2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
無料ブログはココログ

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月

ジャパンカップの予想と土曜のレース選択について

先にレース選択について。
斬れる脚は無いが先行出来てしぶとく伸びる脚、地味な血統のタマモサポート
人気になりずらいタイプの馬。これまで贔屓にしてきましたが今回東京マイルのオープンレースで圧勝。前走次が期待できる走りをしており、しかも重賞でないレースにしては人気がなかったようで少し残念。
そして手を出したレースがG3京都1200mの京阪杯。

最近このブログを見に来てくださる方も増え嬉しいかぎりです。滅多に当たらない予想をしているこのブログを参考にしている人はいないと思いますが一応言っておきます。
1200mのレースはさっぱり当たりません!
今まで1200mの回収率がプラスになった年はないでしょう。
根本的に何かが間違っていると思うのですが改善する事ができません。
参加しているウマニティというサイトで今月初めに一日だけ有料会員と同じサービスが受けられる日がありまして、その中に買った馬券のデータが見られる項目があり、見ると「やっぱり」の結果。

Uma_13_no2_2 
(クリックすると大きくなります。)


珍しく今年は高松宮記念をしっかり取れたのにもかかわらずこの結果。1400mはあまり買っていないと思うので他の1200mのレースでどれだけ外しているかが分かります。
ダートの短距離はプラスになっていますが、これは1400mのプロキオンSで馬単をしっかり取った為でダートの1200mも苦手にしています。
今後ももちろん当てるつもりで予想しますが、反面教師的に思っていただければ幸いです。

前置きが長くなりましたが、ジャパンカップの予想。
上位5頭が差のない人気。少々意外でした。
この5頭とこれに続くアサクサキングスを含めた6頭と他の馬では力量差があると思っています。(外国馬はよく分かりませんが。)
今回は一頭勝つ馬を決めて、一着固定の3連単馬券を買う事にします。

天皇賞に比べると東京開催最終日の今の馬場は少し時計がかかるようになり、距離も400m延びます。更に、マツリダゴッホやメイショウサムソン(石橋騎手の)は積極的なレース運びをしてくると思われるので最高レベルでのタフさ底力を問われるレースになると思っています。
そうなった場合2400m以上のレースでも結果を残せる馬が台頭しやすいと考えています。

そんな事を書きながら本命は頑固にウォッカ

G1マイル2戦→開幕週の東京1800スピード勝負での逃げ→天皇賞2000mでレコード勝ち。スピード能力を活かして近走のレース。今回は底力が試されます。この馬は牝馬でありタフなレースをした後の底力勝負は反動の心配も含め人気上位馬の中では一番嫌ってもいい馬です。あからさまな底力勝負になった宝塚では惨敗。クラシック以前を除けば連勝のない馬でもあります。天皇賞より遅い流れになる今回折り合いも不安です。
しかしながら、ジャパンカップでは適性、能力ともに抜けている馬だと思っています。折り合えさえすれば勝ち負けになるかと。心配は前走のダメージだけです。
この馬の武器である長い直線でのスピードの持続力は他の馬には無いものがあります。阪神や中山の底力勝負ならサムソンやマツリダに敵わない時もあると思いますが、東京なら別です。
岩田騎手が乗る事も大きな要素です。展望1で書いたサムソンには石橋騎手が合うように、この馬には岩田騎手が合うと思っています。距離を不安視して後方からの競馬ではなく、中団のインで折り合う事、脚を溜める事に専念しコーナーを抜けた辺りから勝ちに行く競馬を期待します。またそういう競馬をすると思っています。

次走、有馬記念に出るなら無印の予定の馬。その時の事も考えこのレースは勝ち負けしてほしい馬。何とかこのレースまではしっかり走ってほしい。

相手は
アサクサキングス
今回全てにおいて条件が好転。距離延長、スピード勝負ではなく底力勝負、良馬場、鞍上強化でルメール騎手。菊花賞と同じ叩き2走目。前走は度外視可能。ダイワスカーレットの逃げるようなスピードレースはこの馬には不向き。

ディープスカイ
能力的にウォッカと遜色ない事は証明済み。しかしウォッカには現時点では劣る。ジャパンカップを最大目標に掲げてきたらしいが、前走が初の対古馬戦で今までに経験しないかなりタフなレース。予定通りにジャパンカップを迎えられたのか。
東京巧者、NHKマイル→ダービーを勝てるのはタフさ、抜けた能力を証明するもの。ダービーで燃え尽きる馬が多い中、その後も輝き続けるこのダービー馬は何年かに一頭の存在。
しかし、充実の古馬(特に4歳馬)がいる時、東京2400m、底力を含める総合力がモノをいうジャパンでは来年本当の意味で強くなるであろうその過程にいる3歳馬は勝てないというのが持論。
来年はどうしようもない馬になる可能性も。

メイショウサムソン
一番勝ってほしい馬、というかコンビ!馬券は外れてもこのコンビの勝利が見たい!内枠、石橋騎手で「らしい」競馬が見れそう。
海外帰り、天皇賞を回避したのは正解だが、万全ではない。去年のロングスパートの天皇賞春、宝塚ほどの力はないものと思います。積極的に行ってどこまでの馬。
東京コースはダービーを勝っているが、この時は内伸びの馬場に助けられた感も。東京が向く馬だとは思っていません。

マツリダゴッホ
切る予定でしたが、調教の映像を見て考えを改めました。状態が良さそうで勝つ姿さえ想像してしまいました。この馬が万全の時は圧倒的なパフォーマンスを見せます。東京で早め先頭をやっても簡単には止まらないかも。

オーケンブルースリ
文字数の関係で「ブルースリ」に。アジア人でハリウッドに進出した中で唯一「個」としての圧倒的な輝きを見せた偉大な俳優、アクションスターであるブルースリーに対して少々失礼。(削るなら冠名の方を!)ジャパンカップの3日前が彼の生誕日。
菊花賞では3連複の副軸に指名。9万馬券に貢献してくれた個人的にありがたい馬。
神戸新聞杯では後方で折り合いに専念、内田騎手が折り合う事をしっかり学習させる。菊花賞では圧倒的な勝利。
レース数が少なく一番「測れない」馬。能力は非凡。菊花賞を見る限り上昇度は相当のもの。2走前に折り合いを教え込んでいた馬がいきなりジャパンカップで勝ち負けはどうかと。ディープスカイで書いた持論もあり、今回は3着付けのみ。

ペイパルブルはまだ思案中。
書くのも面倒くさいレース、キングジョーⅥ世&クイーンエリザベスSでデュークオブマーマレードと3着以下を置き去りにしての一騎打ち。能力底力共に超一流。夏に好走するが秋には余力がなくなっている馬のような。馬場が合うかは疑問も外国馬で買うならこの馬だが・・・・。

馬券は3連単フォーメイション。

◎がウォッカ、○がアサクサキングス、▲がディープスカイ。

◎→○▲→○▲①②⑬
◎→○▲②⑬→○▲     

ウォッカ1着の馬券14点

厳しいレースをしてきた馬が万全でなかった場合、一番楽なローテで余力たっぷりにジャパンカップを迎える好調そうなマツリダゴッホが勝ってしまった馬券も。

⑬→◎→○▲①②  の4点。

結局、人気馬上位6頭のつまらない馬券。馬券的なワクワク感は全くありませんが、レースは見ごたえがありそうです。◎のウォッカではなく石橋騎手+サムソンを応援します!

京阪杯の予想

土曜は京阪杯。
この重賞が1800mから1200mになって3年目になります。
京都1800は得意な条件でしたし、1800mの京阪杯でも馬券が取れていたのでこの変更は個人的にはかなり残念。なにも1200重賞にしなくても・・・。

人気になるのは必至ですが、⑮ビービーガルダン
スプリンターズSの回顧でも書いたと思いますが、この馬に安藤騎手が乗る事はかなり意義深く、この馬をすでに安藤騎手は手のうちに入れている感があります。
スピードがあり楽に先手が取れる能力があり、その馬が精巧な先行競馬の技術を持つ安藤騎手のコントロール下に入ると安定して結果が出る可能性が高い。

今年に入ってから1200mの条件戦を3連勝、キーンランドCではいきなりキンシャサノキセキを抑える2着、スプリンターズSでは3着。
そのスプリンターズS。
今回も出てくるウエスタンビーナスを先に行かせ先団で脚を溜め、後ろから来るであろうキンシャサやスリープレスナイトを待ってから追い出す競馬。負けたのはG1級の馬に比べると「パンチ力不足」のため。
それでもこのコンビの競馬は完成度の高いものだと思いました。
今回はいかにもこの時期のG3レベルといった感じのメンバー、「パンチ力不足」になるような相手もいません。この馬は堅軸の本命。

他に人気になりそうなのはフェリダットスプリングソングウエスタンダンサーあたり。それぞれまだ重賞レベルで結果を出している馬でもなくフェリダットは1200mの流れでどうかは疑問、ウエスタンダンサーは戦ってきた相手が疑問。スプリングソングは・・・・・・・・この馬はやれるかも?とにかく人気を考えると旨味がありません。

対抗評価は⑫マルカフェニックス
北九州記念でスリープレスナイトに2馬身差の2着。前走はマイル戦でしたが次走スワンSを勝つマイネルレーニアには差をつけられましたが他の強いマイラーとは差の無い競馬。元々1200で頭角を現してきた馬。このメンバーの1200のレースなら馬券になる可能性十分と見ます。今のところあまり人気にもなっていないようですし。
この馬1000万、1600万のレースを福永騎手で連勝してオープン入りしましたが、なぜその後彼を起用しないのでしょう?

