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2008年10月

天皇賞(秋)の展望  最強の称号、確立された競馬のスタイルを持つ者

今週は天皇賞(秋)が行われます。
東京2000mでの1流馬の真っ向勝負、中距離最強馬決定戦となるこのレースは毎年楽しみなのですが、今回は規格外の牝馬が2頭参戦。他のメンバーと比べると競走馬としての能力の絶対値に差があるような気がして、馬券的な面白みはあまり期待出来ない気がしています。それと予想をする上で煮え切らないところがあります。週中からこんな事を言うのもどうかと思いますが・・・・。

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菊花賞の回顧 秋華賞で取り損ねた分を取り返して余りある9万馬券

菊花賞は○オーケンブルースリが強い競馬で勝利し、母父にリアルシャダイを持つフローテーションが終い凄い脚で2着、3着に先行ししぶとく最後まで伸びた◎ナムラクレセントが入りました。
直線半ばでは完全に◎○で決着すると思ったのですが、フローテーションに割り込まれる事に。

3着ナムラクレセントから。
いいスタートを切って前に。すぐに最初のコーナーになるので内枠の利もあり前目のポジションに楽に付けました。馬が行きたがって和田騎手が手綱を引っ張り制御します。このポジションでの競馬は予想外でした。後になって考えるとオーケンブルースリと同じような位置で競馬をしたら終いがそれ程斬れないこの馬はスマートギアに差されてした可能性もあり(勝負にならなかった可能性もあり)、前目からしぶとく脚を伸ばした競馬が効を奏したと言えるかもしれません。
レースは序盤先行した2頭が飛ばしましたが、中盤は13秒台のラップが続き中弛みのレース。4コーナーで馬群が固まる瞬発力が必要なレースになりナムラクレセント向きのレースではありませんでした。それを補ったのが先行したポジションから脚を伸ばす競馬でした。距離が長くなった事もこの馬に向いたと思います。
内枠と先行出来た事、和田騎手が巧く御し、途中から折り合ってロスのない競馬が出来た事が好走に繋がったと思います。「最高の実験室」(水曜に書いた菊花賞の展望の引用です)である神戸新聞杯でこの馬の問題点であるスパッと斬れない脚である事を理解し、それを補う為の先行策だったとしたら和田騎手の大ファインプレーだと思います。
今後評価が上がると思いますが、勝負所でスパッと斬れない脚は中距離ではかなりの欠点で今回のように先行して斬れ不足を補う必要がありそうです。
京都外回りで経験豊富な和田騎手ならでは好騎乗でした!

勝ったオーケンブルースリ
最後フローテーションに詰め寄られたものの競馬としては強い競馬。このメンバーでは上昇度も含め抜けた存在だったのかもしれません。この馬について特に言う事はありません。強い馬です。
道中もしっかり折り合い終いを伸ばす競馬。神戸新聞杯で最後方付近で折り合いに専念し、レースで折り合う事を馬にしっかり学習させた事はこの菊花賞の勝利に繋がる布石になりました。
展望の時に小牧騎手を引きあいに出し、地方出身騎手について京都外回りの長距離レースは要素として地方競馬で学びずらいものがあり、攻略する事が難しいと書きました。内田騎手は中央の競馬で距離の長いレースで結果を出している騎手なので馬と折り合う事の巧さ、センスがあると思い○を打ったのですが見事な騎乗でした。安藤騎手、岩田騎手といい、今回また内田騎手が京都外回り長距離G1を勝ってしまいました。この3人は騎手としての技量、競馬のセンスがかなり高い次元にあると思われます。

2着フローテーション
今回はこの馬も評価していたのでまぐれ当たりではありません(笑)。
スプリングSは馬体を絞って皐月賞の権利を取りに行って2着。皐月、ダービーは馬体重が戻らずに勝負にならず、前走は大敗ながらも馬体を戻してきた事に好感が持てました。それでもお世辞にもいい叩き台と言えたレースではなく、今回の低評価に。
この馬の買い材料はやっと馬体が戻り戦える状態になった事とダービーで勝負にならない後方からの競馬でそこそこの順位まで押し上げている事、それに個人的にはやはりリアルシャダイの血が入っている事。以前ヒシミラクルが勝った天皇賞春でこの馬の1着付けの馬単で勝負し、ギリギリ2着に父にリアルシャダイを持つサンライズジェガーが入ってくれた事で3着ダイタクバートラムの馬券を持っていなかった立場の私はかなり救われました。この時以来、長距離重賞ではリアルシャダイは買うようにしています。
実際、リアルシャダイの血を持つ馬は長い距離で良さを発揮する馬も多く、今回のフローテーションも2500m以上走った後にあれだけの末脚を見せられるとやはり長い距離に適性があったのだなと感じさせられます。坂を下りながらコーナーを抜けてからの脚はかなりのものでした。内で脚を溜められたとは言え、レースの流れと4角での位置取りを考えれば普通は届かないと思うのですが。

4着スマートギア
この馬は惜しい競馬でした。武騎手は最初からオウケンブルースリをマーク。誤算は向こう正面でオウケンの外側をマークしながら上がって行こうとした時に安藤騎手のダイシンプランがスッと位置取りを上げ、武騎手が収まりたかったポジションに入り込んだ事。このおかげでワンテンポ遅れると共に、4角でもダイシンプランが邪魔な存在に。武騎手のプラン通りに事が進めばおそらく3着になっていたでしょう。
長距離G1はこうしたトップジョッキー同士の微妙なやり取りがレースを見る上での楽しみの一つでもあります。

他の馬では1000m58.8秒で逃げて最下位になったノットアローン。この馬のセントライト記念で見せた強さは印象的でした。今回は無理な逃げで距離適性もあやしく早々と馬群に沈みました。セントライト記念の競馬が負担の掛かるものだったようにも見えましたし、今回は度外視で今後に期待します。特に小回り中距離のレースで。

馬券の方はナムラクレセントが2着なら最高でしたが、3連複が1番人気が絡みながらも予想以上に配当が付いたのでラッキーでした。

菊花賞の予想

京都は雨だそうで、天候が悪くなるとは知りませんでした。
ナムラクレセントには悪くないと思うのですが、不確定要素が増え、買い目に入れる馬の取捨選択が難しくなります。

本命は◎⑤ナムラクレセント
菊花賞の展望、展望2で詳細は書いたとおり考えは変わりません。

対抗は○⑭オウケンブルースリ
3着までに入る確率が高い馬として、また先行馬が一杯になって◎馬が台頭するレースになった場合にセットで来る馬として対抗に評価。3連複の馬券の副軸にします。

馬連、3連複は買い目を増やして先週のように人気薄の◎が勝ったのに馬券を外すという事がないようにします。

馬連⑤から①②⑥⑧⑬⑭⑮が勝負馬券。
   ⑤から⑨⑩⑫⑯⑰⑱も買っておきます。

3連複は⑤⑭の2頭軸から馬連の相手12頭に流します。

相手は昨日取り上げた5頭の他に馬場を考慮してシゲルフセルトベンチャーナインにも期待する事にしました。

菊花賞の展望 2

菊花賞のオッズ見るとかなり割れています。オウケンブルースリはもっと抜けた1番人気になると思っていました。穴と思われた馬も、混戦と思われた秋華賞で人気薄が勝った為か、ディープスカイ、ブラックシェルがいない為の人気の分散か、ほどほどのオッズに。神戸新聞杯で単勝100倍以上だったロードアリエスが5着で今回のオッズが19倍というのはまぁいいとして、同じく単勝100倍以上だったフローテーション、メイショウクオリアがそれぞれ12着、17着に敗れたのに今回本番の菊花賞で21倍、33倍というのは不思議な感じがします。
役者が揃っていないという事でしょう。

