンやネヴァブションがシャンとしていなかったレース。レースの質は高いかったのですが、メンバー的にはあまり質が高かったとは言えないレース。

グランプリレースと呼ばれるような一流馬が集まるレースになるとどうでしょう。年末のグランプリは6着でしたが・・・・。

人気順に見てきましたが、ここまでディープに勝てそうな馬がいません。

6番人気、スクリーンヒーロー
7番人気、カンパニー
この2頭は可能性があると思っています。

カンパニー
去年の天皇賞秋でディープスカイとハナ差。(3連単を取った!と思ったのに痛恨のハナ差なのでよく覚えています。)
とは言え、後方で脚を溜め、イン差しを狙ってそれが効を奏した競馬。まともにぶつかりあってのハナ差ではありません。加えて、8歳馬、上がり目無し。
この馬は道悪になって、逃げ馬のいないレースで、岩田騎手が逃げの競馬を選択した時に可能性があると思っていました。明日の天候は正確には分かりませんが、予報では晴れ。

スクリーンヒーロー
天皇賞春◎。展望(2)で書いたように状態面が問題の馬。天皇賞春であれだけ酷い失速をして、すぐにアルゼンチン共和国杯、ジャパンカップの時の状態に戻るかどうか微妙な馬。展望(2)では状態面の不安が大きい事から消しと書いた馬。

上に書いた阪神大賞典が無駄にタフなレースだったのでやはりダメージがあったようです。天皇賞の失速は早めに勝ちに行った事もありますが、前走の影響も大いにありそうです。また距離と考える事も出来ます。

天皇賞春の後は疲労を抜いたようで、距離短縮も含め、見直せる馬。ただ立て直していきなり良くなるとは思えない馬。
それでもディープスカイを負かす候補が他にいないのでこの馬に期待する事にします。

化け物牝馬2頭がいないレースでは他の馬は全馬「格下」になってしまうのでは?
とディープスカイについて書きましたが、状態面がジャパンカップの頃に近い状態にあれば「格下」ではない唯一の馬!

ジャパンカップは問答無用の必ず一流馬は一年の目標にするレース。同斤で万全を期した者一流馬同士が雌雄を決するレース。マグレはありません。
ディープスカイに勝った事のある馬はドリームジャーニーとこの馬だけですが、大阪杯で勝つのとは訳が違います!!(たとえディープスカイがタフな天皇賞経由であったとしても。)

有馬記念も強かった競馬。ダイワスカーレットが引っ張るタフなレースを4角でダイワを捕えに行ったレース。結果5着。5着とは悲観するほどのものではなく、2着アドマイヤモナークや4着グレイトジャーニーはタフな流れを後ろで楽をしていた馬。エアシェイディは勝ちに行ったこの馬とは対照的に仕掛けをワンテンポ遅らせた馬。つまりは着を拾いに行った馬。勝ちに行って5着の方が断然価値があると思っています。

そして阪神大賞典は道悪でタフなレース。見直し可能。次に天皇賞は前走の影響があったレース。そして疲労を抜いて宝塚記念。単勝17倍と人気薄。
直線の短い阪神内回りで先行出来る馬。しかもラップを締めにかかるような強力な先行馬はいないレース!人気馬は共に差し馬、お互いを意識する事もあり得るレース!単の魅力を感じます!

状態面が戻っているかはかなり不安。特に今回は関西への輸送があります。
ジョッキーはG1で勝ち切れない横山騎手。否、ダービージョッキーになった事で何かが変わるでしょう。少なくとも差しの競馬にならない事を期待します。当然ディープスカイより(かなり)前の競馬で!

宝塚記念の展望 (2)

展望(1)ではディープスカイドリームジャーニーについて書きましたが、今回はその他の出走馬について。
この強力な差し馬2頭を封じ込める事の出来る馬がいるでしょうか?

ディープスカイはおそらく圧倒的な1番人気。ドリームジャーニーもディープスカイを破った馬+天皇賞春3着という事で2番人気か?

差し馬が1番人気。2番人気の馬が1番人気の差し馬をさらに後ろからマークするレース。こんな時は先行して押し切れる魅力的な馬がいればその馬を本命にしたいところ。
こんなレースでは人気の差し馬同士がお互いを意識し過ぎたり、展開などによりあれよあれよの先行馬同士の前残り決着で大荒れ!なんて事も。2頭共に差し損ねて、「カモ(1番人気の差し馬)がネギ(1番人気の差し馬の照準を絞っている後方脚質の2番人気馬)を背負ってきた」という配当的に旨みのあるレースになる事もあり得ます。

しかしながら、ことさら宝塚記念(阪神内回り、一流馬が万全を期して集うグランプリ)は上に書いたような事が期待できる「悠長な」レースにはなりにくいと思っています。

各馬について。

天皇賞馬、マイネルキッツ

ここ2戦を見ると馬が変わってきたような気がします。2戦共に相手はアルナスライン。
天皇賞馬は宝塚で好走する事が多いのですが、レースが締まって体力勝負になりやすい宝塚ならではの事だと思っています。
宝塚が体力勝負のレースになれば天皇賞春、宝塚の連覇はそれほど難しい事ではないと思っています。天皇賞春秋連覇は求められる適性が違う為、これが出来るのは後に名馬と呼ばれるくらいの抜けた力量を持っていないと出来ないものかと。

その天皇賞春ですが、もちろん馬の力があって勝利したものですが、松岡騎手の手綱捌きに拠るところも少なくはないと思っています。内枠から出て、終始インで脚を溜める競馬。序盤の流れが少し速かっただけに位置取りも良く、しかもロスのない競馬。4角まではインで息をひそめ機を窺い、直線に入る所でホクトスルタンのインに馬をねじ込み、猛然とガシガシと追い勝利を手にしました。
見事なペース判断、距離ロスのないインを終始走った事、下がって来る馬に詰まる事なく4角までにインを通りながら位置取りを上げられた事、そして最後も腹を括ってイン差しを狙い、うまくいった事。これらが揃わなかったら勝っていたのはアルナスラインだったでしょう。このレースを見て、騎手の腕で勝利をモノにしたという印象が残りました。

この馬の力量評価はアルナスラインより下。今日調教後の馬体重が発表になりましたが、天皇賞の時より減っています。初めてのG1で激走した反動もあるかもしれません。
また枠順も発表になり、この馬は最内枠の1番。天皇賞の再現が実行可能な枠を引きました。ちょっと松岡騎手にこの枠は怖いのですが、この馬は消しの予定。1000m短くなるレースで同じことが出来るかは疑問。

アルナスライン

天皇賞は4角を迎える前ではマイネルキッツと同じような所にいましたが、インで腹を括るか、外を回すか、騎手の勝負師としての勝利への意気込みが明暗を分けたような気がします。
豊富なスタミナ、前で競馬出来る事、マイネルキッツより強い馬という事で買い目には入れようと思っています。
去年は間隔のない目黒記念経由でしたが○を打ち、案外なレース。今年は天皇賞経由。

スクリーンヒーロー

ジャパンカップはウォッカ、ディープスカイを抑えての勝利。仮にこの2頭がタフだった天皇賞で少々ダメージを負っていたとしても強かったレース。ジャパンカップだけはまぐれでは勝てないレース。
その前走、アルゼンチン共和国杯はジャガーメイル、アルナスラインを抑えて完勝。この時手綱をとっていた蛯名騎手が非常に状態が良いと言っていた事が印象的でした。マツリダゴッホが有馬記念で大穴をあけた時もレース前の調教で蛯名騎手がかなり状態が良いと言っていた事を思い出します。