馬券はこの2頭からの3連馬券。

◎○2頭軸から3連複。相手は

⑥スプリングソング
②マヤノツルギ
⑰アイルラヴァゲイン
④フェリダット
⑭ルルパンブルー
⑪ルミナスポイント
③コパノフウジン

の7点。

3連単は

⑮→⑫→⑥②⑰④
⑮→⑥②⑰④→⑫

の8点。

ジャパンカップの展望2 有力馬

展望1では思い入れの強い石橋騎手、サムソンのコンビに傾倒してしまいましたが、ここは冷静に。

ジャパンカップの枠順が発表されました。メイショウサムソンが1枠2番、ウォッカは2枠4番、ディープスカイは5枠9番。
メイショウサムソンは願ってもない1枠、迷いのない積極的な競馬が見れそうで楽しみです。勝ち負けは別にしても「サムソンらしい」競馬をするにはもってこい。
ウォッカは岩田騎手が去年アドマイヤムーンでこのレースを制した時と全く同じもの。岩田騎手ならおそらく中団、もしくは前目のインで脚を溜め、その溜めた脚を4角での圧倒的な加速力に転換しての抜け出し、直線ではこの馬の武器であるスピードの持続力で後続を封じにかかるでしょう。
ディープスカイも対ウォッカを考えればいい枠。内にいるウォッカを意識しながらレースが出来るでしょう。

いいレースになりそうな予感がします。

今回のジャパンカップは冷静に考えればウォッカディープスカイがかなり有力。
穿った見方をすれば天皇賞の激走の反動というものが挙げられますが、個人的にこの2頭はもう名馬として疑いようのないものと感じています。
共に同じ東京2400mのダービーを完勝した馬。それぞれの陣営もこの条件はベストかそれに準ずるものと踏んでいるでしょうし、日本で賞金の一番高いレース。この秋の最大の目標レースでしょう。この最大の目標レースを前にガス欠になっているような類の馬とは到底思えません。
この2頭を嫌うなら過酷な天皇賞を経由し、最大の目標レースを終えた次の有馬記念だと思って(期待して!)います。

仮にダイワスカーレットがこのレースに出ていれば間違いなく嫌う馬でした。(前半トーセンキャプテンに突っ突かれ一番苦しいレースをした反動、スピードが勝ったこの中距離最強馬に東京コースでの400mの延長は明らかにマイナスな為。)
そのオッズを持って行ってくれるダイワいないレースでこの2頭を評価するので予想としてはつまらない予想になります。

このレース勝つのは充実の4歳馬ウォッカだと思っています。

レコードタイムになった天皇賞。こういうスピード勝負ではコースロスの差が如実に出ます。ディープスカイの四位騎手の騎乗は見事なもの。通ったコースも理想的、おそらく追い出しのタイミングも完璧でこの時点でのベストパフォーマンスを発揮できたと思います。
これを前半少々掛かりながも外からねじ伏せたウォッカはやはりこの3歳のトップホースより上だと思います。

圧勝したマイル戦の安田記念、開幕週の馬場を軽快に逃げスピードで押し切ろうとした毎日王冠、ダイワが引っ張り1分57秒2という2000mでの究極のスピード勝負になった前走の天皇賞。
最高レベルでの底力が試されるジャパンカップでここ3戦(ヴィクトリアMと入れると4戦)マイル寄り、スピード寄りのレースをしている事が懸念材料です。特に軽快に逃げた毎日王冠とそれによって前半引っ掛かっていた天皇賞を見ると今回のレース折り合いの不安を感じます。間違いなく天皇賞より遅い流れになるジャパンカップで、その遅くなった流れの中で折り合って後半の爆発力に繋げられるか??これが出来ない時は負ける時です。
そんな不安があるなら他の馬が勝つと予想すればいいのですが、岩田騎手への乗り替わり、内枠を引けた事は大きな要素です。
他の騎手なら勝つとは思いませんが、岩田騎手なら馬を巧く制御し、且つ終いまでしっかり追える勝ち切れる騎手として信頼するに足ります。外枠で距離ロスをしながら前に行きたがるよりは前に馬を置いたり出来る内枠の方が勝つ為には都合がいいとも思っています。

ディープスカイ
間隔の少ないNHKマイル、ダービーを連勝。かなりタフなローテです。近年ダービーを勝ったはいいがその後パッタリと冴えなくなる馬が多く、ダービーを勝つ事がどれだけ3歳馬の負担になるかが分かります。
この馬はNHKマイルを挟んだダービー馬ながらその後の神戸新聞杯も勝利!
天皇賞では強いとは思いつつも世代間の事を考えるとまだ半信半疑。
しかし「あの」天皇賞で惜しい3着。ウォッカとの直戦の攻防ではかなり食い下がって、というか残り100mくらいでは一瞬前に出るほどの底力。もうこの馬の強さに何の疑問も持ちません。
それでもウォッカの出走するこのレースでウォッカに勝つ馬とは思いません。(ウォッカの折り合いに問題がある時は勝てるでしょうが。)この馬が日本のトップになるのは来年だと思っています。

天皇賞の回顧でウォッカ、ダイワスカーレット、ディープスカイを1999年の有馬記念のグラスワンダー、スペシャルウィーク、テイエムオペラオーになぞられましたが、発展途上の3歳馬と充実した古馬との間には壁があると思っています。
3歳馬でジャパンカップを制したのはジャングルポケットエルコンドルパサー
ジャングルポケットがねじ伏せたのは猛威を振るった4歳時ほどの力のない5歳馬テイエムオペラオー。エルコンドルパサーは個人的に最強の馬だと思っていますが、この馬がねじ伏せた相手は5歳馬の次の有馬で引退するエアグルーブ。
3歳馬がジャパンカップを制した年は共に競走馬が一番充実するという4歳の強豪馬のいない年でした。
斤量が有利でも3歳馬と充実の4歳馬の間には斤量差2キロくらいでは埋まらない差があると思います
充実の4歳馬とはいえ所詮牝馬では?と言えると思いますが、ダービー、安田記念、天皇賞を見ると明らかに牝馬で片づけてしまうには規格外の馬です。



他の馬で人気になりそうなのはマツリダゴッホ
歴史に残るような中山巧者。オールカマーでは59キロを背負い異次元の競馬。この馬が強い事は疑いようのないものですが、今回は天皇賞に出なかった以上、間隔が空いてしまうため最大目標である有馬記念に向けての叩き台と考えています。
去年オールカマー→天皇賞→有馬記念のローテで成功しているのに天皇賞を回避してこのジャパンカップに出てきた事が解せません。オールカマーの後に何か問題があったのかと疑いたくもなります。
この馬はしっかりした型を持った馬で馬自身もレースでの脚の使いどころを完全に理解していると思っています。ただその脚の使いどころが分かっているのは数多く使われた中山コースでのもの。特に東京コースでは脚の使いどころがかなり違います。

アサクサキングス
この馬は買い目に入れる予定です。この馬は距離が延びた方が有利に働きそうです。2000mはこの馬には短すぎました。しかも天皇賞は完全なスピード決着。この馬に向かないレースでした。
ここ2走は重馬場でのレースと距離の足りないスピードレース。この2走を嫌って人気が下がるようなら今回のレースは楽しみな馬です。
しかもウォッカにちぎられたとは言えダービー2着になった舞台。重要な3着要員!

マイルCSの回顧とジャパンカップの展望1 サムソン+石橋騎手

マイルCSは牝馬ブルーメンブラッドが勝利しました。

このG1は後ろから馬が馬券に絡む事の多いレースですが前で競馬出来る馬を狙いました。レースはマイネルレーニアが逃げ、コンゴウリキシオーは控え狙った先行馬にとってはそれほど厳しくはない流れ、ローレルゲレイロ辺りは巧く乗っていて馬券に絡むかと思いましたがそれでも5着。やはりG1レベルの流れになると前半の坂越えが最後に影響するのでしょうか?来年以降はダイワメジャー並みの力量の裏付けがない限り前の馬を狙う事は避けようかと。

このレースは前走東京1800mの重賞でゴール前で強い先行馬を差し切った馬同士の決着になりました。

勝ったブルーメンブラッド
この馬は府中牝馬Sの勝利をどうとらえるかで評価が分かれる馬だったと思います。タフな東京1800で強い先行馬を差し切ったのだから京都のマイルG1でも様々な意味で好走するだけのものを持っていたのでしょうが、ウォッカが開幕週の馬場で早めに勝負を決めにいった中を差し切ったスーパーホーネットと比べると途中が緩む流れの牝馬重賞を瞬発力で勝ちをモノにしたこの馬は私には評価しずらい馬でした。少なくともスーパーホーネットに勝てるとは全く考えませんでした。
鞍上の東の豊こと(?)吉田豊騎手は京都で騎乗する機会が極端に少なく、また結果も残せていない騎手で京都を主戦場とする腕自慢相手のG1となると鞍上もかなりの懸念材料になると考えていました。
その吉田豊騎手の騎乗が見事でした。すぐに内に入れインで脚を溜める競馬。4角で馬群がバラけた後少しヤマニンエマイユが邪魔でしたが、落ち着いてヤマニンエマイユがバテて下がる直後に内を抜けたローレルゲレイロの横のスペースに馬をいれ溜めた脚を爆発させました。
今回の勝利は吉田豊騎手の手綱捌きのよるところも大きかったと思います。もちろんブルーメンブラッドの力を見誤っていた事もたしかです。騎手、調教師ともにコメントで言っていますが対牡馬のG1のそれも馬が密集する中でこの勝負根性は立派です。G1タイトルに値する馬です。それにしても最近の牝馬はなんと男まさりな事か。今年後半のG1は牝馬にやられています。