水曜の菊花賞の展望で書いたとおり、本命はナムラクレセントで行く予定です。
先行馬が楽に最後の直線を迎えて速い上がりが出るようなレースになれば、勝負所でスパッと斬れる脚のないこの馬の出番は無いでしょう。
期待するのは長い区間ジリジリとしっかり伸びるこの馬の末脚。他の馬の脚がゴール前で一杯になる時にこの馬の台頭があると思っています。その為にはある程度早めにレースが動き出し、長く脚を使う必要のある質のレースになる事が必要です。

馬の力から考えて一番勝利に近いのはスマイルジャックだと思っています。しかし今回は別の意味でこの馬に期待しています。
神戸新聞杯では初の関西への輸送もあり、折り合いを欠いて力を出せませんでした。今回は早めに関西入りしてこの点が改善される可能性はあります。しかし今回は淀の3000m、鞍上は小牧騎手。その小牧騎手のコメントで、ダービーのレースについて、なぜか折り合ってしまったとの趣旨のコメントが、勝利に一番近いと言いましたが、その最低条件はしっかり折り合う事。今回は折り合えない方にベット。
地方出身ジョッキーは先行競馬の精度が高く、期待する事が多いのですが、京都の長距離をこなす事は難しく、独特のセンスと経験が必要で、地方競馬では学べない要素が多いと思います。
天皇賞春、菊花賞は騎手の腕の比率が大きく、横山典騎手は別格としてこの2つレースは常に関西の経験豊かな騎手が上位を独占しています。京都の外回りコースを熟知していないと馬の能力を引き出す事が難しいコースです。地方出身ということでは、安藤騎手、岩田騎手はすぐにクリアーしてしまいましたが、小牧騎手はどうでしょう。
折り合いを欠いて、スタミナ寄りのレースの流れを作るのに一役買ってくれるものとして(悪い意味で)期待しています。
アグネススターチ、ミッキーチアフル辺りが逃げ候補、マイネルチャールズも早め先頭の積極策を示唆、一筋縄ではいかない横山騎手なのでどんな競馬か分かりませんがノットアローンも先行、この先行集団に折り合いを欠いたスマイルジャックが絡んでくれれば、ナムラクレセントの台頭が期待できるレースの流れになるのでは?

一番人気のオウケンブルースリ
このレースで1番人気になるだけの力量を備えた馬だと思っています。単勝2倍くらいだと思っていましたが、現在単勝4倍程度の人気。
2走前から内田騎手に。その2走前の1000万のレースを圧勝。デストラメンテとセントライト記念を勝ったダイワワイルドボアをちぎっての勝利。このレースでよほどこの馬の力量に自信を持ったのか次の神戸新聞杯では最後方付近で折り合いに専念する競馬。すでに菊花賞で折り合う事を視野に入れてのレースだったのでしょうか?
今回もおそらく後方からのレースでしょう。京都の3000mで小牧騎手と同じ事が言える訳ですが、内田騎手は中央のレースで不思議と距離の長いレースで結果が出ているジョッキーです。後ろで折り合えさえすれば、最後に上位にまで持ってくる腕っぷしのある騎手です。加えて、先行馬が一杯になってナムラクレセントが台頭する事を期待しているので、この馬には重い印が必要だと思っています。

他の馬では1000万で◎馬と互角の走りをした、このコースを知り尽くしている武騎手鞍上のスマートギア
ダート戦以外は好走、神戸新聞杯ではプラス22キロで5着と今回6戦目で未知の魅力もあるロードアリエス
この馬が4角先頭では?と勝手に思っている明らかに力をつけている馬、先行馬で距離持つか疑問も横山騎手の操る馬なら、ノットアローン
スマートギアとアペリティフ、ナムラダイコクを破って1000万勝ち、京都新聞杯でも唯一後方から差し込んで0.2秒差の4着、鞍上も川田騎手、それなのに何故かビリ人気のホワイトピルグリム
スプリングS2着の後は馬体が戻らずに迎えた皐月賞とダービー、前走は大敗するも体重を戻して最後の1冠に出て来た、母父にリアルシャダイの入っているフローテーション

この辺りの馬が気になっています。

富士Sの予想

富士Sはトップとは言わないものの、ある程度の力量を持った古馬と世代で力量上位と思える3歳馬との対戦。この時期になると3歳馬も完成の域に達してくる馬も多く、古馬と完成度という点で遜色がなくなってきます。
あまり層の厚くないと思われるマイル路線での3歳馬のニューヒーローが出現するでしょうか?古馬に強い馬がいると思いつつも、斤量差と上昇度で3歳馬に期待してみたいレースです。

昨日まで降り続いた雨によりやや重の馬場。天候も回復して今後微妙な馬場状態ながら少しずつ乾き始めるてくると思われます。東京の馬場は内から乾き始めるため圧倒的に内が伸びる馬場になります。

◎は3歳馬レッツゴーキリシマ
中山の方が良いと思いつつも◎。前走には驚かされました。スタートして2つ目のラップから10.1-10.5-11.2というラップでゴスホークケン、ダンツキッスイが飛ばした為について行った馬には厳しい流れに。1,3着には後方からの馬が入りましたが、この馬は4番手辺りを追走して2着に。
京成杯の回顧で書きましたが、休み明けという事と、スプリングS→皐月賞→NHKマイル→ダービーのローテは間隔を考えてもやり過ぎのローテ、それに時計の速いレースに対応出来るか?と課題の多いレースでしたが、これらをはね退けての好走。
一つ上のマイラーのローレルゲレイロに3歳時のローテと先行抜け出しのスタイルが似ている馬ですが、ローレルゲレイロでさえダービー後の復活までには時間がかかりましたがこの馬は初戦の古馬と初対戦となるマイル重賞でいきなり2着。それも厳しい流れを先行して。
内枠を引き、乾き始めの馬場に乗せて競馬が出来ますし、前走の反動が無ければかなりやれると思います。

ローレルゲレイロを本命にするなら、乾き始めの馬場を考え、同じく内枠のリザーブカードやエイシンドーバー、それに馬場の変化の見極めの巧い福永騎手の乗るマルカシェンクを相手に選んだ方がいいと思うのですが、3歳でもう一頭気になる馬が、

○はドリームシグナル
昨日の夜オッズを見た時にはもっと人気がなかったのですが、現在9番人気になってます。かなり期待値込みなので引き合うが分かりませんが魅力のある馬です。
◎の馬とは京王杯2歳Sと朝日杯で揃って好走。その後シンザン記念を勝ち、クラシック路線に向かいましたが、距離が長かったのではないかと。
最も注目するのはNHKマイルカップ。4着ですが、この時の馬場は内は荒れているので避け、その外側を走る馬が有利なレースに。1~3着馬はこの馬場に乗せ外を回した馬を大きく離してゴール。その4着のドリームシグナルは外を回した馬の中で明らかに1番の脚を見せ伸びてきました。全馬内を避け、しかもその外側は伸びるレースでは勝負にならず、この差は距離損をした分の差であり勿体ないレースでした。同時に東京のマイルで今後期待したい馬だとも思いました。
その後のダート戦、前走の休み明けはノーカウントにし、この2走目のこのレースに期待します。真ん中の枠に入りましたが、馬場の内が乾くようなら内を意識した競馬を期待します。

