前半戦のラストを飾るグランプリレース、宝塚記念が明日にせまりました。関西の天気は晴れマークがついており、どうやら良馬場でレースが出来そうです。
人気はディープスカイが単勝1.6倍と断然の1番人気!2番人気が7.6倍でサクラメガワンダー。3番人気が8.2倍、ドリームジャーニー。その後ろは12.3倍のアルナスライン、14.9倍のマイネルキッツと続きます。
ディープスカイが随分被ったものだと感じましたが、ある意味当然の人気。天皇賞秋は力負けとは言え、あの化けモノ牝馬2頭とタイム差無しの3着。このレースどんな馬が出走していようと、あの2頭にここまで迫れる馬はディープスカイしかいなかったでしょう。
その2頭が出走しない宝塚記念。ここは順番が回ってきての勝利と考えるのが当然。大阪杯は59キロで年明け初戦。安田記念は目標はまだ先と+14キロ。今回はその目標のレース、万全の状態で単勝1.6倍・・・・・・・・当然の人気。
ただこの馬を素直に1着付けで買いたくない気分があります。配当面でも旨みがないですし、展望(1)で書いた理由もあります。そしてもう一つあります。
安田記念のレース前に、
「2週に渡り好時計で追い切ったので今週はラスト2F中心の追い切り。思った通りのラップを踏めたし、状態は言うことナシ。ここにきて馬が一段と逞しくなったし、今度こそキッチリ決めたいね。」
と言っていた昆調教師が、その舌の根も乾ききらないレース後、
「今日は前走から+14キロでしたが、昨年のJCからの比較では+6キロですからね。それにピークはまだ先とも思い、宝塚記念に繋がるように考えて調整しましたからね。この後上積みはあるだろうと思っています。」
レース後のコメントを見たタマルファイ(私)、
「・・・・・・・・・・ ???」
この発言の翻し様はちょっと酷い。この人の管理する馬が勝つところを期待した人の気持ちは?
そんな訳で、やはりディープスカイ1着を否定したい気分なのですが、この馬に勝てる馬を見つけるのはなかなか難しい事です。
2番人気のサクラメガワンダー。
この馬は能力の高い馬で、しかもどんな条件でも毎回自分の力量分は走ってくれる非常に優秀な馬。
相手が強ければ掲示板の真ん中から下の方になりますが、相手が弱ければ勝ち負け。最近は差す競馬が板に付いてきているので負ける時は前に強い馬がいた時になります。
近3走、重賞を2勝2着1回でこのレース2番人気に支持されていますが、相手が弱かったのでは??相手が強くなっている宝塚記念で勝つシーンは想像出来ません。3~5着くらい?
3番人気、ドリームジャーニー。
この馬が一番可能性があると思っていましたが、レースの流れを締めてくれるような強力な先行馬のいないレースになってしまいました。おそらく前半は速くはならずに途中から動き出すレース。
締まった流れをディープが勝ちに行った時に、うまくマーク出来ていれば。そんな時が勝てる時だと思っていました。
大阪杯は勝ったと言っても相手は年明け初戦で59キロという酷量、こちらは冬場を使ってのレースで得意の小回り。着差は首差。勝つには展開の助けか、ディープスカイが100%のデキではない事が必要なように思えます。
状態面は充実、小回りの阪神2200m、腹を括れる池添騎手と魅力的な要素の多い馬ですが、400キロそこそこの馬が58キロを背負うレース。可能性はあまり高くない気がします。しかも人気馬。
充実していて、条件もかなり向いている宝塚記念。ディープが勝ってしまえば、マークしているこの馬が2,3着に入る可能性はかなり高いと思います。
4,5番人気、アルナスライン、マイネルキッツ。
ここ2戦、この2頭は勝ったり負けたりですが、展望(2)で書いたように力量はアルナスラインが上だと思っています。
アルナスラインは前で競馬出来て、底力もある馬。天皇賞春でも外を回しながら首差まで迫り魅力のある馬ですが、ディープスカイに勝つとなると難しいような気がします。
天皇賞春はアサクサキングス、スクリーンヒーローの2頭は前半速めのレースを前に付け、早めに勝ちに行った為に失速。しかもこの2頭は阪神大賞典経由。そのレースが道悪でテイエムプリキュアが暴走気味に引っ張る、天皇賞の前哨戦としては無駄にタフなレース。この反動があったように感じています。
そしてジャガーメイルは半年ぶりのレース。
天皇賞とは言え、他の実力馬に問題があったレース?