2着スーパーホーネット
結果的に枠がひびいたと思います。G1タイトルのチャンスだった藤岡騎手にはハードラックでした。それでも中団もしくは中団後方辺りで競馬すると思っていました。
スタートは抜群のスタート。その後かなり後ろまで下げる事に。これが敗因だったと思います。
底力もある馬ですし中団に付けていれば勝ち目もあったように感じます。ちょっと横綱相撲し過ぎた感があります。ちょっと酷な言い方になりますが、相当抜けた力を持っていない限り、外枠になってしまったマイル戦で悠長に下げて後ろから大外を回すような競馬をするとロスはかなり大きく、内で脚を溜めた終いの斬れを持つ馬に脚元を掬われる事はよくある事です。今回は枠もありますが、騎手の差だったと思います。
藤岡騎手の今後を考えるとメンバー的に恵まれたこのレース、このスーパーホーネットで初G1を取りたかった、否、取らなくてはいけないものだった気がします。取れる時、取れる馬でチャンスをモノにしないと競争の激しい、実力、結果が全ての世界では思わぬ遠回り(遠回りで済めばいいですが)になりかねません。

今週はジャパンカップ

注目なのが武騎手の負傷に伴い、メイショウサムソンの鞍上に決まった石橋騎手メイショウサムソンと石橋騎手のコンビ!!
もう引退までこのコンビは見られないと思っていました。
本当のところはどうか知りませんが、見るからに実直そうな石橋騎手、4角先頭の底力勝負で力を発揮する実直そうな??メイショウサムソン。名コンビだと思います。

2007天皇賞春の勝利も見事でしたが、印象深いのがこの次走になる非常に見応えのあるレースになった宝塚記念
ローエングリンが引っ張り、先行馬もそれに続く厳しい流れのレース。サムソンは流れを考えれば適正な中団後方、3角辺りから進出し4角では先頭付近、この馬のスタイルである押し切りを狙うレース。不幸だったのがスタミナ、底力、それに最後の斬れを併せ持つ岩田騎手鞍上のアドマイヤムーンがサムソンを終始マークしていた事。
この流れの中、勝ちに行く石橋騎手の判断は敢為であり、馬の競争スタイルからも最善の策。それに十分に応えるサムソンの走りも感動の一言
勝ったアドマイヤムーンと岩田騎手も狙撃手のような見事なレースで称賛を惜しみませんが、2着のサムソン、石橋騎手も同様に見事なもの、むしろ勝ちに行った分上に評価したいくらいのレース。

この感動的ですらある宝塚のレースの後、競馬界ではよくあるトップジョッキーへの乗り替わり。好騎乗を続ける熟成したコンビを短絡的な理由で解消するのはファンとしては結構うんざり・・・。

今回のジャパンカップは力量上位と思われている馬とそれ以外では力量の差が大きいと感じています。馬券は3連単の順番付けになると思います。

東京2400のジャパンカップではスタミナ、底力に加え、高いレベルでの終いの斬れを併せ持たない馬が勝つ事は難しいと思っています。サムソンは力を発揮しても頭は無いと思っています。思っているんですが・・・・・。

マイルCSの予想  狙いは前で

週中に記事を書いて以来予想が出来ずに日曜になってしまいました。週中に考えていた通りで最終予想にします。

サンデー産駒が好走するマイルCS。その産駒も残り少なくなり、日本の競馬界を席巻したこの産駒もそろそろ終焉の時。今回は母父にサンデーが入っているマイル巧者サイレントプライドにも期待する事に。

買いたい馬は週中に挙げたスーパーホーネットローレルゲレイロマイネルレーニアの3頭に加え、母父サンデーのサイレントプライド

いつもは本命馬と心中する馬券ですが、今回は珍しく前で競馬する馬と差し馬で最も強いと思う馬のボックスの馬券。
迷惑なのがコンゴウリキシオー。去年の前半は明らかにトップレベルのマイラーでしたがその後は前半ぶっ飛ばしてパタッと止まる単なる先行馬クラッシャーに成り下がる事に。この馬の存在は先行する馬を重く見た者にとって厄介ですが、ルメール騎手が巧く御してくれる事に期待します。

3連馬券を買うとスズカフェニックスやカンパニーなどの差し馬に割り込まれような気がするのでこの4頭の馬連が勝負馬券。

①④⑬⑰の馬連ボックス。(6点)

オマケで先行馬粘るレースで、内枠で巧く立ち回った場合に3着あたりに突っ込みそうなスズカフェニックスを3着付け、スーパーホーネットが連に絡むという想定の3連単の馬券、

⑰→①④⑬→③
①④⑬→⑰→③ (計6点)

マイルCSの展望

今週末は3日間開催。土曜が東京で2歳馬重賞、日曜が京都でマイルG1そして月曜は荒れる福島のハンデ戦の重賞が組まれています。

マイルCS
一番人気になりそうなのがスーパーホーネット
ウォッカに勝った馬として過剰人気も考えられます。最近連を外したのは前走で強さを見せ人気を背負ったG1の高松宮と安田記念。ロドリゴデトリアーノ産駒がマイルG1で1番人気!!(前走好走後の人気で迎えたG1でポカをしそう?)しかもG1勝ちのない藤岡祐介騎手が鞍上。
このようにも言えるのですが、残念ながら、今回この馬はかなり有力で順当にこのレースを勝ってもおかしくないと思っています。
前走の毎日王冠はレベルの高いレース。ウォッカが開幕週の馬場を利しての積極策。最後の4ハロンが 11.5-10.5-11.3-12.0
逃げて後ろから3つ目で10.5秒、次が11.3秒。馬場を考えれば普通はココで勝負アリです。次に目標の天皇賞をひかえたウォッカが仕上げ切っていなかったとしてもこれを差し切った事は大きく評価出来ます。ウォッカを目標にレースをし、都合のいい事に内枠だった事を考慮に入れてもこの評価は変わりません。

去年のこのレースでも強い競馬をしました。勝ってもおかしくない強さを見せましたが前で非常に巧く乗った安藤騎手にやられた感じがします。京都の外回りのマイルはこの馬にとってベストとも言えますし、この条件では藤岡騎手もなかなか巧く乗ってくれます。
このコンビも長いですし、しっかり結果も出しています。藤岡騎手の関西圏のレース、特にマイル近辺の回収率を見るとなかなか優秀です。外回りのコースになると回収率100%をを超えているものが多く、つまりは実力より軽く見られている傾向があります。
彼は去年重賞を5勝、今年はこれまでに4勝しています。6頭の馬での9勝です。距離は芝の1400,1600,1800,2000mでのものです。騎手としてマイル近辺の芝レースに限ってはすでに一流といっていい実績。初めてG1を狙える器の馬を自分の馬にして、この馬に多くのものを教わったと思います。今回の京都外回りG1をスパーホーネットで取る!まさに人馬共に「頃合い」だと思います。

この馬も人気でしょうが、ローレルゲレイロ
外国馬はまだ検討していませんが、決め手勝負なら位置取り、末脚を考えておそらくスーパーホーネットが一番。この馬を負かすなら最も考えられるのが前で巧く立ち回った時のローレルゲレイロだと思っています。
前走は逃げたマイネルレーニアが質の高い、強い競馬をして勝利。これを追走したローレルゲレイロが半馬身差の2着。評価すべきはこれが高松宮以来7か月ぶりのレースだった事。このレースの反動が無ければ。

そのローレルゲレイロにか勝ったマイネルレーニア
スワンSは強い競馬で本格化を思わせるもの。その前のポートアイランドS、阪神外回りマイルでのレース。圧勝しましたが、道中緩む逃げ馬に向く楽なレース。G1で楽逃げは望み薄、1400なら強い馬だと思いますが、G1の流れでマイルがもつかどうかはやってみないと分からないような。買いたい馬ではあります。

以上、3頭は買いたい馬。

以下は人気になりそうな馬で嫌いたい馬。

スズカフェニックス
長らく短距離路線のトップクラスにいた馬ですが、その能力にもついにかげりが。
1200m以上の適性を問われる事になった高松宮でG1を取りましたが、この馬のピークは馬インフルエンザに邪魔されたような気がします。能力的にはG1を2つくらい取ってもいい馬と思いますが、取れなかった事は馬インフルエンザの他に、この馬のベストは1400mでは?という思いがあります。能力の高い馬なので1800でも相手によってはこなしてしまいますが、メンバーが揃うマイルG1などではいいところまでは来るけれど前の馬を差し切る程ではない。レベルの高いレースになるほど純粋な距離適性が出ます。マイルは少し長いのでは?
今回は京都のマイル、力も少し衰えている、応援したい馬で最後の輝きを見せて欲しいと思いつつも今回は消しか良くても3着の評価。

マルカシェンク
マイルの適性は高い馬です。関屋記念の末脚は極限のモノ。前走の惨敗はこの極限の末脚の影響。人気がなければ買い目に入れてもいいのですが、関屋記念のようなレースで差し切れるほどG1は楽なものではなく、状態も疑問、精神面も疑問。