その状態面が問題の馬。今回の宝塚記念はおそらく緩い流れにはならずに最後の踏ん張りが必要なレース。天皇賞春は積極的に勝ちに行ったが直線での失速ぶりが酷かったレース。
ジャパンカップ以後のレース、有馬記念はダイワスカーレットが作る厳しい流れを勝ちに行くレースで5着とは言え光るものがありました。阪神大賞典は酷い道悪、見直せます。ただ天皇賞春の失速ぶりは・・・。力のある馬ですが、状態面の不安から消し。
ジャパンカップの激走も布石としてアルゼンチン共和国杯がありました。いきなりガラッとと変わる馬でもないかと。

サクラメガワンダー

この馬は高い能力持ち、毎回自分の力量分は走ってくれるので2,3着付けの○を打つ事の多い馬。その馬がメンバーがあまり強くないとは言え、近3走は重賞で2勝、2着1回。充実しています。
阪神に良績があり、軽視は出来ない馬。間違いなく印は打ちます。

カンパニー

1800mがベストだと思っている馬。高い能力を持ち、2200m対応可能ですが、少し甘くなる面もあるのでは?8歳馬でそろそろ衰えも?
今回は逃げ馬らしい逃げ馬がいないレース。逃げたら怖い馬!特に雨が降り、道悪になった時は!!ジョッキーは上がりのかかるレースで馬を残す技術に長けている地方出身騎手の岩田騎手。去年の道悪レースは内田騎手の技術の光ったレースでしたが、今年は?

アドマイヤフジ
7歳馬。前で競馬出来る点は魅力ですが・・・・。今後の重賞では冬場の中山でのみ買う予定。

スマートギア
菊花賞4着。安藤騎手が操るダイシンプランとの駆け引きがなければ3着もあった馬。
多分足りない馬ですが、測れない馬。このレースがG1初勝利となったマーベラスサンデーの仔。

インティライミ
去年のこのレース、道悪の中3着。前走はその宝塚記念以来約1年ぶりのレース。サクラメガワンダーから0.5秒差の6着。上々の復帰戦。
朝日CCや京都大賞典をスローからの上がり勝負で33秒前半の脚を繰り出して勝ったかと思えば、グズグズの道悪で非常に上がりを要した去年の宝塚記念でも0.1秒差の好走。基本能力が高いということでしょう。
去年の同様内枠を引きました。この馬は買い目に入れるつもりです。人気薄期待。

宝塚記念の展望 (1)

宝塚記念は不思議と相性のいいレース。このレースをしっかりモノにして、穴馬券が多く埋まっているローカルシーズンへと突入して行きたいところです。

今年は登録頭数が少なめ、フルゲートになる事はなく、少数精鋭と言ったところでしょうか。

1番人気になりそうなのはディープスカイ
ご存じの通りのダービー馬、歴史的なレースとなった天皇賞秋も化け物牝馬2頭とタイム差無しの3着。その馬が競走馬として一番充実する4歳に。今年この馬が馬券を外す事は無いと考えていると以前どこかで書きました。

まともに考えれば、この馬が勝つと考えるのが順当。

今年は年明け初戦が大阪杯、2戦目が安田記念。それぞれ馬単、3連単が的中し、馬券の相性はそこそこ良さそうな馬。
この馬にケチをつけるなら安田記念の+14キロ。

大阪杯は年明け初戦の一叩きのレース。名馬と呼ばれる馬でも前年目一杯厳しいレースをした後の年明け初戦は落としがちになるものです。59キロを背負い、ドリームジャーニーに僅かに負けたとしてもそれはそれで順調。
安田記念の+14キロは少々問題があります。
この馬の4歳前半戦のローテは大阪杯→安田記念→宝塚記念の3戦、前もって決めていたローテだったのでしょう。これだけの馬、そして充実の4歳、当然安田記念と宝塚記念の2レースは共に勝ちを意識して臨むはずのレース!

今日は前走から+14キロでしたが、昨年のJCからの比較では+6キロですからね。それにピークはまだ先とも思い、宝塚記念に繋がるように考えて調整しましたからね。この後上積みはあるだろうと思っています

これは安田記念のレース後の調教師のコメント。
安田記念に臨むにあたって何か問題があった事も考えられます。59キロを背負ってドリームジャーニーとのマッチレースをした事が堪えたのか、それとも前年の激戦(特に天皇賞)の疲労(精神的なものも含む)が僅かに抜けきっていないのか。とにかく、これほどの馬が前半戦3戦しか予定していないのに、その内の大事な1戦を勝ち負け出来る状態に仕上げられないとは!

この馬は紛れもないスターホースなので見落としがちですが、初勝利をあげるまでに6戦も要した馬。2歳の10月にデビュー、そこから3歳のラストのジャパンカップまで1年ちょっとの間に14戦。タフさをあわせ持つ馬なら問題ありませんが、ディープスカイはどうでしょうか。今回のレースで答えが出るような気がします。

そして今回は内回りコース。東京コースなどと比べると多少はパフォーマンスの落ちる馬だと思っています。

ケチをつけるとしてもこの2つくらい。当然今回はきっちり仕上げてくるレース。この後は夏休みなので、中途半端は考えられません。年明け初戦、59キロ、内回りコースでもグレイトジャーニーとはハナ差、アドマイヤフジには大きく先着。太め残りの安田記念でもカンパニー辺りには余裕の先着。
化け物牝馬2頭がいないレースでは他の馬は全馬「格下」になってしまうのでは?

前走安田記念はウォッカがお粗末なレースを強いられ、勝てるはずだったレース。騎手は勝てる競馬をしましたが、その他の人為的な理由で勝利を逃した馬。気まぐれな勝利の女神は再びこの馬に微笑んでくれるか??
良馬場でレースが行われるなら人気でもおそらくは重い印。馬券は3連単を購入しますが、1着にマークするか、2着にマークするかは思案中。

グレイトジャーニー

回転の速いキビキビしたフットワークの馬。古馬になってから制した重賞は3つ、小倉記念朝日CC大阪杯。すべて小回り、内回りコース。コーナー区間でスムーズにスピード上げる事が出来、そのスピードをそのまま直線へつなげられる馬。小回りコースでアドヴァンテージがある馬だと考えています。

東京の天皇賞秋では勝負にならず、中山内回りの有馬記念ではあとちょっとで馬券になった馬。AJCCは負け過ぎなので有馬の反動があったかもしれませんが、一応、今年の中山でも外回りのAJCCで馬券にならず、内回りの中山記念で馬券になった馬。

そして今回は内回りの阪神2200。
後方脚質の馬にとってはありがたいフルゲート割れのレース。
条件不適と思われた天皇賞春でも3着に。400キロそこそこの小柄なこの馬が58キロを背負ったレースで初めて馬券に。充実しています。また、安田記念を選ばずに間隔のあるこのレースを選んだあたりからも宝塚への意識が窺えます。

力量的にはディープスカイに劣ると思いますが、小回りコースではアドヴァンテージがあると考えていますので、他のコースよりその差は詰まると思います。

おそらく今回もディープスカイをマークする競馬。今回ディープスカイはおそらく万全の仕上げ、そして斤量差はありません。大阪杯より厳しいレースになりますが、とにかくディープスカイを後ろから差せるか差せないかのレースを試みると思っています。

宝塚はオールスター戦で特別な小回りコースでのレース。夏を休養に充てる馬は万全に仕上げて勝ちに行くレース。レースの流れが締まって体力勝負の馬が早めに勝ちに行った場合、中団につける(勝たなければいけない)ディープスカイはそれを目標に勝負に行く可能性もあります。そうなった場合はマークする側にがあるかもしれません。
四位騎手が前にいる天皇賞(春)馬などを意識するか、一度負けているこの馬を意識するかがこの馬の成否の分かれ目?