馬券はこの2頭軸の3連複。
相手は
上に挙げた、リザーブカードエイシンドーバー、次走が馬券になり続けている関屋記念の勝ち馬マルカシェンクサイレントプライドの内枠の馬。それに外枠でも前に行けるバトルバニヤンの5頭に絞ります。

フサイチアソートは前にも距離が短くなった時に期待したいと書きましたが、今回このような馬場の外枠の差し馬になってしまい残念ながら買い目から外しました。

菊花賞の展望

ニュースでアドマイヤジュピタの引退、種牡馬入りの記事を目にしました。
骨折で競走馬として大事な時期に長期休養を余儀なくされ、クラシックを棒に振る事に。その後の復帰戦、馬体重プラス40キロ(!)で完勝。重賞初挑戦のアルゼンチン共和国杯、G1初挑戦の天皇賞春で◎を打ち、それぞれ勝ってくれた思い出深い馬でした。今後の活躍も期待していただけに残念なニュースです。種牡馬として成功する事を祈ります。

競馬には関係ないのですが、もう一つ気になるニュースが。
自動車レースの最高峰F1でエンジンを単一にする事で、チーム間の格差を無くし、コストも削減する案が出ているとか。
競馬に限らず、レースと名の付くものは昔から興味があるのですが、この案は実現する事は無いと思いつつも、もし実現すればかなり興味が削がれます。マシン、エンジン、その他の開発者に携わる人がいて、メカニック他チーム関係者がいて、ドライバーいる、その上でレースが成り立ち、その総合力がレースで結果となる。体系として、競馬に似ているような気がします。
それをレースの面白みを増させるためにエンジンを全チーム単一に。これはレースではなく単なる「SHOW」になってしまうのでは?昭和の偉人本田宗一郎氏が「レースは最高の実験室」と言っていましたが、「SHOW」は実験室になり得るのでしょうか?この言葉は単にレースで走らせるというだけでなく、他の車と競わせる事により、他の車より劣っている所を認識し、改良しなくてはいけない問題点を見つけるといった事も含まれると思います。
商業主義が増長すると行きつく先はこのような方向なのでしょうか?昔は一つ技術的に新しい事を発見すると0.5秒ラップが速くなるとか言っていましたが、今では0.1秒も縮まらないとか。技術的な行き詰まりがこのような方向に向かわせるのか、

最高峰のF1は今後もレースであり、最高の実験室であり続ける事を願います。

余計な話が長くなりましたが菊花賞の展望に。
先週に続き、菊花賞でもダービー馬が出走しない為に混戦と言われていますが、さて。
出て来ればかなり面白いと思っていたダイバーシティは出走する事が厳しそうです。この馬とナリタダイコクはレース中に心不全になった馬の影響を直接的に受けセントライト記念で4,5着。レースなのでアクシデントは付き物ですが、痛恨の権利逃しと言っていいでしょう。

菊花賞に向けて、「最高の実験室」になるのが、トライアルのセントライト記念と神戸新聞杯。本番の菊花賞に向けてこの実験室の中で何かをつかんだ馬がいるのでしょうか?

出走出来そうな馬の中で、この馬強くなっているなーと思えたのはノットアローン
セントライト記念ではスタートが一息。外枠だった事もあり外を回される事に。最後のコーナーではかなり早めから脚を使って捲り上げ、余裕を持って直線を迎えるマイネルチャールズとは対照的。これではダメだなと思われましたが、直線でもマイネルチャールズと変わらない伸び脚。かなり強い競馬で、スタートを決めて先頭付近で競馬していれば圧勝もあったと思います。
横山典騎手が鞍上だそうで、心強いと思うと同時に、人気過剰になりそうだなという気もします。セントライト記念で頑張り過ぎた感もあり、馬体重など馬の状態を見極める事も必要だと思います。
それに小回りで強みが活きる馬いう印象もあります。

このノットアローン+横山典騎手が長距離に対応出来て、ラップを締めにかかるならば注目したいのはナムラクレセント
この馬は前走神戸新聞杯に出走。後方からのレースで最終コーナーでは大外を早めに捲りあげ直線に向かうもスパッとした脚ではなくジリジリと伸び結果6着。レース映像ではディープスカイとブラックシェルのゴール前の争いにフォーカスが行ってしまったので大外を差してきたこの馬は映っておらずあまり気にかけなかったのですが、パトロールビデオを見てみると、実にしぶとく伸びています。最終コーナーでは距離もロスしていますし、随分脚を使っています。それでいて長い直線でしぶとい脚。
今回の菊花賞はおそらく例年よりレベルとして高くない気がします。流れによっては全馬ゴール前でかなり一杯一杯になるかもしれません。そんな時最後までしっかり動いているのはこの馬だけだったり!そんな妄想を抱いています。
騎手は引き続き和田騎手だそうで、京都の長丁場には実績がありますし、期待出来る騎手だと思います。馬もあのビビッドでない伸び脚は距離が延びてこそ活きるものではないかとも考えています。それに500万、1000万をポンポンと連勝している馬という事も忘れてはいけません。

横山騎手がノットアローンで先行しフラットなラップを刻み、後続に脚を使わせつつ自身の粘り込みを図り、4角先頭、この流れで全馬一杯になる所をしぶとく動き続けるナムラクレセントが差し込んで来る!
全くの妄想です。
まだ菊花賞まで時間はありますし、もう少し予想を楽しみたいと思います。

秋華賞の回顧

水曜に書いた秋華賞の展望の記事の冒頭で蛯名騎手の騎乗停止に伴う乗り替わりの事を出し、「波乱の序曲でしょうか」と書きましたが、まさか3連単1000万馬券が飛び出すレースになるとは!
その秋華賞は◎ブラックエンブレムが道中しっかり折り合ってインで全くロスなくレースを進め、最後もインを突いて伸び完勝。馬券は外しましたが、見ていて気持ちのいいレースでした。
2着はこれまたブラックエンブレムの後ろでインをロスなくレースを進めたムードインディゴ。そして積極的に外枠から先行し、途中で先頭に出て押し切りを狙ったプロヴィナージュ(?!)が見せ場たっぷりのあわや(と言っていいと思います)の3着!

抜けた馬がおらず、最後の1冠の秋華賞の時期になっても力関係が見えてこない今年の3歳牝馬。実力差があまり無い事は想像出来ましたが、なんでプロヴィナージュがあわやの3着に来たのだろう?というのが素直な感想です。
実際、よく分からないのですが、回顧なので全く的外れかもしれませんが少し考えてみました。

まず一つはやはり想像以上に個々の馬の力量に差がなかった事。今回のメンバーの大半がクラシック路線に乗っていた馬でレースを行う度に順位が上下していました。つまりは展開、流れ一つで順位が入れ替わる程度の力量差。その僅かな力量差がオッズには大きく影響した為に「荒れた」レースになったのでは?
これでは3着馬の説明がつかないのでその事について。
これが一番の要因ではないかと思うのですが、秋華賞時の京都の馬場が時計の速い馬場だった事。(内の馬場がかなり良い状態だったのでは?)
桜花賞は少し馬場が悪く時計の掛かる状態でのレース。オークスは例年通り3歳牝馬には長い距離なのでたっぷり緩んでからの終いの脚の勝負。クイーンSは札幌の洋芝。そして秋華賞に向けての各馬の力量差を見るのに最適だったはずのローズSが重馬場で行われました。
実際に力量差が少なく、2冠が終わってもこれは強いと思わせる馬がいない上に、秋華賞、京都小回り2000mでありがちな締まった流れ、そして軽い馬場でのある程度の時計勝負というレースの適性は?という事になると、実績を評価されて人気になっている馬も軒並み信用が出来なくなります。
1~4着馬に共通する事はコースロスなくインを走っていた馬という事で、少し乱暴な考えですが、内外の馬場差がなく時計の速い走り易い馬場。締まった流れ、小回り、高速馬場、2000mという距離に対してある程度適性があった馬がインを回って有利にレースを運べた、少なくとも同程度の適性を持つ外を走っていた馬よりは。
そして、実力差が少ない事と小回りコースである事、走り易かった内の馬場がそれを助けた。
更に言うなら、速いと思われた流れも芝の状態を考えれば実際はそうでもなく、バテた先行馬を直線で差し切ろうと外を回した差し馬達が届かなかった。
エンジンのかかりの遅いトールポピーは小回りコースを考え、早めに動き出していますが、実力上位と思われた差し馬が6着~11着に差がなく来ています。枠が内なら上位争いをした馬もいるでしょう。
つまりは内外馬場差のない中での時計勝負であり、実力差が無い以上、内を通らなかった勝負にならなかった。走り易い馬場で体力のロスが少なかった為に想像以上に前に行く事が大きなアドバンテージになってしまった。そして評価は低いかったが、適性のあった馬がインを回るレースが出来た。そんな質のレースだったのでは?

