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2008年12月

12月31日の思い出   高崎競馬

毎年、年末になると思い出すことがあります。
2004年の12月31日。81年続いた高崎競馬の最後の日です。

28











高崎競馬を知るまでは、競馬にあまり興味が無く、友人との付き合いでたまに馬券を買うくらい。
何のレースだか忘れましたが、JRAの重賞を友人と予想していると出走馬の中にタマルファイターという馬の名が。
どうやら高崎所属の馬らしい。
「高崎って?」
「高崎競馬という地方競馬の所属の馬ですよ」
「ふーん」
「今度高崎競馬行ってみません?!」
「!!!!」

こんな事から、後日高崎競馬に行くことに。

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今年1年の競馬について  

1年を通してこれほど競馬に関心を持ち続けたのは今年が初めてになります。この競馬ブログを始めた事が大きな理由ですが、見応えのあるレースが多く、ブログをやっていていい年だったなと思える1年間でした。

その中でも心に残った事を。

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有馬記念の回顧

今年の有馬記念は◎ダイワスカーレットが圧勝。例年に比べ「小粒な」メンバーだったこのレースで「格」の違いを見せつけました。

問題はマツリダゴッホ

外外を回され「差し」の競馬にならなければ馬券圏内はかなりの確率かと。

と書きましたが、今回はまさかの後方からのレースになって、しかも外外を回っての「差し」の競馬。これではもう論外のレース。更には、折り合いまで欠いているようにも見えました。懸念通りジャパンカップで仕上がっていて状態が下降線を辿っていた可能性があります。
ジャパンカップにピークが来ていて今回のレース状態面に問題があったにしても、この馬のスタイルを守ったレースをしてもらいたかったのです。

レース途中からは

「夢馬券」。(とは言っても結構期待している馬券。)
エアシェイディの3着付け馬券。

に期待するしかありませんでした。
ダイワ1着、エアシェイディ3着の3連単の「夢馬券」・・・・・・・。

ダイワは直線に入って突き放しどうやら勝てそう。スクリーンヒーローがこれに続く、そしてエアシェイディは中々の伸び。ここでオッと思ったのですが、大外からビリ人気のアドマイヤモナークがかなりの脚色!

結果、アドマイヤモナークが2着、エアシェイディがドリームジャーニーを鼻差凌いで3着。
1着、3着はその通り入りましたが、2着が買ってないアドマイヤモナーク。3連単98万馬券ですか・・・。「夢馬券」はビッグな夢を追わないと・・・?(笑)。

アドマイヤモナークは馬場が悪くて力の要る芝だった今年の日経新春杯、最後全馬相当上がりかかるレースでしたが、そのレースを圧勝。今回は力の要る馬場、上がりのかかるレースという事で近走に比べ条件好転の馬。
それでもその後の中山2500mの日経賞で3着とは言え、マツリダゴッホにぶっちぎられていた馬。今回は大外枠。京都の外回りならともかく、有馬記念で外を回して馬券に届く馬とは思えませんでした。
しかし、レース後ちょっと考えてみると、この馬は1年前の冬場の長い距離のレースを短い間隔で使い詰めていた馬。3戦目の日経新春杯と4戦目のダイヤモンドSを勝利。5戦目の日経賞の頃には余力が無かったのかなと。日経賞の評価を誤ったような気がします。それでもやはりこのテの馬は有馬記念では買えなかったと思います。

今回はダイワがレースを支配し、それも相当強い競馬。

6.9 - 11.2 - 11.9 - 11.2 - 11.9 - 13.0 - 13.2 - 12.4 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 12.7

ダイワが引っ張ったので前半かなり速い流れ。にもかかわらず、カワカミプリンセスアサクサキングスメイショウサムソン辺りはあまり差が無くこれに続く。
前半これだけ速い流れに付いていってしまうと、名馬ダイワスカーレットに準ずるような力量を備えていないとかなり厳しいレース。結果的にダイワを追いかけた馬は馬群に沈む事になりました。

先行馬に1頭非常に強い馬がいると、これに勝負を挑んだ馬が潰れて、後方からの馬が利を得る事がありますが、有馬記念でこれが起こるとは。今回の有馬記念が例年に比べ「小粒」なメンバーの揃ったレースだった事を物語っていると思います。

2~4着は後方からの馬。展開が向きました。
それでもアドマイヤモナークは最後方から大外を回して2着になった事は驚き。力の要る馬場に適性があり、長距離重賞も勝っている馬。この辺りの適性があった事が大きかったと思います。ダイワスカーレットという圧倒的な存在とそれに伴う展開を読みきってこの後方からの馬に重い印を打てた人は本当に凄いと思います。

エアシェイディはいいレースをしました。アドマイヤモナークと同じで馬場への適性があった事が大きなアドヴァンテージになりました。
スクリーンヒーローと隣り合う形でレースをしていましたが、スクリーンヒーローは早めに動き出して勝ちに行く競馬。これに対して後藤騎手は付いて行かずに仕掛けを遅らせました。この判断が正解でした。

5着のスクリーンヒーローは勝ちに行って最後一杯になっての5着。ダイワには全くの完敗ですが、他のこの馬を負けした馬は後方からの馬。それほど悲観するような内容ではないと思います。差も僅かですし。

最後にダイワスカーレットはとても強い競馬。そして安藤騎手の見事なレースマネージメント。楽に先手を取れるスピードに違いを見せ、外枠の不利を無くし、速いラップで逃げますが、途中しっかり13秒以上のラップを2つ挟んでいます。この事で終いの脚も確保し、勝利を決定付けました。
歴史に残るような馬がそれも一番充実する年に3レースのみ。仕上がりも万全だったでしょう。それでもスピードが勝った馬がこの距離の、力の要る芝の、上がりの掛かるレースで圧勝。ベストの条件でないレースでこれだけの圧勝。この馬のスピードを活かせる条件でレースをしたらどんなレースになるのでしょうか?安藤騎手が去年とはパワーが段違いと言っていましたが、その通りだったようです。去年の段階ですでに超一流馬でしたが、今年は更にスケールアップしています。
天性のスピードを持つ馬にパワーも備わりました。底力も非凡!!来年は是非海外レースの大きい所を目指して欲しいと思ってしまいます。

有馬記念の予想

今年最後の「競馬ファンの祭典」有馬記念の予想。
マツリダゴッホとダイワスカーレットの2頭が抜けた人気に、それもマツリダゴッホが1番人気になると思っていたのですが、ダイワスカーレットが2.9倍の1番人気。マツリダゴッホが5.4倍の2番人気。
そしてスクリーンヒーローとメイショウサムソンがマツリダとあまり変わらない人気。単勝以外の馬券を見ても同じようなものなので、どうやらマツリダゴッホとあまり変わらない評価ぶり。

年の最後のレースとしてオマケで参戦する事が多い有馬記念ですが、今回は人気の2頭はともに有馬記念が目標レース。このメンバーなら間違いなく重い印。

ダイワスカーレットは間違いなく名馬として歴史に名を残す馬。それほどの馬が一番の充実する年に3レースのみ。今回の条件がこの馬にとって好条件とは思えませんが、楽に先手が取れそうな事と他の出走馬の質、それに間隔を空けて全てをこのレースに賭ける事が出来るレースという事で連は外さないだろうというのが予想の骨組み。

マツリダゴッホは2500mは微妙に長いかもしれませんが、この馬にとってほぼベストの条件。コース形態、馬場状態から弱点である「斬れ」を問われない舞台であるのは確実。外外を回され「差し」の競馬にならなければ馬券圏内はかなりの確率かと。
タフな年末の中山の馬場をしっかりこなせる事は他の馬に対してかなりのアドヴァンテージ。
この人気で内枠なら◎でも良かったかと。ジャパンカップは勝ちに行った競馬ではなく、有馬記念を意識しているようなレースぶり。ジャパンカップで仕上がっていたように見えた事が気掛かり。この舞台では去年の状態にあればダイワより上。そうではないと思っている分、外枠になった分でダイワより下の評価。出来れば前目に、そして早めに内側にねじ込んで3角辺りから進出のいつもの競馬をしたいところ。

スクリーンヒーロは「測れない馬」、休養期間で馬が劇的に変わったものと判断。G1でも殊更ジャパンカップに限ってはフロックは無く、血統的にも中山が合わないとも思えず上位評価。
アサクサキングスは条件好転のレース。外枠が残念も、近走に比べパフォーマンスを上げて来る可能性が高い。
カワカミプリンセスは上がりがかかるこの舞台こそ期待できる馬。1枠を引いて巧く立ち回れれば馬券圏内の可能性も十分。ただ、力を落としている可能性も。
フローテーション。菊花賞からは有馬で通用するのは勝ち馬のみと思っていますが、内枠のルメールは脅威。血統的にもタフな条件で一発ありそう。3歳で斤量が軽い事と成長が見込める事も加味して買い目に加えます。


◎ ⑬ダイワスカーレット
○ ⑩マツリダゴッホ
▲ ⑧スクリーンヒーロー
△ ⑫アサクサキングス
△ ①カワカミプリンセス
△ ⑤フローテーション
穴 ⑥エアシェイディ


勝負馬券はダイワスカーレットの1着付け3連単

◎→○→▲△穴
◎→▲△→○ の計9点で勝負。

思ったより人気がないので、マツリダが去年の状態にあった事を考え

○→◎→▲△穴の5点。

外枠マツリダゴッホが人気馬として意識され外外を回す競馬になった時の為に

◎→▲→△の3点

「測れない馬」がとても強かった時の為に

▲→◎→○の1点。

そして最後に「夢馬券」。(とは言っても結構期待している馬券。)
エアシェイディの3着付け馬券。7歳という年齢から過度な期待は出来ないが、他の馬が苦にする冬場の中山の馬場への適性は証明済み。冬場の中山適性がある事に加え、天皇賞であれだけ走ったのにこの評価は不当。天皇賞から間隔を取ってこのレースを迎える事にも好感。馬の状態次第では上位争い。それでも年齢から考えて連は厳しいと見て3着に期待。

◎→○▲△→穴の5点。

有馬記念の展望4 出走各馬について

早くもあっという間に金曜日、さすが坊さんも走る季節です。
まだマツリダゴッホとダイワスカーレットについてしか書いていないので今回は他の出走馬について。

春の天皇賞を制したアドマイヤジュピタは引退、宝塚記念を制したエイシンデピュティは回避、ダービー馬ディープスカイと天皇賞、安田記念を制したウォッカはJCで年内は終了。おまけにエリザベス女王杯を制した馬とマイルCSを制した馬も出走しません。