ディープスカイが何らかの理由で力を発揮出来なかった場合、この馬もセットで沈む事も考えられます。(そうしたら大荒れ??)

次回はその他の出走予定馬について。

マーメイドSの回顧と宝塚記念について

マーメイドSは最内枠からすんなりと単騎逃げを決めたコスモプラチナがそのまま逃げ切り重賞初制覇。和田騎手も2007年の小倉2歳S以来となる久しぶりとなる重賞勝ちとなりました。

勝ったコスモプラチナ
単騎逃げが見込めるメンバー構成、そして内の悪くなっていない開幕週の馬場、軽ハンデと買える要素のあった馬でしたが、早々に買い目にも入れない事を決めていた馬でした。
半年ぶりの休み明けとなるレース。そしてこの後は結果が出ている新潟開催、このレースは新潟への叩き台・・・。そんな風に決めつけていました。
最近のレースと同様に速いラップで逃げて、最後はパタッと失速するものと。スローからの決め手勝負では分が悪いリトルアマポーラにとってありがたいペースメーカーとしか考えていませんでした。

12.4 - 10.7 - 12.6 - 12.4 - 12.2 - 12.2 - 12.0 - 12.0 - 11.4 - 12.3

コスモプラチナ刻んだラップ。終始12台を淡々刻み、4角を迎えても後続はまだ後ろ、4角を過ぎてスパート、逃げ馬にこれだけ「放置」してしまうとここで勝負ありです。しかもこのレースは開幕週のレース。他の馬はいくらなんでも構え過ぎ!!
和田騎手がまんまと刻んだラップも見事ですが、休み明けでこれだけ走るとは思いませんでした。(他の騎手もそう考えていたのでは?)状態も良かったのでしょう。

2着、ニシノブルームーン
インで脚を溜め、理想的なレース運び。「4コーナーでもう少し行けばよかったと思います。もったいなかったですね。」
これは北村宏司騎手のレース後のコメント。北村騎手は東京コースで積極的に4角先頭を目指して穴をあけるイメージを持っていますが、阪神コースは乗り慣れていないだけに大事に行ったような。勝ち馬を早めに捕える気概を持ってレースをしていたら勝ち馬は交わせていたような気がします。
500万から3連勝で重賞に挑み、リトルアマポーラ、ベッラレイアを抑えて2着。この馬の評価は上がりそうですが、3番手のインにいた事が大きかったと思います。重賞級との評価はまだ早いような。

3着、リトルアマポーラ
最後の差し脚は他の馬とは違っていましたが、期待外れのレース。

ただ、阪神内回りで大外枠。コスモプラチナがしっかり引っ張ってくれれば問題なさそうですが、そうでない場合、いくら力量最上位でも外外を回ると危ないかもしれません。

スタートはまずまず、前に行こうという意思はありましたが、積極的にというほどではなく、大外枠もあり、1コーナーを回る頃には中団後方に。結局外外を回るレース。コスモプラチナがもう少し速いペースで引っ張ってくれればよかったのですが、自身が完勝してしまうほどの逃げ馬にとって極めて適正なペース。

中距離向きのスタミナもあり、このメンバーでは基本能力で勝っている馬、大外枠なら腹を括ってもう少し前で競馬をしても。最後の上がりがかかるレースなら差してこれるが、流れが緩んだレースになると直線で前の馬を差そうとするには決め手不足の馬。この流れ、このレース運びなら順当な3着。
「もう少し前で外を回らず行ければよかったですね。」とはレース後の福永騎手の弁。全くその通りです!!!それを期待していたのですが・・・・。

4着、ベッラレイア
ナリタトップロード産駒。差されはしたもののオークスでの勝ちに行った競馬は今でも記憶に残っています。開幕週、差し損ねない為に前目に付けての競馬。終いはそれほど伸びず。前に付けたから終いが鈍ったと見る事も出来ますが、個人的には、前日の雨により馬場が多少緩かったためだと思っています。
この馬はパンパンの良馬場でこその馬なのにやたらと雨に祟られます。

今週は初夏のグランプリ、宝塚記念。このレースが終わってしまうとG1レースともしばしお別れ。ローカル競馬はローカル競馬で楽しいものですが、しばらくG1が見られないという事はさびしいものです。それだけに今週の宝塚記念は楽しみ。

ファン投票1位のウォッカはこのレースを回避。馬のためを思えば良い判断だと思います。今年の出走予定メンバーはディープスカイグレイトジャーニー、天皇賞馬マイネルキッツ、ジャパンカップ馬スクリーンヒーローなど中々の面子。

少し残念なのが、強力な逃げ馬がいない事!
個人的には阪神内回りを強力な逃げ馬が逃げてレースを締め、最後底力勝負なるグランプリレース、宝塚記念ほど面白いレースはないと思っています。

それでもやはり宝塚記念は楽しみ。天皇賞秋、ジャパンカップと目標レースを終えて、オマケで出る冬のグランプリ有馬記念とは違い、宝塚記念は一流馬全馬が渾身に仕上げで勝ちを目指します。天皇賞春からは約2か月と十分に間隔があり、これが終われば一流馬は夏休み。それだけに万全を期する事の出来るレース!

阪神内回りで万全に仕上げた馬達が勝ちに行くレース!緩いレースにはなりません。類稀な才能同士ががぶつかりあうレース。そしてファンのための祭典でもある宝塚記念!
今年はどんなレースになるのでしょうか。

マーメイドSの予想

今週は牝馬限定のハンデ戦、マーメイドS

昨年は大波乱になったレース、3年前にハンデ戦になってからこのレースは変わりました。それ以前の別定戦だった時は格の高い牝馬重賞のイメージがあり、牝馬G1で主役を張るような馬が出走し、ダイワエルシエーロやアドマイヤグルーヴ、エアグルーヴが危なげなく勝利を収めました。
ハンデ戦になってからは、伏兵の斤量48キロのトウホーシャインや49キロのソリッドプラチナムが差し切るなど荒れ模様、ハンデを背負う人気馬が沈み、軽ハンデの伏兵が馬券になっているレース。

この傾向は明らかですが、その原因となっているのはハンデ戦という他に、牝馬限定G1のヴィクトリアMの新設、施行時期が従来の7月から6月に移行した事でG1級の牝馬の目標レースにならなくなった事も含まれていそうです。つまり、一流牝馬にとっての春の目標レースが出来てしまった事。そして、以前は金鯱賞、安田記念経由でこのレースを目指すのが一流牝馬の王道でしたが、施行時期が早まった事によってレース間隔的に狙いづらくなった事。

G1で勝負になりそうな馬が出走せずに、そこそこの馬が人気なり、ハンデを背負い、馬券に絡みにくい混戦の重賞。おそらく特徴としてはこのような重賞。

今年はどうでしょうか?ヴィクトリアMで海外帰りのウォッカに軽く8馬身以上ちぎられた馬達がこのレースでは人気になっています。
やはり最近の傾向通り軽ハンデの馬を本命に?