各馬について、
1着ブラックエンブレム
もう少し前で競馬をすると思っていました。終始インにこだわる競馬で折り合いもつき、4角過ぎでは絶好の手応え。ローズSでは頑張って走っているのが伝わってきましたが、何か空回りしている感じで馬が前に進んでいないように見えました。予想で書いた相当道悪が下手なのでは?は当たっていたように感じています。
レース運びが優秀だったのは早めに関西に入って滞在した事がいい方向に出たと思っています。フラワーカップで途中から競られて速くなった流れを先頭で押し切った底力を秋華賞のレースの拠り所にして◎にしましたが、その期待に応えてくれました。また速い馬場への適性は?でしたが、かなり適性はありそうです。
内枠を引いた事と岩田騎手を確保できた事は幸運でした。

2着、ムードインディゴ
この馬はローズSの印象、脚質、小回りでの締まった流れであまり強くないと思われる先行馬が4角辺りで下がってくる事を考え、最後は外に出さないと厳しい馬と判断、最内枠を引いた事で買い目から外しました。上に書いた事に照らし合わせても全くダメな予想でした。
それにしても福永騎手の騎乗は見事で、ブラックエンブレムの後ろのインを追走し、4角では巧く前の馬を捌いて進路を見出し脚質を考えれば全くロスの無い競馬。それも加速しながら極めてスムーズに抜けました。
この馬の最後の脚もインでロスの無い競馬をしたとは言え、1頭だけ目を引くモノで、重馬場のローズSと今回のレース両方で結果を出したとなるとかなりの能力、成長力があると思います。しかも福永騎手曰く、成長の余地を残しており、来年は更に・・・と今後が楽しみな馬です。

3着プロヴィナージュ
戦績を見るととても買えない馬でした。しかも今年の牝馬の敷居が低いとはいえ秋華賞です!佐藤哲三騎手の積極的な騎乗が呼び寄せた3着だったと思います。
ディープインパクトに勝つにはこの方法しかないとダービーで見せたインティライミの走り、道悪の中、タップダンスシチーに内ラチに馬体を擦らせながら少しでもいい馬場の所を走らせ国内、国外の強豪相手に未曾有の9馬身差の圧勝劇を見せてくれたジャパンカップ。彼は大舞台で胸のすく騎乗をしますが、今回もそれに劣らないもの。
今回は出走順18番目という事で、マスコミとの行き違いから19番目のポルトフィーノ絡みで心無い批判をする輩がいたそうでなかなか難しい立場での出走になりました。その中での終始一貫の積極策、見事でした。

4着、ブライティアパレス
4コーナーで下がってくるエアパスカルの外側を抜けようと狙っていましたが、いざ抜く時になってエアパスカルが外によれ進路を失い少しロスをしました。これがなければ3着だったと思います。抜けた後、一瞬グッと伸びましたがそれほど伸びず、前でしぶとさを活かす競馬をしていたら面白かったような気もします。

また違う条件でレースをしたら着順が上下するでしょう。ムードインディゴを除く上位馬馬は道中緩んでの瞬発力勝負になればコロッと負けてしまうかもしれません。
今回特にピンクの帽子の3頭は枠にやられた気がします。関係者は残念でしょうね。○を打ったレジネッタ。もう少し前で競馬をすると思っていました。小牧騎手曰くギリギリまで溜めて、これからだいう時に・・・・。ギリギリまで溜めないで欲しかった・・・・。

秋華賞、府中牝馬Sの予想

秋華賞。
難解すぎて考えがまとまらないも、人気を考えて◎④ブラックエンブレム
良馬場で気分よく走れるかどうかだと思っています。人気が差し馬に集中しているので穴ならこの馬かと。詳細は昨日書いた通りで。

対抗は枠がやや外過ぎる感もありますが⑰レジネッタ
阪神JFで◎にするも6着。以後牝馬クラシック路線で全て馬券に絡むという何とも相性が悪そうな馬ではありますが、素直に実力上位と考え対抗、3連複の副軸評価。1着にはならない馬だと思っていますが、馬券圏内なら。

この④、⑰の2頭からの2頭軸の3連複馬券を購入します。

相手は手広く③⑤⑥⑦⑨⑩⑪⑭⑯⑱の10点で。

エフティマイア、⑥レッドアゲート、⑦リトルアマポーラ、⑱オディールはちょっと多めに。





府中牝馬S
こちらも3連複を購入。
昨日書いたように◎は⑫ヤマニンメルベイユ

○はニシノマナムスメにするつもりでしたが、本命馬と同じく先行からの粘り込みが期待出来る⑮アサヒライジングに。長期休養明けは大いに嫌いたいところですが、このレースで他に嫌うところがなく、このレースに一番向いている馬だと思います。あまり人気にもなっていませんし脚質的にも副軸に最適と判断し対抗評価に。

両馬ともに外目の枠に入った事がかなり残念ですが、このレース前に行く馬が少ないのでこれは幸い。良好な馬場状態の東京で2頭揃ってスイスイと4角過ぎで抜け出して後続に差をつけ押し切りを狙う競馬を期待。カワカミプリンセスが中団以降で競馬してくれる事にも期待。

この2頭からの3連複で。

⑫-⑮から②③⑤⑧⑨⑩⑬⑭⑯の9点。

ニシノマナムスメ、⑧マイネカンナ、⑬キストゥヘブン、⑦カワカミプリンセスは厚めに。

アサヒライジングが状態が戻っていなかった時の為に、◎1頭軸の3連複

⑫-③⑧⑬⑦も買っておきます。

府中牝馬Sの予想と秋華賞について

秋華賞は予想のし甲斐のあるレースですが、難しいですね。オッズもかなり割れているようでその難解さをあらわしています。

先に府中牝馬Sの予想を。
こちらはオッズを見てすぐに本命決定!
本命は⑫ヤマニンメルベイユ
走っても走っても人気にならない実力馬で贔屓にしている者にとってはこの上ない馬です。地味な血統、終い斬れない脚の馬は人気になりずらいのですが、G1並みにメンバーの揃った重賞をはいえ牝馬限定の重賞で、今シーズン重賞2勝、ベストではないマイルのG1で4着のこの馬が1800mレースで単勝15倍の5番人気。迷わずの本命です。
◎にした中山牝馬、クイーンSできっちり1着、白富士Sでは◎ヨイチサウスの3着に飛び込んでくれました。牝馬重賞ではしばらく人気になってしまうとあきらめていましたが、ココでも・・・。いい走りを期待します。