カンパニー
毎日王冠では◎、それ以前も何度も重い印を打ってきた馬ですが、G2、G3でメンバーが弱くならない限り今後重い印を打つ事はなさそう。
ベストは1800mだと思っています。1400mのG1があればスズカフェニックスにチャンスがあったように、1800mのG1があればカンパニーにチャンスがあったと思います。1600,2000mになるとレースの質が高ければ甘さの出る馬と考えています。
前走の天皇賞は後方から1頭だけ内を突いて(個人的にはかなりくやしい)ハナ差の4着。勝ちをもぎ取れる競馬ではとてもありませんが伝説的なレースでよく走りました。
1頭別な競馬をしたので勝ちに行った馬に比べれば負担は少ないと思うのですが、休み明けのレースを大幅馬体減で迎え、伝説に残るようなレースでかなり走りました。年齢的な事を考えてもこのレースで大きな期待をかけるのは酷。天皇賞が最後の競争馬としての輝きにならない事を願いますが、天皇賞4着が評価されて人気になりそうなこのレースは期待しません。
京都の外回り自体は合うと思いますが。

エリザベス女王杯の回顧 「割のいい稼ぎ場」

エリザベス女王杯はクラシックを割の悪い競馬で棒にふったリトルアマポーラが先行抜け出しのスタイルの競馬をし完勝。
鞍上は「創意工夫」の出来るルメール騎手。脚質転換を図り、それをいとも簡単にやってしまうというハーツクライの有馬記念を見るような勝利!

有馬記念の時は秋のG1の3戦にこの馬に騎乗し、ジャパンカップで後方から凄い脚でアルカセットのハナ差に迫る2着。その後の3戦目のレース。中山を考慮して中団で競馬をして先に抜け出せばディープに負けないと思い1着付けの馬券のみを買ました。ルメール騎手の判断に期待するところが大きい馬券。
レースではなんと3,4番手に付け、折り合って脚を溜める事に専念。3角過ぎからスパートし抜け出して完勝。ディープが負けるレースで馬券を取りたいと思っていたひねくれ者にとっては忘れる事の出来ないレースになりました。

この時と同じ事を初騎乗の馬でやってしまいました。それも簡単に見えるくらいに!まったく武幸四郎騎手はいい面の皮です!!

カワカミプリンセスはしょうがないとして展望2で書いたようにこの馬を対抗評価するつもりでいました。その後よく考えて印を一つ下げたのですが、これを3番手に下げた理由は、カワカミプリンセスの存在とルメール騎手が初騎乗である事。
底力のある古馬カワカミが先団に付け、4角先頭付近で押し切る競馬をするものと思っていたのでこの馬の後ろについて同じ競馬をしたら3歳馬にはキツイかな?と思った事とやはりルメール騎手でも初騎乗の馬で脚質転換をしてそんなにうまくいくかな?と考え始めた事でした。

この不安も、ルメール騎手がカワカミより前の5番手くらいで競馬をし、自分のリズムで走らせてしまったので全くの余計な心配に終わりました。

展望で、
秋華賞はオークス以来のぶっつけ。トライアルを挟まなかったので他馬に対して同等の条件でのレースではありませんでした。今回レース、3歳馬の中では一番上積みに期待出来る馬かもしれません。また、成長力が実証済みのアグネスタキオン産駒である事も推せる要素です
と書きましたが、秋華賞がいい叩き台になりかなり上積みがあってこのレースを迎えられた事も確かでしょう。

馬券は▲◎△決着ながら不的中。
結局考え過ぎた事が裏目に出てしまう事に。それでもこれだけ見事な騎乗を見せられてはかえって気持ちがいいものです。

ただ今回のルメール騎手による勝利は日本の競馬ファンには残念なもの!!
日本の一流と思われている騎手が2歳時から続けて騎乗して出来なかった事を年末の「割のいいお金稼ぎ」に来ている外国人騎手に簡単にやられてしまった事。

更に、個人的に一番残念な事はカワカミプリンセスの方です!

一流騎手の横山騎手曰く「負けるならあの馬だと思っていた。」
一流調教師の西浦調教師曰く「最高のレースが出来て、乗り役も最高の騎乗をしてくれた。これで負けたなら勝った馬が強かったと納得するしかないでしょう。」

コスモプラチナが果敢な逃げをしましたが、その後ろはそれほど速いペースではありません。リトルアマポーラは5番手、カワカミは7番手の外を追走。そして4角で先に抜け出され完全に「受け」の競馬に。直線で前を捕らえなければいけない競馬に。
少なくともリトルアマポーラの位置で競馬をするべきだったのでは?完全にルメール騎手にレースを支配された感があります。
最後の脚を見るとカワカミの力が衰えているような気もしますが、特別に末が伸びる馬ではありませんし、前に付けて底力を活かす積極的な競馬をするべきだったと思います。しかも「負けるならあの馬」にその積極的な競馬させてしまった。府中牝馬Sで4角先頭の競馬は何の為だったのでしょう。
カワカミプリンセスの馬キャラを考えても割の悪い消極的な競馬だったと思います。

レース後検量室でルメール騎手と横山騎手が談笑するシーンが見られましたが、更に「割のいい稼ぎ場」の感を深めただろうルメール騎手に対して日本のトップジョッキーは何を語っていたのでしょう。

エリザベス女王杯の予想

昨晩雨だったようですが、現在良馬場。雨の影響は少なそうです。予報でもレースまでに雨が降る事もなさそうで良馬場でレースが出来そうです。
評価する馬は変わらずに展望に書いてきた馬です。

◎はカワカミプリンセス
圧倒的人気もこのメンバーではおそらく勝ち負け。勝つ可能性は一番高い馬だと思っています。ちょっとした流れのアヤが不利に働いても3着までにはいると考えての本命です。

○はここに来て本格化が兆していると思えるムードインディゴ
秋華賞の前に2戦挟んでいますが、クイーンSは完全な叩き台。ローズSで権利を取り、秋華賞で好走。この馬にとってローズSは確実に権利を秋華賞では最後の一冠でなんとかというレース。この馬がタフである事と秋華賞が走り過ぎでない事を願います。調教後の馬体重が秋華賞時と同じで今日更に減らして出てくるような危険な感じがします。しかしながら個人的に世代の中で一番今後が期待できるのではないかと思っている馬。期待込みでこの評価。口内炎で食べられなかった日があった事にも目をつぶります。

▲がリトルアマポーラ
ちょっと人気過剰な気もしますが、毎回後方から外を回して勝負にならなかった馬。今回は違うレースが見られそうです。枠が残念ですが、逃げ馬が引っ張るレースになって隊列が縦長になればこの騎手ならどこかで内にもぐり込ませる事も。

アルコセニョーラ
2000mの牡馬との重賞を2勝している馬。ただハンデ戦で斤量軽でのレースでした。馬格がない馬なのでハンデ戦の方がいいでしょうが、随分条件の違う牡馬とのレースで勝っている事は魅力。メンバー落ちのG1ならそれ程この馬にとって敷居が高くないかも。いつ走るが分からない馬で好走凡走の差が大きい馬ですが、人気が無いなら穴馬として。

エフティマイア
底力を備えるクラシック上位馬。今秋クイーンS→秋華賞→エリザベスのローテ。クイーンSでは馬体が増えすぎ、秋華賞で万全でなかった可能性もあり、クラシックを人気薄の好走で沸かせた馬、再び評価が下がったここで走ってしまう馬かも。3歳馬でカワカミについていって上位に雪崩れ込める馬はこの馬くらいか。

レジネッタ
秋華賞の前に余計なレースを挟み余力は疑問も、秋華賞では外枠で外を回し勝負ならない直線に賭けた馬。今回はカワカミが先行馬を掃除してくれれば可能性あり。3歳馬で唯一ヤマニンメルベイユという違う世代の力を持った馬に迫れた馬。ここまで人気がないなら買います。

フェアブリーズ
どこかのメーカーの消臭剤のような名前のこの馬。全く知りません。JRAのHPのレース映像を見ただけですが底力はありそう。馬場が悪くならない限り必要ないと思うのですが、カワカミプリンセスが勝ちにいく競馬をすればこの馬の底力がなんとかするかも。日本の馬場ではアテにならないものの一応全馬の中でレイティングはトップ。日本の牝馬No.1,2が抜けているレースで二桁人気の人気薄。騙されて買い目に入れても。

ベッラレイア
やはり強いと思っているこの馬。幸いにも2番人気ではなく、オークスを見る限り底力もあり京都の外回りは合う馬。その後の成長力は疑問視出来るが、状態さえ3歳時ほどに戻っていれば普通にカワカミに次の力量評価が出来る馬。やっぱり買い目に入れます。

馬券は
3連複◎○の2頭軸から▲△計6頭に流します。

一つ前の記事で書いた事から
○→◎の馬単1点も買います。

エリザベス女王杯の前夜予想

秋華賞、菊花賞と今開催京都競馬場で行われたG1では内を通った馬の好走が目立ちました。内の芝が良かったものと思います。明日のエリザベス女王杯はというと、開催が進んだ上に天候はおそらく雨。このレースの頃には内を通る事にあまりアドバンテージはなさそう。
馬場が悪くなる事で軽く扱えなくなる馬もいる事が少し厄介です。今の速い京都の馬場にいきなり対応出来ないだろうといないものとして扱おうと思っていた外国馬も気になります。
差されない為に上がりのかかる競馬にしたいカワカミプリンセスにとってはこの雨は歓迎でしょう。