このレースの本命は、そのちぎられた馬、しかしながら中距離牝馬G1なら勝負になると思っている馬、リトルアマポーラ

去年のエリザベス女王杯の覇者。この馬は中距離戦においては規格外のウォッカと元気のよい今年の3歳牝馬を除けば力量的には最上位と考えています。
マイラーズC7着、ヴィクトリアM6着、この馬は少なくともマイラーではなく、速い上がりのレースにも対応出来ない馬。マイラーズCは年明け初戦で、しかも上がり勝負に特化したレース、全く度外視しても良いと思っています。ヴィクトリアMはもう少し走ってもよい気がしますが・・・。

コースは阪神内回りの2000m。コスモプラチナがある程度のラップでレースを引っ張ってくれる事が予想されます。単純な上がり勝負になるとは思えず、リトルアマポーラの力を発揮し易いレースになると考えています。
現在2番人気の単勝5.8倍。中距離レースでの力量を考えれば、ハンデ56.5キロを合わせて考えても十分に買える人気。素直に本命。

470キロ前後の馬で、斤量が54キロの時にしか馬券になっていませんが、圧勝でエリザベス女王杯を制した馬にこの程度のメンバー相手に斤量云々を言うのは失礼??かつてのテイエムオーシャンのように59キロを背負う訳でもありませんし。
ただ、阪神内回りで大外枠。コスモプラチナがしっかり引っ張ってくれれば問題なさそうですが、そうでない場合、いくら力量最上位でも外外を回ると危ないかもしれません。
あとは騎手。ルメールと同じように、とそこまでは望めない事ですが、ヴィクトリアMのレース後、距離はもう少し長い方が力出せると語っていた福永騎手。ここはしっかり決めてお手馬に!!ウォッカもブエナビスタもいないエリザベス女王杯を福永騎手の手で。

相手は、
今が充実期で内枠を引いて安藤騎手。2000mでは勝ち切れないまでも馬券圏内は十分のザレマ

天候、馬場状態もこの馬にとっては微妙。人気を考えれば飛んで欲しい馬ですが、力量上位、ベッラレイア。それでも勝ち切れないと踏んでいます。定位置の3着?

去年の中山牝馬S、福島牝馬Sは強い競馬。凡走続きの馬が人気になっているが、この馬だけは人気が上がらず、馬格がないだけに走るなら牝馬限定のハンデ戦!好走の多い内枠を引いた、マイネカンナ

ここ2走の戦績でなおも7番人気。それでも馬場が渋れば無視はできない去年のローズSの覇者マイネレーツェル

5枠の5歳の上がり馬2頭、ウェディングフジコニシノブルームーン。あまり強いとは思っていないのですが、調子の良い時の牝馬は怖いので。しかも軽ハンデなら尚更、凡走続きの馬が潜在能力を買われて人気になっているレース・・・・・買っておきます。

ここ2戦、走る気が無いのか?当然全く人気は無し。しかしこの馬はコスモプラチナが引っ張った愛知杯で勝利。立派な重賞ウィナー。愛知杯は2000mの小回り、今回のメンバーも多数出走していたレース。2着のチェレブリタは次戦の京都牝馬Sで重賞勝ち。愛知杯のパフォーマンスは疑いようの無いもの。乙女心の変化があれば、セラフィックロンプ

秋華賞では外を回すというイメージが強くあり、結局痛恨の消し。勝ち馬◎の後ろのインでレースをして2着、阪神2000mかなり適うのでは?ムードインディゴ。最近の成績の割に人気になっていますが、馬券の相性が悪そうなので買っておきます。

ベッラレイアが馬場に脚元を掬われるようなら何が来てもおかしくないレース。ヒモは多めに。


馬券は馬単。◎1着付け。

◎→③⑤⑥⑦⑨⑩⑪⑮ の8点。

CBC賞の回顧

CBC賞は伏兵プレミアムボックスが最後の直線で溜めた脚を開放、後方からの差し切りが決まり去年のオーシャンS以来の勝利を飾りました。

プレミアムボックスはかろうじて買い目には残しましたが、まさか勝つとは。掲示板の載った5頭は力強い走りに見えましたが、他の馬達が走らな過ぎた観も。このレースが秋に繋がるレースかは甚だ疑問です。
同日の同条件、6Rの500万のレースと比べても勝ちタイムは0.1秒速かっただけ。例年、同日同条件の500万のレースと比較すると大体1秒前後のタイム差があるものですが、今年は・・・・。回顧する価値があるかさえ・・・・。

勝ったプレミアムボックス
完全に終いに賭ける競馬。思っていた以上に斬れました。鮫島騎手は久しぶりの同馬の騎乗でしたが、「溜めればいい脚を使う馬」だと思っていたそうで。中京の最終週とも合わせて馬の長所を引き出したいい騎乗でした。
今後の向けての評価は展開待ちの馬。

2着、エイシンタイガー
将来的には重賞で勝ち負けになる馬なのでは?と期待しています。今後応援していくつもりです。このレース、古馬相手に何とか食い下がってもらいたいと思っています。

と予想の最後に書きましたが、いきなりCBC賞で勝ち負け!危うく(?)勝ってしまうレース。この馬は3歳馬の短距離路線で力量上位の馬ですが、抜けて強い馬というわけではありません。
池添騎手はレース後、「もう少しでしたね。抜け出すタイミングをもう少し遅らせていればよかったですね。くやしいです……」とコメント。
勝ってしまってもおかしくなかったレース。もちろんこの馬の力もある程度のレベルにはありますが、まだ成長途上の3歳前半の馬。毎回コンスタントに力を発揮する馬が52キロの「恵量」、そして相手は一線級とは言えないメンバーで、しかもあまり走っていない印象。

今後、この路線で応援していくつもりも馬ですが、額面通りとは言えない「CBC賞2着」の肩書きが付いてしまいました。今後過剰に人気になるかと思うと・・・・。

3着、スピニングノアール
馬はかなりの中京巧者、鞍上はその馬を毎回中京で上位にエスコートする術を心得ている福永騎手。この馬が○にしましたが、やはり中京では馬券になりました。
この馬も早8歳。次の中京はどうでしょうか?

4着、ソルジャーズソング
この馬は1200m戦では安定勢力。高松宮3着。力量は上位。印は▲。レースレベルを測る上で基準になりえる馬。今年に入って目標レースの高松宮を含んで5戦目。馬体重はマイナス14キロ。おそらくは万全ではなかったレース。そしてこの馬が差のない4着。
(レースレベルは「推して知るべし」か?)

5着、アーバンストリート
アーバンストリートも可能性はありますが、差して届かずのレースも目に浮かびます。しかもこの馬が1番人気・・・。旨み無し!!

こんな事を書きましたが、やはり届かなかったレースに。終いの脚は勝ち馬とほぼ同じ。4角の位置取りの差がそのまま着差に。前に行くという重要な能力が欠けている馬。(騎手曰く、変に出して行くと、終いが甘くなる馬。)かと言ってそれを補うほど末脚の爆発力が優れているとは思っていない馬。
このスタイルではやはり差し損ねが多くなるでしょう。
ポンとスタートで前に出して、その後がっちり馬を制御して終いの脚を確保できる騎手が乗った時が馬も変わり時??

6着以下は何とも言えないレース。

一応◎馬だけ。
ウエスタンダンサー
先行して4角で1頭内に突っ込む競馬。直線半ばでパタッと止まって最下位・・・。今回は状態が良いと踏んでいましたが、最後の失速ぶりは気がかり。苦しくなって馬が走るのを止めている可能性も。しばらくは買いづらい馬に。


今年のスプリント路線はタレント不足というか、層が薄い気がします。今回3歳馬が連に絡んだこともそれを象徴する出来事かと。今後のスプリント重賞も枠、展開一つで順位が上下する可能性も。オッズも割れ、予想し甲斐のあるレースになるという事に関しては歓迎なのですが・・・・。
秋のスプリンターズSに向けて、この路線で力量最上位と思っている馬はスリープレスナイト。この馬が本番前のステップレースで凡走するようなら、大混戦??