確かに1800mはベストディスタンスですが、速い上がりの出ている東京の1800はこの馬に有利とは言い難いものがあります。この馬にとって勝ちにくいコースではあります。それでも今回の相手には随分付け込む隙があるように感じます。
力量的にこの馬に勝ると感じているのは、ベッラレイアとカワカミプリンセス。
ベッラレイアは秋華賞でかなり無理な競馬を強いられました。スローのレースを溜めて溜めて最後に差し切ろうとする上がり32秒台の極限の脚を使わされるレース。これは馬にはかなりの負担で、またその後に繋がらない作戦。実際、その後結果が伴っておらず、オークスで好騎乗(負けてしまいましたが勝ちに行くいい騎乗だと思っています。)をした秋山騎手を降ろした悪影響が出ていると思っています。
フローラS、オークスのパフォーマンスはまさに1流馬のもので疑いようのないものですが、今のベッラレイアを額面通りとらえる事には疑問符が付きます。
状態(精神面を含む)が戻っていれば今の東京1800はこの馬に向くもので圧勝してもおかしくはないのですが、順調とは言えない臨戦過程での今回はどうでしょう?

カワカミプリンセスは完全な底力勝負になった流れの宝塚記念を牝馬ながらに4角先頭で押し切ろうとした競馬がこの馬に相当なダメージを。それでもこの競馬をしながら6着と類稀なる底力を見せました。この頑張りがかえってこの馬の輝きを奪ってしまったような気もします。ウォッカはこのレースの後しばらくしてから見事な復活を見せましたがこの馬は?
とは言え、前走は強い馬相手の金鯱賞で僅差の3着。復活してもおかしくないのですが、1800mはこの馬には少し短く、横山騎手が前に行かない時には流れによっては差し込めない事が大いにありそうです。また金鯱賞と使った後に宝塚あたりに出走せずに間を空けてこのレースに臨んでいる事からも今回の状態面を疑ってみたいと思ってしまいます。更に、スターホースだけにこの後のG1を目標にしているならばこのレースは叩き台。順調に使われてきた馬を上位に取りたいところです。

他の人気上位馬では、キストゥーヘブンは1800mもこなせますが、ベストは明らかにマイル。しかし順調に使われている馬だけに軽く扱いにくい気がします。ブルーメンブラッドは力はありますが、1400mくらいが一番合っているように感じます。アサヒライジングは長期休み明け。

臨戦過程から状態面疑問の人気馬と距離が少し長いと思われる馬を軽視して、大振りで狙うなら相手は、
前走は度外視出来る、1800mで期待の③ニシノマナムスメ
1800mがベストで小回りコースですが、今年牝馬重賞(1800m)で1着、2着と結果を出していながら全く評価されていない⑧マイネカンナあたりに期待してみたいと思っています。
他の相手はもう少し考えます。

ヤマニンメルベイユは今回も柴山騎手が騎乗。この馬をよく理解している騎手だけに順調に使われている強みを活かして積極的な騎乗を期待します。

秋華賞は難解で本命馬すら決めかねています。
そんな中、人気の凋落が甚だしいのが、前走◎を打って大惨敗したブラックエンブレム
現在13番人気。人気を落としている原因は前走のローズSですが、全く力を出していません。道悪で結果が出ないウォーエンブレム産駒である事も考えて、この馬相当道悪が下手な馬なのでは?走りを見ても空回りしている印象がありました。お世辞にもいい叩き台とは言えませんが、この馬の力を考えれば評価が低すぎます。そして明日は良馬場でのレース。
この馬はトライアルで力を出す馬として前走◎にしましたが、この馬が強いと思ったのはフラワーカップ。

12.8-12.0-13.0-11.9-11.7-12.0-12.0-11.8-12.3

この馬が逃げたのでほぼこの馬のラップです。道中、外から馬が競りかけてきたので4つ目からのラップは非常に速くなり、冬場の中山の芝を考えても無茶なレースぶりでとても逃げ切れるものではありません。このラップを刻んで押し切ってしまったこの馬の底力は締まったラップになりやすい秋華賞でも活きるのでは?と思い始めています。このレースの2,3着は後方からの競馬をしたレッドアゲートとシングライクバード。
この馬を御するのは岩田騎手。期待してみたくなります。
良馬場で馬を気分よく走らせて直線で粘り込むレースが出来れば粘り込むだけの底力を備えているような気がします。
オークスは4着、桜花賞は後方になって勝負にならず、前走は道悪で度外視といいように考えればですが、混戦の今年の3歳牝馬路線、最後の1冠でこのような馬が活躍してもいいのでは。
エアパスカルが逃げ宣言をしているようでこの点が少し残念です。

秋華賞の展望

いよいよ今週末から秋のG1シリーズが始まります。今回は秋華賞
先週の競馬でこれまでエフティマイアと苦楽を共にしてきた蛯名騎手が騎乗停止の処分に。桜花賞では勝ちに行く強い競馬をしましたが惜しい2着、オークスでは繰り上がり1着もありえた2着。秋華賞こそは、の矢先にこの処分。波乱の序曲でしょうか?

秋華賞は今後牡馬との対戦が増え、中々G1を取る事が厳しくなる3歳牝馬にとって最後のビッグチャンス。舞台は小回り、直線の短い(ことに意識が行きがちな)京都の2000m。予想のし甲斐のあるレースだと思っています。
昨年はダイワスカーレット、ウォッカ、ベッラレイアの3強がぶつかり、ダイワスカーレットと安藤騎手が自ら緩急のあるレースを演出し、且つ主役になりました。
一昨年は締まったラップの中、底力、持続力に優れる3頭が馬券になり、1番人気のサンデー産駒のアドマイヤキッスは届かず4着。
その前の年は、この年の牝馬戦線はシーザリオ、ラインクラフト、エアメサイアの3頭で回っていた年で、シーザリオがいなかった為に当たり前のように残り2頭の決着になりました。

今年はというと、混戦模様との見方が大勢のようです。仮に今年の秋華賞をレジネッタが勝つと、この世代のG1はレジネッタとトールポピーが2つずつ分け合う事になりますが、そうなったとしてもこの2頭が抜けた力を持っているようには思えません。
この2頭もレジネッタはオークスの後クイーンS、ローズSと2戦使いましたが、これまでG1皆勤賞のうえに果たして2戦挟む必要があったのか?トールポピーはエンジンがかかった後の破壊力は世代随一といっていいと思いますが、勝負所での加速力に問題があり、流れによっては直線に短いコースで長所が活かせない可能性もあります。
更に言うなら、今回のレース有力馬が集まったと言えるローズSは重馬場で行われ、内外で馬場差があった印象があります。上位3頭は馬場が良かったと思われる外を走って伸びた馬達でした。
そして人気を背負いそうなソーマジックポルトフィーノは休み明け、紫苑Sの覇者モエレカトリーナは出走せず。エフティマイアは痛恨の乗り替わり。
やはり混戦でしょう。
これまでのG1で結果を出してきた馬は上位に来る可能性は高いのですが、レースの流れ、ちょっとした展開の綾、どこでレースが動き出すかなどで簡単に順位が入れ替わると思います。それだけに予想のし甲斐のあるレースです。

秋華賞の展開としては最後の1冠、小回り、直線が短いとの意識から、締まった流れ、早めにレースが動き出す事が多く、後方から突っ込んで来る馬が馬券に絡む事が多いように感じます。極端な例がブゼンキャンドルが勝って大荒れになった1999年のレースです。常々出来るだけ前でレースを運べる馬に重い印を打つように心がけていますが、このレースは後ろの馬を狙うのも大いにアリだと考えています。