日経賞はホクトスルタンやネヴァブションがシャンとしていなかったレース。レースの質は高いかったのですが、メンバー的にはあまり質が高かったとは言えないレース。
グランプリレースと呼ばれるような一流馬が集まるレースになるとどうでしょう。年末のグランプリは6着でしたが・・・・。
人気順に見てきましたが、ここまでディープに勝てそうな馬がいません。
6番人気、スクリーンヒーロー。
7番人気、カンパニー。
この2頭は可能性があると思っています。
カンパニー。
去年の天皇賞秋でディープスカイとハナ差。(3連単を取った!と思ったのに痛恨のハナ差なのでよく覚えています。)
とは言え、後方で脚を溜め、イン差しを狙ってそれが効を奏した競馬。まともにぶつかりあってのハナ差ではありません。加えて、8歳馬、上がり目無し。
この馬は道悪になって、逃げ馬のいないレースで、岩田騎手が逃げの競馬を選択した時に可能性があると思っていました。明日の天候は正確には分かりませんが、予報では晴れ。
スクリーンヒーロー。
天皇賞春◎。展望(2)で書いたように状態面が問題の馬。天皇賞春であれだけ酷い失速をして、すぐにアルゼンチン共和国杯、ジャパンカップの時の状態に戻るかどうか微妙な馬。展望(2)では状態面の不安が大きい事から消しと書いた馬。
上に書いた阪神大賞典が無駄にタフなレースだったのでやはりダメージがあったようです。天皇賞の失速は早めに勝ちに行った事もありますが、前走の影響も大いにありそうです。また距離と考える事も出来ます。
天皇賞春の後は疲労を抜いたようで、距離短縮も含め、見直せる馬。ただ立て直していきなり良くなるとは思えない馬。
それでもディープスカイを負かす候補が他にいないのでこの馬に期待する事にします。
≪化け物牝馬2頭がいないレースでは他の馬は全馬「格下」になってしまうのでは?≫
とディープスカイについて書きましたが、状態面がジャパンカップの頃に近い状態にあれば「格下」ではない唯一の馬!
ジャパンカップは問答無用の必ず一流馬は一年の目標にするレース。同斤で万全を期した者一流馬同士が雌雄を決するレース。マグレはありません。
ディープスカイに勝った事のある馬はドリームジャーニーとこの馬だけですが、大阪杯で勝つのとは訳が違います!!(たとえディープスカイがタフな天皇賞経由であったとしても。)
有馬記念も強かった競馬。ダイワスカーレットが引っ張るタフなレースを4角でダイワを捕えに行ったレース。結果5着。5着とは悲観するほどのものではなく、2着アドマイヤモナークや4着グレイトジャーニーはタフな流れを後ろで楽をしていた馬。エアシェイディは勝ちに行ったこの馬とは対照的に仕掛けをワンテンポ遅らせた馬。つまりは着を拾いに行った馬。勝ちに行って5着の方が断然価値があると思っています。
そして阪神大賞典は道悪でタフなレース。見直し可能。次に天皇賞は前走の影響があったレース。そして疲労を抜いて宝塚記念。単勝17倍と人気薄。
直線の短い阪神内回りで先行出来る馬。しかもラップを締めにかかるような強力な先行馬はいないレース!人気馬は共に差し馬、お互いを意識する事もあり得るレース!単の魅力を感じます!
状態面が戻っているかはかなり不安。特に今回は関西への輸送があります。
ジョッキーはG1で勝ち切れない横山騎手。否、ダービージョッキーになった事で何かが変わるでしょう。少なくとも差しの競馬にならない事を期待します。当然ディープスカイより(かなり)前の競馬で!
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