CBC賞と言えば、スプリントレースとしてはG1に準ずるくらいの「格」があった(はずの)レース。毎年トップレベルのスプリンターが集い、勝ち馬の名前だけを見ても錚々たるもの。
そのCBC賞が3年前からレースの施行時期を年末から6月に移行するとともに、格下げされてG3のレースに。
そして今回はこのようなレース。寂しいかぎりです。
施行時期の問題でG1を目指すようなメンバーが集まらない為か?単に今のスプリント界の質の低下か?

華やかな中距離路線と比べると、裏街道的なスプリント路線。(特に最近そのように感じます。)その裏街道をパッと明るく照らし出してくれるような煌めく才能を持ったスプリンターの登場は果たしてあるのか?

CBC賞の予想

G1連戦も先週で終り、初夏のグランプリ宝塚記念まで少し間が空きます。

今週は中京でCBC賞、東京でエプソムCが行われます。

手を出すのはオッズが割れていて配当が期待できるCBC賞の方。

このレースで思い出す馬はゴールデンロドリゴ
馬券になるのは北海道シリーズと中京の1200。いかにもローカル平坦戦が狙えるロドリゴデトリアーノ産駒といった馬。
他場で凡走を続けていてもCBC賞ではまるで別馬のように走ってしまう馬でした。4着、3着、2着と(ピークを越えて)年をとる毎に、人気が下がる毎に着順を上げてくれる不思議な馬でした。

今年はその馬に似た馬が一頭出走。スピニングノアール
中京だけ買っておけばいいような戦績の馬。以前から時計が速い決着に適性がある馬だと思っていましたが、8歳になってもやはり「中京」「高速決着」だった前走で馬券になりました。
CBC賞においてはゴールデンロドリゴとダブる馬ですが、相違する点が一つ・・・。他場で凡走を続けているのに人気になってしまう馬という事!!
現在2番人気。本命にする気が失せます。

中京の最終週と言えば、内が荒れて、一気に外差しの馬場になるイメージがありますが、芝を育成する技術が向上したのか、最終週になっても極端な外差しにはならなくなっているような気がします。昔、この時期の中京最終週に3歳戦のファルコンSがありましたが、外を回すような馬を買っていれば当たるイメージがありましたが・・・・。

テレビ愛知オープン。中京の開幕週の1200m戦。当然馬場が良く、今年は1分6秒台の勝ち時計。前目で競馬が出来て軽い、時計の速い馬場に適性がある馬が上位に来ます。変わって最終週のCBC賞、狙うなら、テレビ愛知OPで馬券になった馬ではなく、後方から上がり最速を出しながら開幕週の馬場で届かずに負けた、アーバンストリートのような馬。

今年は例年よりずっと「小粒な」CBC賞、混戦模様のオッズが示す通り、力量差のないレース。流れ、位置取り、そして馬場状態で簡単に順位が入れ替わる難しいレース。
G1で少しは勝負になりそうな馬もおらず、テレビ愛知OPが主力ステップレース。最終週という事でこのレースの上位と下位が入れ替わるという予想もアリでしょうが、どうも馬場がそんなに変化しているようには思えません。アーバンストリートも可能性はありますが、差して届かずのレースも目に浮かびます。しかもこの馬が1番人気・・・。旨み無し!!

本命は人気薄から。
◎はウエスタンダンサー

去年の京阪杯の勝ち馬。勝ち負けになるだけの力量を備えている馬。問題なのは状態面。今回はその状態アップに期待します。
前走京王杯SCは1200mの馬には条件不適のレース。最後は止まりましたが、見せ場はあったレース。勝ち馬とも0.4秒差。復調傾向と見ます。
スタートはいい馬。ポンといいスタートを切って前に行き、そこから位置取りは下がっても脚を溜め、最後にその脚を開放するタイプの馬。馬場の真ん中辺りが一番伸びる馬場だと思っているので、枠順、いつものレースぶりからもその辺りの馬場に乗せて伸びてくる事が期待できる馬。川田騎手に戻る事も好材料。
とにかく状態アップを!状態さえ戻ればこのメンバーなら勝ち負け。現在9番人気はかなり舐められた評価をいう事になりますが、さて。

2頭軸の3連馬券を買うので対抗は悩みます。結局○は上に書いたスピニングノアール

凡走の多い8歳馬が2番人気。ちょっとどうかと思いましたが、中京1200mの「スペシャリスト」として期待します。久しぶりに福永騎手に戻る事も買える大きな要素!この人は中京1200mでこの馬をどう操れば上位に馬を持って来られるか熟知しているでしょう!陣営もその事に期待しての起用だと思います。

▲は因縁のあるソルジャーズソング

馬券は馬連。

◎から○▲ の2点が勝負馬券。

3連複。

◎○の2頭軸から ▲⑦⑬①⑰ ④⑪③⑫⑯ の10点、青字は厚めに。

オッズが割れていて3連複の配当が期待できるレース!しかもハンデ戦!ヒモは多めに。

このレースでどのくらい走れるか期待しているは⑰エイシンタイガー

この馬が去年夏にデビューした3歳馬。まだこの時期の3歳馬は完成していないという点で古馬と対戦は斤量差があっても多少不利だと思っています。それゆえ評価を落としました。
この馬はデビュー以来12戦をしていますが、ある程度高いレベルでの力量を持ち、しかも常にレースで持っている分の力を発揮してくれるの馬なので、他馬との比較をする「物差し」馬として重宝しました。
将来的には重賞で勝ち負けになる馬なのでは?と期待しています。今後応援していくつもりです。このレース、古馬相手に何とか食い下がってもらいたいと思っています。

安田記念の回顧 春のG1連敗に終止符 

安田記念ウォッカが最後にディープスカイを交わして勝利!去年に続いての連勝を飾りました。

馬券的にはようやく春のG1で初的中!先週のダービーが展望をしっかり重ねた挙句、馬券を勝買った後に大雨が降ってひどい不良馬場になるという何とも言えないレース。それだけにこの的中は嬉しいもの。

予想の骨組みはディープスカイウォッカの一騎打ち、3番人気のスーパーホーネットは消して、3着にはカンパニーファリダットを厚めに買うという予想。

そして実際にその通りの結果に!
完璧!と言いたいところですが、皆さん私の想定とは違ったレース運びをしていたようで・・・・。結果的にうまく当たったという印象。

12.0 - 10.6 - 10.8 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 11.6 - 12.4

レースは高松宮杯と同様にローレルゲレイロが外枠から楽に先頭に。この馬が主導権を握るとおもいきや、コンゴウリキシオーが押して押して先頭に。前半のラップが速くなりました。せっかくいいスタートを切ったのに、かつてこのレースを2着に導いた馬に流れを乱され藤田騎手は大迷惑。

重めの馬場で前半が速かったので、先行馬は直線で一杯に、少し上がりのかかる安田記念になりました。

勝ったウォッカ

牝馬ながらにダービーを勝ち、天皇賞を制した馬。おそらくは歴史に残る名馬であると言わる馬。それでもダイワスカーレットと同格の名馬かと言われると・・・。
などと思っていましたが、今日の走りを見て、「紛れもない名馬だ」と感じました少し主観が強いかもしれませんが、今日のウォッカには勝つという意思さえ感じました

今日の武騎手の騎乗はお世辞にも褒められたものではなく、位置取りは絶好でしたが、直線に入った所で、おそらく武騎手自身が出そうとしていた所は後ろのディープスカイに奪われ、それならば外に、と考えますがそこは壁になっており、そこに詰まっている間にディープスカイは前へと進出。