G1馬が出てこないという以上に今年の出走メンバーは能力的に見ても例年以下。小粒と言っては失礼でしょうが、そのように感じています。
ダイワスカーレットは今回の条件にあまり適う馬ではないと思っていますが、相手関係も含め本命にすると思います。

その(小粒な)メンバー。

一頭だけ大粒か小粒か分からない馬、スクリーンヒーロー
今回の出走馬中、今年G1レースを制した唯一の馬になります。
軽ハンデでアルゼンチン共和国杯を勝っただけなら全く人気にならないでしょうが、この馬はジャパンカップを勝った馬。それでも多少はフロック視されるでしょう。
「G1を1つ勝っただけなので実力のほどはあやしい。」と言うなら、他のG1なら分かりますが、ジャパンカップだけは別。
東京2400mはスピード、スタミナなど総合力が問われる舞台、それにこのレースを1年の最大目標にする実力馬が挙って出走します。日本のG1レースで最もマグレで勝てる事のないレースだと思っています。
「大粒か小粒か分からない」と言ったのは今年のジャパンカップが例年ほど質の高いレースではなかったと感じているからであります。結果勝負にならなかった外国馬がフルゲート18頭のうち4つを占め(1頭は取り消し)、ウォッカとディープスカイは非常にタフなレースになった天皇賞経由。レースの流れもジャパンカップとしては緩いもの。
それでもこの馬は「買い」だと思います。
マグレでは勝てないという事が理由になりますが、他に、この馬が成長するであろう時期の大半を休養にあてていた事。セントライト記念でロックドゥカンブに対して勝負にならなかった馬が、復帰後、G2とJCを連勝。それも流れの異なるレースを連勝。蛯名騎手がこの馬でG2を取った後に言っていたように相当成長したと見るべきだと思います。
血統を見る限り、中山でパフォーマンスを落とすとは思えませんし、デムーロ騎手が続けて乗ってくれる事も好材料。心配は8月半ばから長い距離のレースを5戦使っている事。

カワカミプリンセス
中山でレースをするのが初めてになりますが、中山、阪神内回りで買いたい馬です。
主に、東京、京都で走っていますが、レースの流れが締まらないと斬れ負けする馬です。宝塚はかなりチャンスがあると思いましたが、幸四郎騎手が厳しい流れの中、4角先頭になるようなレース。それでもあまり負けなかった事に驚きました。今回の舞台は斬れる脚が問われない上がりがかかる年末の中山。そして1枠。馬券圏内なら十分にチャンスがあると思います。
心配は衰えと冬毛が伸びているように見えた事。

アサクサキングス
タフなレースになった菊花賞を制した馬。有馬記念では菊花賞を勝てるような馬は絶対に軽視するべきではないと思っています。
この馬は2000mでは多分距離が足りない馬。そして時計の速いレースや瞬発力を問われるレースも不向き。近走はこの馬には不向きなレース。宝塚は馬場?
今回は上がりのかかる年末の中山。タフな菊花賞を押し切った底力が活かせるかも。
ただ、ダイワスカーレットが前でコントロールするレースはこの馬にとってマイナス。

ドリームジャーニー
天皇賞も展望で、小倉で天皇賞が行われるなら本命にすると言った馬。
小回りコースでコーナーで加速したスピードをスムーズに直線に繋げる事の出来る能力を持つ馬。この能力を活かせるレースで他の馬に対してアドヴァンテージを持つ。天皇賞では消し。
今回は中山コースの有馬記念。小回りコースはいいのですが、軽い時計の速い馬場の方が良いと思っているだけに、今回の時計のかかる力の要る馬場はかなり疑問。2歳時に朝日杯FSを勝っていますが、このメンバー、2500mの距離、ダイワスカーレットが作る流れで朝日杯のような末脚が炸裂するとは思えず消し。
420キロくらいしかない馬体で500キロの馬相手にこの馬場では。

メイショウサムソン
引退レースの馬は昔からあまり買いません。ジャパンカップで引退とか言っていたような。

アルナスライン
有馬記念でいつもベストに近い乗り方をしてくる有馬マイスターのペリエが鞍上。年末の中山2500で好走する為に必要な事を完全に理解している人。去年は明らかに馬に余力が残っていませんでしたが、今年の馬は宝塚以後精彩を欠く。京都大賞典はかなり弱いメンバーで勝たなくてはいけないレースをうまく抜け出せず落としました。何か歯車がかみ合っていない感じ。有馬マイスターが乗っても劇的に変わるとは・・・。
菊花賞でアサクサキングスと差の無い競馬をしているだけに順調なら面白い馬でしたが。

フローテーション
菊花賞3連複9万馬券でお世話になった馬。
今年の菊花賞はそれほどレベルの高いものではなく、圧勝したオーケンブルースリが有馬に出てきてやっと勝負になるかならないかだと思っています。
怖いには内枠のルメール。成長分があってもまだ現状足りない馬だと思っていますが内枠のルメールは厄介。

エアシェイディ
ネヴァブションが回避になった以上、この馬は穴馬として絶対に買います。
展望1で冬場の中山の馬場への適性というタイトルで記事を書きましたが、この馬は今年の年始めの中山3重賞に全て出走、2着、1着、3着。相手関係は微妙も多少の適性がある事は証明済み。馬場経験があるという事もプラスになります。
また天皇賞から余裕を持って有馬を目指したローテのも好感。
強気になれないのは、去年のマツリダはAJCCをぶっちぎりの圧勝。しかも成長も見込める4歳馬だったのに対してエアシェイディは7歳馬。
3連単の3着の欄にヒモとしてマークする予定の馬。

有馬記念の展望3 ダイワスカーレットについて

今回はダイワスカーレット

天皇賞では思い入れタップリ、渾身の◎。天皇賞の展望では中距離最強馬という事まで引き合いに出してこの馬の事を熱く語りました。

その天皇賞。ウォッカの同厩舎のトーセンキャプテンに突っ突かれる非常に厳しい展開。スピードのあるこの馬に対して道中プレッシャーをかけるなんて事は中々出来る事ではありません。しかもこれを行うのがトーセンキャプテンという事になればこれはもうほとんど玉砕覚悟。
こんな展開を強いられての最後のひと伸びは常識の範囲を超えるもの。語り継がれるレースになるであろう天皇賞の中でも飛び抜けて強い競馬をした事は間違いありません。

天皇賞の展望では、あり余るスピード能力で楽に先手を取り、レースをコントロール。道中安藤騎手の意のままにペースを落とす事が出来、その分を最後の類稀な瞬発力に転換出来る馬。しかもその時の反応は極めてビビッド。レーススタイルの完成度という意味でも中距離最強馬と呼んでもおかしくない馬として評価しました。
この時、サイレンススズカと比較しましたが、サイレンススズカはぶっちぎって圧勝する事を目指すレーススタイル(気性面からこの型になってしまう)。ダイワスカーレットは騎手のレースプランに忠実に従う事が出来る馬。相手なりに勝つ為に必要な脚を使って勝利を目指す事が出来る馬。純粋に中距離におけるスピード能力だけならサイレンススズカの方が上かもしれませんが、抑えが効き、騎手の指示に対して従順という意味で、レース後の馬のダメージ等を考え、且つ複数のレースを使うという前提ではダイワスカーレットを上に取れるような気がします。

そんな馬が今回は有馬記念に出走。
それでも、年末の中山2500mという条件を考えれば、もしマツリダゴッホが去年と同じ状態で臨んで来るならこの馬には勝てないと思います。

先に期待出来ない材料。
去年2着になりました。目標レースを含めた秋3戦をこなし、その後での有馬2着は立派。
しかしながら、マツリダゴッホは完全な圧勝。メイショウサムソンはジャパンカップで従来のスタイルを崩すレースをし、馬が先行出来ず。ポップロックは1年間レースを使い過ぎた上に、天皇賞→JC経由、余力が残っていませんでした。ダイワメジャーは本質マイラー。
繰り上がって2着に入った印象もあります。

年末の有馬の条件はこの馬にとって向かない条件。年末の中山の芝はスピードというこの馬の長所が活かしにくいもの。加えて、コース形態からロングスパートの上がりのかかるレースになりやすく、底力勝負では牝馬はやはり不利。この馬の必勝パターン、溜めて最後の瞬発力を発揮するというスタイルも取りづらくなります。

次は期待できる材料。
この馬はスピードが勝った中距離馬だと思っていますので、京都外回りや東京コースなら2200mくらいがベストディスタンスとしてはギリギリだと思っています。(東京なら2000mまで。) JCに出てきたら嫌う予定でした。
今回は小回りのコーナー6回の中山。ベストとは言えないものの、コーナー毎にスピードを落とせる為、2500mでも勝負出来ます。
加えて、脚質的に同型の馬がおらず(コスモバルクの暴走がなければ)、楽にレースをコントロール出来そうな事。そして、馬の「格」として考えた時、この馬の同等と言えるような馬が出走していない事。(マツリダは単なる中山専用馬?) はやい話が、あまり強い馬が出てきていないという事。この2つはかなり大きな要素です。
更にはマツリダゴッホがジャパンカップでほとんどピークと言えるほどのデキであった事。

「マツリダゴッホに勝てない」と書きましたが、それは「去年と同じ状態で臨んで来るなら」という条件が付きます。展望2の最後に書いたようにこの条件はちょっとあやしいような気がします。

そして今日枠順発表。マツリダゴッホは外枠!昨日の記事で内枠に入ったら、と書きましたが外目の枠に。インにベッタリに付いて回って来て3角から進出されたら去年の状態になくてもかなりの確率で勝ってしまうと思いましたが、外枠ならば・・・?
先週も内を通った馬が勝ってますし、内が悪くないという意識はどの騎手も持っているでしょう。マツリダをインに入れてロスの無い競馬をさせてはいけないという意識もあるかもしれません。
この枠順で少し面白くなりました。
ダイワスカーレットは持っているスピードが他の馬とは違うので楽に先手が取れます。枠順は関係ありません。

最後にもう一つ期待できる材料。


昨年とはパワーは格段に違います、だから馬力があり過ぎて・・ということがどう出るか、とにかくリラックスして走って欲しいですね。

これはこのレースの臨む安藤騎手のコメント。
牝馬を褒めるコメントとは思えません!!
中山の力の要る馬場でもOKという事なのでしょうか?このコメントには驚きました。本当なら上の期待出来ない材料が一つ減ります。
去年のレースを見て、繰り上がって2着という印象と書きましたが、馬が最も充実する4歳のレース。去年よりスケールアップしていると考えてもいいかもしれません。天皇賞の走りを見る限り信憑性があるような気がします。