毎日王冠、京都大賞典の回顧

先に毎日王冠
レースはまさかのウォッカの逃げ、そして◎カンパニーの後方からの競馬。両方想定外でした。予想でウォッカ、というより武騎手は岩田騎手のやった先行抜け出しのスタイルの競馬をなぞらえる事をしない、との想定で取り組みましたが、まさか逃げるとは。

12.7-11.5-11.6-11.9-11.6-11.5-10.5-11.3-12.0

開幕週の高速馬場、その中をフラットなラップで逃げ更に直線に入って脚を使い、後続を完封する作戦。後ろから3つ目の区間で10.5秒を繰り出しその分終いが少し鈍りました。それでも開幕週の馬場をこのラップで逃げ、10.5秒の区間の所で勝負を決めてしまう作戦は悪くはないものだと思います。
不幸だったのは断然の1番人気の逃げで確実に目標にされ、そうなる事でウォッカ目標として追い上げてきたスーパーホーネットの能力を十二分に引き出させてしまったという事でした。それに内枠からインを回ってきてこの時計勝負でロスの無い競馬をして、追い出しのタイミングも完璧だったスーパーホーネットのレースぶりもこの競馬でなくては勝てないというものでした。
ウォッカは凄いだなというのがレースを見ての感想で、これまでの事からも、次走は更に状態が上がってレースに臨めると思います。状態だけは・・・。

問題なのは逃げた事。このレースを勝つ為だけなら開幕週のこのメンバーで逃げを選択する事も悪くはないのですが、このレースは単なるG1への前哨戦。今回逃げのレースをする事で今後の天皇賞などに向けてプラスになることは無いと思います。
安田記念で岩田騎手が初騎乗で先行抜け出しで完璧にウォッカの能力を引き出しました。これがベストのスタイルと思わせる程に。今回このスタイルを踏襲するべきだったのでは?
長らく日本のトップに君臨してきた騎手だけに騎手としてのプライドも高くて当然だと思います。今回の逃げという作戦が岩田騎手のやったスタイルを踏襲する事を拒むという発想から出たものなら、ウォッカという超一流の馬に対してという事を併せ考えてみて、とても安っぽい感じがします。
もっと深い考えから出た発想でしたら問題はありませんが、私の頭では全く察しがつきません。

京都大賞典
人気になっていた2頭、アドマイヤジュピタは秋初戦にもかかわらずまさかのマイナス14キロ!レースも本当にこの馬なのかと思わせるほどの凡走。アルナスラインはアドマイヤモナーク@安藤騎手に巧みに進路を塞がれスピードが乗り始めた所でブレーキ。京都の外回りであの地点でこれを食らうとかなり厳しい。本当に勝ちきれる馬なら4角辺りでもっと鋭く加速出来ていないと、とも思います。
この2頭の凡走もありますが、このレースはあまり見るところのない凡戦だった気がします。

12.9-10.7-11.7-13.2-13.3-13.1-12.8-12.6-12.1-11.5-11.4-11.6

大外枠からマンハッタンスカイが先手を取りに行った為に2つ目のラップが10.7秒を京都大賞典にしては速いラップ。その後はすぐにいつも通りのかなり緩い流れに。
かなり緩んで脚が溜められたのにもかかわらず上がりがパッとしないものに。
今回のメンバーは終いの斬れという観点からするとイマイチの馬が揃いました。斬れが期待できる馬と言えば、アドマイヤジュピタ、アルナスライン、個人的な見解としてビリ人気になっていたメイショウカチドキと記事で取り上げましたが、人気の2頭は凡走し、残りの終いの斬れに期待出来ない馬達の間でのレースになりました。
ラップは13秒台が3つも入る程十分に緩んでいて、普通なら終いの斬れ味に優れる馬が勝つ流れのレースですが、その斬れる馬がいない。斬れる脚はあるものの、3年もの長期休養から復帰し、その後の結果の出ていない能力疑問のメイショウカチドキが0.1秒差の4着に突っ込んできている事からもこのレースが凡戦だったという事が分かると思います。(この馬が上がり最速とは・・・。)

アルナスライン、アドマイヤモナークがアドマイヤジュピタを目標にその後ろからレースをしていた感じもあり、そのジュピタが全く走らなかった事で凡戦に拍車をかけた感もあります。

毎日王冠の予想など

先日行われた凱旋門賞に日本からメイショウサムソンが出走しました。
結果は地元フランスの牝馬3冠を果たしたザルカヴァが完勝。サムソンは10着と残念な結果に。個人的に残念なのは、結果よりもサムソンの強みの活かせない後方からの競馬になってしまった事。
血統的に欧州の馬場でも能力が出せそうな馬だったのですが残念です。せめて先行して世界の強豪馬と馬体を併せてどこまで粘り込ませる事が出来るか、といった積極的な競馬でおそらく最後になるであろう海外挑戦レースを走りきってもらいたかったです。

さて、毎日王冠です。
なかなか良い馬が集まり注目の一戦です。
実力馬の集まったレースで現在1.6倍と圧倒的な支持を受けているのがウォッカ。他の馬が全て単勝10倍以上ついているので勝って当たり前のような立場にありますが、オッズほど勝てる可能性は高くないと思っています。
この馬の能力自体はこのメンバーの中に入ってもトップで、特に東京コースでの4角過ぎの加速力は圧倒的でここで他の馬とは差があり、その後の長い直線でも持続力のある末脚が威力を発揮します。
ダービー以後低迷しましたが、これはダービーと宝塚、特に過酷なレースになった宝塚を使った事が3歳牝馬に大きなダメージを与え、それが抜けるまでにある程度の期間が必要だったという事だと思っています。能力は間違いなく超一流馬のものです。今回牝馬に57キロという事もこの馬の能力を考えればそれほど問題ではないと思います。

今回この馬を嫌いたいのは、圧倒的な支持もそうですが、前走から3か月以上間が空いている事。好走したのは全て間と詰めて使ったレースであり、ヴィクトリアM2着も東京コースで発揮できる能力を考えると次の安田記念と比べても凡走だったと思います。
そして今後の秋のG1連戦に向けてのステップレースであること。決して勝たなくてはいけないレースではなく、実際、調教も確実に勝つ為に仕上げてきたものではありません。
最後に一番の拠り所になりますが、騎手が武騎手である事と間幕週である事。
安田記念でこの馬に圧倒的なパフォーマンスを発揮させた岩田騎手を替える事はないと思うのですが、今回武騎手に戻してきました。その武騎手が果たして岩田騎手がやった先行抜け出しのスタイルをなぞらえる競馬をするでしょうか?して来ない方にベットします。
流れが速くならない事が見え見えのメンバー構成で、なお且つ末脚に期待する後方からの競馬を選択した時、その時、それは騎手の慢心あり、この馬が勝てない時だと思います。

本命馬はカンパニー
かなりの末脚を持つ馬で、その位置取りゆえに新潟外回り、京都外回りのような条件でないと勝ち切れない馬でした。その馬が横山騎手に替ってから脚質転換し勝てる馬になりました。このような馬は魅力があります。
しかもこの馬のベストは1800mくらいと考えています。もちろん先行した分ペースによっては末脚は削がれますが、それは開幕週の馬場と逃げたい馬がいないというメンバーの集まるレースということであまりマイナスにならないと思います。
誰も逃げないようなら先頭でレースを作った方がいいと思います。