余裕があり過ぎたと言うか、大事に乗り過ぎた印象。後ろにいる当面のライバル馬に進路を奪われるなど言語道断!長く続く末脚を持っている馬に乗りながら、先に抜け出すという選択権を持ちながら、それを行使せずにまんまと進路を塞がれ、勝負所でしばらく追う事の出来ない競馬!負けて当然のお粗末な騎乗。

詰まっている間、ウォッカ自身が二度、三度と外のあいている進路に首をやります。業を煮やしたとさえ見えます。そこから一気に馬群を割って抜け出して伸びます。
パトロール映像で見ると馬群を割る際に、外の馬がヨレて来て強く接触され、その勢いで内の馬にも接触。ウォッカは全く意に介さず加速!!その前には外へと微妙に斜行しながら勝ちに行っているディープスカイが。不運な事にこれにも詰まります。
またしてもウォッカは接触された直後にもかかわらず首を外に向けディープスカイを抜きに行きます。
素晴らしい力感のあるストライドで一気に交わして勝利をつかみました。

競走馬は騎手が巧みに操って初めて勝利出来るものだと思っていましたが、今回のウォッカには馬自身に勝とうとする意思を感じました。私にはそう感じられました。
ヴィクトリアMで圧勝しても何も感じませんでしたが、このレースでは強く感じました!ウォッカは「紛れもない名馬」であると!
このレースは得意な条件で走ったとか、競争能力が他馬比べて抜けていたとかではなく、それ以上にこの馬が輝いて見えるレースでした。いいレースが見れました!!

2着、ディープスカイ

今回も四位騎手は完璧な騎乗。圧倒的な末脚を持つ馬に対してという意味ではオークスのレッドデザイアにも通じる乗り方。本当にこの人は東京のG1レースで毎回素晴らしい騎乗をします。それが勝ちに結びつかない事がもどかしい所です!四位騎手はもちろんでしょうが、今回は私も!!

レースは想定通り、ウォッカを視野に入れてその後ろに付ける競馬。
ウォッカの武騎手が大事に乗って末脚の爆発力を発揮しようとしたその時に、ウォッカの内側に馬をねじ込み、ウォッカの進路を塞ぐとともに、自分はスムーズに進路を確保して加速していった騎乗技術は秀逸!!馬との呼吸、周りの馬の動きを完璧に把握していないとああ巧くはいかないでしょう。完璧以上の騎乗。

レース後、「あれで負けたら仕方ないですね」とコメント。オークスの後もこんなコメントを残していたような。これには圧倒的な馬に対し、打ち勝つ為のベストの騎乗が出来たという騎手としての自負のようなものを感じます。

仕掛けが早いとか言う人がいるかもしれませんが、ウォッカに勝つには最善の選択だった事は間違いないと思います。

残念だったのは、(レース後に知った事ですが)馬体が絞れていなかった事。宝塚を視野に入れた仕上げだった事。

今日は前走から+14キロでしたが、昨年のJCからの比較では+6キロですからね。それにピークはまだ先とも思い、宝塚記念に繋がるように考えて調整しましたからね。この後上積みはあるだろうと思っています

これはレース後の調教師のコメント。
こういう調整方針だった事はレース前に大々的に言って欲しかった・・・・。
多分これは負け惜しみなどではなく本当のところでしょう。完璧な競馬をしながらファリダット、カンパニーとあまり差がなかった事を見ても万全で無かった事は明らか。

(もう少ししっかり仕上げていれば・・・・。ディープが勝利していれば、勝負馬券のそれも厚く買った2点のうちの1点(149倍)が的中ですがどうだったでしょう?)

ディープスカイは最後もっと弾けると思っていました!弾けなかった理由はコレ?
前走は良化途上での叩き対台。春は安田記念と宝塚の2戦のみ。最も充実する4歳馬ですし、2戦ともしっかり仕上げてもよかったのでは?こんな事をしていると両方取り損ねる事にもなるのでは?それとも何か問題が???

ウォッカがまずい騎乗をされ、勝つチャンスの大きかったレース。意図的に万全に仕上げなかった事でレースを落としたと見る事も出来ます。勝負事は勝利の女神に見放されると不思議と勝てないものです。勝ってくださいのレースを人為的な理由で落としたレース!次走はどうでしょうか?

今回の走りを見るとウォッカには全くの完敗。完璧な騎乗をしたディープが負け、ひどい騎乗になったウォッカが勝利。単に仕上がり不足という差だけなのか?意外に成長力が無かったなんて事は??このレース万全の状態で臨むディープスカイが見たかった・・・。

3着、ファリダット

カンパニーとファリダットを3着候補として重く見ましたが、配当面を考えると3,4着の鼻差は大きい。この馬と安藤騎手に感謝。

中団のイン辺りでの競馬を想定しましたが、最後方の競馬。コンゴウリキシオーが前半を速くしてくれた事が幸いしました。それを見越しての作戦??ローレルゲレイロのペースなら上がりがもう少し速くなり届かなかったでしょう。

この流れを中団で競馬していたら、もともと斬れるがそれほど長く続かない脚の馬。厳しいレースになったかも。

カンパニーとの着順の関係はコース取り、内外の馬場差もあったでしょう。今後は再び過剰人気?この馬は内差しが期待できる前走から重く見るようになりましたが、馬券的な相性は良さそうです。今後も仲良くしたい馬。

4着、カンパニー

天皇賞に続きまた鼻差の4着!!天皇賞は悔しい思いをしましたが、今回はフェリダットも重く見ていて助かりました。毎回よく走ってくれますし、能力も高い馬で応援している馬。でも今後はそろそろ年齢的に衰えの心配がありそう。



今回はウォッカがまともにレースをしていたら圧勝していたレース。評価した馬をこう言うのもなんですが、東京の長い直線がいいとは思えないファリダットが3着、実力馬だが8歳のカンパニーが4着。上位3頭は強いが、他は少し役者が不足していたように感じていました。今のマイル路線は相当に層が薄そうです!!今年のマイル重賞では意外な穴馬の激走が期待できるのでは?新星登場を熱望!!!

安田記念の予想

G1の連戦も今日が最後、毎年中身の濃いマイル戦になる安田記念

まさか春のG1を全敗でこのレースを迎えることになるとは・・・・。実馬券の収支のプラス分もかなり減り、架空馬券のウマニティでは今年度収支がマイナスの転落。最後のこのレースで一発逆転を!と目論んでもさらに傷口を広げそう。荒れるレースにはなりそうもないと言うのが正直なところ。

大方の見方としては「ウォッカとディープスカイの一騎打ち、少なくともこの2頭は馬券を外さない。」
私もそのように感じております。

このレース2頭で堅いと思われているのは理由がありそうです。
流れがどうであれ問題のない馬、瞬発寄りのレースになろうが、持続寄りのレースになろうが問題のない馬である事。そして2頭ともに無類の東京巧者、東京マイルのG1を制しており、東京の長い直線を味方につける馬、勝負所での爆発力、スピードの持続力が他の馬と比べて抜けている馬。
この2頭による「東京マイスター決定戦」になるのも仕方がないかと。

加えて、朝の段階での馬場の状態は重。そして天候は快晴!開催が進んだとは言え、こんな時はたいてい乾きの早い内が有利、外に出した馬はその差を痛感する事になります。
ウォッカ、ディープスカイはともに内寄りの枠、ウォッカはおそらく先行して抜け出す競馬。枠の近いディープスカイ+四位騎手が後ろからウォッカを目標にレースをする事は明らか!他の馬に勝とうとするのではなく、「ウォッカに」勝とうとするレース!この馬を差せればそれが勝利であると疑わないレース!
能力が抜けていて、馬場も味方にインから先行してレースが出来るウォッカ、おそらくは勝ち負け。この馬1頭を目標にレースをするディープスカイ、加速力に優れているので不利を受ける前に抜け出せる馬、そして毎回問題なくそれをこなしてしまう鞍上。つまりはこの2頭の一騎打ちのレースになるなるのは必然、と考えています。