かなり負担のかかるレースになった天皇賞の反動は正直不安ですが、これだけの能力を持つ馬が、しかも競争馬として最も充実するはずの今年、まだ2戦しか走っていません。
秋も天皇賞と有馬記念の2レースのみに絞っておりレースに勝つという視点ではこの使い方にも好感が持てます。
個人的にも牝馬ながら、中距離最強馬の1頭ではとまで思っているほどの馬なので、間隔も取りましたし、反動は出ないのでは。
歴史に残る名牝がそれも一番充実する年に3レースのみ。全て勝ってもおかしくはありません。前走負けたのはライバルの「同厩舎」の馬の「奇襲」の為。

展望2とは随分トーンが変わっていますが、安藤騎手のコメント、マツリダゴッホの枠順もありかなりダイワスカーレットに魅力を感じてきています。
去年はマツリダに明らかな完敗。
臨戦過程で言えば、去年、マツリダはJCをスキップ、目標の有馬に向けてグングン調子を上げてのレース。今年はJCを使い、そのJCでかなり仕上がっている。対するダイワは去年は目標レースを終えオマケの有馬。今回は目標の有馬。しかも1年でまだ2レース。
年齢的に考えても3歳と4歳を比べれば、斤量負担の差を考えても前進は明らか。
逆転もあるのではないかと。


有馬記念の展望2 マツリダゴッホについて

今日のサンスポの記事によると、展望1で穴馬に取り上げたネヴァブションは有馬を回避して中山金杯に向かうそうです。現実的と言えばそうですが、同じ中山2500mで今回1番人気が濃厚なマツリダゴッホに勝っている馬。中山2500のスペシャリストである可能性がある馬。1年近い休養を挟んで今回が休み明け3戦目。加えてジャパンカップでは単勝100倍超、コース替わりで多少は人気になるも人気薄確実だっただけにこれはかなり残念。年末のドリームレースでドリーム馬券を買う機会を逃しました。

今回はマツリダゴッホについて。

言わずと知れた中山巧者。全21戦中10戦が中山でのレース・・・・。
この馬の強みは毎回中山で同じ競馬をして好走している事。早め動いて押し切る競馬。中山では最強のスタイルになります。騎手はもちろんの事、馬も中山コースのどこで脚を使えば効果的かよく理解しているでしょう。レースをするのは馬なので、実はこれがかなりのアドヴァンテージではないかと思っています。
更には、力の要る馬場を苦にしない為に、他の馬が負担になる分これもかなりのアドヴァンテージになります。オールカマーの頃の中山の芝よりも冬場の中山の芝の方が相対的にパフォーマンスを上げてくる可能性の高い馬です。
内枠などに入ってしまうと負けないんじゃないかな、と思ってしまいます。

この馬の弱点は斬れる脚がない事。それを補うのが早目に動いて押し切るスタイル。
もちろんこのスタイルを取っての問題ない程のスタミナと底力を兼ね備えます。この競馬をする事で斬れる脚を持つ馬も早めに動かざるを得ず、結果的に差してくる馬の脚を封じる事になります。
中山ではコースの形体から上がりのかかるレースになり易いのですが、この馬のように早めにレースを動かす馬がいると確実に上がりのかかるレースになります。そうでなくても速い上がりが期待出来ない年末の中山の芝。類稀な底力を持つ先行馬がコースロスなく先に抜け出してしまうとこれを捉えるのは至難の業。有馬記念はマツリダゴッホのとってかなり有利な条件。

負けるとすれば逃げ馬が相当飛ばして速い流れを作ってその中でいつものタイミングで動いて終いが鈍った時(今年の札幌記念のようなレース)、又は、速い流れを意識して必要以上に位置取りを下げ「差す」競馬を強いられた時。
残念ながらこれはダイワスカーレットという安藤騎手がコントロール下に入れているスピードのある馬が逃げると思われるだけに確率として非常に低いものになりそう。

ダイワスカーレットがたとえばタップダンスシチーのように底力で押し切れるような馬だとマツリダも難しいレースをしなくてはなりませんが、強いとは言ってもダイワスカーレットは本質的に2000mくらいがベストのスピードの勝った逃げ馬。しかも2000mを超える距離ではどうしても底力という点で牡馬に劣ってしまう牝馬。
有馬記念で勝ち負けを目指すならば、力の要る馬場を一貫したペースで押し切る事はしないでしょう。コーナーを6回まわる事を味方につけて、道中息を入れる必要があります。
このダイワスカーレットの存在はマツリダにとっては好都合。
この馬の後ろに付けてレースを進め、3角あたりから満を持して進出を開始すればベストの形になるでしょう。力の要る中山で3角から動いて底力勝負に持ち込めば勝つ確率は相当高そう。この動き出しが遅いとダイワを残したり、差されたりする事もありますが、ベストパートナーの蛯名騎手が乗る以上はそれは無さそう。

それでも嫌いたい点をひねり出すと、ジャパンカップでの状態が非常に良かった事。
この馬はジャパンカップでは軽視を決め込んでいましたが、調教の映像を見ていたら勝ってしまう事を想像出来てしまう程の唸るほどの出来。思わず買い目を増やしてしまいました。
去年は天皇賞でレースにならないレースをした後、完全に有馬に照準を絞り、有馬に向けてどんどん馬が良くなったようで、結果勝利しました。
今年はジャパンカップでかなり出来上がっていたのではないかと感じています。このピークの状態を冬場に維持する事が出来るのか?というところが疑問です。調教師などはピークを維持して有馬を迎えられたと思っても、馬の方が微妙に下降線に向かっていたりして、最後の踏ん張りがイマイチきかないという事も。
それでも馬券を外すなどという事は考えにくく、相手を絞ってこの馬から馬単2着付けなんて馬券が効率がいい?などとも考えています。

有馬記念の展望1 冬場の中山の馬場への適性

今週はJRA今年最後のG1レースの有馬記念が行われます。
毎週のようにG1レースが楽しめましたがこれが最後。
街中でクリスマスの装飾やクリスマスソングを見たり聞いたりするよりも有馬記念の予想を始める時に「年の暮れだなー」とより強く感じます。

去年はマツリダゴッホの圧勝に唖然。展望の最初に▲馬として評価。

去年の12月~1月にかけての中山の3戦。全て道中のラップが締まっていて、上がりがかかる競馬で好走しました。この時から成長も見込んで有馬記念に出るなら重い印を打とうと決めていました!!

などと調子のいい事を書いています。
結局、天皇賞の惨敗はまだいいとして、メンバー低調のオールカマーで勝ちはしたものの、シルクネクサス程度に(失礼)半馬身程度の差というところに得心がいかず、印を下げました。(そもそもダイワスカーレットを嫌っていたので当たるはずのないレースでしたが。)

私もそうですが、去年1月の早めに動いてぶっちぎったAJCCを見て「今年の有馬はこの馬で決まり」と感じた人は多いのでは?年始めの事なので年末の頃には記憶が薄れてしまいます(笑)。
アメリカンボスの時もそうでした。有馬記念で単勝116倍で2着になった年の1月にはAJCC、2月には中山記念を共に圧勝。中山記念以後の凡走、ジャパンカップ2桁着順から巻き返しました。

この事から分かる事は中山コースへの適性ももちろんですが、両馬とも冬場の力の要る中山馬場に適性があり、前目に付けて上がりかかるレースを押し切る事が出来る馬だという事。
この能力を持つ馬は有馬記念においては強みを発揮できる可能性があるということ。
外を回して速い上がりが出せる質のレースにはならないので3角辺りから動いて4角で先頭付近、それでいて年末中山のタフな馬場を最後まで動いていられる馬は明らかに有利にレースが出来ます。

今年はというと去年の1,2着馬が揃って出走します。おそらくこの2頭が抜けた人気になるでしょう。
ジャパンカップを最大目標にしてお釣りで有馬記念に出てくるなら凡走する確率もそこそこありそうですが、マツリダゴッホは天皇賞を回避してオールカマーと有馬記念の間隔がかなり空く為にJCを使いました。ダイワスカーレットは天皇賞からJCを回避して目標を有馬記念に絞りました。
有馬記念を目標にする馬はあまりいないと思うのですが、今回は人気2頭がこのレースを目標レースに。
しかも残念な事に、この2頭は去年のレースぶりから上に書いた有馬記念で好走する為に必要な能力を持っています。

中山適性、冬場の中山の馬場適性という視点から言えばネヴァブションは穴馬として面白いと思っています。
今回が休み明け3戦目。これまでの2戦は東京コースでの上がりの速いレース。この馬の強みを活かせるレースではありませんでした。(ジャパンカップではまさかの「逃げ」。有馬で先行する為の予行練習?)
負けたにしてもそれほど負けたわけでもなく、1年近く間隔が空いてからの休み明けだった事を考えれば上出来。上がりのかかるレース、タフな力の要る馬場で巻き返す可能性はありそうです。
全6勝のうち3勝が中山2500mで強い競馬をしています。距離の心配もありません。日経賞では前走AJCCで圧勝し、その年の年末に有馬を勝つ事になるマツリダゴッホを抑えての勝利。
残念なのは、マツリダゴッホやアメリカンボスのようにその年のはじめの中山重賞を勝った訳ではなく、その前年の勝利という事です。

今年最後のG1、競馬ファンにとって「お祭り」の有馬記念なので今週は展望を重ねてみたいと思っています。

朝日杯FSの回顧

朝日杯FSは内枠からインを追走し、直線で巧く馬群を捌いたセイウンワンダーが外から差してくるフィフスペトルを頭差凌いで勝利しました。

そのセイウンワンダー
「一番強い馬」として評価するも、状態面からこのレースでは凡走を期待。次のレースで1着付けをしっかり買うという青写真があったのですが、まさか勝ってしまうとは。
新潟2歳S、長い直線で大外を回して、追ってしっかり伸びる事を証明しましたが、中山でも勝負所でスッといい反応をしてイン差しでG1タイトルをつかみました。
岩田騎手の乗り方も、まさに暮れの中山の朝日杯を勝つ為の理想的な乗り方と言っていいほどのもの。内枠を巧く活かしました。彼は今年G1で4勝目のようですが、この1勝はこの騎手に負うところも大きかったでしょう。最後スピードを殺さずに巧くホッコウタキオンのインにもぐり込ませたあたりはさすがでした。
今回この馬の状態はとても万全とは言えないものだったと思います。
それでも勝ってしまった事で今後はかなりの人気になるでしょう。
嫌うとすれば、この馬はこれまで4戦全てマイルで、全て1分35秒台のレース。時計の出る速い馬場になった時にどの位のパフォーマンスが出せるか?と言ったところでしょうか。距離が延びても大丈夫そうな気がします。

2着、フィフスペトル
前走のレースぶりと外目の枠に入った事で差し切るのは困難と判断、ルメール人気もかなり乗っかっている観もあり、買い目には入れましたが重要視していませんでした。マイルでこれほど走るとは。
3着のブレイクランアウトと比べるとこの馬は中団で脚を溜め、ブレイクランアウトが外を進出するのに合わせて上がって行きましたが、押し出すタイミングはワンテンポ遅らせてのもの。その遅らせた分が最後の伸びに現れました。
次走、他の騎手が乗った場合どうでしょう?