人気の方は、やはりカワカミプリセスが圧倒的な人気。2番人気がポルトフィーノ!3番人気がベッラレイア、以下、リトルアマポーラ、ムードインディゴ、ビエンナーレ!エフティマイア。
マイルしか走っていない、それも瞬発力を見せられるレースでしか結果の出ていないポルトフィーノが2番人気。三浦騎手が自身絶賛のレースで逃げて馬のリズムで走らせたら結果スクリーンヒーローに勝ってしまった札幌日経オープンが評価されてかビエンナーレが6番人気。
この2頭を除くとカワカミVSベッラレイア、3歳クラシック好走馬という図式のようです。

レースは外国馬の動向は分からないものの、おそらくビエンナーレコスモプラチナあたりが逃げるのでは?カワカミプリンセスが先行する思っているので、カワカミより前で競馬をする馬は中途半端な逃げでは直線に入る前に潰されるだろうし、積極的に行っても最後残れるほどの力量は持ち合わせていないと思うので、どっちにしろ単にカワカミの「露払い」の役になりそう。
逃げそうな両馬は各々2000m以上のレースで後続を離しての単騎逃げで結果を出してこの舞台に駒を進めて来た馬であり、仮に積極的に行った場合、上がりがかかるレースになるのはいいのですが、カワカミ+横山典騎手は勝つ為には少し難しい競馬になりそう。毎年数多くの重賞を勝ち、G1でも馬券に絡む事の多い横山騎手ですが、ここ数年G1勝ちがありません。チャンスだった同じ京都の外回りで行われた2006年の菊花賞、アドマイヤメインが大逃げ、最後に勝ちに行った横山騎手を後方に待機していた幸四郎騎手のソングオブウィンドが捕らえました。今回、若手騎手に逃げて何処までをやられると、有難くない「露払い」役になり勝ちに行くタイミングが難しそうです。
結局、どちらにせよ底力のある馬なので好勝負になると思うのですが、1着を逃す事はありそう。その時の相手の馬は同じような流れの中で道中を走ってきた馬ではなく、後方で違うペースで競馬をして最後の直線に賭けた馬。
ポルトフィーノ、マイネレーツェル、ベッラレイア、ムードインディゴ、アルコセニョーラ、レジネッタあたりが候補になるのですが、ポルトフィーノ、マイネレーツェルは距離不安、ベッラレイアは額面通りの力が出せるか疑問、アルコセニョーラは牡馬相手の重賞を勝っているのに人気がない事は魅力ですがやはりG1では少々敷居が高そう。レジネッタは秋華賞の前のトライアルに余計なレースを挟み余力疑問。
となると展望2でも名前を挙げたムードインディゴに魅力を感じます。良馬場、重馬場でも結果を出した馬ですし、馬場状態が微妙な時に伸びる馬場を見つける能力、また確実にそこに乗せてくる騎乗技術は福永騎手はトップレベルと思っているのでこれもかなり魅力。牝馬はデリケートで走る時は続けて走ったり、走らなくなるとパタッと好走しなくなる馬が多いものですが、連続好走している牝馬というのも好都合です。また混戦の今年の3歳馬路線でしたが、最後に来てやっと本格化の兆しを見せ世代の中で抜き出る可能性を秘めている事も魅力的です。

単騎逃げで結果を出した馬が逃げ、先行するカワカミプリンセスが圧倒的人気を背負い、G1タイトルがココ数年取れていないプライドのあるトップジョッキーがかなり勝ちを意識して騎乗します。レース全体の流れが少々速いと感じる場合があってもどこかで勝負に行かなくてはならない馬です。底力が武器の馬で、溜めれば物凄く斬れるというタイプの馬ではありませんから。その場合、後方で違う競馬をして最後の直線を迎えた馬にうまみがあるかなと考えます。

一番評価しようと思っていたリトルアマポーラの名前を出しませんでしたが、この馬はルメール騎手が言っているようにある程度前で競馬させると思います。カワカミと同じような流れでレースをした場合、最後の脚がどのくらい残るか考えるとちょっと重い印を打つのはどうかなという気もします。
クラシックで1回も馬券にさえ絡んでいない馬としては人気が付き過ぎていますし。

馬場が悪くなるレースで今年の3歳クラシックが混戦、4歳の世代のトップの2頭が不出走、これに次ぐものが復調途中(?)となれば、外国馬は力量、馬場適性疑問も可能性はありそうです。日本と違ってフランスの3歳牝馬はレベルが高かったそうですし。2頭とも二桁人気ですね。重い印を打つ気は毛頭ありませんが・・・。

明日の馬場状態を見てから馬券を買おうと思っています。

エリザベス女王杯の展望 2

今日はエリザベス女王杯で底力勝負に持ち込みたいカワカミプリンセスの相手になる馬について。人気になりそうな馬を取り上げました。
先に嫌いたい馬。

トールポピー
エンジンのかかりが遅いがスピードに乗った後の破壊力は世代随一。3コーナーからの下りを利用できて直線の長い京都外回りとなれば相手に一番ふさわしいと思うのですが、秋華賞では背中が落ちているようにも見え、状態面でちょっと信用出来ません。
と思ったら回避のようです。無駄に悩まずに済みました。今後の事を考えれば良かったような。

レジネッタ
2,3歳牝馬G1皆勤賞の上に秋華賞の前に重賞2戦を挟んだ意図が分からないのですが、ここで状態が上向いてくるとは思えず。内の馬が上位になった秋華賞で外枠、外を回るレース、しかも騎手が脚を溜めて更に勝負にならなくなった事は一考しても良いのですが・・・。

ベッラレイア
多分人気でしょう。普通に考えればダイワスカーレットとウォッカは近年で考えても明らかに抜けた力量の馬。その2頭に迫る走りを見せ、「3強」と呼ばれたこの馬は2強がいない以上明らかに力量上位。加えて現3歳世代は混戦になるほど抜けた馬のいない世代。しかも秋華賞馬とオークス馬が不参戦。この馬の好走は決まったもの。
問題は状態面。
以前の状態にあるならオークスの走りを評価して重い印でも良いのですが、秋華賞での割の悪い終い勝負で極限の脚を使わせた事はこの馬に多大なダメージを与えたようです。京都の外回りはこの馬にとって有利な条件とは思いつつも、やはり状態面を疑います。府中牝馬Sで33.3秒の上がりを出しましたが、全馬速い上がりの出せるレースであまり復調したと強くは言えないような気がします。距離が延びて、底力を問われるレースでまともに走るかは疑問。もちろん力のある馬だとは思いますが。
それにまだこの馬しかまともに走る馬を出していないナリタトップロード産駒の成長力という点も疑う必要があるかもしれません。状態が戻っていない為に結果が出ていないのではなく、3歳夏以降の成長力に乏しい可能性もあります。
3歳時の状態に戻っていれば、現3歳馬より上に行ってしまうのでは?とも思いますが。

レインダンス
府中牝馬Sの走りから今回は人気になるかもしれません。しかしまだ状態面であやしい。
それ以上にこの馬の好走はダイワスカーレットが演出する道中が緩んでの終いの瞬発力勝負でのもの。去年の秋華賞の図式はダイワが先頭でレースをコントロール、ウォッカ、ベッラレイアがダイワの作った流れだと届かない後方から、この馬が中団前目にいてそれなりの上がりを使い3強に割って入ったというもの。この馬の強みは瞬発力勝負になった時に前目から速い上がりが繰り出せるというもので、昨日書いた想定の下では嫌いたい馬。
カワカミがおらずダイワがレースをコントロールするならダイワの対抗にしてもよい馬ですが。

次に対抗候補。

一番期待したいのがリトルアマポーラ
カワカミプリンセス同様、元幸四郎騎手の馬です。
秋華賞で外を回した為に勝負にならなかった馬。
2月の東京で行われたデイリー杯クイーンSでは長くいい脚を使い余裕の差し切り勝ち。この後のレースは牝馬3冠のG1レースになりますが、全て後方からでしかも外を回すレースぶり。何の創意工夫もなく全て馬券圏外!!特に桜花賞は勿体なかった気がします。
秋華賞では結果内を通った馬しか上位に来れないレースになりましたが、真ん中の枠を引きながらやはり後方追走から外を回す競馬。
この馬はかつてのベッラレイアのように後方で溜めれば終いに凄い斬れを見れるという馬ではないような気がします。3冠のレースでは割の悪い競馬をしたとしか言いようのないもの。
今回やっと鞍上が替わり、創意工夫の期待出来るルメール騎手はたとえ人気の上乗せがあったとしてもかなり魅力的。しかも中団での競馬をしたいとか!
カワカミプリンセスが積極的なレース運びをすれば流れも向きそう。後ろからまとめて交わせると思っていないので中団での競馬に期待します。
秋華賞はオークス以来のぶっつけ。トライアルを挟まなかったので他馬に対して同等の条件でのレースではありませんでした。今回レース、3歳馬の中では一番上積みに期待出来る馬かもしれません。
また、成長力が実証済みのアグネスタキオン産駒である事も推せる要素です。