前で競馬が出来て、馬場の伸びる所を選ぶ選択権もあり、ディープスカイと同等(もしくはそれ以上)の脚を持つ馬、東京マイルは適性面でもほぼベストのコースのウォッカに◎を打つのが自然ですが、前走は弱い相手に圧勝、緩い流れから抜け出して33秒前半の脚を使うレースを経験。今回はぬるくは無い安田記念。同じ舞台でもレースの質が変わってしまう事に一抹の不安。
前走が楽勝すぎたと言う、全くもってひねくれた理由でウォッカが○。

◎はディープスカイ
大阪杯は年明け初戦のレース。去年の激戦の疲労を癒し、良化途上で出走したレース。勝つ必要もなく、一叩きのレース。マークされた強い馬に首差差された2着もむしろ立派。今回は弾け方が段違いになると思っています。
ウォッカは今年で引退の5歳の牝馬。ディープスカイは今年競走馬としてのピークを迎える4歳の牡馬。去年の天皇賞の段階では力の差がありましたが、今では?今年、堂々と主役を張る為にも相手のベストの条件で負かしておく事が必要。

去年は明らかに規格外の牝馬に牛耳られた年。今年の世代のトップの馬は「男まさりの馬」ではなく「男の馬」で!ここで負けてしまうと競馬界も今の世間と同様に男がだらしないということに。世間の男どもに夢を!(笑)

馬券は、

◎→○→△ が勝負馬券!!
○→◎→△ も購入します。

その△の馬。

△の筆頭はカンパニー
去年の天皇賞では取った!と思った馬券が悶絶の鼻差の4着。今回は。
年齢的にも多くは期待できませんが、このレースは。外に出さずどこかを割って来るか、前目に付けての雪崩れ込みの3着を。

ファリダット
前走は最初からインを突く作戦。そして実行できました。今回も内枠。
この馬は斬れる脚を持つ馬ですが、長くその脚を保てる訳ではなく、差し損ねの多い馬。今まで必要以上に人気になっていたので嫌っていましたが、やっと買える人気に、そして内差しの出来る馬に。今回は安藤騎手に乗り替わる事が非常に魅力的!!インで巧く立ち回って、脚を巧く使えば十分3着は期待出来ます。馬場も味方に。

この2頭を厚く買います。

ローレルゲレイロ
1400mがベストと思っていますが、前に行って馬場を味方に雪崩れ込み3着を。

トウショウカレッジ
高松宮で◎、痛恨の鼻差の4着。内枠なら買い、外枠なら消しと思っていましたが、応援馬なので買ってしまいます。マイルになって特に良くなる事もなし。かなり敷居の高いレース。でもこの人気なら。

スマイルジャック
この馬は内枠が理由。馬場を味方に、ウォッカを追うレースをすれば3着雪崩れ込みも。

サイトウィナー
消しの対象でしたが、人気もなく分からない馬なので買います。パンパンの良馬場でない事は香港馬にはプラスに働くかも?

コンゴウリキシオー
大穴。単勝115倍。もともと力量的に安田記念を勝てるだけのものを持っていた馬。あまりに突然走らなくなったので、後半の失速は精神的なもの?前走はオープンレースも久しぶりに見せ場を作れたレース。この馬の中の何かが変わっていれば、馬場も味方に。

⑥→③→⑨④⑰⑫②⑱⑪
③→⑥→⑨④⑰⑫⑱②⑪ 青字が厚めに。

スーパーホーネットこそこのレースを勝って欲しい馬ですが、展望で危惧した事が現実性を帯び、消し。

安田記念とユニコーンSの展望

日曜は東京のG1連戦の最後を飾る安田記念があります。
その前に、明日の東京メイン、ユニコーンSも考えてみたいと思います。

ダートの出世レースのユニコーンSにしては例年に比べ今回のメンバーは小粒(?)、なぜこんな重賞の展望を?
理由はいたって簡単で、明日は東京競馬場に観戦に行くからです。来週を最後に東京開催とはしばしお別れ。この開催中に1回は、という事で明日行く事になりました。

登録メンバーを見た段階では、スピードがあり、末脚も割としっかりしているラヴェリータかフィリーズRでワイド馬券でお世話になったレディルージュを本命にしようと思っていました。雨が降って脚抜きの良い馬場馬場になるのも好都合・・・・、のはずでしたが両馬ともに出走せず。

人気は500万、端午Sと連勝したシルクメビウス?ダービージョッキーが乗る芝から路線変更のミッキーぺトラ、放牧明けのカネトシコウショウも人気になりそう。

本命は今のところグロリアスノアの予定。

新馬戦は出遅れて最後方、すぐに中団まで位置取りを上げます。いい手応えで最後の直線を迎えますが、まるでSPに護衛されているように(笑)周りを囲まれて抜け出せず、残り200mで進路が出来て追い出すと他の馬とは脚が違いました。

若葉Sは芝レースなのでノーカウント。
前走500万のレースは3馬身半差の完勝。締まった流れを先行して押し切るレース。同日の未勝利戦より2秒5速い時計、前日の1000万レースと比べてもコンマ2秒差。

今回で4戦目は他の馬よりかなり少ないレース数で全く底を見せておらず、上がり目も期待できます。
小林慎一郎騎手という重賞にまだ一度しか乗っていない若手の騎手が鞍上。これは人気になりにくい要素。この騎手がどんな騎手がよく知らないのですが、いいレース運びを期待します。
一番神経を使うがスタート。成否の分かれ目はスタートだと思います。これさえ決まれば勝ち負けになると思っています。明日はおそらく時計の速いダート。コースロスを無くしてレースを進める事が重要になる事が多いレース。枠は真ん中、スピードもありそうな馬で新馬戦でも狭い所をこじ開けて勝った馬、出来れば中団より前目に付けて直線で巧く抜け出す競馬を!!

相手はシルクメビウスが有力だとは思いますが、力の差は少ないような気がします。同行する友人がパドック派なので、彼の眼力にも期待(?)。

安田記念の展望。

ダービー馬同士がマイルG1で対決と話題になっています。ダービーを制した馬がそれぞれマイルでもすでにG1馬。早い話が能力的に抜けている2頭。ウォッカは去年安田記念を圧勝。適性は文句なし!ディープスカイは大阪杯を一叩き、今回は能力全開でしょう。今年が競走馬として最も充実する一年。今年一年馬券を外す事は無いのでは?と思っています。ウォッカを目標にレースをするのはいい枠。ただ、マイルのG1馬と言っても古馬のマイルG1には出走する事自体初めてのレース。
正直、この2頭で決着する可能性も十分にあると思っています。

この2頭に続く人気になりそうなのが、スーパーホーネット。渋った馬場はこの馬の味方に?去年は年明け4戦してからの安田記念参戦。今年はマイラーズCを叩いて狙って取りに来たG1。この馬は明らかにマイラー、安田記念が唯一の目標のレース。この後の宝塚も視野に入れている上記2頭とは少し事情が違うかもしれません。

G1タイトルに手が届いていてもいい強いマイル馬だと思っているので、今回はこの馬にタイトルを取ってもらいたいのですが、東京で無類の強さを発揮する2頭が共に参戦。大きな壁です。
渋った馬場もこの馬には好都合のはずですが、雨は土曜の朝には止むとの予報、日曜は晴れになるらしく、またしても乾きが早い内が有利な馬場になる可能性があります。今回は外枠、スローになる事もなく、毎日王冠でウォッカに対してとった作戦も取れません。外から差すのが難しいレースになると・・・・。G1が取れそうで取れない馬というのは、実は力が足りなく取れないのではなく、単に運が少し足りない馬なのかもしれません。