3着、ブレイクランアウト
新潟、東京のスローからの終い勝負をしてきた馬で、その末脚を見込まれての1番人気。正直これほど走るとは思いませんでした。
違う質のレースを、それもメンバーの揃ったG1で走られては評価が必要です。内枠を引きながらディープのような後方から早め進出、大外ブン回しの競馬でこの差ならかなりの力量の持ち主。それでも勝ったのが完調でないセイウンワンダーという所が微妙ですが、順調に成長すればクラシックの差し損ね2,3着馬としての期待は出来るかも?

4着、◎ホッコウタキオン
内枠ならもう少しいい結果も望めたと思います。ツルマルジャパンが出走してきた事もこの馬にはマイナスでした。それでも一応の力は発揮しており、中山では再び期待したいと思います。皐月賞あたりでは穴馬として面白いかもしれません。

7着、○シェーンヴァルト
もっと前に行けると思ったのですが、後方からの競馬。この馬にやって欲しいと期待していた事をセイウンワンダー@岩田騎手にやられてしまいました。これではこのレースで勝負にならないのも已む無し。

今回はG1で千載一遇のチャンスを得た騎手に期待しましたが、G1常連中の常連の騎手による1,2,3着決着。
飯田騎手は悪くないレースをしましたが、北村友一騎手には少々がっかり。若手の騎手なのでいい経験にはなったでしょうが、レース後のコメント、

「ゲートの出方はあんなものかな。1コーナーで外から寄せられて位置取りが悪くなってしまいました。中山1600mの内枠が堪えてしまいました。折り合いもスムースなので、もっと長い距離での勝負で巻き返したい」

特に若手は目をギラつかせて少ないチャンスをモノにしていかなくてはいけない新参者には厳しい世界。今回のコメントは何とも悠長なもの。技術のあるいい騎手だと思って期待していたのですが、買いづらい騎手になってしまいました。

朝日杯FSの予想

朝日杯FS
ブレイクランアウトの武騎手は骨折の癒える期間を犠牲にしてまでのこの1戦。セイウンワンダーの岩田騎手は昨日のレースで今年の騎乗停止が決定、この今年の最後になる1鞍に全てを賭けます。日本のトップ二人が並々ならぬ決意で迎えるレース。
世間の話題ではこういう事になりますが、並々ならぬ決意でレースに向かうという意味では明らかに北村友一騎手飯田騎手の方が上。
普段は当たり前に人気薄の馬に騎乗、単勝3桁人気の馬に乗る事も数知れず、ましてG1ともなればまず騎乗機会は無く、あってもほとんど勝つ見込みのない馬。
今回は違います。両騎手共にシェーンヴァルト、ホッコウタキオンという力のある馬で新馬から手綱を取り続け、且つ結果を残し続け、今回のG1レースを迎えました。
毎回G1で勝てる可能性のある馬に乗れる騎手とは意気込みが違うでしょう。このレースで結果を出すかどうかは今後の騎手人生にも大きく影響します。

この二人が乗る馬はデイリー杯の1,2着馬。他の2歳重賞に比べると緩みのない中々のレベルの1戦。馬場差もあるでしょうが、時計もデイリー杯の中でも1番の好タイム。この2頭を本命、対抗にします。

昨日の展望で高評価した馬がそのまま印上位になります。

◎⑮ホッコウタキオン
この馬が内枠でトップジョッキーが鞍上なら1番人気を争う立場にいたでしょう。外枠は痛いですが、その分人気が無いなら好都合。実力の割に軽く見られているのは明らか。
飯田騎手も外枠なのでスタートに全ての神経を集中するでしょう。腹を括って前に行くしかありません。逃げ馬が多いので先行争いは激しくなりそうですが、馬は多少厳しい流れになっても凌げるだけの能力は持っています。
締まった流れを凌ぐだけ適性を持ち、直線の長いコースだとどうしても斬れ負けしそうな馬。中山は絶好の舞台でしょう。
やっと実力馬に跨り迎える事の出来たG1.渾身の積極的な騎乗を期待します。

○②シェーンヴァルト
絶好の内枠。締まった流れを追走して最後内を突いていい脚を繰り出せる事はすでに実証済み。逃げ馬の揃った中山マイル。内を突く事が出来れば好走する確率は極めて高いかと。
先行争いをする馬の後ろのインのスペースに馬を入れれば、後は4角で巧く進路を見出す事が出来るかが勝負の分かれ目。インに固執する頑固な騎乗を期待します。
この才能ある若手ジョッキーが来年大きく飛翔出来るかどうかはこの1戦にかかっています。

▲⑫ゲットフルマークス
本命にしようかと思いましたが、気性面を考え軸からは外して3番手評価。
これまで3戦で2勝。しかも3戦ともいいレースをしているのに人気薄。おそらく激しそうな気性面からマイル戦を不安視しているのでしょう。確かに不安です。
ただ、持っている能力は高いものがありそう。どうにか折り合いさえつけられれば勝ち負け出来る可能性のある馬。
折り合いがつけば、前での踏ん張り合いでは力を発揮する事が出来そう。
鞍上の出遅れだけは勘弁。

馬券はこの⑮②⑫の3頭の馬連とワイドのボックスが勝負馬券。

加えて、◎○2頭軸の3連複を買います。

相手は、
当然▲の、⑫ゲットフルマークス
タフな馬で余力がある事を願って、力を付けている馬、⑨エイシンタイガー
マイルに戻っての1戦に期待、折り合えれば面白い、実力は確かなのに人気大暴落の、⑧ツルマルジャパン。 
状態疑問も、やはり1番強いと思っている、③セイウンワンダー
まだ底が割れていない、①ミッキーパンプキン
◎○の馬で決まったデイリー杯で外を回した分で勝負にならなかった⑬ピースピース
巧く折り合えればどのくらい力を発揮できるかが楽しみな⑦オメガユリシス
ルメール騎手で過剰人気も⑪フィフスペトル
人気が割れており意外に配当がいいので⑤ブレイクランアウト  まで

朝日杯FSの展望

師走、坊さんの走り回るほど忙しい時期でもあり、あっという間にレース前日。
朝日杯FSの予想も全く進まないまま前日になりました。
最近のG1とは違い1頭抜けた評価の馬もおらず、オッズだけ見ればどこからでも狙えそうな面白そうなレースです。
去年は◎ゴスホークケンで、このブログを始めてから初めての万馬券ゲットになった思い出深いレース。さて今年は。

朝日杯3歳Sという名称だった頃は、アイネスフウジン、ミホノブルボン、ナリタブライアンなどの勝ち馬が翌年のダービー馬になったり、引退は早かったが種牡馬として活躍するフジキセキ、後の天皇賞馬バブルガムフェローや有馬記念を2連覇する事になるグラスワンダーなどこのレースの勝ち馬は未来(futurity)を嘱望される馬が多かったものです。
皮肉にもレースの名称が変更されて「futurity」という名を冠してから、このレースの勝ち馬でその後G1を取れたのはダートでG1馬となったアドマイヤドンのみ。
G1を取れないどころかパッとした活躍も出来ず終わる馬も多く、牡馬クラシックを考えればマイルで2歳牡馬のチャンピオンを決める事、それ自体の意義があやしくなってきます。年末の阪神G3の方が強い馬が集まるなんて事は少し残念な事です。

今年の朝日杯FSはと言うと、まあまあいい馬が揃っていると思います。
強い競馬をしてここに臨む馬が多く、興味深い1戦です。

その中で1番強いと思っている馬はセイウンワンダー
新潟2歳Sでは力が抜けていると判断し、人気でも1着付け。まさかの出遅れで半分諦めましたが、後方から大外回しで突き抜けて1着。結果、3連単17万馬券が的中とありがたい馬になりました。
今回は怪我の後の間隔の空いての1戦。体は絞れたとしても急仕上げの観は否めないでしょう。加えて出遅れる危険性のある馬。新潟2歳Sは新潟の外回りだったので届きましたが、他の条件なら致命的になるほどの出遅れ。今回の中山で同じ事をすれば厳しいでしょう。新馬のマイル戦でツルマルジャパンに後僅か届きませんでしたが、これも出遅れによるもの、スタート後に位置取りを上げなければならず、そこで脚を使った分で負けました。
力量は1番でもこの2つの事からこの馬の評価は大きく下げます。

人気が拮抗している中の1番人気はブレイクアウトライン
武豊騎手が落馬骨折しましたが、完治かどうか分かりませんが早くも復帰。しかもレースはこの馬に乗る1レースのみ!並々ならぬ意気込み!この馬への期待の大きさが分かります。不思議と騎手の意気込みというものは馬に伝わったりするものです。
強い馬だとは思いますが、この馬を1番人気たらしめている勝った新馬戦と東スポ杯2着のレースはスローの上がり勝負。自身上がり33秒台を使って後方から差してくるレース。
今回は年末の中山マイル。今の力の要る芝、強い先行馬が揃って淀みない流れが予想され、上がりのかかるタフなレースになる事を考えるとこの馬がやってきたレースが今回のレースに繋がるとは思えません。
正直、トップジョッキーの勝利への意気込みは怖いものですが、武騎手の中山マイルの成績は他の条件と比べてかなり悪いもの。回収率でいうと単複とも50%前後です。人気に上乗せが付く騎手なので他の騎手より悪くなるのは当然ですが、中山マイルにおいては特に買いたくない騎手になります。

2番人気はミッキーパンプキン
1枠に外国人騎手、怖い存在です。馬券を取らせてもらった5年前のコスモサンビームに乗ったバルジュー騎手を思い出します。
1400と1800で勝利している事は評価できます。しかも逃げての勝利だけにマイルをこなすために必要なスピードとスタミナを備えている可能性があります。
しかし新馬戦はかなり相手が微妙。萩Sはデイリー杯3着のキングスレガリアに勝っているので評価は出来ますが、何せ少頭数のレース。強力な先行馬が揃った今回はどうでしょうか?騎手と枠の要素もあり、ちょっと人気が先行し過ぎていると思います。