ムードインディゴ
間違いなく買い目に入れる馬です。
秋華賞では内で脚を溜めたとはいえ、終いは1頭だけ明らかに違う脚色。
重馬場でのローズS、速い芝だった秋華賞、この両方で勝ち負けに加わった馬。もうフロックではありません。福永騎手もまだ伸びしろがあると考えているようで今後も期待できそうです。
口内炎とかで食べられない日があった事は少々不安。

エフティマイア
桜花賞では大外枠から勝ちに行く強い競馬をしながら惜しい2着。オークスはトールポピーが降着ならばオークス馬になっていた馬でした。
その後のクイーンSでもヤマニンメルベイユが引っ張るレースを前目でしぶとい競馬。最後止まったのはおそらく太め残り。間を取って秋華賞に向かいましたが伸びきれずに5着。馬体重の変動が大き過ぎます。調整の難しい馬なのでしょうか?だとすると秋華賞もベストではなかった可能性もあり、秋華賞がいい叩き台になって今回のレースを迎えられる可能性も。
前で競馬出来るのは魅力で、底力も備えた馬です。カワカミプリンセスについて行ってなだれ込む事も十分に。


最後にポルトフィーノ。
一番分からない馬。経験しているのはマイルのレースのみ。新馬戦、エルフィンSは楽なラップで逃げて最後に瞬発力の違いを見せつけ圧勝!アーリントンCはダンツキッスイが果敢な逃げ、他の馬がそれを追走するレース。瞬発力などは関係ないレースになり惨敗。この事からおそらく瞬発力を活かせるレースの方が向く馬。
秋華賞に出て来ても買うつもりの無い馬でした。しかしながら前走はなかなかのレースで勝ちました。
今回は距離不安、持続力も疑問の馬。距離OK、底力証明済みのカワカミプリンセスがレースを作るなら当然軽視するのですが、マイルのみ4戦しか走っていない馬なので困ります、持っている能力はかなりのものがありそう。長い所走らせたらこっちの方が良かったなんて事は・・・・。しかし所詮は瞬発力を発揮出来るレースでナンボの馬かと。
そもそも人気になるのでしょうか?人気が無いなら可能性として買い目に入れてもいい気もします。

エリザベス女王杯の展望 1

今週はエリザベス女王杯。規格外の牝馬2頭の参戦はありません。

間違いなく1番人気になりそうなのはカワカミプリンセス
残念ながらこの馬はおそらく勝ち負け、馬券を外す事は無いように感じています。不安点はカワカミプリンセスがかつての状態に戻っているかですが、府中牝馬Sが予想以上に強さを感じさせるレースだったので心配ないような。
長期休養をして、その休養明け後1勝もしていない1番人気なら嫌いたい気持ちはあるんですが・・・・。

11か月ぶりとなる復帰戦金鯱賞でいきなりまずまずの走り、前走は府中牝馬Sでしたがハナを切る積極的なレース運び、明らかに1頭違う手応えで4角を抜け先頭に、しばらく馬なりで大事に行って残り400の標識のある辺りからの追い出し。レースが上がりの速い斬れ味勝負になり、この馬より斬れる馬に負ける事になりました。
鞍上は初騎乗となる横山典騎手でしたが、この騎乗は馬がどのくらい斬れる脚を持っているかを測ったようにも感じました。次のエリザベス女王杯を考えればこのレースで底力をフルに発揮する必要もない訳で本番に繋げるステップレースとしては理想的だったと思います。

この馬の強みは牝馬とは思えない底力。休養前の宝塚では先行した馬総崩れのこのレースの流れを考えれば無茶な4角先頭。これをやってたいして負けていない6着は驚きました。(流れに対して適正な位置取りでレースをしていれば勝ち負けに加わっていたと思います。)しかもこの馬は牝馬。牝馬は対牡馬で考えた場合、底力を問われるレースになると分が悪く、最後の斬れを問われるレースになれば場合によっては牡馬を凌ぐ事があると考えていますが、最近の強い牝馬は・・・。
逆にこの馬のウィークポイントは脚を溜めたとしてもそれほど斬れる脚を使える馬ではない事。この馬が凡走する時は最後の斬れ味を問われるレース、33秒台の上がりが求められるレースになった時だと思っています。この馬が中団より後ろにいて、先行する馬のペースが落ち着いていまった時。
しかしながら今回これは無いかと。理由は、
復帰して2戦先行して競馬をしている事、前走ラップを締めずに「切れる馬」に負けている事。前走で「試し乗り」を終えた横山騎手が続いて手綱を取る事。
今回も前に付ける競馬を選択すると思います。斬れ不足は前に位置する事、早めに自身が動き出す事で補えます。この馬が1番人気でしょうからこの馬が動けばレースも動きます。早めに動いてレースの上がりがかかるようにすれば牝馬離れした底力を持つこの馬を同じ牝馬が交わす事はなかなか難しく、実際このようなレースになると思っています。

相手もスローからの上がりの競馬で強みを見せる馬ではなく、底力を備えていて長くいい脚が使える馬を選びたいと思っています。次回はその事について。

ファンタジーSの回顧

ファンタジーSはブービー人気がイナズマアマリリスが制しました。

12.4 - 11.4 - 12.3 - 12.8 - 12.2 - 11.3 - 11.3

珍しく十分に緩んでの瞬発力勝負。◎コウエイハートは内枠から楽にハナに立ち、そこからペースを緩めて4角先頭で1頭抜けだす競馬。理想的と思いましたが直線半ばで止まってしまいました。瞬発力不足というよりは距離が長かったような気がします。

結局内枠から先行した馬か内を巧く掬った馬しか馬券に絡めないという質のレースになりました。このレースで好走した馬が阪神JFでも活躍する事が多いのですが、今年のレースは質の高いものでは無く、上位馬を素直に評価する事わけには・・・・。
外を回した馬もパッとした感じの馬がおらず、今後に向けて収穫の少ないレースでした。

ナムラミーティアは懸念の方が的中。軽量馬の上に馬体を10キロ減らしての出走。この時期の2歳牝馬の輸送の難しさを示しました。
結局◎○ともにイマイチで、3~6番手に評価した馬が1~4着に。
力量評価の難しい2歳戦もあり、全部で10頭名前を出しましたが、その馬達が1~10着。◎が止まったので何の意味もありませんが・・・。

1200mと1600m重賞で着順よりずっと中身のあるレースをしていた▲ワンカラットの評価を上げられなかった事が敗因でした。
勝ったイナズマアマリリスはあの2戦だけでは◎は打てませんでした。夏に種牡馬を引退したスエヒロコマンダー産駒。今後も頑張ってほしいと思います。
ワイドサファイアは1600以上で人気が下がるようなら!(あまり下がらないと思いますが。)

 

ファンタジーS、アルゼンチン共和国杯の予想

ファンタジーS
力量評価も難しい2歳戦、個人的に苦手としている芝短距離戦ですが、今後の事も考えこちらのレースに重点を置きました。
今年はスピードの勝った抜けた馬がいないと思っているので穴狙いです。

◎は昨日展望で書いた通り②コウエイハート
小倉2歳Sは質の高いレースでしたし、ツルマルジャパンは現時点では1400からマイル辺りでかなり強い馬だと思ってます。1200で少し飛ばし過ぎたとは言えこの馬を目標にレースをして交わせた事は評価出来ます。人気もありませんしココは思い切っての本命。

○は⑥ナムラミーティア
他馬が全て関西馬に対してこの馬だけが輸送を要します。2歳牝馬ならこれはかなりのマイナス材料ですが、この馬のレースぶりを考えると評価が低く、また早い時期に賞金を稼ごうとする意図も見えこのレースは買い。

▲①ワンカラット
小倉2歳Sではツルマルジャパンを追走してよく踏ん張りました。デイリー杯も距離延長、牡馬相手に悪いレースではなかったと思います。スピードもありそうでこのレース期待できます。

△④ワイドサファイア
穴狙いと言いつつ、この馬だけは今後面白そうな馬なので。少し付加をかけて追走させても問題なさそうな気もします。馬券を考えると飛んでほしい馬ではありますが。

以下、人気の⑤アディアホーン
ブービー人気の③イナズマアマリリス
シルクナデシコ、⑧ルシュクル、⑭メイクデュース、⑨セブンシークイーンまで。

馬券は◎○▲の馬連ボックスが勝負馬券。

◎から○▲△へ馬連9点。

◎○の2頭軸から▲△へ3連複8点。も買います。

アルゼンチン共和国杯は簡単に。
普通に考えればアルナスラインだと思いますが、

②トウショウシロッコと⑪ダンスアジョイのワイド1点勝負。

ファンタジーSの展望

2歳牝馬の重賞のファンタジーS。毎年、将来G1でいい勝負をするようになる馬も、1000万あたりから抜け出せずに終わる馬も一緒に混じってのレース。しかもその両者のオッズがあまり変わらなかったりするので、馬の将来なんてものを考えながら予想するのもオツなものです。

まだ1戦だけしか走っていませんが、その将来性ということであればワイドサファイア。あくまで可能性という事ですが。新馬戦の走りはスローペースの中、センスの良い競馬で余裕の圧勝、他の馬との能力の絶対値の違いを感じました。少なくとも溜めれば終いを伸ばせるという事はハッキリしたような気がします。
この馬が単勝1.7倍の圧倒的人気!

確かにいいモノを持っているのは確かですが、この人気は?
この時期の2歳牝馬の1400mの重賞なんてものは、スピードが勝った馬で能力がある程度ある馬が荒削りでも押し切ってしまうイメージがあります。1600mでスローで折り合って結果を出した馬が1.7倍なら嫌ってもいいような気がします。(なんで京都の1400mのレースを選んで出てきたんでしょう?!)