馬券はカンパニーの単勝。
カンパニー→ウォッカの馬単。
カンパニーから②⑦⑩⑬⑯の馬連も。

京都大賞典は10頭と少頭数のレースに。
京都2400mはスパーンと速い上がりを出せる末脚の鋭い馬を狙いたいのですが、アドマイヤジュピタくらいしか該当馬がいません。アルナスラインがそれに準ずる馬で、賞金獲得額を上乗せするべくしっかりとした状態でこのレースに臨んできたようです。
京都2400では斬れ不足の馬が多く、いつも通りの流れならこの2頭の決め手にやられそうな気がします。
無理やり穴馬をひねり出すとすれば、長期休養する前にこの舞台で見事なレースをしたメイショウカチドキ。

スプリンターズSの回顧

スプリンターズSは1番人気スリープレスナイトが1分8秒0のタイムで圧勝。危なげのないレースぶりで人馬ともに初めてのG1タイトルを手にしました。
ウエスタンビーナスが押して先頭に立ちレースを引っ張りましたが、それほど速い流れにはならず、レースラップは次の通り。

11.9-10.4-11.3-11.4-11.5-11.5

中山1200mのG1にしては物足りないような流れに。半分の600m通過のタイムも33.6秒と去年の不良馬場で行われたレース(かなりの前傾ラップのレースではありますが)よりも0.5秒も遅いラップです。メンバー的に、また逃げる馬がウエスタンビーナスくらいしかいない事を考えると十分考えられる事ではありましたが。

先に◎にしたトウショウカレッジ
予想通り後方待機の末脚勝負の構え。インでじっと勝機を窺う競馬。誤算はレースの流れが緩かったために、そのような時にありがちな4コーナーで馬群が団子のなってしまう形になっていまった事。インも開かず、他の進路もなかった事で結局外に持ち出す事に。この敗戦はしょうがないものでした。
それでも最後上がり最速の凄い脚を見せ僅差の6着まで差し込んできました。4角あたりでは位置取り、前の馬群に形を考えれば絶望的に見えましたが、余程状態が良かったのでしょう。それだけに残念なレースになりました。脚質的に今回の条件のレースで勝つ為には丁半博打に出なければならない馬でしたが、今回は完全に裏目。
ペースが速くなっていれば4角あたりで馬群がばらける事が多く、池添騎手はそのあたりでのイン差しで勝機を見出す作戦だったのでしょう。状態がいいだけに目論見が当たっていればかなりおもしろかったと思います。今回は運がありませんでした。

勝ったスリープレスナイト
レース前のコメントをしている時も自信満々で、かなり緊張していると思われたゲートに入る前でも上村騎手に笑みまでが見えました。これは勝ち負けの可能性が十分の馬でG1に出ることのない騎手が醸し出せるものではなく、「これくらいの力量の馬に乗れば十分結果を出せる」という自負のようなものを感じました。
デビュー後から考えると、騎手人生の中で目の病気など苦難の道が続きましたが、腕は確かな騎手で、時間はかかりましたがここでG1を取れた事は本人にとっても大きいものでしょう。
レースは全くの完勝。スプリンターらしいスプリンター。ダートでも活躍できる馬ですし、今後が楽しみです。この後は、もう少し前半の速い芝のレースでどんな走りをするのかを見てみたい気がします。ダートでのレースぶりから問題はないような気がしますが。むしろもっと適性のある可能性すらあります。

2着キンシャサノキセキ
やはり道中は大きく手綱を引っ張らなくてはいけないシーンが。この馬にはもう少し速い流れが必要でした。能力自体が非常に高い馬なのでこの気性の問題は実に惜しい気がします。この馬が賢いレースが出来る馬なら、1200~マイルくらいでトップの活躍が出来る馬だと思うんですが・・・・。
それでも2着。次はマイルCSに向かうのでしょうか?気性による道中のロスで100%能力が出せない事は見ていてももどかしい思いがあります。

3着、ビービーガルダン
絶好のスタート、ウエスタンビーナスを先に行かせ、遅い流れの中、無理に行かずに脚を溜めるレース。安藤騎手はこのあと外から来るであろうスリープレスナイトとキンシャサを待っていたかの様にも見えました。そしてこの2頭が上がってきてスリープレスナイトと合わせるように追い出し開始。体力のロスで考えれば少しだけ好スタートを切ったこの馬の方が有利ですが、結果引き離される事に。
レース後、安藤騎手は反応が悪かったということと、G1ではまだワンパンチ不足しているとコメントしていますが、このコメントは上に書いた、対スリープレス、キンシャサの騎乗から素直に感じた事だと思います。
流れが遅かったので早目に行っていればとの見方も出来るでしょうが、安藤騎手らしい相手を絞った素晴らしい騎乗だったと思います。
今後はG3くらいなら当然安定して結果を出してくる馬だと思っています。

スプリンターズSの予想

各馬の見解は昨日書いたので簡単に。
スプリンターズSの本命は結局⑨トウショウカレッジ。状態の良さと池添騎手に期待します。あとウエスタンビーナスにも思い切った逃げでレースを引っ張り、締まった流れを作ってほしいという意味で期待します。
前哨戦の函館スプリントSで完全な前傾ラップのレースでキンシャサに首差まで迫ったレースを評価します。大外を回すと厳しいですが、池添騎手はデュランダルのような競馬を期待します。デュランダルが走ったレースに比べるとレースレベルは高くないと思っていますので、この「プチデュランダル」にもチャンスはあると思っています。先行馬に楽なレースになったら惨敗もありますが、中途半端な競馬をせず、向いた流れになったら確実に差してくるような競馬を期待します。騎手もそのような騎乗を期待できる騎手です。

○はその前傾ラップのレースを先行して押し切った⑮キンシャサノキセキ
気性に問題がありますが、G1の1200mの流れなら期待できます。先行して流れに乗り、落ち着いて走れるかどうかが好走、凡走の分岐点になります。

▲は⑭スリープレスナイト
芝の2戦のレースはそれほどレースレベルとして高くないと思っていますが、余裕のある勝ちっぷり、勝ちあがったダート戦でも中山の前傾ラップを勝っているので今回のレース死角の少ない馬のような気がします。馬券圏内という意味では○よりも信頼できそう。もちろん勝ってしまう可能性も高いと思っています。

△⑤シンボリグラン
先行しての雪崩れ込みに期待します。

△⑬ビービーガルダン
速い芝に適性があったりすると非常に怖い馬です。

△②ファイングレイン
平坦の方が合うと思いますが、この馬のスプリント戦の爆発力は侮れません。

△⑥スピニングノアール
あまりに人気がないので。

△⑪スズカフェニックス
力が落ち始めているとは思いますが、差し馬◎が来るようならこの馬も。

◎⑨トウショウカレッジ
○⑮キンシャサノキセキ
▲⑭スリープレスナイト
△⑤シンボリグラン
△⑬ビービーガルダン
△②ファイングレイン
△⑥スピニングノアール
△⑪スズカフェニックス

馬券は

馬単◎→○▲⑤⑬の4点と

◎ー○、◎ー▲の2頭軸の3連複12点で勝負します!