4番人気シェーンヴァルト
この馬は人気になっても納得出来ます。
新馬はスローからの終い勝負で僅かに届かず。次戦は締まったラップを中団から差して完勝。デイリー杯ではこれも締まった流れを追走して差し切り勝ち。
後傾ラップを勝ち損ねて、前傾ラップ2戦を勝利、しかも1つはマイルの重賞。今回のレースには向く馬だと思います。
更に、絶好の1枠を引きました。そして馬体を増やしながら結果を残してきた馬で前走は+10キロ。今回勝負のG1でしっかり馬を仕上げて来れば更なる上積みが期待できそうです。
4番人気は北村友一騎手が軽く見られている事が原因だと思います。
人気上位馬の中では1番評価したい馬。

気になっているのが、6番人気のホッコウタキオンと9番人気のゲットフルマークス。

ホッコウタキオン
この馬は登録馬を見た時にすでに重い印を予定した馬。
人気の低さに驚いています。おそらく、ツルマルジャパンも参戦し、他に前に行く馬も多く、逃げ馬であるこの馬には不都合であると考えている人が多いのでしょう。
更には最悪の大外8番枠。そしてG1で連対経験の無い飯田騎手という事も大きく影響しているでしょう。
デビューから3戦1200mを使っていたが、マイルでの逃げが合う馬。
先行力があり、自らラップを締める事が出来、終いも何とか脚がもつ馬。阪神のゴール前の坂も経験しており、1800mで勝利している事も強気になれます。デイリー杯では京都外回りという事もあってシェーンヴァルトに差されて2着でしたが、勝ち馬よりも評価したいくらいのレースでした。
騎手は信頼していますので、問題は外枠だけ。

ゲットフルマークス
この人気なら逃げ馬が揃っていなければ間違いなく本命にする馬でした。
これまで全て逃げるレース。
すずらん賞で負けましたが、2つ目、3つめのラップが10.4秒と11.3秒。しかも札幌8日目の馬場。これは2歳戦の1200ではあまり無い流れ。結局、ゴール前でガラリと後方から来た馬が前になるレース。負けたにしても見せ場はあり、この馬の強さは明らかでした。

続く京王杯2歳Sで人気薄で勝利。タイムは1分21秒6。このレースで21秒台で勝利したのは他にコスモサンビームのみ!もちろん5年前の朝日杯FSの勝ち馬であります。
このレース、ゲットフルマークスはあまり良い発馬ではなく、の脚を使って強引にハナに出る事に。道中も淡々と先頭でラップを刻みそのまま長い東京の直線に向かいますが、それまでにかなり脚を使っているのですが、しぶとく伸びます。フィフスペトル、エイシンタイガーを寄せ付けず完勝。
どうもフロック視されているようですが、この馬はかなり強そう。
気性面から距離延長がやはり不安。ガーと行ってしまうところがあるので巧く制御できるかどうかの馬。通用するだけの力は持っています。スッと好位(出来ればハナに)が取れて道中力を抜く事が出来るか?それが出来れば面白い馬です。

取捨に困るのはエイシンタイガー
1戦ごとの成長はかなりありそうな馬。能力も高く、内田騎手も確保、というか内田騎手がこのレースを使うように進言したとか。
魅力のある馬ですが、いくらなんでも使い過ぎ。過去にはエイシンチャンプがかなり使ってから朝日杯を迎え、レコードで勝利しましたが、この馬は?
余力が残っていれば面白い馬だと思います。
人気がなければ買いだと思っていましたが、人気まで取捨の困る人気。

距離がマイルに戻って、人気も大暴落のツルマルジャパンは買いたくでしょうがない馬ですが、近走馬体重が増えすぎ。冬場でしっかり絞って出てこれるのでしょうか?

阪神JFの回顧  来年このレースを予想する自分へ

阪神JFはブエナビスタが大楽勝。何度やってもこの馬が勝つだろうと思わせるくらいの力の違いを見せつけ2歳牝馬最強の称号を手にしました。

勝ったブエナビスタ
何もいう事がない程の圧勝。未勝利戦を「ふざけた勝ち方をして」と書きましたが、今回2歳牝馬の有力馬が集まったG1でさえ「ふざけた勝ち方」が出来てしまうこの馬。
全く余裕の勝利!初戦、2戦目と4角辺りでの動きが抜群とまで言えず、どうせ外を回す事が分かっていたので敢えてこの馬の2着付けの馬単の馬券を買いましたが、この馬の力を思い知らされる結果に。
良血馬らしく1戦毎に進化しています。今回も楽勝過ぎて実際どこまで走れるかは分かりません。必要とあればワンランク上のパフォーマンスを楽に繰り出せそうです。
持っているバネというか推進力が段違いです。
早くも「ディープインパクトの牝馬版」とかいう評価まで飛び出す始末。
大外からまとめて負かす競馬ぶりと抜けた推進力からそういう発想が出ているのでしょうがこれはちょっと早計。ディープインパクトは10年に1頭出るかどうかの馬。まだ10年経ってません(笑)。
安藤騎手がこの後この馬をどう乗りこなしていくのかは興味深いところです。体に筋肉がついてきて足腰がしっかりしてきたら発馬を決めて中団辺りで競馬をするのか、それとも終いの爆発力を活かす為に、これまで通りの大外からまとめて差す競馬をするのか?2戦目を見る限り、「馬が」馬群を避けて外に行きたがっているようにも。

ディープが毎回大外をひと捲くりして圧勝し続けられたのは、稀代のバネと推進力、それにこれまた稀代の圧倒的に優れた心肺能力があったればこそ。
飛ぶように走る末脚に注目が行きがちですが、勝負所で楽に大外を捲くって前に進出し、最後まで伸び続ける長く使える脚は他馬にはマネの出来ないモノ。
他の馬より早く脚を使い始め、大外を回るのですから余計に走る距離も増えます。それでも余りある程の勝ち方・・・・。このいい脚の使える長さ、つまりは圧倒的に優れた心肺機能をも併せ持っている事が10年に1頭出るか出ないかの馬たる所以です。

ブエナビスタの持っているバネ、推進力は世代では圧倒的なものです。2歳牝馬にはタフな阪神マイルであの勝ち方が出来るのだから心肺機能も優秀。
優秀ですが、圧倒的かどうかは??今後、たとえば内を突ける強い先行馬が現れたり、内の馬場の良いレースがあった場合、この「ディープ戦法」をとり続ければ勝ちを逃す事もあるかもしれません。今後は1倍台の人気が予想される馬なので、結果の出ている後方から大外捲くりの競馬を続けていく事を希望します。
それでも現状を考えれば同じ世代の牝馬に負ける事は想像しずらい馬ですが・・・。良血馬で今後の伸びしろがありそうな事も厄介な事です。

2着、ダノンべルベール
体を絞ってこの1戦に賭けた事の窺える馬。ブエナビスタのような突き抜けた馬がいなければ、強い勝ち方で桜花賞も視界良好!となるはずでした。しかもこの馬は関東馬!滞在とはいえ、やはり若い牝馬に出張馬房は圧倒的に不利。それを跳ね返してこの2着は立派。精神的にもタフな馬でしょう。この不利を考えとても重い印を打てる馬ではありませんでした。
この1戦を終え、桜花賞トライアルまで休める事はしっかり仕上げたこの馬にとっては好都合。休み明けでどんな成長を見せてくれるかは楽しみです。

3着、ミクロコスモス
やはり新馬戦で見せた走りはダテではありませんでした。2戦目という事を考えれば勝負がついてから突っ込んできた3着とはいえ今後は楽しみ。ネオユニバース産駒ですが、3戦目、4戦目といい成長曲線を描ければ対ブエナビスタで現状では1番楽しみな馬かもしれません。
今回残念だったのがブエナビスタより後ろの競馬になってしまった事。圧倒的な末脚の馬の後ろからでは勝ち目はゼロ。かと言って鮫島騎手を責めるのは酷。この馬はまだ1戦しか走っていない馬で、しかも東京のマイルでの超スローの1戦。もう少し速い流れのレースを経験していれば少し違うレースになったのかもしれません。
次戦は違う騎手が手綱を握っていそうな・・・。
新馬でこの馬と互角のレースをし、僅差の2着だったキンカメ産駒のカウアイレーンは次の未勝利戦でラップを締めて逃げてレコード勝ちをしているのでクラシックに乗ってくれば楽しみな存在。

4着、ショウナンカッサイ
幸騎手は見事な騎乗。相手を外を回るブエナビスタと想定するならこれに勝つ為に最善の騎乗。果敢に先頭を目指し先頭に立ってインを確保してからは脚を溜め、最後のイン差しに全てを賭けました。
最後に買い目に加えた馬でしたが、最初に一番脚を使った事を思えば最後に見せた脚は坂越えであった事も含めかなり優秀。

6着、ジェルミナル
ブエナビスタに勝つ為、外枠だった為に前付けを選択した事は正しかったと思います。最後勝ちに行って止まりましたが、2歳牝馬にはタフなコースであった事を考えればある程度はしょうがない事。強い競馬だったと思います。内枠なら違った選択肢もあったでしょう。
福永騎手は1600mでは少し短いとのコメントを残しています。順調に成長して、本当に適距離がもう少し長いところにあればオークスあたりで面白い馬かも。同騎手がスロー見え見えのオークスで5年前ダイワエルシエーロでやった競馬をすれば何かが起こる??相手は後方待機のブエナビスタですし。
ちょっと気が早過ぎますね。

阪神JFは今年も後方からの馬での決着になりました。
これだけ先行馬が毎年苦戦するとこのレースは本質的に何かがありそうです。
そこで来年阪神JFを予想する上で自分に申し送りという形で文章に残しておきます。

やはりこのレースまでは2歳戦らしいスローの競馬が多く、一転、同世代での有力馬が集まるこの1戦ではそれまでよりはタフな流れになり、先行して踏んばる事の難しいレースになりやすいと思われます。
さらに、力の付ききっていない2歳牝馬には阪神マイルはタフなコースで、前半どれだけ体力を温存する事が出来るかという事が重要な要素になるレースと考えます
強気に勝ちに行って勝てるほど2歳牝馬にとって阪神マイルは甘くない。
このようなスタンスで来年以降予想を組み立てる事にします。

阪神JFの予想

今年の阪神JFは未勝利勝ちの1勝馬ブエナビスタが抜けた1番人気。他は混戦模様。

ブエナビスタは外枠を引いた事で後方から外を回す競馬になる事になるでしょう。内差しが出来るか疑問だったこの馬にはこの枠は好都合。
後方脚質で暮れの阪神の力の要る馬場で差し切れるかという事も3着以内という意味では問題ないような気がしてきました。
改修後の阪神外回りマイルは力の付き切っていない2歳馬、それも牝馬には明らかにタフなコース。それに加えて2歳牝馬にはつらいパワーを要求される馬場。阪神JFになってから勝ち馬は後方からの差し馬になってますが、これはこの条件を前で踏ん張りきる事が2歳牝馬には相当タフである事を物語っていると思います。

去年の同じく安藤騎手騎乗のサダムイダテン、新馬戦を1頭違う末脚で圧勝、暮れの阪神の重賞を圧倒的な人気で迎えましたが差しれず2着。その後は見る影もなく・・・。
言うならばこの馬と同じような立場で今回のレースを迎えたブエナビスタですが、勝ち方も違うと思いますが、最も違うのは血統。この馬はスペシャルウィークにビワハイジの配合。伸びしろも期待出来ますし、暮れの阪神の馬場でも何も問題がないように思えます。
2歳牝馬にタフな条件であればあるほど後方脚質でこの配合を持つこの馬が有利になるような気がします。
3着までと言ったのはこの馬の4角辺りの反応が抜群ではない事。もちろんその後の爆発力はこれまでの2戦を見ての通りなので余りあるものがあります。阪神の直線の長い外回りならこの爆発力をもってすれば馬券圏内は有力。しかしやはり1頭くらい前に残す危険性はあります。

馬券に絡むという意味で◎⑬ブエナビスタ

○は⑥ルシュクル
これも勝てるかどうかは分かりませんが3着以内で入れば旨味のある馬という事でこの印を打ちます。前走は全く勿体ない乗り方。今回鞍上強化に加えて距離がマイルに延長。この馬は1200,1400と使っていますが距離が延びて良さそう。タフなレースになってもしっかり最後まで走れる馬だと思います。デムーロ騎手の手腕に期待するところも大きい馬です。

▲は⑰ジェルミナル
無難に考えれば◎はこの馬と展望で書きましたが、1800を牡馬相手にしっかりこなせる事を証明した距離に対して「裏付け」のあるこの馬は有力。この馬も最後までしっかり動いている馬だと思います。4,5着になるかそれ以上かは外枠だけに乗り方次第。

△⑨ミクロコスモス
展望で書いた通り、スローの1戦しか経験していないもこの馬の潜在能力はやはり魅力。

結局人気のある馬ですが、この4頭は高評価。

2歳牝馬の「品定め」レースで人気の馬ばかり評価するのはどうかと思いますが、人気薄の馬をこの4頭より上に評価する事は出来ませんでした。

馬券は3連複2頭軸。混戦だけあって意外に配当が期待できます。

◎○から
ジェルミナル
ミクロコスモス
アディアフォーン
レディールージュ
フキラウソング
ダノンべルベール
ワンカラット
イナズマアマリリス
ショウナンカッサイ

手を拡げて相手9頭まで。上4頭を少し厚めに。

ブエナビスタが1頭差し損ねる想定で。

⑥⑰⑨④③→⑬の馬単5点。

阪神JFの展望

今年の後半のG1シリーズもあと3戦。

思えば、秋華賞、菊花賞は予想のし甲斐のあるレースでしたが、その後のレースは1頭はどうしようもない馬がいて重い印を打たざるをえないレース。
天皇賞秋はダイワスカーレットとウォッカ。エリザベス女王杯はカワカミプリンセス。マイルCSはスーパーホーネット。ジャパンカップはウォッカとディープスカイ。ジャパンダートはヴァーミリアン・・・・・。
それぞれの馬が結局は馬券に絡み、G1らしいレース。強い馬がその年の(最大)目標にするレースに向けてきっちり仕上げて出てくるので当たり前と言えば当たり前ですが。
1頭こういう馬がいると馬券的な面白みは少々削がれます。

そこでやっと今回馬券的な面白みがある2歳牝馬の「品定め」のレースである阪神JF

と言いたいところでしたが、1頭未勝利戦をふざけた勝ち方をしてここに臨む馬がいます。未勝利を勝っただけなので抽選対象でしたが、その狭き門を突破してしまいました。抽選ではじかれる事を願っていましたがそれも叶わず。

ブエナビスタ
新馬戦は超スローからの上がり勝負の競馬、この流れの中、届かない位置から現状牡馬でトップクラスと目されるリーチザクラウンにあと僅かに迫る3着。未勝利戦は言うまでもなく1頭だけ異次元の競馬。
母にこのレースを制したビワハイジを持つ良血馬、後方から優れた瞬発力で一気に差し切る見た目に派手なレースぶり。いかにも過剰に人気になりそうなタイプの馬であります。(このような馬は心底嫌いたいのですが。)
他の馬のレースぶりも目を通しましたが、今年のメンバーの中では抜けた能力を持っている可能性があります。

ケチをつけるなら経験不足と「若さ」を出してしまうかもしれないところ。
新馬戦では内で脚を溜め、直線でバラけたところを外に出して一気に弾けました。勝った未勝利戦では4角で馬が外に行きたがり他馬がコーナーを回る中、斜めに外を目指しています。18頭立てのレースで馬ごみの中、距離ロスなく巧くコーナーを抜けて来られるかは疑問が残ります。馬群に突っ込んで行ける馬ではないのかと。
内枠なら思い切って嫌ってみようかと考えていましたが、幸運にも外枠の13番を引きました。
もう一つは単に後方脚質である事。
元々、2歳戦で後方脚質で人気になっている馬はあまりアテにならないと考えています
将来を考えれば玉石混淆の2歳戦。能力の高い馬なら持っている能力で圧倒してもっと割のいいレースをすると思います。スピードで楽に好位が取れる事は確実に早く出世するためには大きな能力になります。
今日の阪神10R、スマートギアが勝つと思っていました。スローの流れを外に出し差し切りを目論見ましたが、差し切れず前で内を回った馬を残しました。今の阪神の馬場は時計が掛かっており、力の要る馬場。後ろから終いの斬れだけで差し切る事がなかなか困難な馬場であるような気がします。

それでも2歳馬にはタフな阪神外回りのマイル戦、悪くても最後突っ込んで来て3着以内には入ってしまうような。この馬の差し損ねを期待するなら同じような位置からの終い勝負ではどの馬も分が悪く、やはり前にいる馬か内を突ける(内枠の)馬。

毎年重要なステップレースになるファンタジーS
速いラップを前で粘って好走した馬、オディール、エイムアットビップ、アストンマーチャン、ラインクラフト、ピースオブワールドなどが阪神JFでも好走していますが、今年はなぜか緩い流れに。結局前で楽なレースをした馬と距離ロス無く内を突いた馬が上位に。この流れで外を回した馬は外を回した時点で圏外という質のレース。
例年に比べて今年のファンタジーSはアテにならないレースだと思います。買うなら勝負にならない外を回した馬の中で最後よく伸びていた馬。

ルシュクル
1200の流れを前に付けていた馬なのに、前走はなぜか後ろからの競馬。この事が裏目に。今回は長谷川騎手からデムーロ騎手にチェンジ。
エリザベス女王杯、ジャパンカップ、ジャパンカップダートと人気薄の馬を騎手の腕で勝たせてしまった「年末の割のいいお金稼ぎ」に来ている外国人騎手。大幅な鞍上強化になります。
鞍上強化に加えて前走を見る限り距離が200m延びる事は良さそうな馬。
内枠に外国人騎手。前走後方から勝負にならない競馬をし人気落ち・・・・、と思ったら意外に人気になっています?!
この馬はバクシンオー産駒、仕上がり早のこの産駒が意外にもこのレースにはあまり出走しておらず、バクシンヒロインがブービー人気で13着。シーイズトウショウが7番人気で4着があるくらい。2歳戦のこのレースはバクシンオーの仔が走ってもいいような気がするのですが。

ブエナビスタと同じ勝負服、同じく「狭き門」の抽選を突破した馬、ミクロコスモス
この馬は1戦1勝馬。その1戦は東京のマイルの新馬戦。カウアイレーンとのマッチレース。2頭が前で競馬をして上がり最速を出したレース。東京マイルの新馬戦らしく道中十分緩んだラップ。このレースが直接今回のレースに繋がるものではありませんが、カウアイレーンを目標に強いレースをして差し切りました。
スローの1戦しかレースをしていないので、ペースが速くなってどの程度力を発揮出来るかは未知数ですが能力は間違いなく高そう。速い流れに適性があったりすると勝ってもおかしくないかと。
キンカメ産駒のカウアイレーンはこのレースに出てくれば面白かったと思っていた馬。カウアイレーンが次走で未勝利戦を圧勝しますが、このレースでこの馬に勝っていれば本命決定でしたが、それでもこの馬は高評価。

人気の一角ですがジェルミナル
黄菊賞で牡馬を蹴散らし、2歳牝馬にはタフな阪神マイルをこなせる裏付けのある馬。
外枠からブエナビスタと変わらない位置で競馬をしては勝てませんが、この「裏付け」があるだけに前で競馬をすれば面白そう。福永騎手はどんな決断をするのでしょうか。
後で考えればマイルは明らかに長いという馬が多いと思われる今回のレース。それも改修後の阪神外回りマイルはさらにゴマカシが効かないコース。フルゲートのレースで途中下がってくる馬もおり、前目の外を自分のペースで走れれば終いまでしっかり伸びそうなこの馬が馬券に絡む確率はかなり高そう。
無難に考えればこの馬を◎にするのが一番か?

もう少し考えてから予想を書きます。

ジャパンカップダートの回顧

ジャパンカップダートは長期休養明け2戦目のカネヒキリが勝利。
4歳の初頭から6歳の秋までの競走馬として一番充実するはずの時期に長期休養。この代償は高いはずです。それを2戦目で、それもダートの頂点を決めるレースで勝たれてしまってはただただ脱帽です。
カネヒキリに対しても、辛抱強くこの馬を見守った厩舎関係者にも!