ハイレベルな安田記念と言われていますが、「ハイレベル」なのはこの3頭で、他の馬との間には差があると思っています。かと言ってお堅い3頭の馬券は買いません。

香港馬2騎。
アルマダ」は「もう無い」かと。ピークは過ぎているような。昨年の2着馬、適性面を考えると怖い気もしますが、ウォッカに付けられた差は3馬身半、たとえ衰えが無かったとしてもこの3馬身半の差の中に最低2頭は入ると思っています。

サイトウィナーは人気になりそうですが、前走のレースを見ると、「うまく勝てたレース」。上位馬数頭とは差のない印象。香港G1を制したと言っても抜けている訳でもない馬。加えて今年に入ってから多くのレースを使っており、しかも日本への遠征。人気になるなら切りたい馬。

コンゴウリキシオー
凄く強かったマイラー。マイラーズC、安田記念の走りはG1馬と比べても遜色のないもの。この2戦を最後にうそのようにパッタリと走らなくなりました。前走は休み明け、馬体を絞って1000mを58.2秒で逃げ、上がり35.1秒。相手は弱いが、久しぶりにオッと思わせたレース。2戦目でこの馬の中の何かが変われば。
可能性は低いとは思いますが、人気を考えれば。馬場が向く可能性もあります。ヒモに入れます。

カンパニートウショウカレッジタマモサポート
これまで何度となく◎を打ってきた応援馬。人気上位3頭は力が抜けていると思っているので、この馬達も良くて3着までの評価。
1頭を決めて、3着固定にする馬券も検討中。

東京優駿(ダービー)の回顧

ダービーはひどい不良馬場の中、ロジユニヴァースが勝利。横山“シルバーコレクター”典弘騎手にとっては嬉しいダービー初制覇になりました。

横山騎手はレース後、「まさか、勝てるとは思っていなかった」とコメントを残していますが、私にとっては、まさか、大雨が降って、ひどい不良馬場になっているとは思わなかった!」レース・・・・・

土曜が雨で乾き始めている東京の馬場。内が有利になりやすい条件ですが今回は特別なレース、あまり馬場を重く見ず、買いたい馬券を買いました。
出来ることならこの後一雨降って、どこを走っても有利不利のない馬場状態でのダービーを希望します。

一雨降ってくれた事はありがたいのですが、いくら何でも降り過ぎ!

12.8 - 11.0 - 11.8 - 12.1 - 12.2 - 12.4 - 13.2 - 13.8 - 14.7 - 13.2 - 12.9 - 13.6

これがダービーのラップ。全く想定外のレース!!

今回ダービーに向けて熱心に展望の記事を書きましたが、すべては徒労に終わりました。言い訳がましくなりそうですが、毎回書いているので一応回顧を。

13.0 - 11.7 - 13.5 - 13.8 - 13.1 - 12.9 - 12.9 - 12.7 - 12.8 - 12.3 - 13.1 - 13.9

これは2レース前の同条件で行われた青嵐賞のラップ。大雨が降った後のレースでしょう。発表は重になっていますが、すでに普通ではない馬場コンディション。かなり上がりがかかっています。

そして2レース後のダービー。
ジョーカプチーノがまるで大雨が降る前の馬場を逃げるようなペースで逃げますが、これは完全にオーバーペース!この馬がレースを引っ張った事と青嵐賞より更に馬場が悪化した事で最後の直線は全馬一杯に!上がりは40秒前後!!勝ったロジユニヴァースでもほとんど止まっているような脚。
ひたすらにパワー、スタミナ、底力を問われるレース。展望で書いた東京2400m向きの斬れる脚なんてものはどうでもいいレース!!

今までに経験した事のない馬場、ジョーカプチーノが引っ張る前傾のラップ。馬場を考えれば2番手集団でさえ速すぎるペースだったのでは?
差し馬は1頭を除き壊滅状態。極悪馬場もあって追走で一杯だったのか、外の馬場がより水分を含みまともに走れなかったのか、馬場への適性がなかったのか。

とにかく、今までとは全く勝手の違うレース。
過去に極端に上がりがかかるレースと言えば、ラジオNIKKEI杯2歳S。これをさらにタフにしたレース。このレースの1,2着馬がそのまま今回のダービーでも1,2着。適性があった事、前で競馬出来た事。それに、このテのレースに経験があって他の馬より戸惑いがなかった事もこの2頭で決着した事の一因でしょう。

勝ったロジユニヴァース
体力満々、底力では抜けており、ラジオNIKKEI杯2歳Sと同じくリーチザクラウンに4馬身差をつけて勝利。ますます皐月賞の凡走が不可解。底力は抜けていても斬れる脚を備えていない馬。ダービーが向くとは思えませんでしたが、天が味方しました。やはり「運がある馬が勝つのがダービー」の格言は本当?
運があったにせよ、それもレース。前走惨敗から巻き返し、底力満点の走り、苦しくなっても走り切ろうとする闘争心はお見事!立派なダービー馬。
今後人気なってもらいたい馬。

3着、アントニオバローズ
この馬は展望(4)で買い目に入れるかどうか思案中と書きましたが、やはり斬れる脚を持たないとの理由で消し。そして全く斬れる脚は必要のないレースになり好走。
そういうタイプの馬。
レース後の角田騎手のコメントが興味深げ。
ようやく走れる状態まで来て、これからもっと良くなる馬ですよ。夏を越したら、アントニオバローズはもっと強くなります。」
斬れる脚を問われないレースで、このコメントを信じてみるのも。

4着、ナカヤマフェスタ
前で競馬が出来て、そこから斬れる脚が使える事に魅力を感じ高評価。京成杯はメチャクチャなレース、それでも2着。皐月賞は前目で競馬をして唯一上位に残った馬。一番印象的なのが東スポ杯。前で競馬をして33秒台脚でブレイクランアウトを完封。どちらかというと斬れる脚が武器になるという評価。
スタート失敗、後方から。タフな馬場でタフな流れ、パワーが要る馬場に対して、ステイゴールド産駒らしい軽量馬。(掲示板に載った馬は他は500キロ以上馬。)他の馬が伸びあぐねた外側の馬場を走った馬。
激走!!
上がり最速。前にいた馬が上位を占める中、この馬だけ外の馬場を走って差して来ました。道悪巧者?蛯名騎手曰く、走りづらそうだったとか。この馬強い馬なのでは?

期待した差し馬は不発。このレースは特殊なレースで見直せるもの。十分休んで、秋以降の走りに期待します。

目標レース、ダービーに向けて完全に仕上げた馬達が、ひどい不良馬場、更にはジョーカプチーノが演出してしまった前傾ラップのタフなレース。ダメージや故障が心配です。何事もなく、秋には疲労を抜いて元気な姿でターフに戻って来る事を願います。

今回のダービーは予想に力を入れましたが、天候の急転により全く想定と違うレースになってしまいました。しかしそれもレース。

競馬ファンはそれで諦めもつきますが、競走馬に関わってきた人はどうでしょう。このレースを目指してコツコツと丹念に愛馬を育て、鍛え、そしてやっと辿り着いた夢の舞台ダービー。ここまでの苦労は我々素人では考えも及ばないもの。そしてダービーでは当然のように渾身に仕上げ!そして考えてもいない馬場、流れ・・・・。
心中を察しようにも、遠く及ばない事は明らか。

ダービーだけは毎年良馬場で行われて欲しいものです!!!



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