スプリンターズSの展望

予想の方が進んでいないので今日はスプリンターズS展望を。
今日のレースの映像を見ましたが、今の中山の馬場は時計が速そうです。あと差しも決まりだしそうな感じもしました。特に外からの差しが決まるような感じがあります。開催8日目で内の馬場が少し悪くなり始めているのでしょう。
馬場が悪ければ馬場関係なく、先に行ったもの勝ちになることもある中山1200ですが、明日は先行馬と差し馬がゴール前で際どく競り合うスリリングなG1が見られるかもしれません。特に去年が行った者勝ちのレースになっているだけに騎手も前への意識があるでしょう。
1200mのG1としては、高松宮杯は時には1200m以上の適性を求められるレースになりますが、スプリンターズSはその名の通り、スプリンターの為のG1。まして時計が速いのならばなおさら生粋のスプリンターを狙うべきだと考えていますが今回は?。

レースはウエスタンビーナスが逃げる事になりそう。エムオーウィナーは逃げないよう?ですし、ビービーガルダンもハナには行かない気がします。ウエスタンビーナスが思い切りのいい逃げをするかしないかで馬券に絡む馬も変わってきそうです。飛ばして逃げれば時計も速くなり、上位に来る馬は限られます。逆に飛ばさないでも逃げれる位に逃げなら紛れて馬券に絡める可能性のある馬も増えるでしょう。
G1ですし、明日は思いきって飛ばして逃げると思います。
中山でのこの馬の逃げは魅力がありますが、この馬の好走は冬場の時計のかかる馬場でのもので1分7秒台のG1で馬券に絡むにはちょっと足りないと思います。

有力馬について、

1番人気はスリープレスナイト
CBC賞は途中が緩んでいるレースでしたし、北九州記念はメンバー的に落ちるレース。芝のレースに関しては、この2レースで評価する馬ですが、鞍上が滅多に勝ち負け出来る力量の馬でG1に出る事のない上村騎手という事もあわせて抜けた1番人気にはならないと思っていました。
この馬はまさにスプリンターで、それもかなりレベルの高いスプリンターです。勝った前走、前々走でも勝つべくして勝ったまぎれもない圧勝のレースで今回もかなり有力な馬だと思っています。
とはいえ、ここまで抜けた人気になってはケチをつけたい気もします。

2番人気、キンシャサノキセキ
この馬は基本能力の高い馬で、能力的にはマイルでも相当なものだと思いますが、気性から来る折り合い等の不安から流れの速い1200mがベストの馬に。
今回、G1の速い流れは歓迎。時計の速い勝負は大歓迎!の馬です。1200の流れなら外枠もこの馬にとってはプラスだと思っています。この馬もかなり有力かと。
高松宮の後、函館、札幌の洋芝でレースをしていますが、ココでのレースはこの馬にとって有利な条件とは考えていないので、洋芝適性抜群のタニノマティーニや巧くレースを運んだビービーガルダンに負けて人気を落としているなら好都合です。それにもし、かなりのハイペースになった場合、このレースの前哨戦で上がりの掛かるレースをして勝ったのはこの馬だけで、そのような時にはかなりの可能性があると思います。
嫌いたいのは生粋のスプリンターか?と前走の行きっぷりの悪さ、新馬と2戦目で勝っていますが、中山が本当にあうのか?です。
能力云々よりこの馬自身のレースが出来るかどうかかと。

3番人気、カノヤザクラ
明らかに力は最上位クラス。人気を落としていますが、これは追い切りが悪かった為でしょう。追い切りが悪くなくても中山でバクシンオーの仔はあまり積極的に買いたくありませんし、サマースプリントを取る為に前走万全に仕上げたこの馬を人気で買う事も気が引けます。

4番人気、スズカフェニックス
外差しが有効なら枠もいいですし、差し馬として買いたい馬なんですが、この馬のベストは1400くらい。生粋のスプリンターではないですし、何より短い距離で長らくトップレベルに君臨する事は非常に難しいと思います。そろそろ力の落ちてくる時期だと思います。
この馬の今までの力を考えるとこの2戦は明らかに負けすぎです。

5番人気、ファイングレイン
1200mレースは苦手なのですが、この馬のおかげで高松宮は取れました。スプリンターらしい爆発力を備えている馬で勝つ為の決め手を持っている事はかなり魅力があります。
前走をどう捉えるかでいろいろ評価が分かれると思いますが、本質平坦向きで、坂のコース合わない、高松宮激走の反動が大いにある(精神的にも)と考えれば消しでしょうし、前走は単なる叩き台と考えれば、人気も落ちてますし大いに買いでしょう。
個人的には買いだと思っています。高松宮でいきなりの究極の時計勝負に対応して勝ってしまったこの馬が、時計勝負になりそうな今回、5番人気は評価が低いと思います。
但し、内枠を引いてしまった今回、勝つ為にはある程度の内差しが必要で、内の馬場が伸びるか伸びないかは影響がありそう。あと幸騎手にも完璧な騎乗が求められます。それにどちらかといえば平坦の方が向く馬だと思います。

6番人気、ビービーガルダン
この馬も魅力があります。どこが魅力かというと、1200mこその馬であり、今までの1200mだけの成績を見ると素晴らしいものがあります。それ以上に、この馬が走ってきたレースを見ると、距離の長かった阪神での2戦を除くと、洋芝の函館、札幌、時計の掛かる状態の中山、福島でしか走っていません。高速決着になりそうなレースは今回初めて出走します。最近になって頭角をあらわした馬で力量も確か、しかも、もし高速決着のレースに適性があったら・・・・と考えれば賭けてみたい気もします。但し、決め手には欠きそうな馬なので高速決着への適性があったとしても2,3着雪崩れ込みが有力か?

7番人気、ジョリーダンス
セントウルスSでは前の馬で勝負が決まる中、後ろから4着に突っ込みました。中山での成績も抜群です。しかしこの馬には1200mは少し短いかと。内差しが決まるなら可能性はありますが、最後伸びて来ても掲示板の下のほうか。

8番人気、シンボリグラン
外枠を引けていたら本命にしようかと週中考えていました。
3歳時から短い距離ですでに頭角をあらわし、年末のオーロC圧勝のあとCBC賞で早くも重賞制覇!その後オーシャンS、高松宮記念で1番人気になるも、この2戦で(デムーロ鞍上)出遅れ!その後一気に輝きを失う事に。
この馬は高速の決着に適性があります。人気が無いのなら買い目に入れます。決め手に期待する馬でもないので前目に付けての高速決着の雪崩れ込み期待の馬です。アイビスSDを使った事は成功でした。

9番人気、トウショウカレッジ
この馬が一番穴馬として魅力があります。
今回人気上位になる馬は上がりがあまり掛からないレースで結果を出して人気になっています。中山1200mはスタートしてから下り坂が続くので強い前傾ラップになる事が多く、時に上がりが掛かるレースになる事があります。今回のレース流れによっては面白い馬です。上位人気馬は上がりの掛かるレースで意外な脆さを見せれば、この馬の上位進出もありそう。
今回のスプリンターズSの前哨戦で上がりが掛かる競馬になったのは、函館スプリントS。

11.7 - 10.2 - 10.9 - 11.7 - 11.9 - 12.0

こんなラップバランスになった場合この馬の強みが発揮されると思います。
この時はキンシャサが勝ってトウショウカレッジが首差の2着。3着のキングストレイル以下には2馬身の差を付けてのフィニッシュです。
中山のG1レースならこんな流れになる可能性も十分で、内の馬場が意外に伸びなくて先行馬が止まるなんて事になれば腹を括って騎乗できる池添騎手が最後差してくる可能性も十分。調教もかなり動いたようで、この馬に池添騎手もベスト。それでいてこの人気なら勝負したい気になります。
レースを引っ張る快速馬が今回のレースでは少ないのが残念。この馬自身1分7秒5でテレビ愛知オープンを勝った事もありますが、もう少し時計が掛かる馬場の方が良かった事も残念。G1としてはメンツのレベルが高くないので、前でスリープレスナイトやキンシャサが巧く流れに乗って余裕で追い出すも十分ありそうなレースでその点もかなり残念。



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