復帰戦の武蔵野Sは包まれて早々に勝負を諦めざるをえない競馬。レース前のインタビューではルメール騎手は自信満々、元チャンピオンホースに乗れる事を喜び、真剣に最後ヴァーミリアンとの叩き合いになると語っていました。元チャンピオンホースに単勝10倍程度付くならこの馬を重く見ても・・・なんて思えない事もないのですが、こんな事は完全に下衆の後知恵。
やはりあの長期休養があって、しかも圧倒的な現チャンピオンホース、3歳の才能溢れる馬が出走するこのレースで重く見るなんて事はできませんでした。

この馬は3歳ですでにダートの頂点にまで登り詰めた馬であり、成長の度合いが早かった可能性もあり、長期休養云々ではなくピークを過ぎている可能性もある。
などと大変失礼な事まで展望で書いてしまいました。

角居調教師は最大の勝因はルメール騎手に乗ってもらった事などと話していますが、半分は謙遜で半分は正直なところだと思います。それほどルメール騎手の騎乗は素晴らしいものでした。
今後の取捨が厄介そうな馬ですが、今回はルメール騎手の手綱捌き凄さと多少恵まれた感があったと思っていますので◎は打ちずらい気がします。

2着メイショウトウコン
ヴァーミリアンの後ろから捲りあげて行く競馬。手応え抜群、動きもスムーズ。上がり最速、唯一の35秒台。内で巧く乗られたカネヒキリに頭差届かなかった事は運がありませんでした。ヴァーミリアンを目標にレースをしてこの馬を交わせたのだからこの馬のとってはほとんど勝利と変わらない価値の2着だと思います。
JBCからの間隔を考えワイルワンダーの下4番目に評価しましたが軽く見すぎました。JBCは十分に強い競馬でした。

3着ヴァーミリアン
不利は受けましたが、スタートが今一つだった事が全て。外を回り、3角で早めに位置取りを上げて行かなくてはいけない競馬に。ここであれだけ脚を使ってしまうと勝つのはほぼ無理。馬券は諦めました。
あの競馬で差の無い3着はさすが現チャンピオンホース。まともな競馬をしていればルメール騎手の想定通りカネヒキリと2頭の叩き合いになっていた可能性十分でした。
これだけ厳しいレースを多く勝ってきた馬、来年はピークを過ぎてくると思いますので嫌っていきたい馬ではあります。

分からないのが馬群に呑まれていったサクセスブロッケン
大きく負けるとしたら経験した事のないハイペースに巻き込まれて、対古馬で経験不足を露呈する時だと思っていました。
今回は阪神1800という条件を考えればそれほど速くない流れ、この馬が前に出た時は馬券に絡むのは堅いと思いました。それでいてあの失速。この馬向きの流れで乗り方も良かったと思うのですが・・・。
JBCはこの馬にとってそれほど負担のかかるレースには見えませんでしたし、ちょっと分かりません。経験不足で片付けるには不可解な負け方です。もっている能力は非凡で、これからが楽しみな馬なので次走いいレースを期待します。

結局4着までが6歳馬、5着が8歳馬。結果的には3歳馬が評価され過ぎていたレースになりましたが、3歳馬の両頭は来年更に力を付けて互角以上のレースが出来る事を期待しています。

天皇賞でハナ差で3連単を逃して以来外れ続き。このままズルズルと外れ続きで終わってしまわないよう今週は巻き返しておきたいところです。

ジャパンカップダートの予想

今回は阪神1800という条件でのダートNo.1決定戦ジャパンカップダート。歴代の阪神ダート1800の中で最もハイレベルな闘いが予想されます。特殊な形状、非根幹距離でのG1で意外な馬の台頭は?
2002年、ジャパンカップ、ジャパンカップダート共に中山開催になった時に、それぞれ2200m、1800mという非根幹距離でG1レースが行われました。ジャパンカップは9番人気、11番人気の馬での決着。JCDは5番人気、13番人気の馬での決着。意外な1800mのスペシャリストに人気馬が足元を掬われる事があるのでしょうか?果たして・・・・。

それでも展望に書いたように人気のヴァーミリアンサクセスブロッケンは力量上位。

◎は⑥ヴァーミリアン
武騎手に合う馬だっただけに乗り替わりはマイナスも、流れが速くなりそうな今回、位置取りの自在性と最後の決め手を持つこの馬は軸馬。

○が⑦サクセスブロッケン
ヴァーミリアン以上に評価したい馬。ヴァーミリアンはこれから下降のカーブを描き、この馬は今上昇カーブを描いている最中。この2つの成長曲線が交わりかけたのが前走のJBCクラシックか?
スタミナ、底力はもうG1レベル。決め手という点ではもう一つ。阪神1800でのハイペースが吉と出るか、経験不足による凶と出るかはやってみないと分からない。先頭付近での競馬が必要な馬なので裏目に出る可能性も。それでもやはりこの馬は重視。
エリザベス女王杯で残念だった鞍上を考慮して2,3着付けに。

▲⑮ワイルドワンダー
去年のこのレースで副軸にした馬。しかも直前でフィールドルージュからの変更で痛い目をみました。
阪神実績のある流れの速くなりそうな今回期待できる差し馬。1400mのペースに対応出来て2100mのJCDでも上位に来れる馬。マイルのフェブラリーSでも今年馬券に絡んでおり今回の条件変更は歓迎。
トリッキーな阪神コースでのハイペースの差し馬ならスムーズにレースをする為には外枠も好都合。
同じ差し馬でも間隔の少ないJBCクラシック経由のメイショウトウコンより2か月間隔の空いたこの馬を上位に取ります。

以下
メイショウトウコン
サンライズバッカス
ブルーコンコルド
ボンビネルレコード
アドマイヤフジ
フリオーソ。(この馬は3着まで)

馬券は3連単。

⑥→⑦→⑮⑤③⑫⑯⑨⑭
の7点が勝負馬券。

⑥→⑮⑤③⑫⑯⑨→⑦
の6点はオマケ。

ハイペースになって先行馬に厳しいレースになった時に。

⑥⑮の2頭軸からの3連複馬券

⑥=⑮から⑤③⑫⑯⑨と⑦⑭も
の7点も買っておきます。

ジャパンカップダートの展望

今回のジャパンカップダートは阪神の1800m。ジャパンカップと週をずらしてくれた事は予想をする方にしてみれば有難い事ですが、ダートNo.1を決める舞台は東京2100mの方が説得力があるように思えます。重賞すらない阪神のダート1800でこれまでにないハイレベルなメンバーが揃い、かなり流れが速くなる可能性があります。穴なら差し馬でしょうか?

まず予想する上で厄介なのがよく分からない外国馬。今年もアメリカから3頭が参戦。今回の阪神1800ではこれまでと違って速い流れが予想されるので底力、スタミナに優れるアメリカ馬が活躍してもいいように思えますが、今回は全馬切ります。来たら仕方がないという事で。
一概にダートと言っても日本とアメリカではダートの質が全く違います。土のようなダートで走る血が求められます。結果として、たまたま日本のダートに適性が高かったという事もあるでしょうが、考えても選別は出来ませんし、可能性としても低いと思います。

それ以上に今回嫌いたいのが右回りのレースになる事。
アメリカの競馬はほぼ全てが左回りです。今回の3頭は右回りのレースを1度もしていません。阪神ダートは最初のコーナーが東京に比べキツイ曲りになってますし、初めての右回りのそれもレベルの高いレースでベストパフォーマンスが出せるとは思えません。
世界でも上位と言えるような馬なら一考する価値がありますが、左回りしか経験していない馬が阪神のJCD。今回は早々に全馬消しです。



そんな訳で今回は日本馬13頭立てのレースとして予想。
今回2番人気になっているサクセスブロッケン
この馬3歳馬ですが、現時点ですでにかなり強いんじゃないかと感じています。
スタミナ、底力は抜けて強い印象。ただ、決め手という意味では少し物足りない感じがします。シンボリクリスエスの仔だそうで一貫して締まった流れを押し切るようなレースならかなり強い競馬ができそう。
前走のJCBクラシック。スタート今一歩。それから強引にハナに立ちます。道中はフリオーソに突っ突かれますが落ち着いて自分の走り。この2頭の後ろの絶好の位置にヴァーミリアンが付けます。3コーナー辺りから早めにヴァーミリアンが外からガンガンに手綱をしごいて捲り上げますが、ブロッケンの手綱は動かず。4角過ぎからヴァーミリアンを待つようにしてから追い出し。結果首差の2着。
世間の評価ではヴァーミリアンにねじ伏せられたという事になりそうですが、この差は単に決め手の差ではないかと。もう少し早めに動き出して「抜けて何処まで」をやったらどうだったでしょう。
圧勝のジャパンダートダービー、ユビキタスを子供扱いに5馬身引き離した端午Sを見てもこの馬の強さは尋常ではありません。
メンバーが弱かった為に結果的に圧勝になったヒヤシンスS。直線の長い東京だから圧勝になりましたが、先頭付近で競馬出来ない時は前を残してしまう事がありそうな馬です。先頭付近の位置取りは必須。

この馬が勝つ為に不安なのが鞍上横山騎手。エリザベス女王杯の回顧で少し辛辣な事を書きましたが、また受ける競馬をするような気がします。JCBクラシックでヴァーミリアンに負けた事から対策を立てるとしたら先に行ってしまう事が最善だと思いますが、どうでしょうか?今回はシルバーコレクターとしての働きに期待する事に。

つまらない予想になりますが、勝つのはヴァーミリアン
この馬を2,3着付けにしたかったのですが、1着付けの本命に。特に書くこともないでしょう。コース形態、レースの流れによって自在に位置取りを変える事が出来、しかもしっかりした決め手を持っている馬。この馬は武豊騎手に合っている馬だと思います。
その意味では今回の乗り替わりは少し不安ですが。
6歳の終わりという事でそろそろピークを過ぎる時期に入りつつありますが、このレースまでは。

1、2番人気馬に重い印打つことに・・・・。代わりにと言っては何ですが、3番人気のカジノドライブ、4番人気のカネヒキリは積極的な消し。

カジノドライブ。
「測れない馬」です。物凄く強い可能性も(少し)あります。
新馬戦圧勝も弱い相手に緩い流れを楽逃げして圧勝。アメリカでの2レースは強い勝ち方をしていますが、いきなりの強いメンバー、厳しい流れでどうかは大きく疑問。たとえばベルモントSに出走していて好走出来てこの人気なら納得いきますが、このメンバーに入ってこの人気はいくらなんでも。
楽勝続きだったこの馬がBCクラシックで手ひどい洗礼を受け、この次のレースという事で精神的にどうかも不安材料。

カネヒキリ。
順調なら現在ダート界のトップに君臨しているヴァーミリアンさえも凌駕する馬。長期休養は本当に残念。一番競走馬として重要な時期に長期離脱した事の代償は相当大きい
競走馬がこれだけの長期休養をして復帰が難しいのは当然ですが、復帰2戦目でメンバーが揃ったダート界の頂点を決めるレースというのはちょっと酷。
この馬は3歳ですでにダートの頂点にまで登り詰めた馬であり、成長の度合いが早かった可能性もあり、長期休養云々ではなくピークを過ぎている可能性もある。

この2頭と続く5番人気の外国馬も消しなので、人気馬2頭に重い印でも当たれば少しは配当が期待出来そう。

積極的にヒモで拾いたい馬は、サンライズバッカスメイショウトウコンワイルドワンダーブルーコンコルドフリオーソ

消極的にアドマイヤフジ

鳴尾記念の予想

予想する時間が取れずジャパンカップダートの展望の記事も書けずに早金曜の夜。

今回は明日の鳴尾記念の予想。

人気になりそうなのはサクラメガワンダー
去年の夏の函館記念から勝ったのは1レースだけですが、全レース勝ち馬とあまり差のない競馬をしているMr.善戦マン
今回は阪神の外回り1800m。ほぼベストといっていい条件の上に今回のメンバー。今回は明らかにチャンス。勝つ確率は低くはないでしょう。