2番人気がアディアフォ
ファレノプシスの仔だそうで期待されている馬なんでしょう。3戦目で未勝利を抜けました。今のところ抜けて強い馬という印象はありません。

3番人気がダートを圧勝したツルマルハロ
天皇賞を勝った武騎手が鞍上ということが人気を上乗せしている気もします。新馬を圧勝しましたが3レース後の1000万の同条件のレースの約3秒落ち、レースの緩い流れで逃げての圧勝で、10月最終週の新馬戦、なかなか調教が進まずこの時期に新馬に出てきた相手の馬の力量を疑う事も出来そうです。しかも今回は初芝のレース。

4番人気にやっとナムラミーティア
函館2歳Sは速い流れを早めに進出し押し切ろうとする競馬。後方にいた三浦騎手のフィフスペトルに差されましたが強い競馬でした。その前のラベンダー賞も圧勝。この馬は普通に強いと思うのですが、人気順で新馬、未勝利を1回勝っただけの馬が上に3頭もいます。来年どうこうではなく、早い時期に稼いでしまおうとする使い方で、良い悪いはともかくこのレースも狙って出て来たと思っています。
但し、2歳牝馬の関西への輸送は他の関西馬(つまり全馬)に対して明らかにマイナス!

そして今のところ本命候補なのがコウエイハート。現在、7番人気の単勝22倍です。
未勝利、オープンと連勝し、小倉2歳Sでは2着。この実績からこの低評価になる事に驚きました。戦績だけでなく、この馬のレースぶりが気に入ってます。先行するスピードがあり、道中落ち着いており、終いもそれなりに伸びています。コーナーの抜け出し方が巧く上の3戦のうち2戦は最内をから鋭く抜け出してのレースでした。それだけにこのレースが京都の内回りの1400だったならもっと信用出来たと思うのですが。
少頭数のレースを1回勝っただけの馬が人気ですが、所詮牝馬の若駒、毎回多頭数のレースで内から抜け出せる事を示している事は推せる材料になります。今回内枠が引けた事は幸運でした。
相変わらず京都の芝は速いようで、時計勝負になった場合、最短距離に抜け出せるこの馬の脚は魅力です。
小倉2歳Sですが、圧倒的な人気のツルマルジャパンが飛ばしたレースで質の高いレースになりました。ツルマルは最後一杯になりましたが、前目でツルマルを追走してこの馬と馬体を併せてゴール前交わせての2着は評価出来ます。スピードがある事、スピードを持続する事が出来る事を示せたレースだったと思います。1400mでもやれるでしょう。

他の馬では同じく小倉2歳Sで飛ばした(飛ばし過ぎた)ツルマルジャパンの後ろを追走しそれ程負けなかったワンカラットも評価したいと思っています。

人気のない2勝馬ルシュリク、更に人気のないブービー人気のイナズマアマリリスも買い目に入れようと思っています。

サラブレッドは崇高な存在であり、そのサラブレッドが命の、本能の輝きを見せるレースは芸術!

G1シリーズも今週は一休み、3重賞あるのでどれかの展望を書こうと思いましたが、先週の天皇賞の素晴らしくハイレベルなレースにあてられて二日酔いのような気分が抜けません。今週末にあんなレースは見られないだろうなと。

今思い返しても今まで見た中で1番のレースだったかなと感じています。
一つ前の記事に書きましたが、今年の天皇賞は「崇高な生き物であるサラブレッドのそれもとびきりの才能を持つ者が生涯の中で一瞬輝く瞬間を見てしまったような素晴らしいレース」であり、もし芸術を人間が創り出す高度に洗練されたもので、且つ人の心に心地よい何かを残すものと定義付けるならば、間違いなくこのレースは「芸術」でした。
人間と馬とで織り成す芸術と考えれば更に高級な感じがします。
その中でもハイペースでレースを引っ張りながら最後にダイワスカーレットの見せた脚はとびきりのもので、時代を代表するサラブレッドが生涯で一瞬見せられるかどうかの輝きだったと思います。ゴール前のダイワスカーレットが踏んばるシーンをそのまま額縁に入れればどんな名画にも劣らないのでは?とも思ってしまいます。

言い過ぎなのでは?と思われるかもしれませんが、そうでもないと思っています。

続きを読む "サラブレッドは崇高な存在であり、そのサラブレッドが命の、本能の輝きを見せるレースは芸術!" »

天皇賞(秋)の回顧  強い者は強い!、悶絶の3着写真判定

天皇賞(秋)は凄いレースが見れました。「格」の高いレースですが、その長い歴史の中でも明らかに「歴史に残る」レースでした。最近これだけのレースは無かったと思います。
なかでもその強さに驚かされたのがハナ差の悔しい2着の◎ダイワスカーレット

12.6 - 11.1 - 11.5 - 11.9 - 11.6 - 11.6 - 11.7 - 11.3 - 11.3 - 12.6

逃げたダイワスカーレットのラップです。今までのレース運びとは違い中盤の緩みが入らないラップ。ペリエに突っ突かれたものか、9Rでのアヴェンティーノの「試し乗り」から得た感触か、対ウォッカで最初から考えていたものかは分かりませんが、とにかくダイワにとっては今までに無いラップを締めにかかるレース。
1000m58.7秒、ダイワは緩めた分を最後の斬れる脚に転換する馬だと思っていましたので、この時点で勝つのはちょっと厳しそうだなと思いました。
この逃げ方での最後に見せた二の足は衝撃的でした。何年かに一度、心から「この馬強い!」とレース中に思う事がありますが、今回のダイワスカーレットがそれでした。
休み明けで、ラップを締めにかかって見せた最後の脚、この馬自身の上がりの掛かる競馬になった時が危ないと感じていましたが、もう「強い者は強い」としか言いようが無いでしょう。心から強いと思える時が競馬を見ていてよかったなーと思える最大の瞬間でもあります。
ウォッカはどんな競馬をするか興味深かったのですが、中団から終いを伸ばす競馬。ダイワのスピードに前半付き合うよりはこちらの方が良い選択だったと思います。直線でディープスカイと並んで追い比べし、首差先着しますが、現時点での両者の力の差は明らかでしょう。

このレースは歴史に残るレースと言いましたが、1999年の有馬記念とダブる感じがします。あの時もグラスワンダースペシャルウィークの2強(今回個人的な評価では2頭の規格外牝馬の2強でした。)、そこに4歳馬(現在の表記で3歳)のテイエムオペラオーが絡みました。もちろんこのレースも歴史に残るレースです。
この時の着差が、グラスワンダーとスペシャルウィークの差はハナ差、それに迫る若駒テイエムオペラオーの着差が首差の3着。奇しくも今回もこの時と全く同じもの!
ディープスカイはテイエムオペラオーのように今後日本の競馬界を席巻するのでしょうか?グラスワンダーはこのレースの後輝きを失い、スペシャルウィークはこのレースを最後に引退。テイエムが更に力を付けてからの本当の意味での対戦は実現しませんでしたが、今年のこの3頭の戦いは見れる可能性がありそうです。何か贅沢な感じがします。ディープスカイにどの位成長する余地があるかは楽しみです。

崇高な生き物であるサラブレッドのそれもとびきりの才能を持つ者が生涯の中で一瞬輝く瞬間を見てしまったような素晴らしいレースで記事を書いていても興奮気味ですが、ここで一気に卑俗な話題に。予想、馬券の話です・・・・。

◎○からの3連系馬券を△4頭に流した馬券でしたが、

1着 ○ウォッカ (1)                           
2着 ◎ダイワスカーレット (2)   鼻差   
3着   ディープスカイ (3)      首差
4着 △カンパニー (11)       鼻差
5着 △エアシェイディ (8)      首差
6着 △サクラメガワンダー (7)  1馬身

( )は人気です。

何ともディープスカイが邪魔な結果に!!!!3強の3連馬券などはじめから買うつもり無く、
「ディープスカイが来たら、3強のいいレースが見れたという事で。」
などと気楽な事を書きましたが、カンパニーはかなり惜しい4着で、横山典騎手は後方待機、4角で最後方にインをロス無く回って最後に脚を伸ばす「らしい」作戦。
ダイワとウォッカの1,2着は決まり、3着にカンパニーが突っ込む!映像では前に2頭の間に入っていたので分かりにくかったのですが、脚色の勝るカンパニーがゴール地点でギリギリディープスカイを交わしたと勝手に思いました。(多分に希望的観測ですが。)

歴史的なダイワとウォッカの写真判定で長い時間が費やされます。ほとんどの人はこの事にドキドキしていたでしょうが、
ダイワ1着、ウォッカ2,3着付け馬券とウォッカ1着ダイワ2着付けの3連単馬券を持っていた私はダイワとウォッカの勝ち負けはどちらでもよく(ダイワ→ウォッカ→カンパニーなら勝負馬券でしたが)、カンパニーとディープの馬券の成否の分かれ目3着争いに注目。

結果、ハナ差でディープが3着。久しぶりにハナ差で悔しい思いをする事に。カンパニーは長い間評価し続けた馬でしたが、年齢から考えても最後の競走馬としての「輝き」だったかもしれません。それだけに・・・・。