能力は高く、相手がかなり強くても好走出来るこの馬が勝ち切れないのはワンパンチというか勝つ為の「何かが」足りないのかもしれません。
とは言え、毎回しっかり走ってくれる頑張り屋さんのサクラメガワンダーは好きな馬で、これまでもこの馬を勝ち切れないまでも馬券に絡んでくれる馬として高く評価してきました。特に去年の札幌記念ではフサイチパンドラの2,3着付けとして大いにお世話になったのでこのレースくらいは勝ってほしいとは思うのですが、今回も対抗評価の2,3着付けの馬として期待します。

2歳時の3連勝以降勝利したのは一昨年の鳴尾記念と1年前のカシオペアSのみ。共にペリエ騎手が勝利に導いたもので、前に付けての競馬でした。更に言うならメンバー的に楽なレースでした。
今回も天皇賞、毎日王冠、宝塚記念、金鯱賞と強い相手に差のない競馬をしたこの馬から見れば全くもって楽な相手ですがこの馬がゴールした時に1頭前でゴールしている馬いるという想定で予想します。
今回メガワンダーは外枠の17番。「ワンパンチ足りない」馬なので前に付けようとすると末が甘くなり勝ち切れないと福永騎手は感じているでしょうか?外回りで直線も長いですし、中団か中団後方辺りに付けると予想します。
メンバー的に力量は1番と考えていると思うのでわざわざ内に入れる事もしないでしょう。結果、外枠が勝つ為にはアダになる可能性があります。
天皇賞の疲れは懸念すべき材料ですが、頑張り屋さんなので楽観視しています。

本命はノットアローン
この馬によってメガワンダーは煮え湯を飲まされるという予想になります。

小回りコースの方がこの馬の良さが出ると思っているので、出来れば小回りコースで狙いたい馬でしたが、今回のレースは阪神の開幕週。メガワンダー外枠に対してこの馬は真ん中の枠。それに勝ち切れるジョッキー、ルメール騎手が鞍上。(変に人気が付きそうですが。)
前走大敗は今回の人気を考えれば好都合。この馬は中距離馬だと思っていますので前走は参考外。

菊花賞の展望でも書きましたが、ラジオNIKKEI賞、セントライト記念を見てこの馬はかなり成長していると感じました。特にセントライト記念はスタートが悪く後方に、脚を使って外を通りながら位置取りを上げなくてはいけない競馬を余儀なくされ、しかもしょうがなく早めに捲りあげるというレース。これで内で楽にレースをしたマイネルチャールズと鼻差というのには驚きました。
強い!と思うと同時に一番負担のかかる競馬をした事も事実。菊花賞では距離不安と合わせて狙いを下げました。菊花賞では+16キロ!ダメージがあった為に負荷をかけられなかったのでしょうか?
菊花賞では果敢な(果敢過ぎる)レースをしましたが早めに後退してレースを諦めています。あまり負担はかからなかったでは?(いい「調教」になってくれているといいのですが。)

ルメール騎手の積極的なレースに期待するところの大きいレース。鳴尾記念が1800mになってから3年目。ここ2年はかなり上がりの速い決着。おそらくは上がりの速い決着は不向き。「溜める」レースをすると斬れ負けするので4角で先に抜け出す事が必要になると思います。今回はそれを「やれる」騎手が鞍上。

馬券は3連単。

相手筆頭は⑬ナムラマース。
以下①トウショウシロッコ、③キャプテンベガ、⑭ドリームガードナー、⑨スウィフトカレント、②ホッコウパドウシャ、⑫フライングアップル

⑧→⑯→⑬①③⑭⑨②⑫
の7点が勝負馬券。

⑧→⑬①③⑭⑨②⑫→⑯
の7点はオマケ。

ジャパンカップの回顧

ジャパンカップは意外な結末に。
アサクサキングス以下の人気の馬はほとんど最初から切りだった為検討すらしていない始末。上位人気馬の順番付けに予想のほとんどの時間を費やしましたが、全くノーマークのスクリーンヒーローが勝利。

レースはウォッカが内枠を利して楽に飛び出し先頭に。ネヴァブションらを先に行かせ前に馬を置き折り合う事、脚を溜める事に専念。マツリダゴッホはほぼ同じ位置。ディープスカイは想定通り中団、サムソンは終始ウォッカの後ろのイン、アサクサキングスは外枠なのに前に行けず後方の外を追走・・・。向正面で位置取りを上げに行くがこんな競馬では早々と望み薄に。
ウォッカはやはりスローの流れの中で行きたがる素振りを見せるがこれは十分に許容範囲。1000m通過が1分1秒8!!その後もレースが動き出す感じではなく4コーナーを迎える、依然ウォッカは3番手のインで前に馬を置き脚を溜めている。この時点で正直勝ったと思いました。
これだけスローになるとサムソンやマツリダには分が悪く、決め手のあるウォッカとディープで決まるだろうと。

4コーナー過ぎでウォッカのスパッと加速して抜け出すシーンを想像していたのですが、ここでの加速が案外。サムソンは最内を突くがサムソンらしいグワッとくる感じない。マツリダが楽に先頭に、押し切ろうという競馬ではなく大事に乗っている。ウォッカの岩田騎手はマツリダのインを必死に追い、外からディープが伸びて来る。
この3頭で決まるかと思ってよく見るとマツリダとディープの間にいい脚色の馬が・・・、実況がスクリーンヒーロ!!と叫ぶ!
そのまま押し切ってゴール。(??)←事態が飲み込めていない。

勝ったスクリーンヒーロー
スローとは言え、東京2400mのジャパンカップで、当然勝ちに来たであろうウォッカ、ディープスカイを抑えて押し切ってしまうのだからフロックでは無い。ウォッカ、ディープに厳しいレースになった天皇賞の疲労が多少あったにしても彼らに有利な瞬発寄りのレースでこの2頭に勝った事は評価すべき。
3歳時はラジオNIKKEI賞、セントライト記念でロックドゥカンブに子供扱いされた馬。長い休養を挟んだ後もあまり強くない馬としかレースをしておらずとても評価出来ない馬でした。
休養を挟み馬がかなり成長していたものとしか言えないのですが、斤量53キロでのアルゼンチン共和国杯を見てもジャパンカップで勝負になるとは思えませんでした。
完勝したアルゼンチン共和国杯と今回のレースを比べてみても全く違ったラップ構成のレースですし、この両方を完勝してしまうと実力を認めなくてはいけないでしょう。有馬に出て来るなら厄介な存在です。
これまでのレースはメンバー落ちのレース。ジャパンカップはウォッカ、ディープはあの天皇賞の次走、マツリダは勝負は次、サムソンはこれまでのサムソンではないとも考えられるレースですが、これまでの先入主をふり払って違う馬としてこの馬を見直さなくてはいけないのかもしれません。東京2400m、しかも多くの実力馬が目標にするジャパンカップでマグレはあり得ないので。
有馬に出るなら有馬は時計の掛かる芝、コース形態から必ず上がりが掛かる競馬になります。今回の上がりが34.0秒、その前が33秒台を2レース。更に、今年は8月から間隔空けずに使い詰め。(その前はタップリ休んでいますが。)人気になった時に限っては疑っていいかも?
最後にさすがデムーロ騎手!

2着ディープスカイ
4角でのウォッカが案外で、直線で外からのこの馬の脚を見た時はこの馬で決まったと思いました。
これだけ緩んだのならもっと爆発力のある脚が繰り出せてもいいように思うのですが。(そう思うのは来年への大き過ぎる期待からか?)
この馬にとって初めての経験となる対古馬戦、厳しい流れのレースになった天皇賞の影響が少しはあるでしょう。
これは憶測で多分正しくないと思いますが、楽なメンバーである菊花賞を蹴ってダイワスカーレットとウォッカのいる2000mの天皇賞を選びました。NHKマイルも圧勝した馬。本質的に2000mくらいがベストの馬なのではという考えも浮かびます。

3着ウォッカ
予想の時に書いた期待した通りの競馬を岩田騎手が実践してくれました。
これで負けたら納得です。それにしても4角でのパフォーマンスは意外でした。この馬はもっと圧倒的な加速力を見せるはずなのですが。
もっと締まった流れになった時に、2400m以上の適性を求められ、対牡馬で牝馬を弱みを見せる、または前走の多少は残るダメージの蓄積が影響する。こんな時がこの馬が負ける時だと思っていました。
このスローの流れで、しかも前で脚を溜める絶好の位置での競馬で4角での不発ぶりは前走の勝利の代償でしょうか?懸念材料として展望で書いたマイル寄り、高速寄りのレースを繰り返したきた事も影響していると思います。
それでも最後盛り返しての3着は立派。化け物級の名牝である事に疑う余地はありません。
この後有馬に出て来るなら「消し」になります。
有馬は回避して来年に備えた方がいいと思いますが。

4着マツリダゴッホ
調教の映像を見て、あまりの状態の良さに予定外のこの馬の1着馬券も追加しました。
この馬の今の力量、底力、今回の状態の良さを考えれば直線抜け出して押し切りを狙う事も可能だったと思いますが、やはりこのレースは有馬への叩き台。蛯名騎手が大事に乗りました。
スローのレースで4角先頭、そこから大事に行ったのでこの馬の特性を考えれば当然の最後の斬れ負け。それでも差の無い4着は立派!!
天皇賞が先行馬に非常に厳しい流れになった事を考えるとオールカマーと有馬の間にジャパンカップを選んだ事は正解になりそう。
有馬記念では人気必至ですが、まず勝ち負けになるでしょう。理想的なステップレースになりました。
敢えて心配事を挙げれば、今回の状態があまりに良さそうだった事。

5着オーケンブルースリ
ちょっと直線狭い所に。直線で横にいた勝ち馬に楽に先に行かれ併せる馬を変更。追い出して反応が鈍かった事が敗因。
エンジンがかかってからは良く伸びましたが時すでに遅し。
有馬では余程厳しい流れにならない限りこの反応の悪さでは強い先行馬マツリダゴッホがいる以上勝ち負けは難しいと思います。
来年は楽しみな馬。更に成長してどんな馬に変わっているかが楽しみです。特に長い距離のレースでは!

6着メイショウサムソン
4角で団子になりウォッカの後ろから一気に進出出来ないレースに。スローからの斬れ勝負では前にいないと分が悪い馬です。それでも最内を突き「らしい」レースだったと思います。
力の衰えはありそう。去年この位置で競馬出来ていれば・・・。
有馬記念にもう一度このコンビが見たいと思っています。

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