しかしながら、ダイワが1着だったら勝負馬券の3連単をハナ差で逃した事になるので、ウォッカが勝った分悔しさも紛れます。

今回の予想は2頭の牝馬の能力が抜けているとし、3強以下の4番人気ドリームジャーニーや5番人気のタスカータソルテを嫌い、4,5,6,8着馬を3連の相手に選んでいたのでなかなか良い予想だったと思っています。

展望で書いた「競馬のスタイルさえ固定してもらえない」ウォッカが勝ってしまった訳ですが、前半少し掛かっていたのにもかかわらず、あれだけの強い競馬を見せられては特に文句を言うつもりはありません。中距離最強馬の称号の似合う馬だと思います。(今後スローになったレースでの折り合いは疑問ですが!)
逃げてあれだけの競馬をして鼻差でこの称号を逃したダイワスカーレットは残念でなりませんが・・・。

今回のレースはリアルタイムで観戦していた(テレビです)のですが、見逃して先に結果を知ってしまったら相当後悔する、それ程の、滅多に見られない好レースだったと思います。
休み明けの大レース天皇賞でこれだけの競馬をしたダイワスカーレット、安藤騎手、松田国英調教師をはじめとするダイワをここまで仕上げた関係者は素晴らしいと思います。正直、状態に関しては半信半疑なところがあり、そんな中で◎を打ちましたが、「強い者は強い」、「格」のあるレース天皇賞のようなレースには馬にも「格」というものが必要なのだと思い知らされた気がします。

天皇賞(秋)の予想

天皇賞の予想です。本命、対抗が三つ巴のうちの2頭とつまらない予想です。

本命はダイワスカーレット
木曜の馬体重がちょっと重すぎる感もあるが、安藤騎手が何度もこの馬に調教をつけこの舞台に。走れる状態にある事を願っての本命です。展望でほとんど書きつくしたので詳細は書きません。この馬にとって東京はアドバンテージが減るコースですが(特に対ウォッカで)、やはり2000mの距離で一番強い馬という意味でこの馬に決めました。

対抗はウォッカ
状態次第では凡走もあり得るダイワに比べて、こちらの馬の馬券になる可能性は極めて高そうです。叩き2戦目での状態アップもあるでしょう。前走逃げた事、後ろから3つ目のラップで10.5秒の脚を使う競馬をした事が気に入りませんが、結局、状態、力量、コース適性から考えて少々掛かろうが3着以内には必ずいる馬としてこの評価。

この2頭からの3連馬券になります。

相手は展望2で高評価した馬。

サクラメガワンダー
アサクサキングス
エアシェイディ
カンパニー

①③⑤内枠の3頭が2頭のマッチレースで馬券になる可能性がある馬として期待します。
カンパニーは前走休み明けマイナス16キロ、外枠とかなり不安ですが、去年の好走と人気の無さ、個人的に評価している馬なので一応という事で買い目に入れます。
ディープスカイが来たら、3強のいいレースが見れたという事で。

馬券は⑦⑭から①③⑤⑯の3連複4点、⑯を除く3点が勝負馬券。

3連単は

⑦→⑭→①③⑤⑯の4点で勝負

⑦→①③⑤⑯→⑭
⑭→⑦→①③⑤⑯ の8点はオマケで。結局ウォッカ1着の馬券もオマケで買う事に・・・・。

ダイワスカーレットがしっかり走れる状態である事を願います。

天皇賞(秋)の展望 2  好調期?

展望でダイワスカーレットについて長々と書きましたが、実は去年のレースでは、サッと先行して中盤緩め、終いの斬れる脚で勝つこの馬を強いとは思えず、嫌い続けました。
結果はご存じの様にエリザベス女王杯まで連勝し、有馬でも2着。完膚なきまでにやられた訳です。
元々、先行出来る馬を重視する予想スタイルでしたが、先行出来てレースをコントロール出来る事の優位性、競馬のスタイルを持っている事の強みをこの馬に教わったような気がします。

最近になってこの教えを受けた事が結果に表れてきているのか馬券も好調です。

 

Uma_3 ←クリックすると拡大されます。

        

  

実馬券は生生しいのでウマ二ティという架空馬券の買えるサイトでのものです。気楽にいろんなレースが買えて、結果も集計されるので競馬力を磨くのにいろいろ役に立ちます。しかも無料ですし。
開催毎に集計されますが、今開催もプラスで終わりそうで5開催連続でプラス収支。菊花賞で大きく当てたので今年の収支がプラス68万。残り2か月なのでおそらく2年連続プラス収支も確定。
(実馬券は観戦料程度にしか買いませんので、プラス分はもっと少ないです。)
参加してすぐにビッグヒットがありましたが、ダイワスカーレットを目の敵にしていた頃はなかなか思うようにならず負け続けましたが、この馬の強さが分かるようになって、なんとなくですが、馬券のスタイルが出来てきたような気がします。

さて、天皇賞(秋)
その有難いダイワスカーレットですが、現在、ウォッカとほとんど差のない2番人気。これは意外でした。骨瘤の長期休養明けで、木曜の調教後の馬体重は512キロ(前回の記事を書いた時には見ていなかったのですが勝負レースにしては重すぎると思います。名馬と呼ばれる程の馬は生涯馬体重の変動が僅かなものとも思っています。)、休み明けのレースで結果の出ている厩舎という訳でもありませんし。
展望に書いた、「割の悪い」感が一層強まります。
連対し続けたレースで軽視し、初めて連を外したレースで◎を打っていたという事になりそうな予感も。

展望では2頭の事しか書いていないので、その他の馬の事を。

人気順に、まずはディープスカイ
鞍上はウォッカには負けたくないでしょうね。この馬は毎日杯からNHKマイル→ダービーと余裕があるので問題ないかもしれませんが、やはりNHKマイル→ダービーは間隔から考えても無理があるような気がします。更に力を付け、万全の状態で挑んでこそはじめて勝負になる馬だと思っています。おそらくこの後、ジャパンカップ、有馬と向かうと思われ、一番の勝負は同じ東京2400mのダービーで強さを見せている馬なのでジャパンカップなのでは?
当然菊花賞を蹴ってまでココを選びましたし、マイルG1を勝つほどスピードも持つ馬で、3歳では抜けた力を持つ馬なので通用してもおかしくはありません。しかしながら、3歳世代があまり強さを感じませんし、そのトップがどれだけやれるの?とも思っています。

ドリームジャーニー
充実の4歳馬で怖い馬です。本格化したと言っていいレースぶりです。この馬の強みはコーナリングが巧く、それのスピードを直線に繋げられる事だと思っています。大外枠も後ろから行くこの馬には影響は少ないかもしれませんが、今回はダイワスカーレットが主導権を握るスピードレースで外を回して差し切れるほど甘くはないと思っています。
小倉で天皇賞が行われるなら本命にしますが・・・・。

アサクサキングス
この馬も四位騎手の馬ですね。四位騎手は負けたくない馬です。終いの斬れが足りない馬ですが、スピードの持続力はかなりのものです。だからこそ菊花賞を取れた馬です。
斬れ不足の為、勝ち切るのは難しいですが、能力は高く、最内枠を引きましたしウォッカとダイワスカーレットが前でレベルの高いレースを演出すれば、距離ロス少なく走れて、持続力のあるこの馬の台頭は十分に考えられます。

タスカータソルテ
この馬は人気し過ぎていると思います。札幌記念の勝利が高評価に繋がっていると思いますが、このレースはコンゴウリキシオーが無理なペースでレースを引っ張ったのでレコード決着に。先行馬に厳しいレースで、加えて強いマツリダゴッホが先行押し切りを図ったレース。前はこの馬にきれい掃除される形に。進出して行くマツリダを目標にした馬にも厳しいレース、恩恵を受けたのがタスカータソルテです。
マツリダゴッホに勝った馬という事になりますが、マツリダにとって押し切るには速い流れでしたし、休み明け、この2つの要素の分終いが鈍り、流れの向いたタスカータソルテが差し切れて勝てたと思っています。
マツリダ1着、フィールドベアー2、3着付けの馬券を持っていた者にとっては、この馬の差し切りは悶絶ものだったので良く覚えています。

サクラメガワンダー
この馬は積極的に買いたい馬です。関東圏で結果が出ていない馬でそこが不安点ではありますが、毎日王冠は休み明け、関東圏のレースで良く走りました。毎日王冠は時計勝負で内を通らないと勝負にならなかったレース。外側をよく伸びていました。宝塚も評価出来ますし、枠の良い、それでいて人気が無いので楽しみな馬です。勝つのは無理ですが、馬券圏内なら。

オースミグラスワンカンパニーはまとめて。
2頭とも前走毎日王冠をマイナス16キロで出走。オースミは新潟大賞典で極限の脚を使った後の休み明けで、カンパニーは◎でしたが休み明けでこの馬体重。毎日王冠は強いメンバーで内にいた馬が上位になる質のレースだったので外から来て5,6着のこの2頭は買いたいのですが、共に休み明けを馬体を減らしてのレースで上がり目があるかを考えると・・・・。

エアシェイディ
天皇賞はサンデーの良く走るレースし、前走全く走らず、人気が下がって内枠。長くいい脚が続かない馬ですが、レースの質によっては3着くらいならあるかもしれません。

ポップロック
去年レベルの高いレースを数多くこなしました。ピークは過ぎているかと。

アドマイヤフジ
毎日王冠3着。もっと人気になると思いましたが。毎日王冠は内を取った事が3着へと繋がりました。その点評価しずらいのですが、これだけ人気が無いなら。

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »